前田&仲川弾で勝利の横浜FM、2位フィニッシュが確定! 敗れた神戸もACL出場権を獲得【明治安田J1第37節】
2021.11.27 16:56 Sat
明治安田生命J1リーグ第37節ヴィッセル神戸vs横浜F・マリノスが27日にノエビアスタジアム神戸で行われ、0-2で横浜FMが勝利を収めた。
ホームの神戸は、勝利すれば来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内となる3位を確定させられるうえ、2位浮上のチャンスも残せるビッグマッチ。25日には三浦淳寛監督の契約延長も決まっており、さらなる朗報を届けたいところ。一方、2位横浜FMは引き分け以上でACLストレートインの2位が確定する。
試合序盤は神戸がGK飯倉を含めたビルドアップでボールを保持。インサイドハーフとサイドバックを起点に幅を広く使った攻撃で相手ゴールに迫っていく。対する横浜FMは前線からのプレッシングを控え、中央へのパスコースを消しつつミドルプレスを実行。カウンターからの得点の機会を窺う。
すると23分にアウェイチームが先制に成功する。喜田からの縦パスをレオ・セアラがボックス中央に向かって逸らすと、ボールは神戸DFと飛び出してきたGK飯倉の間でバウンド。相手が判断に迷った隙を突いて、前田が無人のゴールにシュートを流し込んだ。
先制後は横浜FMもボールを持って攻め込む回数を増やすように。GK高丘まで奪いに来る相手をいなしながら、幅のある攻撃でアタッキングサードに侵入していく。
1点ビハインドで後半を迎えた神戸。その立ち上がりにボックス右手前の位置でFKを獲得すると、初瀬の強烈なシュートがゴール右端をとらえる。しかし、GK高丘のファインセーブに遭い、ネットを揺らすことはできなかった。
その後も攻める時間帯が続いた神戸は67分、左サイドを突破したイニエスタのクロスを武藤が折り返すと、ゴール正面で合わせたのは途中出場のリンコン。タイミングも威力も申し分ないヘディングシュートだったが、コースが甘く、ボールはGK高丘の正面へ。またしても同点のチャンスを逃してしまった。
すると今度は横浜FMにビッグチャンス。75分、自陣深い位置での小池のパスカットからカウンターへ。渡辺を経由し右サイドのエウベルにボールが渡ると、スピードに乗ったドリブルで相手を3人かわして敵陣へ侵入。そしてラストパスを受けた前田がボックス中央でフリーとなったが、シュートを枠の右に外してしまいリードを広げられず。
それでもアウェイチームは82分に追加点。敵陣で喜田が縦パスをカットすると、そのこぼれ球を拾った仲川が、右サイドを駆け上がる小池とのパス交換でペナルティアークからミドルシュート。これがゴール左に突き刺さり、試合を決定づけた。
結果的に神戸は敗れたものの、4位の名古屋グランパスがセレッソ大阪に敗れたため3位フィニッシュが確定。一方の横浜FMも2位フィニッシュが決定し、ACLの本戦出場権を得た。
ヴィッセル神戸 0-2 横浜F・マリノス
【横浜FM】
前田大然(前23)
仲川輝人(後37)
ホームの神戸は、勝利すれば来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内となる3位を確定させられるうえ、2位浮上のチャンスも残せるビッグマッチ。25日には三浦淳寛監督の契約延長も決まっており、さらなる朗報を届けたいところ。一方、2位横浜FMは引き分け以上でACLストレートインの2位が確定する。
すると23分にアウェイチームが先制に成功する。喜田からの縦パスをレオ・セアラがボックス中央に向かって逸らすと、ボールは神戸DFと飛び出してきたGK飯倉の間でバウンド。相手が判断に迷った隙を突いて、前田が無人のゴールにシュートを流し込んだ。
先制後は横浜FMもボールを持って攻め込む回数を増やすように。GK高丘まで奪いに来る相手をいなしながら、幅のある攻撃でアタッキングサードに侵入していく。
一方、先制を許した神戸は前半アディショナルタイム5分、左CKで初瀬が山なりのボールを送ると、ボックス右で待っていた山口がダイレクトでボレーシュート。だが、これはクロスバーに直撃し、惜しくも同点とはならなかった。
1点ビハインドで後半を迎えた神戸。その立ち上がりにボックス右手前の位置でFKを獲得すると、初瀬の強烈なシュートがゴール右端をとらえる。しかし、GK高丘のファインセーブに遭い、ネットを揺らすことはできなかった。
その後も攻める時間帯が続いた神戸は67分、左サイドを突破したイニエスタのクロスを武藤が折り返すと、ゴール正面で合わせたのは途中出場のリンコン。タイミングも威力も申し分ないヘディングシュートだったが、コースが甘く、ボールはGK高丘の正面へ。またしても同点のチャンスを逃してしまった。
すると今度は横浜FMにビッグチャンス。75分、自陣深い位置での小池のパスカットからカウンターへ。渡辺を経由し右サイドのエウベルにボールが渡ると、スピードに乗ったドリブルで相手を3人かわして敵陣へ侵入。そしてラストパスを受けた前田がボックス中央でフリーとなったが、シュートを枠の右に外してしまいリードを広げられず。
それでもアウェイチームは82分に追加点。敵陣で喜田が縦パスをカットすると、そのこぼれ球を拾った仲川が、右サイドを駆け上がる小池とのパス交換でペナルティアークからミドルシュート。これがゴール左に突き刺さり、試合を決定づけた。
結果的に神戸は敗れたものの、4位の名古屋グランパスがセレッソ大阪に敗れたため3位フィニッシュが確定。一方の横浜FMも2位フィニッシュが決定し、ACLの本戦出場権を得た。
ヴィッセル神戸 0-2 横浜F・マリノス
【横浜FM】
前田大然(前23)
仲川輝人(後37)
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