トランスジェンダー公表の元なでしこFW横山久美がプロポーズ成功!ピッチに跪き交際女性に想いを告げる

2021.10.26 14:15 Tue
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元なでしこジャパンFW横山久美が、交際女性へのプロポーズ成功を報告した。自身のSNSで伝えている。

横山は十文字高校を卒業後、岡山湯郷Belleに入団してキャリアをスタート。2014年にAC長野パルセイロレディースに加入すると、2017年7月から2018年6月まで1.FFCフランクフルトへ期限付き移籍した。

その後、長野へ復帰すると、2020年シーズンからアメリカのナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ(NWSL)のワシントン・スピリットでプレーしている。

2019年の女子サッカーワールドカップの日本代表メンバーでもある横山は、6月に心と体の性が一致しないトランスジェンダーであることを公表。交際している女性の「なみさん」とYouTubeチャンネル「くうなみカップル」を創設していた。

その横山は26日に自身のSNSを更新。ワシントン・スピリットの本拠地であるアウディ・フィールドのピッチに跪き、なみさんへプロポーズを行ったことを報告。さらに「彼女は“イエス”と言ってくれた!皆さんありがとう!」と成功したことを伝えた。

この報告には、同じく元なでしこジャパンで、アメリカでプレーするFW永里優季(レーシング・ルイビル)やワシントン・スピリットのチームメイトたちからも続々と祝福の声が届いている。



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オランダ女子代表戦に向けて池田太監督が意気込み「アグレッシブさを引き続き継続」

なでしこジャパンは29日、オランダ女子代表との国際親善試合に臨む。 池田太監督が率いての初陣となった25日にのアイスランド女子代表戦では、チームコンセプトであるアグレッシブさを見せるシーンが何度もあった。 しかし、守備のギャップを突かれて2失点。チームの色を出しながらも、アタッキングサードでの精度も欠き、0-2で敗れた。 準備期間が短い中での初戦となったが、そこから中3日で臨むオランダ戦に向け、池田監督が28日にオンラインのメディア取材に応じた。 オランダ戦に向けて池田監督は「オランダは近年日本との対戦も多いですし、ヨーロッパでも力のある国であることは間違いないです。そのオランダで、アウェイというか、無観客試合ではありますが、オランダの地でやれます」と、日本が主催ながらもアウェイという環境での試合について語った。 また「オランダ戦に向けて我々の選手は全員良い準備ができていると思いますし、我々が持っているアグレッシブさを引き続き継続しながらも、相手との駆け引きのバランスの中で、どういったところをポイントにしようか、ミーティングで選手たちと詰めて明日に臨みたいと思います」と、コンセプトである“アグレッシブさ"の継続を口にした。 そのオランダだが、女子ワールドカップ予選を戦っている中、アウェイでのチェコ女子代表戦が大雪の影響で延期になる緊急事態。移動など、過密なスケジュールとなってしまっていた。 オランダについて池田監督は「新しくオランダも監督が代わって、やり方がどう変わっているのか。試合が始まってみて調整が必要だなというところは選手と共有していますし、選手個々の特徴もビデオを観て準備を進めています」と、相手の状況は把握しながらも、しっかりと準備を進めていると語った。 チーム立ち上げから1カ月程度の日本にとっては、まだまだ準備段階ではあるものの、アグレッシブさの裏に潜む課題もすでに見え隠れしている。 池田監督はアイスランド戦で得た課題については「アイスランド戦ではアグレッシブさ、ゴールへ向かう推進力は出してくれたと思いますし、そのアグレッシブさやゴールへ向かう部分を1人1人が強く意識してくれたことで、ゴール前のところではみんながゴール前に入りすぎて密集して、相手も連れて行ってしまって、少し幅を取れない選手がいないとか、相手ゴール前でのDFの間を空ける作業が足りなかったかなと感じました」と、ゴールへ全員が向かいすぎるという問題が生まれたと明かした。 しかし「ただ、それはやろうとしていることを1つ出した中なので、そういったところをバランス良く試合を重ねながら修正していければと思っています」と語り、コンセプトを出そうとした裏返しだと、今はプラスに捉えているようだった。 一方で守備面では、ギャップを突かれて2失点だったが「サイドバックが攻撃参加をしてその空いたところを使われたという現象でした」と1失点目を振り返り、「バランスを取るタイミングを逃さないように修正したい」と、ギャップが生まれた時の対応について言及。2失点目についても「我々のCKの流れから守備の陣形が整っていなかったというところだったので、守備に戻る準備スピードを早くしようと。適正ポジションのバランスが崩れないようにしようという話をしました」と、バランスを保つための準備をしっかりとできるようにしたいと語った。 2021.11.29 12:01 Mon
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なでしこジャパンと全国地域サッカーチャンピオンズリーグ/六川亨の日本サッカー見聞録

今週末は充実した取材の日々だった。25日の深夜というか午前3時30分から、オランダ遠征中のなでしこジャパン対アイスランドとの試合をテレビで観戦。26日は味の素フィールド西が丘での全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021決勝ラウンドを取材。そして27日はJ1リーグの浦和対清水戦を取材した。 新生なでしこジャパンは、池田太新監督のメッセージは伝わってきた。アイスランドの俊足FWに対し、21歳と若くフィジカルも強い方で、ワシントン・スピリットでプレーしている宝田沙織をマーカーに抜擢。しかし相手の方が1枚上手で、日本選手はスピードに太刀打ちできず1ゴール1アシストを許して0-2と敗れた。 これは昔からの“なでしこジャパンの弱点”でもある。克服できる特効薬はないだけに、2点とられたら3点とり返すしか解決策はないだろう。 一方、攻撃陣に目を向けると池田監督は植木理子(22歳)を最後まで辛抱強く使った。いつまでも岩渕真奈(28歳)に頼るわけにはいかないし、菅澤優衣香(31歳)、田中美南(27)もベテランの域に入りつつある。若返りが急務であることは明白だし、池田監督の意図も前任者と違ってわかりやすかった。 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021決勝ラウンドでは、初日に勝利をあげたFC.ISE-SHIMAとクリアソン新宿が激突。クリアソン新宿は元横浜F・Mの小林祐三や浦和のGK岩舘直らを擁し、新宿区を本拠にJリーグ入りを目指すクラブだ。区内にはホームにできるスタジアムがないものの、今年2月には「Jリーグ百年構想クラブ」に認定されている。 一方のFC.ISE-SHIMAは名前の通り三重県をホームにする、こちらも将来のJリーグ入りを目指すクラブだ。チームの母体を作ったのは伊勢市出身で、四日市中央工業高校時代に高校選手権で帝京高校と同時優勝を果たした中田一三氏(元京都監督)。現在は高校時代のチームメイトである中西永輔氏、島岡健太氏(元南葛SC監督)らとともにクラブのアドバイザーを務めている。 そしてチームを率いる監督はというと、四中高時代に「レフティー・モンスター」(命名したのはサッカーダイジェスト時代に高校サッカーを担当していた金子達仁氏)と言われた小倉隆史氏だ。 試合は0-0のドローに終わったものの、小倉監督のチームはボールを保持して多彩な攻撃を繰り広げるなかなかの好チームで、かつての四中高を彷彿させた。ただ、選手層が厚くフィジカルの鍛えられているクリアソン新宿(何せスタメンに徳島や鳥栖など元Jリーガーが8人、サブに2人)に終盤は防戦一方になったのは仕方のないところ。それでも引き分けて28日の最終戦に望みをつないだ。 全国地域サッカーチャンピオンズリーグで1位と2位になったチームには(2試合を終えて3位は1勝1敗のおこしやす京都AC、4位は2敗のFC徳島)JFLの下位チームとの入替え戦が待っている。 全国地域サッカーチャンピオンズリーグで優勝したからといって、すんなりJFLに昇格できるわけではない。それを考えると、J3リーグに昇格するのにもスタジアム要件などクリアしなければならないハードルは数多く、高い。その頂点にいるJ1リーグには、いかにレベルの高い選手が揃っていることか。改めて痛感させられた全国地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝ラウンドだった。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2021.11.28 14:00 Sun
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初陣は黒星、なでしこジャパン池田太監督が振り返る「色々な気づきがあったことが良かった」

なでしこジャパンの池田太監督が、初陣となったアイスランド女子代表戦を振り返った。 なでしこジャパンは25日、国際親善試合でアイスランド女子代表と対戦。池田新体制にとっての初陣となった試合だった、0-2で敗れた。 ボールを握るなでしこは、ポゼッションというところでは要所に良さを見せるも、ゴールに迫るシーンが作れない。すると相手の得意な形から失点。要所に良さも見せる中、後半にも失点し、0-2で敗戦となり、初陣を飾れなかった。 試合後、池田監督は試合を振り返り、敗戦したことを残念がった。 「0-2という結果は非常に残念に思いますし、こちらに来て短い準備の中、選手たちに共有し、トライしてもらうというところでは、選手のピッチでの取り組みが見られたことは1つ収穫として残ったところです」 そんな中、要所で見せていた組み立ての部分については「どうやって前進していこうかというところでは、早い準備を求めていましたし、サポートの角度も意識して連続していこうというところで、自陣から相手陣に入るところまではできた部分はあったと思います」とコメント。「最後のアタッキングサードでの停滞感、フィニッシュまで繋がるところの共有はまだまだというのが正直なところです」と、シュートシーンでの精度やアグレッシブさには物足りなさを感じたようだ。 ただ、2度目の合宿でありトレーニングもオランダ入りして2度しかしていない状況。その点を踏まえ、「もちろん、もっともっと合わせていく部分は必要だと思いますし、可能な選手たちだと思います。ただ、単純なミスも多いので、そこの精度も求めていきたいです」と、コンビネーションは上げられるとしながらも、プレー精度を上げたいと語った。 一方で、失点シーンは相手の得意な形でやられてしまった。その点については「試合開始から少し相手の中盤に対する守備の同時性が足りなく、展開されてしまう。大きな展開をされる前に我々が奪うというところは上げていきたいですし、展開された後の守備の粘り、組織の構築もこれから構築する必要があると思います」と語り、しっかりと修正したいとした。 この試合では、DF熊谷紗希(バイエルン)、FW岩渕真奈(アーセナル)はベンチ入りも起用されなかった。先発メンバーの選び方については「海外との対戦に関して、経験を積みながら、もちろん勝利を目指していましたが、選手の組み合わせ、ポテンシャルを見たいと思っていましたし、コンディションを含めた全体のバランス、見たい選手のバランスを考えてメンバーを選びました」とコメント。様々な要素を考えての選考とした。 その中で、これまでセンターバックで起用されていたDF宝田沙織(ワシントン・スピリット)を左サイドバックで起用した理由については「相手のワイドな選手にはスピードがストロングな選手がいたので、宝田選手のスピード、または高さというところのプラス要素を考えて起用しました」とコメント。プレーぶりについては「宝田選手のプレーに関しては、守備もそうですが、そこから出ていく推進力もそうですし、力を発揮してくれたと思います」と、一定の評価を下した。 このチームのコンセプトである「奪う」という点についても言及。ある程度できた部分もあったと、初陣での手応えを語った。 「前から守備に行くというところで、もちろん相手のボールの動かしに対して、相手の立ち位置に対してどう守備をしていくかというところで、2トップが相手の中盤を見ながら、アンカーを消していくというところもありましたし、我々のボランチがそこを見るということもありました」 「ピッチ内、または選手たちがそれを感じて、修正するというところもできたところもありました。もっともっとスムーズに早い段階でコミュニケーション取りながらやれた方がベストですが、色々な気づきがあったことが良かったです」 次はオランダ女子代表戦が控えている。そこに向けては「今の段階では自分たちが積み上げたものをまずはぶつけていこうと思っています」と、自分たちがどこまで通用するかを見たいとし、「アグレッシブなプレーを選手たちに求めたいですし、相手のやり方をもっと分析してやらなければと思っていますが、まずは積み上げてきているものをぶつけてみようと思っています」と、オランダ戦もスタイルを貫いて戦いたいと語った。 2021.11.26 21:15 Fri
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新生なでしこジャパンの初陣はアイスランドに完敗…要所で見せた可能性を次節オランダ戦へ《国際親善試合》

なでしこジャパン(日本女子代表)は25日、国際親善試合のアイスランド女子代表戦をオランダのヤンマースタジアムで戦い、0-2で敗戦した。 2019年のフランス女子ワールドカップ(W杯)はベスト16、自国開催となった東京オリンピックをベスト8で終えたなでしこは、高倉麻子前監督の退任に伴い、池田太氏を新指揮官に招へい。 2カ月後にW杯予選を兼ねるAFC女子アジアカップインド2022を控える中、現在欧州遠征中のチームは、新体制初の対外試合となる今回の一戦でアイスランドと対戦した。 注目の新生なでしこの初陣のメンバーはGKに池田咲紀子、4バックに右から清水梨紗、南萌華、三宅史織、宝田沙織。中盤は右から成宮唯、猶本光、長野風花、長谷川唯。2トップに小林里歌子、植木理子のベレーザコンビが起用された。なお、26歳のMF成宮はこれが代表デビュー戦となった。 立ち上がりは自分たちでボールを握って右サイドでのコンビネーションを起点に相手を押し込む形を作ったなでしこ。 しかし、フィニッシュまであと一歩という状況が続くと、14分には中盤でのボールロストから右サイドのスベインディス・ジェーン・ヨンスドッティルに展開されると、そのままボックス右まで持ち込まれて右足のシュートを許す。シュートはGK池田の守備範囲だったものの、ボールを弾き切れずにゴール左隅へ決まった。 相手の狙いの形から先手を許したなでしこは、すぐさま反撃を開始。前からボールを奪いに行く積極性を見せつつ、ボックス付近で小林が続けてシュートまで持ち込んでいく。 一方、失点後の守備の局面では高さやフィジカルの優位性を生かすアイスランドのシンプルな背後への攻めやクロスに苦戦。とりわけ、スベインディス・ジェーン・ヨンスドッティルのロングスロー、セットプレーの局面で後手を踏む場面が散見。30分にはそのロングスローの流れからゴール前で混戦を作られると、アルベルツドッティルにクロスバー直撃のシュートを打たれるピンチも招いた。 その後、前半終盤にかけては内と外でボールを出し入れしながら長谷川らを起点としたコンビネーションで相手の堅守攻略を図るも、決定機らしい決定機を作れぬままハーフタイムを迎えた。 後半もスタートは同じメンバーで臨んだなでしこだが、幾度か良い背後への抜け出しを見せるものの、ことごとくオフサイドとなる。流れを変えたい池田監督は57分、成宮、猶本を下げて宮澤ひなた、隅田凜を最初の交代カードとして投入。この変更で若干攻撃のアプローチに変化が生まれるも、相手を脅かすまでには至らず。 逆に、70分には相手最終ラインからのフィードに反応したスベインディス・ジェーン・ヨンスドッティルに右サイドのスペースへ抜け出されると、そこからの折り返しを、ゴール前のベルグリンド・ビョルグ・ソルバルズドッティルにワンタッチで押し込まれ、1失点目と似たような形から痛恨の2失点目を喫した。 何とか一矢報いたいなでしこは76分に長谷川、小林を下げて林穂之香、田中美南を同時投入。以降もブレないスタイルで相手ゴールを目指したものの、最後まで攻撃の糸口を見いだせないままタイムアップを迎えた。 これまで3戦全勝だったアイスランド相手に完敗の新生なでしこは、池田新体制の初陣を飾ることはできず。今回の敗戦で出たチームとしての課題を短い期間に修正し、現地時間29日に行われるオランダ女子代表との一戦に臨むことになった。 なでしこジャパン 0-2 アイスランド女子代表 【アイスランド】 スベインディス・ジェーン・ヨンスドッティル(14分) ベルグリンド・ビョルグ・ソルバルズドッティル(70分) 2021.11.26 05:40 Fri
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【なでしこジャパンプレビュー】池田太監督は初陣を勝利で飾れるか? 戦術や相手の対策などは…【国際親善試合】

欧州遠征を行っている新生なでしこジャパンは25日、国際親善試合でアイスランド女子代表とオランダのヤンマースタジアムで対戦。池田太監督就任後、初の対外試合となる。 2019年のフランス女子ワールドカップ(W杯)はベスト16、自国開催となった東京オリンピックではベスト8と、近年のなでしこジャパンは欧米各国と水をあけられている。10月1日、高倉麻子前監督の退任に伴い、池田太氏がなでしこジャパンの新監督に就任。2018年にU-20日本女子代表を率いてU-20フランス女子W杯を制した実績の持ち主には、復権に向けて大きな期待が寄せられている。 各選手からもトレーニングの段階から監督の熱量は高いという声が聞かれた。今回のアイスランド戦が池田太体制初の実戦となるため、どのような戦い方を披露するのかに注目が集まる。 <span class="paragraph-title">◆メンバー・戦術に変更は</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/get20211125_28_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©︎JFA/PR<hr></div> 10月の国内合宿では今年開幕したWEリーグで結果を残している選手に加え、先述のU-20W杯優勝メンバーも多数招集されている。代表未経験者というくくりではGK田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)とMF成宮唯(INAC神戸レオネッサ)がフレッシュと言えるだろう。2人とも引き続き今回の遠征メンバーに選出されている。 また、高倉監督時代には常に声がかかっていたMF中島依美(INAC神戸レオネッサ)や、セービングの点では国内トップともいえるGK山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)がメンバーから漏れたことも大きく異なる点だろう。 その他、初陣ということもあり、どのようなシステム・立ち位置で臨むかには大きな関心が寄せられる。これまでの日本は[4-4-2]をベースとすることが多く、池田太監督もU-20時代には[4-4-2]を採用していた。ただ、世界的には[4-3-3]を採用する国も増えており、WEリーグではINAC神戸やマイナビ仙台レディース、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースなどが3バックを継続している。もちろん[4-4-2]が悪いという意味ではなく、選手の適性や相手とのかみ合わせなどを踏まえたうえでの戦術が求められるだろう。 気がかりなのはFW岩渕真奈(アーセナル/イングランド)の状態だ。アーセナルではベンチ外が続いており、代表合流後も別メニューで調整中。居ると居ないとでは明らかに攻撃の質が変わるだけに、可能ならばピッチに立ってもらいたい。 <span class="paragraph-title">◆キーワードは『奪いにいく守備』</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/get20211125_28_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©︎JFA/PR<hr></div> 合宿やこれまでのトレーニングを通じて多くの選手が口にしていることが、守備のチャレンジという点だ。過去のなでしこジャパンでは、ある程度引いて構えることが多かったが、池田太監督は「懐まで奪いにいく」守備を選手に求めているようだ。 DF清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)は監督が「アグレッシブに前から取りに行くという戦術を持っている」と語っている。背後のスペースを気にし過ぎるよりは、運動量を生かして高い位置からプレッシャーを掛け、球際にも厳しくいくような守備戦術を採用する可能性が高そうだ。 指揮官自身も「相手陣内でボールを奪えればゴールに近いですし、奪い回数も増えてマイボールにして、攻撃回数を増やしたいというのがあるので、強調しています」と述べている。 前線から運動量多くプレッシャーを掛けるという面では、スピードもアグレッシブさもあるFW植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)や、ドイツで対人守備の重要性を認識したMF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)などは戦い方に合致しそうだ。MF林穂之香(AIKフットボール/スウェーデン)もコンタクトプレーでは引けを取らない。 また、リヨンやバイエルンではボランチでもプレーしたDF熊谷紗希(バイエルン/ドイツ) は「チャンスがあれば代表でも」と口にしている。なでしこジャパンではセンターバックを務めることが多かったが、中盤の守備強度を上げるのであれば、ボランチ・熊谷もありだろう。”ピッチの中心”にチームの支柱を置くという効果も期待できる。 <span class="paragraph-title">◆アイスランドの戦い方は</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/get20211125_28_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> アイスランドとは対戦成績は日本の3戦3勝。2015、2017、2018年に、いずれもアルガルヴェ・カップで対戦している。 アイスランドのメンバーにはバイエルンで熊谷とともにプレーするグロディス・ヴィッゴスドッティルやカロリナ・ビルヒャルムスドッティルなどがいる。さらには長谷川唯や林のチームメイトも存在。なお、チームの中心であるサラ・ユナルスドッティルは産休中で招集されていない。 アイスランドの武器はクロスやセットプレーで、得点の多くはサイドからの攻撃によるものだ。FWスベインディス・ヨンスドッティル(クリシャンスタード/スウェーデン)はロングスローを得意としている情報も入っており、高さやフィジカルで劣る日本はボックス内での守備に手を焼きそうだ。 流れの中であれば、まずはクロスを上げさせない追い込み方をするなどの工夫が必要だろう。ボックス内ではタイトに体を当てて自由を奪い、セットプレー時であればサンドも考えていいかもしれない。いずれにせよ、日本のウィークポイントと重なるだけに、今後強豪国と対戦するにあたってのシミュレーションにもなるはずだ。 日本は2カ月後にW杯予選を兼ねるAFC女子アジアカップインド2022が控えている。先を見据えるという意味でも、初戦を勝って幸先の良いスタートを切りたいところだ。 2021.11.25 17:00 Thu
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