フェルナンジーニョの3年ぶりのリーグ戦ゴールが決勝点! シティがハマーズにEFL杯のリベンジ果たす!《プレミアリーグ》
2021.11.29 01:16 Mon
プレミアリーグ第13節、マンチェスター・シティvsウェストハムが28日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが2-1で勝利した。
直近公式戦4連勝でリーグ2位に位置するシティ(勝ち点26)は、直近のチャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマンとの首位攻防戦を制し、最終節を前にグループ首位通過を決定。良い形で難敵との上位対決を迎えることになった。そのPSG戦からは先発2人を変更。ストーンズとジンチェンコに代えてラポルテ、ガブリエウ・ジェズスを起用し、3トップは右からジェズス、マフレズ、スターリングという並びとなった。
一方、4位のウェストハム(勝ち点23)は前節、好調のウォルバーハンプトンに0-1で敗れてリーグ戦の連勝が「4」でストップ。それでも、直近のヨーロッパリーグ(EL)ではラピド・ウィーンを退けて最終節を前にグループ首位通過を決めバウンスバックに成功した。今回の上位対決ではボーエンをベンチに置き、左ウイングに本職サイドバックのマズアクを置く守備的な布陣で臨んだ。
雪が降りしきる中で迎えた注目の上位対決は互いにピッチコンディションを確認しつつも、球際では激しくぶつかり合う展開に。
6分には左サイドでのアントニオのパワフルな仕掛けからボックス中央のベンラーマに決定機も、ここはファーストタッチがうまくいかず相手に対応される。その直後には押し込んだシティがウォーカーのミドルシュートで相手ゴールへ迫るが、これはわずかに枠の左へ外れる。
前半半ばを過ぎると、降雪の勢いが増してピッチの芝の至る所が白くなり始めて難しいコンディションとなる。しかし、この状況にもプレー精度を落とさないホームチームが先にゴールをこじ開ける。
33分、相手陣内左のハーフスペースを取ったカンセロが右サイドの深い位置を取るマフレズへ大きく展開。そのままボックス内へ持ち込んだマフレズの低いクロスが相手DFにディフレクトしてゴール前に流れると、これをギュンドアンが右足インサイドで合わせてゴールネットへ流し込んだ。
ピッチ状況がさらに悪化する前に先手を奪ったシティは、前半終盤にかけても畳みかける攻めを見せる。41分にはカンセロのミドルシュートのこぼれ球に反応したマフレズがゴール右に抜け出して右足のシュートを狙うが、これは惜しくもポストを叩く。さらに、マフレズ、ジェズスとボックス内で続けて決定機に絡んでいくが、GKファビアンスキの冷静なゴールキーピングに阻まれた。
前半終盤にほぼピッチ全面を雪が覆ったことで、ホームチームの運営スタッフ総動員でのハーフタイムの除雪作業を経て試合は数分間の遅延の末に後半に突入。シティは前半半ば過ぎから立ち位置を変更していたマフレズ、ジェズスに加え、ギュンドアンとベルナルド・シウバの立ち位置も変更。対するウェストハムは前半同様の布陣、戦い方を継続した。
後半は比較的静かな立ち上がりとなった中、前半同様にシティがボールの主導権を握る。56分にはマフレズ、ベルナルド・シウバのパスからカウンターを発動。左サイドのスペースに飛び出したスターリングがボックス付近に持ち込んで右を並走するジェズスへラストパスを通す。ここでジェズスはGKファビアンスキの脇を抜くシュートを放ったが、DFクレスウェルの決死のゴールカバーに阻まれる。
クレスウェルの決死のプレーで2失点目を免れたウェストハムだが、このプレーの場面で背中をポストに激しく打ち付けたクレスウェルがプレー絶好不可能となり、先にベンラーマに代えて投入したランシーニに続き、ツォウファルをスクランブル投入。さらに、なかなかフィニッシュまで持ち込めない中、マズアクに代えて切り札のボーエンを投入した。この交代で攻勢を強めると、78分には久々に高い位置まで侵攻したライスが強烈なミドルシュートでGKエデルソンを脅かす。
一方、試合運びは安定しているものの、セットプレーに強い相手の特長を考えれば、2点目を奪って試合を決めたいシティ。グアルディオラ監督は75分を過ぎても1枚の交代カードも切ることなくピッチ上の11人にゲームメイクを託す。80分にはスターリングとのパス交換でボックス左に抜け出したギュンドアンに絶好機も、ここはGKファビアンスキの見事な飛び出しに阻まれる。
その後、最少得点差で試合終盤に突入した中、グアルディオラ監督はスターリングに代えてフェルナンジーニョを87分に投入。すると、逃げ切りのために投入した仕事人が試合を決める望外の働きを見せた。
90分、左CKのショートコーナーの流れからカウンタープレスでボールを奪い返したシティは左サイドのボックス付近でロドリ、ベルナルド・シウバ、ジェズスと繋ぎ、ボックス左に侵入したジェズスがペナルティアーク付近でフリーのフェルナンジーニョへ丁寧なマイナスのパスを供給。これをフェルナンジーニョが右足のダイレクトシュートでゴール左隅に突き刺した。
フェルナンジーニョの3年ぶりとなるリーグ戦ゴールで勝利を確実なモノとしたシティは、後半ラストプレーで自陣ボックス付近でのボールロストからランシーニに見事な反転シュートを叩き込まれてリーグ3試合連続クリーンシートこそ逃したものの、このまま逃げ切って2-1の勝利。
EFLカップで5連覇を阻まれたハマーズにリベンジを果たすと共に公式戦5連勝を達成した。一方、敗れたウェストハムは今季初のリーグ戦連敗となった。
直近公式戦4連勝でリーグ2位に位置するシティ(勝ち点26)は、直近のチャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマンとの首位攻防戦を制し、最終節を前にグループ首位通過を決定。良い形で難敵との上位対決を迎えることになった。そのPSG戦からは先発2人を変更。ストーンズとジンチェンコに代えてラポルテ、ガブリエウ・ジェズスを起用し、3トップは右からジェズス、マフレズ、スターリングという並びとなった。
一方、4位のウェストハム(勝ち点23)は前節、好調のウォルバーハンプトンに0-1で敗れてリーグ戦の連勝が「4」でストップ。それでも、直近のヨーロッパリーグ(EL)ではラピド・ウィーンを退けて最終節を前にグループ首位通過を決めバウンスバックに成功した。今回の上位対決ではボーエンをベンチに置き、左ウイングに本職サイドバックのマズアクを置く守備的な布陣で臨んだ。
6分には左サイドでのアントニオのパワフルな仕掛けからボックス中央のベンラーマに決定機も、ここはファーストタッチがうまくいかず相手に対応される。その直後には押し込んだシティがウォーカーのミドルシュートで相手ゴールへ迫るが、これはわずかに枠の左へ外れる。
以降はボールを握るシティが優勢に試合を運んでいく中、16分にはギュンドアンの左CKをニアで競り勝ったラポルテが頭で合わせるが、これは惜しくも右ポストを叩く。さらに、直後にはスターリングが高い位置で引っかけたこぼれに抜け出したマフレズが冷静にゴールネットを揺らすが、これは惜しくもオフサイドとなった。
前半半ばを過ぎると、降雪の勢いが増してピッチの芝の至る所が白くなり始めて難しいコンディションとなる。しかし、この状況にもプレー精度を落とさないホームチームが先にゴールをこじ開ける。
33分、相手陣内左のハーフスペースを取ったカンセロが右サイドの深い位置を取るマフレズへ大きく展開。そのままボックス内へ持ち込んだマフレズの低いクロスが相手DFにディフレクトしてゴール前に流れると、これをギュンドアンが右足インサイドで合わせてゴールネットへ流し込んだ。
ピッチ状況がさらに悪化する前に先手を奪ったシティは、前半終盤にかけても畳みかける攻めを見せる。41分にはカンセロのミドルシュートのこぼれ球に反応したマフレズがゴール右に抜け出して右足のシュートを狙うが、これは惜しくもポストを叩く。さらに、マフレズ、ジェズスとボックス内で続けて決定機に絡んでいくが、GKファビアンスキの冷静なゴールキーピングに阻まれた。
前半終盤にほぼピッチ全面を雪が覆ったことで、ホームチームの運営スタッフ総動員でのハーフタイムの除雪作業を経て試合は数分間の遅延の末に後半に突入。シティは前半半ば過ぎから立ち位置を変更していたマフレズ、ジェズスに加え、ギュンドアンとベルナルド・シウバの立ち位置も変更。対するウェストハムは前半同様の布陣、戦い方を継続した。
後半は比較的静かな立ち上がりとなった中、前半同様にシティがボールの主導権を握る。56分にはマフレズ、ベルナルド・シウバのパスからカウンターを発動。左サイドのスペースに飛び出したスターリングがボックス付近に持ち込んで右を並走するジェズスへラストパスを通す。ここでジェズスはGKファビアンスキの脇を抜くシュートを放ったが、DFクレスウェルの決死のゴールカバーに阻まれる。
クレスウェルの決死のプレーで2失点目を免れたウェストハムだが、このプレーの場面で背中をポストに激しく打ち付けたクレスウェルがプレー絶好不可能となり、先にベンラーマに代えて投入したランシーニに続き、ツォウファルをスクランブル投入。さらに、なかなかフィニッシュまで持ち込めない中、マズアクに代えて切り札のボーエンを投入した。この交代で攻勢を強めると、78分には久々に高い位置まで侵攻したライスが強烈なミドルシュートでGKエデルソンを脅かす。
一方、試合運びは安定しているものの、セットプレーに強い相手の特長を考えれば、2点目を奪って試合を決めたいシティ。グアルディオラ監督は75分を過ぎても1枚の交代カードも切ることなくピッチ上の11人にゲームメイクを託す。80分にはスターリングとのパス交換でボックス左に抜け出したギュンドアンに絶好機も、ここはGKファビアンスキの見事な飛び出しに阻まれる。
その後、最少得点差で試合終盤に突入した中、グアルディオラ監督はスターリングに代えてフェルナンジーニョを87分に投入。すると、逃げ切りのために投入した仕事人が試合を決める望外の働きを見せた。
90分、左CKのショートコーナーの流れからカウンタープレスでボールを奪い返したシティは左サイドのボックス付近でロドリ、ベルナルド・シウバ、ジェズスと繋ぎ、ボックス左に侵入したジェズスがペナルティアーク付近でフリーのフェルナンジーニョへ丁寧なマイナスのパスを供給。これをフェルナンジーニョが右足のダイレクトシュートでゴール左隅に突き刺した。
フェルナンジーニョの3年ぶりとなるリーグ戦ゴールで勝利を確実なモノとしたシティは、後半ラストプレーで自陣ボックス付近でのボールロストからランシーニに見事な反転シュートを叩き込まれてリーグ3試合連続クリーンシートこそ逃したものの、このまま逃げ切って2-1の勝利。
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