エルフェン埼玉がWEリーグ初勝利! INAC神戸は破竹の7連勝で首位独走中【WEリーグ第8節】

2021.11.07 20:50 Sun
©WE LEAGUE
「2021-22 Yogibo WEリーグ」第8節が、6日、7日にかけて行われた。

7連勝を目指すINAC神戸レオネッサは、アウェイで三菱重工浦和レッズレディースと対戦した。

立ち上がりに決定機を作ったのは浦和レディース。22分、カットインからボックス手前中央で島田芽依が左足一閃。シュートは枠を捉えたが、左ポストに当たったシュートはラインを越えずに外れてしまう。
するとINAC神戸は38分、右CKから中島依美がクロスを上げると竹重杏歌理が競り勝ち、ボックス内でのこぼれ球を拾った西川彩華が豪快に蹴り込み、INAC神戸が先制する。

INAC神戸がリードして迎えた後半もINAC神戸がセットプレーから追加点。47分、中島のFKからのクロスをファーサイドに飛び込んだ竹重がヘッド。完璧なセットプレーでリードを2点とした。
INAC神戸は浦和レディースに反撃させず、そのままタイムアップ。0-2で勝利したINAC神戸が見事に7連勝を達成。浦和レディースは4連勝後3連敗となった。

また、ここまで1分け6敗で唯一未勝利のちふれASエルフェン埼玉とAC長野パルセイロレディースの一戦。まずは9分、長野レディースはカウンターから瀧澤千聖がボックス内でシュートを放つも、シュートは枠を捉えられない。

すると15分、エルフェン埼玉は瀬戸口梢の浮き球のパスに抜けた吉田莉胡がシュートも、枠を捉えられない。

その後も前半はエルフェン埼玉が主導権を握り、瀬戸口のチャンスメイクから何度もゴールに迫るが、得点を奪えない。

ゴールレスで迎えた後半もエルフェン埼玉がペースを握ると、中村ゆしかが左サイドをドリブルで持ち上がるが、相手のディフェンスに遭いシュートまでいけない。

ゴールが生まれないまま終盤に迎えるが、80分にカウンターを仕掛けたエルフェン埼玉は、途中出場のサリナ・ボールデンが右サイドをドリブルで持ち上がりグラウンダーのクロス。最後は吉田がボックス中央で蹴り込み、終盤に先制する。

その後は反撃を許さず、エルフェン埼玉が最後まで守り切って1-0で終了。エルフェン埼玉がWEリーグ初勝利を記録した。

その他、6日に行われた試合では、マイナビ仙台レディースが白木星のゴールで、日テレ・東京ヴェルディベレーザを1-0で下して2位に浮上。また、大宮アルディージャVENTUSが井上綾香の3試合連続ゴールでノジマステラ神奈川相模原を0-1で下し、2勝目を記録した。アルビレックス新潟レディースvsジェフユナイテッド市原・千葉レディースの一戦はゴールレスで終わるかと思われた90分に鴨川実歩がゴールを決め、千葉レディースが勝利している。

◆Yogibo WEリーグ 第8節

▽11/6(土)

マイナビ仙台レディース 1-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

ノジマステラ神奈川相模原 01 大宮アルディージャVENTUS

アルビレックス新潟レディース 0-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

▽11/7(日)

三菱重工浦和レッズレディース 0-2 INAC神戸レオネッサ

ちふれASエルフェン埼玉 1-0 AC長野パルセイロ・レディース

WE ACTION DAY(今節試合なし)
サンフレッチェ広島レジーナ

◆順位表(第8節終了時)
勝ち点(試合数/勝/分/負/得失点)

1.INAC神戸レオネッサ 21(7/7/0/0/+14)
2.マイナビ仙台レディース 15(7/4/3/0/+9)
3.日テレ・東京ヴェルディベレーザ 13(8/4/1/3/+7)
4.三菱重工浦和レッズレディース 12(7/4/0/3/+4)
5.ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 11(7/3/2/2/-1)
6.サンフレッチェ広島レジーナ 8(7/2/2/3/-3)
7.AC長野パルセイロ・レディース 8(8/2/2/4/-3)
8.大宮アルディージャVENTUS 8(7/2/2/3/-6)
9.ノジマステラ神奈川相模原 6(7/1/3/3/-3)
10.アルビレックス新潟レディース 5(7/1/2/4/-7)
11.ちふれASエルフェン埼玉 4(8/1/1/6/-11)

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