マフレズPK弾にデ・ブライネ弾のシティが連勝ストップから仕切り直しの白星奪取《プレミアリーグ》

2022.02.10 06:45 Thu
Getty Images
プレミアリーグ第24節、マンチェスター・シティvsブレントフォードが9日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが2-0で勝利した。
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現在、2位リバプールに暫定9ポイント差を付けて首位を快走するシティ(勝ち点57)。前節のサウサンプトン戦でリーグ連勝が「12」でストップした中、14位のブレントフォード(勝ち点23)をホームに迎えたこの一戦では仕切り直しの勝利を狙った。グアルディオラ監督は4-1で快勝した直近のFAカップのフルアム戦から先発6人を変更。守護神エデルソン、ルベン・ディアス、ロドリ、ベルナルド・シウバ、スターリングと主力が復帰。相手のロングボールを意識してか、左サイドバックにラポルテが入った。
この試合では右からマフレズ、フォーデン、スターリングという3トップを採用したシティは、相手の[5-3-2]の守備ブロックを横に広げながら攻め手を窺う。

いつも通り、70%を超えるボール支配率で相手を自陣に押し込めるシティだが、なかなか相手守備に揺さぶりを与える仕掛けのパスや個での打開を図ることができず、持たされる状況が続く。それでも、セットプレーの流れからカンセロやラポルテがボックス付近で際どいシュートに持ち込むが、いずれも枠を捉え切れない。
前半半ばから終盤にかけても攻めあぐねるホームチームだったが、前半の内に先制に成功する。39分、ボックス左で縦に仕掛けたスターリングがDFローエルスレフのファウルを誘いPKを獲得。これをキッカーのマフレズがゴール左上隅の強気なコースに突き刺した。その後、ブレントフォードのカウンターからヘンリーにあわや同点という場面を作られたが、守護神エデルソンの身体を張った対応で凌ぎ、1点リードで試合を折り返した。

前半のリードによって余裕を持って後半に入ったシティは、相手の出方を窺いながら冷静にゲームをコントロール。また、カンセロが果敢なチャレンジから2度の際どいシュートを放つなど、バランスを維持しながら追加点を目指していく。

一方、1点ビハインドながらも大きく戦い方を変えずにいたブレントフォードだが、62分にはゴッドスとカノスの2トップを下げて切り札のムベウモをダシルバと共に投入し、勝負に出る。

危なげなく試合を運ぶものの2点目が遠いシティは67分、先制点を決めたマフレズを下げてグリーリッシュを投入。この交代で前線の並びが右からスターリング、グリーリッシュ、フォーデンという形に変わった。

すると、直後の69分には前線からの連動したプレスで相手バックラインに窮屈なビルドアップを強いると、GKラヤのミスパスをペナルティアーク付近で引っかけたスターリングがシュート。これはラヤに防がれたが、こぼれ球を回収したデ・ブライネが冷静に空いたコースへシュートを突き刺した。

相手のミスを突いて決定的な2点目を奪ったホームチームは、フォーデンを下げてギュンドアンを投入。ここから試合を締めにいく作業に入る。

試合終盤にかけても攻撃の手を緩めることなく3点目を目指したシティだったが、この試合ではなかなか崩しの場面でしっくりいかず。相手GKラヤの好守もあってこれ以上ゴールを奪うことはできず。

それでも、相手のリスクを冒した反撃をきっちり凌ぎ切り、2-0で完勝。連勝ストップで迎えた一戦をきっちり勝ち切って仕切り直しに成功した。

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エリク・テン・ハグ監督を解任し、後任探しが騒がしいマンチェスター・ユナイテッド。その裏で、なんとも情けない出来事が起こっていたようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 28日、ユナイテッドはテン・ハグ監督の退任を発表。今シーズンのプレミアリーグで14位と低迷するチームは、ついに指揮官の交代に動いた。 後任にはスポルティングCPのルベン・アモリム監督が就任することが濃厚と報じられ、すぐにでもチームに加わると見られているが、監督交代の裏でなんともお粗末な出来事があったという。 28日は、バロンドールの授賞式が開催。マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初受賞した。 バロンドールを巡っては、受賞確実という報道もなされたレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールだったが、最終的に受賞できず。これを受け、侮辱されたとしてマドリーが授賞式の参加をボイコット。誰1人参加しないこととなった。 そんな中、ユナイテッドからはアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョとイングランド代表MFコビー・メイヌーが参加することに。しかし、2人だけの移動ということもあり、経費削減を掲げている経営陣はとある計画を立てた。 『デイリー・メール』によれば、ユナイテッドは同じマンチェスターのライバルであるマンチェスター・シティに打診。ロドリを含めた8名のバロンドール候補者に加え、女子からも長谷川唯など多くの選手がノミネートしているシティはチャーター機を手配。そこに2人を乗せてくれないかと打診していたという。 しかし、願いは叶わず、満席であるとして拒否。ユナイテッドの2人は別の方法でパリ行きを考えることになっていたようだ。 ジム・ラトクリスフ氏が共同オーナーになってからコスト削減を図っているユナイテッドだったが、なんともお粗末な姿。2選手のためにプライベートジェットを出すのは確かに得策とは言えないが、永遠のライバルに頼ろうという考えは恥ずべきという意見も出ている。 代表活動の際には両クラブが手を組んで一緒に帰国することなどもあったが、クラブの活動ではなかなかない状況。コスト削減は叶わなかったが、結果としてテン・ハグ監督を解任し余計なコストを支払うことが確定。上手くいかないことは続くようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】バロンドール受賞ではしゃぐロドリたち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/DBr_DOeIrO7/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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