なでしこジャパンは3連覇ならず… 激闘の末にPK戦で中国に敗れる《AFC女子アジアカップ》
2022.02.04 02:07 Fri
なでしこジャパンは3日、AFCアジアカップ2022の準決勝で中国女子代表と対戦し、2-2で120分が終了。その後に行われたPK戦の結果、3-4でなでしこジャパンは敗戦した。
準々決勝のタイ女子代表戦を7-0で圧勝したなでしこジャパン。3連覇に向け負けられない準決勝では、岩渕や長谷川、宮澤、熊谷らがスタメンに名を連ねている。準々決勝で4得点を挙げた菅澤はベンチスタートとなった。
前回大会の準決勝と同一カードとなった一戦は、開始22秒に高い位置でボールを奪った宮澤のミドルシュートで幕を開ける。すると、なでしこジャパンは4分にボックス手前でキープした岩渕のラストパスからゴール前の植木が反応したが、シュートは枠の上に外れた。
以降はなでしこジャパンがポゼッションで上回る展開で推移していく中、なかなかシュートに持ち込めず苦戦していたが、26分に先制する。長野のパスでボックス左横まで駆け上がった宮澤がダイレクトクロス供給すると、ニアに走りこんだ植木が頭で流し込んだ。
ハーフタイムにかけても主導権を握るなでしこジャパンは、45分に左サイドからカットインした宮澤がミドルシュートでゴールを脅かしたが追加点は奪えず、前半は1-0で終了した。
追いつかれたなでしこジャパンは、53分に宮澤の折り返しをボックス中央で受けた岩渕がワントラップからゴールを狙ったが、シュートはわずかに枠の右に逸れた。
膠着状態が続く中、なでしこジャパンは64分に岩渕を下げて遠藤を投入。すると75分、遠藤の左クロスの流れたボールをボックス右深くまで駆け上がった長谷川がマイナスに折り返すと、最後は植木がダイレクトで狙ったが、シュートは枠の左に外れた。
結局、1-1のまま90分が終了し試合は延長戦に突入。なでしこジャパンは延長前半の97分にボックス内の植木の落としから長谷川が決定機を迎えたが、シュートはクロスバーを直撃。
直後の98分になでしこジャパンは、宮澤を下げて成宮を投入。すると103分、バイタルエリア中央で獲得したFKから長谷川がゴール前にロングパスを送ると上手く抜け出した植木がダイビングヘッドでゴールに流し込んだ。
このまま試合終了かと思われたが、なでしこジャパンは試合終了間際に失点を許す。119分、チャン・シンの左クロスをニアに走りこんだワン・シャンシャンに右足アウトで合わせられた。
試合はそのまま120分が終了し、決着はPK戦に委ねられた。そのPK戦では互いに一人ずつが失敗して迎えた5人目。先攻のなでしこジャパンが失敗し、決めれば4大会ぶりの決勝進出というプレッシャーのかかる中、中国のワン・シャンシャンがしっかりと決め切り、なでしこジャパンの3連覇は叶わず、準決勝敗退となった。
準々決勝のタイ女子代表戦を7-0で圧勝したなでしこジャパン。3連覇に向け負けられない準決勝では、岩渕や長谷川、宮澤、熊谷らがスタメンに名を連ねている。準々決勝で4得点を挙げた菅澤はベンチスタートとなった。
以降はなでしこジャパンがポゼッションで上回る展開で推移していく中、なかなかシュートに持ち込めず苦戦していたが、26分に先制する。長野のパスでボックス左横まで駆け上がった宮澤がダイレクトクロス供給すると、ニアに走りこんだ植木が頭で流し込んだ。
ハーフタイムにかけても主導権を握るなでしこジャパンは、45分に左サイドからカットインした宮澤がミドルシュートでゴールを脅かしたが追加点は奪えず、前半は1-0で終了した。
迎えた後半、なでしこジャパンは開始早々に失点する。46分、左サイドを崩されると、ヤオ・ウェイのパスをボックス左で受けたシャオ・ユーイのクロスをウー・チャンシュウに押し込まれた。
追いつかれたなでしこジャパンは、53分に宮澤の折り返しをボックス中央で受けた岩渕がワントラップからゴールを狙ったが、シュートはわずかに枠の右に逸れた。
膠着状態が続く中、なでしこジャパンは64分に岩渕を下げて遠藤を投入。すると75分、遠藤の左クロスの流れたボールをボックス右深くまで駆け上がった長谷川がマイナスに折り返すと、最後は植木がダイレクトで狙ったが、シュートは枠の左に外れた。
結局、1-1のまま90分が終了し試合は延長戦に突入。なでしこジャパンは延長前半の97分にボックス内の植木の落としから長谷川が決定機を迎えたが、シュートはクロスバーを直撃。
直後の98分になでしこジャパンは、宮澤を下げて成宮を投入。すると103分、バイタルエリア中央で獲得したFKから長谷川がゴール前にロングパスを送ると上手く抜け出した植木がダイビングヘッドでゴールに流し込んだ。
このまま試合終了かと思われたが、なでしこジャパンは試合終了間際に失点を許す。119分、チャン・シンの左クロスをニアに走りこんだワン・シャンシャンに右足アウトで合わせられた。
試合はそのまま120分が終了し、決着はPK戦に委ねられた。そのPK戦では互いに一人ずつが失敗して迎えた5人目。先攻のなでしこジャパンが失敗し、決めれば4大会ぶりの決勝進出というプレッシャーのかかる中、中国のワン・シャンシャンがしっかりと決め切り、なでしこジャパンの3連覇は叶わず、準決勝敗退となった。
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