ナポリ、終盤9人となった好調ヴェローナにドロー《セリエA》

2021.11.08 04:01 Mon
Getty Images
ナポリは7日、セリエA第12節でヴェローナをホームに迎え、1-1で引き分けた。

前節サレルニターナに苦戦したものの、10人同士の戦いを制して首位をキープしたナポリ(勝ち点31)は、3日前に行われたヨーロッパリーグではレギア・ワルシャワに4-1と圧勝してグループ首位に浮上した。良い流れが続く中、最前線にオシムヘン、2列目にインシーニェ、ジエリンスキ、ポリターノを配置した。

前節ユベントスを下した好調の8位ヴェローナ(勝ち点15)に対し、12分にカプラーリに際どいミドルシュートを打たれたナポリは、1分後に失点する。バラクに自陣左サイドを突破され、ラストパスをシメオネに押し込まれた。
それでも18分、ナポリがすかさず同点に追いつく。ファビアン・ルイスのパスをボックス右で受けたディ・ロレンツォがシュートを蹴り込んだ。

32分にバラクに決定的なシュートを許したナポリだったが、ラフマニの身体を張った守備で凌ぐと、42分にはオシムヘンのシュートが左ポストに直撃した。
迎えた後半、ナポリが押し込む時間が続くも、決定機を生み出すには至らない。62分に2枚替えを敢行し、ロサーノとエルマスを投入した。

それでも攻め手がなく時間が経過。終盤の87分、ベッサに2枚目のイエローカードが提示されて数的優位となったナポリは追加タイム1分、メルテンスの直接FKでようやくゴールに迫ったが、GKモンティポの好守に阻まれてしまう。

さらに追加タイム3分にはカリニッチにも2枚目のイエローカードが提示され、9人となったヴェローナだったが、1-1でタイムアップ。このあとダービーを戦うミランにプレッシャーをかけることはできなかった。

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