「賭けが急増するのはなぜ?」疑惑のW杯予選、賭博が絡んでいた可能性を南アフリカの会長が主張
2021.11.18 09:30 Thu
疑惑の判定の裏には賭博が絡んで居た可能性があるかもしれない。
問題となっているのは、14日に行われたガーナ代表との試合。試合は1-0で敗れていたが、南アフリカサッカー協会(SAFA)は失点に繋がった判定を問題視していた。
南アフリカは、0-0で迎えた32分にガーナが右CKからクロス。このこぼれ球にDFルッシン・デ・ルークが対応したが、その際に接触があったとしてガーナ代表MFダニエル・アマルテイが倒れる。主審はガーナにPKを与えてこれが決勝点に。しかし、接触はほとんどない状況であり、倒れ込むようなものではなかったとして、南アフリカが再試合を要求している。
「大きな決断が下される直前に、賭けが急増するのはなぜなのか? 賭けるタイミングを知っていたからだろう」
この抗議に関しては、元南アフリカ代表のエース・エンコボ氏がレポートを作成。主審がガーナに対する有利な判定をしたという試合中の71個の主要なトピックをピックアップしているという。
ガーナサッカー協会(GFA)はこの件に対しての見解を求められているが、今の所はないとのこと。W杯出場が懸かるだけに、FIFAの裁定は大きな影響が出ることになる。
なお、南アフリカは、5年前に行われた2018年のロシアW杯予選で再試合を経験。セネガル代表相手に2-1で勝利していたが、ガーナ人主審が「特定の賭けを成功させるため」として、明らかに間違った2つの判定を下していたことを認め、セネガルと再試合に。結果、2-0で敗れ、セネガルがW杯に出場し、グループステージでは日本と対戦した。
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カタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ予選も2次予選が終了。コートジボワール代表が敗退するなど、熾烈な出場権争いが繰り広げられ、最終予選に進む10カ国が決定した。アフリカ勢の枠は5カ国となり、ここから半分に絞られるわけだが、敗退した南アフリカが国際サッカー連盟(FIFA)へと苦情を申し立てていた。南アフリカは、0-0で迎えた32分にガーナが右CKからクロス。このこぼれ球にDFルッシン・デ・ルークが対応したが、その際に接触があったとしてガーナ代表MFダニエル・アマルテイが倒れる。主審はガーナにPKを与えてこれが決勝点に。しかし、接触はほとんどない状況であり、倒れ込むようなものではなかったとして、南アフリカが再試合を要求している。
FIFAは審判による「明らかな誤り」に関してのみ抗議を認めており、今回の件に関しては調査をスタートさせているが、SAFAのダニー・ジョーダン会長が賭博が絡んでいると17日の会見で語った。
「大きな決断が下される直前に、賭けが急増するのはなぜなのか? 賭けるタイミングを知っていたからだろう」
この抗議に関しては、元南アフリカ代表のエース・エンコボ氏がレポートを作成。主審がガーナに対する有利な判定をしたという試合中の71個の主要なトピックをピックアップしているという。
ガーナサッカー協会(GFA)はこの件に対しての見解を求められているが、今の所はないとのこと。W杯出場が懸かるだけに、FIFAの裁定は大きな影響が出ることになる。
なお、南アフリカは、5年前に行われた2018年のロシアW杯予選で再試合を経験。セネガル代表相手に2-1で勝利していたが、ガーナ人主審が「特定の賭けを成功させるため」として、明らかに間違った2つの判定を下していたことを認め、セネガルと再試合に。結果、2-0で敗れ、セネガルがW杯に出場し、グループステージでは日本と対戦した。
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