マネ1G1Aのセネガルが2大会連続のファイナル進出!《アフリカ・ネーションズカップ》

2022.02.03 06:20 Thu
Getty Images
アフリカ・ネーションズカップ準決勝、ブルキナファソ代表vsセネガル代表が2日に行われ、1-3で勝利したセネガルが決勝進出を決めた。

準々決勝でチュニジア代表を1-0で下し、3位に入った2017年大会以来のベスト4進出を果たしたブルキナファソは、準優勝した2013年大会以来のファイナル進出を目指した。この一戦ではベルトラン・トラオレ、タプソバの攻守の要がスタメンに入った。

一方、赤道ギニア代表を3-1で退けたセネガルは、準優勝に終わった前回大会に続き2大会連続で準決勝へ駒を進めた。今大会屈指のタレント軍団はこの試合でも守護神メンディ、マネ、クリバリ、ブナ・サール、クヤテ、グイエといったタレントがスタメンで起用された。
地力で勝るセネガル優勢の入りが予想されたが、先にリズムを掴んだのはブルキナファソ。連動した守備で相手の強力な攻撃にうまく対応しつつ、カウンターを起点にベルトラン・トラオレが再三の鋭い仕掛けからフィニッシュまで持ち込んでいく。

時間の経過と共にセネガルが押し返し始めた中、30分過ぎにアクシデントが発生。ロングボールの競り合いの場面でクヤテとGKコフィが激しく接触。クヤテはプレーに復帰したものの、コフィはプレー続行不可能となり、これが代表デビューとなるGKウエドラオゴがスクランブルで投入された。
その後、ブルキナファソのバンデの決定機をGKメンディがビッグセーブで凌いだセネガルは、前半アディショナルタイムにグイエのシュートがDFタプソバの肘に当たってPKを獲得。だが、オンフィールドレビューの結果、判定が覆り先制のチャンスを逃した。

ゴールレスで折り返した後半も試合展開に大きな変化はなし。セネガルがボールを保持する時間が長いが、流れの中ではなかなか決定機まで持ち込めない。

その後、パペ・グイエ、イスマイラ・サールをピッチに送り込んで攻撃に変化を加えようとするセネガルは、屈強なセンターバックコンビが攻撃陣に代わって大仕事を果たす。

70分、右CKの二次攻撃からボックス中央のクリバリがオーバーヘッドシュートを試みると、ゴール前でこれを収めたディアロが冷静にゴールネットへ流し込んだ。

この先制点で勢いづくセネガルは76分、左サイド高い位置でボールを奪ったマネからの丁寧なマイナスの折り返しを、イドリサ・グイエがスライディングシュートで合わせて瞬く間にリードを広げた。

この連続失点で厳しくなったブルキナファソだが、82分には中央のベルトラン・トラオレを起点に右サイド深い位置に侵入したカボレのプルバックをイブラヒム・ブラティ・トゥーレが右ヒザに当てて押し込み、反撃の狼煙を上げるゴールを奪った。

これで一気に勝敗が分からなくなったが、セネガルをファイナルに導く仕事を果たしたのはやはりエースのマネ。87分、ロングカウンターからイスマイラ・サールのスルーパスに抜け出したマネが冷静にGKとの一対一を制した。

そして、この3点目で勝負を決めたセネガルが2大会連続でのファイナル進出を果たし、大会初優勝に挑む。

◆準決勝 日程&結果
▽2/2(水)

ブルキナファソ代表 1-3 セネガル代表
【ブルキナファソ】
イブラヒム・ブラティ・トゥーレ(82分)
【セネガル】
アブドゥ・ディアロ(70分)
イドリサ・グイエ(76分)
マネ(87分)

▽2/3(木)
カメルーン代表 vs エジプト代表

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