レーティング:トッテナム 0-3 マンチェスター・ユナイテッド《プレミアリーグ》
2021.10.31 04:21 Sun
プレミアリーグ第10節、トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッドが30日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのユナイテッドが0-3で快勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽トッテナム採点

GK
1 ロリス 5.0
3失点を喫したが、大きな責任はなし。前半にフレッジのミドルシュートを阻止するなど、でき得る限りのプレーは見せた
DF
12 エメルソン 5.0
守備の局面ではまずまず粘りを見せたが、攻撃時のクロス精度や細かいポジショニングなどで雑さも散見
4 ロメロ 5.0
前半は対人戦で良い守備を見せたが、全体のフィルターが効かなくなった後半は難しい対応の中で失点を防ぎ切れず
15 E・ダイアー 4.5
1失点目までは粘り強く戦えていたが、後半は集中力の問題か攻守にバタつき最終ラインを締めきれず
守備の安定を期待されての起用だったが、1失点目は相手のパスも見事だったが、身体をぶつけに行くかシュートコースに入るか、異なるアプローチもできたか。攻撃面では限界を露呈
MF
27 ルーカス・モウラ 5.5
攻守両面で最低限の仕事はこなした。ただ、崩しの局面で繊細さを欠く面も見受けられた
(→ベルフワイン 5.0)
コンディションが上がり切らず、ルーカス以上に仕事は見せられなかった
5 ホイビュルク 5.0
試合を通して気の利く仕事は見せたが、2失点目に繋がるスキップへのパスは厳しすぎたか。攻撃面でより正確さも求められた
18 ロ・チェルソ 4.5
エンドンベレに代わって先発起用も、期待されたクリエイティビティを発揮できず。幾度かラストパスの精度も欠く
(→デレ・アリ 5.0)
久々の起用もプレーが粗く爪痕を残せず
29 スキップ 4.5
前半はビルドアップの起点となったが、2失点目に繋がる痛恨のボールロスト。攻守両面で成長が求められる
(→エンドンベレ 5.0)
一度危険なボールロストがあったが、らしい持ち出しなどは出せた
7 ソン・フンミン 5.0
チームにとって最もゴールを期待させる動きを見せたが、周囲のサポートの少なさもありフラストレーションの溜まる一戦に
FW
10 ケイン 4.5
スパーズでの通算350試合目。相手の守備陣に完璧に封じ込められた。全体的に身体の重さやキレのなさが顕著だった
監督
ヌーノ 4.0
リーグ3試合連続で後半の枠内シュート0と、交代策を含め攻撃面においてあまりに無策。去就問題も騒がしくなりそうな予感
▽マンチェスター・ユナイテッド採点

GK
1 デ・ヘア 5.5
枠内シュート0で珍しく大きな仕事はなかった。後半序盤に危ないキックミスなど、やや軽いプレーも散見
DF
2 リンデロフ 6.5
相手の攻撃の出来もあったが、ヴァランやワン=ビサカのサポートもあり的確なカバーリングでクリーンシートに貢献
19 ヴァラン 7.0
復帰戦でユナイテッドでは初の3バックでプレー。絶妙なポジショニングや判断で崩壊しかけていた最終ラインに安定をもたらす
5 マグワイア 6.0
早い時間帯のカードなど試合の入りは今一つも、時間を経るごとに本来のパフォーマンスを取り戻した
MF
29 ワン=ビサカ 6.5
相手が右よりの攻撃を仕掛けてきたことで、守備では難しい対応は少なかった。攻撃では高い位置を取りながら幾つかのチャンスに関与
39 マクトミネイ 7.0
3バックの恩恵を受け、持ち味のアグレッシブな守備で再三ボールを奪取。繋ぎの局面でもC・ロナウドのオフサイドになった決定機を演出するなど正確さが光った
18 ブルーノ・フェルナンデス 7.0
絶妙なラストパスでの先制点アシストなど2点の起点に。守備でも深い位置まで戻って味方をサポートするなど、見事なリバウンドメンタリティを示す
(→マティッチ 6.5)
ベテランらしい落ち着いたゲームコントロールに加え、トドメの3点目をアシスト
17 フレッジ 6.5
前半に流れを変える豪快なミドルシュートを放つ。守備では機動力を生かして味方のサポートに奔走
23 ショー 6.0
早い時間帯にカードをもらったことで、やや慎重な対応が目立った。リバプール戦を払しょくするほどのパフォーマンスは見せられず
FW
21 カバーニ 7.0
先発抜擢に応える今季初ゴール。相手最終ラインとの駆け引きに加え、守備の局面での賢さと献身性が大いにチームを助けた
(→リンガード -)
7 C・ロナウド 7.0
対スパーズ6試合連続ゴールとなる貴重な先制点を奪取。絶妙なスルーパスで2点目も演出した
(→ラッシュフォード 6.5)
起用に応えるトドメの3点目を奪取
監督
スールシャール 7.0
対戦相手のパフォーマンスと戦術的な相性の良さはあったものの、背水の陣で見事に戦術変更のギャンブルに大勝ち。選手交代も効果的だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)
2点の起点となったB・フェルナンデスや先発起用に応えたカバーニ、公式戦11戦ぶりのクリーンシートに貢献したヴァランも捨てがたいが、どちらに転ぶかわからない状況で見事な先制点を決めたエースをMOMに選出。冷静にラストパスを選んだアシストの判断もも素晴らしかった。
トッテナム 0-3 マンチェスター・ユナイテッド
【マンチェスター・ユナイテッド】
C・ロナウド(前39)
カバーニ(後19)
ラッシュフォード(後41)
▽トッテナム採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ロリス 5.0
3失点を喫したが、大きな責任はなし。前半にフレッジのミドルシュートを阻止するなど、でき得る限りのプレーは見せた
DF
12 エメルソン 5.0
守備の局面ではまずまず粘りを見せたが、攻撃時のクロス精度や細かいポジショニングなどで雑さも散見
前半は対人戦で良い守備を見せたが、全体のフィルターが効かなくなった後半は難しい対応の中で失点を防ぎ切れず
15 E・ダイアー 4.5
1失点目までは粘り強く戦えていたが、後半は集中力の問題か攻守にバタつき最終ラインを締めきれず
33 B・デイビス 4.5
守備の安定を期待されての起用だったが、1失点目は相手のパスも見事だったが、身体をぶつけに行くかシュートコースに入るか、異なるアプローチもできたか。攻撃面では限界を露呈
MF
27 ルーカス・モウラ 5.5
攻守両面で最低限の仕事はこなした。ただ、崩しの局面で繊細さを欠く面も見受けられた
(→ベルフワイン 5.0)
コンディションが上がり切らず、ルーカス以上に仕事は見せられなかった
5 ホイビュルク 5.0
試合を通して気の利く仕事は見せたが、2失点目に繋がるスキップへのパスは厳しすぎたか。攻撃面でより正確さも求められた
18 ロ・チェルソ 4.5
エンドンベレに代わって先発起用も、期待されたクリエイティビティを発揮できず。幾度かラストパスの精度も欠く
(→デレ・アリ 5.0)
久々の起用もプレーが粗く爪痕を残せず
29 スキップ 4.5
前半はビルドアップの起点となったが、2失点目に繋がる痛恨のボールロスト。攻守両面で成長が求められる
(→エンドンベレ 5.0)
一度危険なボールロストがあったが、らしい持ち出しなどは出せた
7 ソン・フンミン 5.0
チームにとって最もゴールを期待させる動きを見せたが、周囲のサポートの少なさもありフラストレーションの溜まる一戦に
FW
10 ケイン 4.5
スパーズでの通算350試合目。相手の守備陣に完璧に封じ込められた。全体的に身体の重さやキレのなさが顕著だった
監督
ヌーノ 4.0
リーグ3試合連続で後半の枠内シュート0と、交代策を含め攻撃面においてあまりに無策。去就問題も騒がしくなりそうな予感
▽マンチェスター・ユナイテッド採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 デ・ヘア 5.5
枠内シュート0で珍しく大きな仕事はなかった。後半序盤に危ないキックミスなど、やや軽いプレーも散見
DF
2 リンデロフ 6.5
相手の攻撃の出来もあったが、ヴァランやワン=ビサカのサポートもあり的確なカバーリングでクリーンシートに貢献
19 ヴァラン 7.0
復帰戦でユナイテッドでは初の3バックでプレー。絶妙なポジショニングや判断で崩壊しかけていた最終ラインに安定をもたらす
5 マグワイア 6.0
早い時間帯のカードなど試合の入りは今一つも、時間を経るごとに本来のパフォーマンスを取り戻した
MF
29 ワン=ビサカ 6.5
相手が右よりの攻撃を仕掛けてきたことで、守備では難しい対応は少なかった。攻撃では高い位置を取りながら幾つかのチャンスに関与
39 マクトミネイ 7.0
3バックの恩恵を受け、持ち味のアグレッシブな守備で再三ボールを奪取。繋ぎの局面でもC・ロナウドのオフサイドになった決定機を演出するなど正確さが光った
18 ブルーノ・フェルナンデス 7.0
絶妙なラストパスでの先制点アシストなど2点の起点に。守備でも深い位置まで戻って味方をサポートするなど、見事なリバウンドメンタリティを示す
(→マティッチ 6.5)
ベテランらしい落ち着いたゲームコントロールに加え、トドメの3点目をアシスト
17 フレッジ 6.5
前半に流れを変える豪快なミドルシュートを放つ。守備では機動力を生かして味方のサポートに奔走
23 ショー 6.0
早い時間帯にカードをもらったことで、やや慎重な対応が目立った。リバプール戦を払しょくするほどのパフォーマンスは見せられず
FW
21 カバーニ 7.0
先発抜擢に応える今季初ゴール。相手最終ラインとの駆け引きに加え、守備の局面での賢さと献身性が大いにチームを助けた
(→リンガード -)
7 C・ロナウド 7.0
対スパーズ6試合連続ゴールとなる貴重な先制点を奪取。絶妙なスルーパスで2点目も演出した
(→ラッシュフォード 6.5)
起用に応えるトドメの3点目を奪取
監督
スールシャール 7.0
対戦相手のパフォーマンスと戦術的な相性の良さはあったものの、背水の陣で見事に戦術変更のギャンブルに大勝ち。選手交代も効果的だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)
2点の起点となったB・フェルナンデスや先発起用に応えたカバーニ、公式戦11戦ぶりのクリーンシートに貢献したヴァランも捨てがたいが、どちらに転ぶかわからない状況で見事な先制点を決めたエースをMOMに選出。冷静にラストパスを選んだアシストの判断もも素晴らしかった。
トッテナム 0-3 マンチェスター・ユナイテッド
【マンチェスター・ユナイテッド】
C・ロナウド(前39)
カバーニ(後19)
ラッシュフォード(後41)
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