力不足を感じるグリーリッシュ、努力惜しまず成長誓う「初心に帰る必要がある」

マンチェスター・シティのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュは、自身のスタッツに不満を感じているようだ。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

今夏の市場でアストン・ビラからシティへ完全移籍加入したグリーリッシュ。イギリス国内における最高額の1億ポンド(約150億円)もの移籍金で活躍の場を移すと、持ち前のドリブルを武器に左ウイングを主戦場とし、今季はここまで公式戦20試合3ゴール3アシストを記録している。

しかし、移籍金に見合ったほどではないと批判の声もちらほら聞こえてきており、本人もスタッツ面でチームに貢献できていないことを危惧。19日に行われるプレミアリーグ第18節のニューカッスル戦を前に、長所であるドリブルの質も低下していると認めつつ、原点回帰する必要があると戒めている。
「結局のところ、僕は統計が重要だと思うんだ。例えばアタッカーが何回ゴールに絡んでいるかとかね。僕のような高額の移籍をした選手なら特にね。何試合かゴールやアシストがないと、みんなが口をそろえて言うんだ。それは大事なことだと思うけど、いいプレーをしていてもゴールが生まれないこともある。最近はそんなことを感じるようになったよ」

「先日のワトフォード戦では、4点か5点くらい決めるチャンスがあったのに、1点も取ることができずにピッチを後にしたんだ。リーズ戦でもチームとしては7点を取っていたのに、僕は1点しか取れなかった。僕が変わったと言うつもりはないし、これまでのキャリアで積み重ねてきたプレーを変えるつもりもない。今季はドリブルのスタッツが少ないけど、アストン・ビラでプレーしていた時には一番やっていたことだから、もう一度初心に帰る必要があるね」「もう一度ピックアップする必要があるけど、そういうスタッツはあまり読み取れないと思うんだ。注目されるのはゴールやアシストだからね。僕が最も努力しようとしているのはこの2つだよ。僕は常に向上心を持ち続けているんだ。ここにいればいるほどもっと成長できると思っているよ」

そしてグリーリッシュは、最後には良い結果がついてくるはずだと、大きな期待を口にした。

「ここには多くの才能にあふれた良い選手がたくさんいる。今年は複数の大会で上位に食い込むことができるはずだ。でもチームに過度なプレッシャーはかけたくない」

「トロフィーを取るためにここへ来たのだから、シーズンが終わる頃にはメダルを首から下げているといいね」