2週間ぶり実戦のスパーズ、コンテはビッグマッチを歓迎「自分たちがどの位置にいるのかを確かめたい」

トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、2週間ぶりの公式戦となるリバプール戦に向けて意気込みを語っている。クラブ公式サイトが伝えている。

今月上旬にクラブ内で新型コロナウイルスのクラスターが発生したトッテナム。トレーニング施設の閉鎖を強いられることになり、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のスタッド・レンヌ戦、プレミアリーグ第16節のブライトン戦が開催延期となった。

その後、トレーニング再開にこぎ着けたが、第17節のレスター・シティ戦は対戦相手のクラスター発生によってまたしても延期に。19日に行われる第19節のリバプール戦は2週間ぶりの実戦となる。
いきなりのビッグマッチだが、コンテ監督はポジティブに捉えているようだ。リバプールを最大限に称賛しながら、チーム力を測るものさしになると期待している。

「2週間ほど試合がなかったので、強いチームと対戦できるのは良いことだ。ビッグマッチは興奮を与えてくれるし、我々の内なる炎を燃やしてくれる」「たしかに困難な状況に直面するだろうし、試合中に苦しむことも覚悟しなければならない。しかし、自分たちがボールを持っているときは、どんな相手でもダメージを与えられるということも同様に分かっていなければならない」

「リバプールは常に強力だ。ユルゲン(・クロップ)は素晴らしい仕事をしていると思うよ。彼には少し時間が必要だったが、クラブはユルゲンが適任だと理解していた。そして、彼は素晴らしいチームを作り上げた。彼らの激しさや、情熱、試合中に見せる全てのパフォーマンスには、見ていて驚かされる」

「我々は正しい方法で試合に向けて取り組んできたし、プレーする準備はできている。 ヨーロッパで、いや、世界で最も優れたチームの一つが相手であることは分かっている。この試合で自分たちがどの位置にいるのかを確かめたい」