ボレの劇的弾でフランクフルトがリーグ4試合ぶりの白星!鎌田は先制点をアシスト《ブンデスリーガ》
2021.11.08 05:46 Mon
フランクフルトは7日、ブンデスリーガ第11節でグロイター・フェルトとアウェイで対戦し2-1で勝利した。フランクフルトのMF鎌田大地は89分までプレー、長谷部誠はベンチ入りも出場機会はなかった。
リーグ戦3試合勝利のない15位フランクフルト(勝ち点9)は、ハウゲの劇的弾で3連勝を飾ったヨーロッパリーグ(EL)のオリンピアコス戦からスタメンを4人変更。長谷部やラマース、チャドラーらに替えてコスティッチやヒンテレッガー、ドゥルムらをスタメンで起用。鎌田は[3-4-2-1]の2シャドーの一角で公式戦6試合連続のスタメンとなっている。
最下位に沈むグロイター・フェルト(勝ち点1)に対し、立ち上がりから低調なパフォーマンスを続けるフランクフルトは、29分にボレのパスをボックス右深くで受けようとした鎌田が飛び出したGKに倒されたが、VARの末にノーファウルと判定された。
互いにシュートがない中、44分にようやくグロイター・フェルトに決定機。ヴィレムスの左クロスをニアに走り込んだセギンがヒールシュート。さらにDFがブロックしたこぼれ球をボックス内で拾ったフルゴタが反転から右足を振り抜いたが、シュートは左サイドネットに外れた。
ゴールレスで迎えた後半、フランクフルトはドゥルムを下げてA・トゥーレを投入。すると57分、鎌田のパスで左サイドを突破したコスティッチがボックス左から左足を振り抜いたが、シュートは枠の右に外れた。
1点の遠いフランクフルトは、71分にリンドストロームとソウを下げてアヘとローデを投入。すると75分、敵陣でハイプレスかけたボレがマイヤーホファーのボールロストを誘うと、こぼれ球を拾った鎌田のラストパスをゴール前に抜け出したローデがシュート。これがゴール右隅に吸い込まれた。
先制したフランクフルトは87分にピンチを迎える。フルゴタのパスで左サイド抜け出したイッターがボックス左深くからマイナスに折り返すと、走り込んだティルマンがすべり込みながら合わせたが、シュートはGKトラップがファインセーブ。
この試合最大のピンチを凌いだフランクフルトだったが、試合終了間際の92分にティルマンの左CKからゴール前のイッテンに胸で押し込まれ、土壇場で試合は振出しに戻った。
このまま試合終了かと思われたが、最終盤にドラマが生まれる。94分、ローデのロングパスを左サイドで受けたコスティッチがクロスを上げると、エンディカの頭をかすめたボールをファーサイドに走り込んだボレが右足で流し込み、フランクフルトが勝ち越しに成功。
結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。フランクフルトがELに続き2戦連続の劇的勝利を飾った。
リーグ戦3試合勝利のない15位フランクフルト(勝ち点9)は、ハウゲの劇的弾で3連勝を飾ったヨーロッパリーグ(EL)のオリンピアコス戦からスタメンを4人変更。長谷部やラマース、チャドラーらに替えてコスティッチやヒンテレッガー、ドゥルムらをスタメンで起用。鎌田は[3-4-2-1]の2シャドーの一角で公式戦6試合連続のスタメンとなっている。
最下位に沈むグロイター・フェルト(勝ち点1)に対し、立ち上がりから低調なパフォーマンスを続けるフランクフルトは、29分にボレのパスをボックス右深くで受けようとした鎌田が飛び出したGKに倒されたが、VARの末にノーファウルと判定された。
ゴールレスで迎えた後半、フランクフルトはドゥルムを下げてA・トゥーレを投入。すると57分、鎌田のパスで左サイドを突破したコスティッチがボックス左から左足を振り抜いたが、シュートは枠の右に外れた。
さらにフランクフルトは、64分にリンドストロームの落としを受けたヤキッチがペナルティアーク内からミドルシュート。69分には、左クロスをボックス右で収めたA・トゥーレがハーフボレーで狙ったが、共にシュートは枠を外した。
1点の遠いフランクフルトは、71分にリンドストロームとソウを下げてアヘとローデを投入。すると75分、敵陣でハイプレスかけたボレがマイヤーホファーのボールロストを誘うと、こぼれ球を拾った鎌田のラストパスをゴール前に抜け出したローデがシュート。これがゴール右隅に吸い込まれた。
先制したフランクフルトは87分にピンチを迎える。フルゴタのパスで左サイド抜け出したイッターがボックス左深くからマイナスに折り返すと、走り込んだティルマンがすべり込みながら合わせたが、シュートはGKトラップがファインセーブ。
この試合最大のピンチを凌いだフランクフルトだったが、試合終了間際の92分にティルマンの左CKからゴール前のイッテンに胸で押し込まれ、土壇場で試合は振出しに戻った。
このまま試合終了かと思われたが、最終盤にドラマが生まれる。94分、ローデのロングパスを左サイドで受けたコスティッチがクロスを上げると、エンディカの頭をかすめたボールをファーサイドに走り込んだボレが右足で流し込み、フランクフルトが勝ち越しに成功。
結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。フランクフルトがELに続き2戦連続の劇的勝利を飾った。
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