中国戦勝ってホッとしているときにちょっと調べてみたデータ!? の巻/倉井史也のJリーグ

いやぁ中国戦、よかったですね。もっと点が取れるところでも2点で抑える奥ゆかしさが森保流といいますか。でもよく考えたら森保監督の采配、当たってるんじゃないですか。田中碧を先発させたときは先制点取ったし、好調の伊東純也に相手が引き付けられてたら左サイドでかき回して伊東をフリーにするし、中山を投入したらしっかりアシストするし。

そして何より、今回は海外組2人の板倉滉、植田直通というコンビじゃなくて、板倉、「純国内組」の谷口彰悟を使ったってところも見事じゃないですか。確かに植田は所属チームでクラスタが発生して今年まだ試合をしてないので、国内組と同じコンディションぐらいかもしれないし、そう考えるとフロンターレ時代のコンビ経験がある2人を使ったってのは分かるかも。でもって、73分からはCB2人、2ボランチの田中碧と守田英正ですからね。ファンタスティック・フォーならぬ、フロンターレ・フォーですよ。

ってのはおいといて。今回は今年のJリーグには直接関係しないけど、こんなデータを調べてみました。
国内組の合宿にはトレーニングパートナーとして高校生や大学生が呼ばれてたわけなんですけど、その「トレーニングパートナー」「バックアップメンバー」ってこれまでどんな選手が選ばれてきたの?ってヤツです。所属は呼ばれた当時のもの。

これを読めば、またJリーグも別の味わいになるってもんです。ぜひ資料としてお使いください——。
1996年アトランタ五輪・バックアップメンバー
土肥洋一(柏)
久藤清一(磐田)
松波正信(G大阪)
安永聡太郎(横浜M)


1998年フランスワールドカップ・トレーニングパートナー
市川大祐(清水)

2000年シドニー五輪・バックアップメンバー
曽ヶ端準(鹿島)
山口智(市原)
遠藤保仁(京都)
吉原宏太(G大阪)

2002年日韓ワールドカップ・トレーニングパートナー
なし

2004年アテネ五輪・バックアップメンバー
林卓人(広島)
北本久仁衛(神戸)
前田遼一(磐田)
坂田大輔(横浜FM)

2006年ドイツワールドカップ・トレーニングパートナー
なし

2008年北京五輪・バックアップメンバー
林彰洋(流通経済大学)
青山直晃(清水)
上田康太(磐田)
梅崎司(浦和)

2010年南アフリカワールドカップ・トレーニングパートナー
香川真司(C大阪)
酒井高徳(新潟)
永井謙佑(福岡大)
山村和也(流通経済大)

2012年ロンドン五輪・バックアップメンバー
林彰洋(清水)
大岩一貴(千葉)
米本拓司(FC東京)
山崎亮平(磐田)

2014年ブラジルワールドカップ・トレーニングパートナー
坂井大将(大分U-18)
杉森考起(名古屋U-18)

2016年リオ五輪・バックアップメンバー
杉本大地(徳島)
中谷進之介(柏)
野津田岳人(広島)
オナイウ阿道(千葉)

2018年ロシアワールドカップ・トレーニングパートナー
井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)
浅野拓磨(シュツットガルト)