古橋亨梧が値千金のGS初ゴール! セルティックが3戦目で待望の初白星《EL》
2021.10.20 01:21 Wed
セルティックは19日、セルティック・パークで行われたヨーロッパリーグ(EL)のグループG第3節でフェレンツヴァーロシュと対戦し、2-0で勝利した。なお、FW古橋亨梧は86分までプレーした。
それでも、11分には相手を押し込んでボックス左に抜け出したジョタに決定機が訪れるが、左足でニア下を狙ったシュートは相手GKの好守に遭う。さらに、17分にもショートカウンターの形から再びジョタにシュートチャンスも、右足の正確なミドルシュートは再びGKのファインセーブに阻まれた。
一連の攻撃で徐々にリズムを掴んだホームチームは、以降も左サイドのジョタを起点に局面の打開を図る。その中で前線での駆け引きを繰り返す古橋はなかなか良い形でボールに絡めないが、21分にはジョタの左クロスを頭で合わせてファーストシュートを放った。
迎えた後半、セルティックは開始早々にチャンスを創出。右サイドで高い位置を取ったラルストンからのグラウンダーのクロスに古橋が飛び込みスライディングシュート。だが、これは相手GKのセーブに遭った上、オフサイドの判定となった。
しかし、良い形でフィニッシュに絡んだ古橋が後半2度目のチャンスをキッチリとモノにする。57分、自陣深くからのロングカウンターの場面で左サイドを持ち上がったジョタがハーフウェイラインを越えた辺りで背後へ飛び出した古橋へ完璧なミドルスルーパスを通す。これを巧みなファーストタッチで収めてスムーズに加速した背番号8は、飛び出したGKのポジションを見極めて右足の丁寧なグラウンダーシュートを流し込んだ。
古橋のELグループステージ初ゴールで先制に成功したホームチームは畳みかける。61分、ボックス左で仕掛けたモンゴメリーが相手のファウルを誘いPKを獲得。だが、キッカーを務めたキャプテンのマクレガーが右へ蹴ったシュートはGKディブスに完璧に読まれてしまい、痛恨の失敗となった。
このPK失敗によって流れが変わるかに思われたが、以降は選手を入れ替えながら冷静にゲームをコントロールしていくセルティック。また、ギアクマキスの投入によって古橋は右サイドにポジションを移し、チャンスメークで存在感を示す。
そういった中、81分には高い位置でのカウンタープレスでボールを奪い返し、ボックス左に持ち込んだジョタが完璧なラストパスを供給。これをターンブルが空振りしてしまうが、こぼれ球に詰めた結果、ブロックショットの形でゴールネットを揺らした。
この2点目で勝利を決定づけたセルティックは殊勲の古橋をベンチに下げて逃げ切り態勢に。試合終盤の2度のビッグチャンスをモノにできなかったものの、守護神ハートを中心に相手の攻撃を無失点で凌ぎ切り、3戦目にして待望のグループステージ初勝利を挙げた。
PR
ベティス、レバークーゼンに連敗し、グループ最下位に沈むセルティックは、今グループステージ初勝利を目指してハンガリー王者をホームで迎え撃った。その中で古橋は[4-3-3]の最前線で公式戦3試合連続のスタメンを飾った。立ち上がりからボールを保持するセルティックだが、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができず。逆に、相手が狙うカウンターの形から際どいクロスを続けて入れられるなど、微妙な入りとなった。一連の攻撃で徐々にリズムを掴んだホームチームは、以降も左サイドのジョタを起点に局面の打開を図る。その中で前線での駆け引きを繰り返す古橋はなかなか良い形でボールに絡めないが、21分にはジョタの左クロスを頭で合わせてファーストシュートを放った。
前半半ばから終盤にかけても互いの色を出しながら一進一退の攻防を繰り広げる両者。徐々に攻撃が停滞したセルティックは、ウズニやヴェクセイに際どいシュートを許したものの、GKハートの好守などで凌ぎ切り、最低限のゴールレスで試合を折り返した。
迎えた後半、セルティックは開始早々にチャンスを創出。右サイドで高い位置を取ったラルストンからのグラウンダーのクロスに古橋が飛び込みスライディングシュート。だが、これは相手GKのセーブに遭った上、オフサイドの判定となった。
しかし、良い形でフィニッシュに絡んだ古橋が後半2度目のチャンスをキッチリとモノにする。57分、自陣深くからのロングカウンターの場面で左サイドを持ち上がったジョタがハーフウェイラインを越えた辺りで背後へ飛び出した古橋へ完璧なミドルスルーパスを通す。これを巧みなファーストタッチで収めてスムーズに加速した背番号8は、飛び出したGKのポジションを見極めて右足の丁寧なグラウンダーシュートを流し込んだ。
古橋のELグループステージ初ゴールで先制に成功したホームチームは畳みかける。61分、ボックス左で仕掛けたモンゴメリーが相手のファウルを誘いPKを獲得。だが、キッカーを務めたキャプテンのマクレガーが右へ蹴ったシュートはGKディブスに完璧に読まれてしまい、痛恨の失敗となった。
このPK失敗によって流れが変わるかに思われたが、以降は選手を入れ替えながら冷静にゲームをコントロールしていくセルティック。また、ギアクマキスの投入によって古橋は右サイドにポジションを移し、チャンスメークで存在感を示す。
そういった中、81分には高い位置でのカウンタープレスでボールを奪い返し、ボックス左に持ち込んだジョタが完璧なラストパスを供給。これをターンブルが空振りしてしまうが、こぼれ球に詰めた結果、ブロックショットの形でゴールネットを揺らした。
この2点目で勝利を決定づけたセルティックは殊勲の古橋をベンチに下げて逃げ切り態勢に。試合終盤の2度のビッグチャンスをモノにできなかったものの、守護神ハートを中心に相手の攻撃を無失点で凌ぎ切り、3戦目にして待望のグループステージ初勝利を挙げた。
PR
セルティックの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
|
セルティックの人気記事ランキング
1
今季ゴール量産の前田大然にリバプールやアーセナルなどプレミアの複数クラブが関心か? 移籍金は48.3億円程度
今シーズンのセルティックで多大なる活躍を見せている日本代表FW前田大然(27)にプレミアリーグのビッグクラブが関心を持っているという。イギリス『TBR』が伝えた。 2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックに加入した前田。今シーズンは公式戦47試合で33ゴールを記録。スコティッシュ・プレミアシップでは16ゴールを記録し、得点ランキングトップに立つとともに、シーズンMVPの最終候補に残っている。 左ウイングを主戦場としていた前田は、1月に日本代表FW古橋亨梧がスタッド・レンヌへと完全移籍したことを受けて中央でのプレーが増えることに。すると一気にゴールを量産し、1つステップを登った形となっている。 前田とセルティックの契約は2027年夏までとなっており、ブレンダン・ロジャーズ監督も今夏の移籍の可能性を示唆していたが、プレミアリーグからの関心が高まっているという。 前田の獲得に関心を持っているのは、アーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナム・ホットスパーとのこと。さらに、アストン・ビラやブレントフォード、フルアム、クリスタル・パレス、ウェストハム、リーズ・ユナイテッドなども興味を持っているという。 前田の移籍金は約2500万ポンド(約48億3000万円)と見られており、プレミアリーグのクラブであれば手が出せる金額。前田自身は「ここにいる間は、常にセルティックのために戦い、プレーしたいと思っています。チームのために集中してプレーし続けたいです」と、セルティックのためにプレーすることを口にしていたが、セルティックが最後のクラブになるかという質問には「うーん、よく分かりません。難しい質問ですね」と、残留を明言せず、高みを目指していくことは間違いないと見られている。 2025.05.02 16:45 Fri2
「最高の気分だ」リーグ4連覇達成のセルティック、ロジャーズ監督も喜び「本当に素晴らしいシーズン」
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、スコティッシュ・プレミアシップ4連覇をを喜んだ。 26日、スコティッシュ・プレミアシップ第34節でダンディー・ユナイテッドとのアウェイゲームに臨み、0-5で勝利を収めた。 日本代表FW前田大然、MF旗手怜央も先発した試合。王手をかけた中で迎えた試合は、30分にオウンゴールで先制すると、38分、45+3分にニコラス・キューンが連続ゴール。後半も47分と58分にアダム・イダーが連続ゴールを記録し、0-5で圧勝となった。 4年連続通算55回目の優勝を果たしたセルティック。ロジャーズ監督はアウェイでの優勝決定を振り返り、チームンが良いパフォーマスを見せたことを喜んだ。 「セルティックの一員であることは、まさにこういった感覚だ。最高の気分だ」 「シーズンを通して本当にハードワークを重ねてきたが、今日ほど失点が少ないタフなチームと対戦できたことは、特にそうだった」 「しかし、肝心な場面であのようなパフォーマンスを見せられたことは、本当に特別なことだった」 「クラブでは毎年成長を望むが、このチームがそれを成し遂げたことに私は全く疑いを持っていない」 また、今シーズンは3冠も迫っており、チャンピオンズリーグ(CL)でもプレーオフにまで進出。進歩を見せているとした。 「ヨーロッパでは少し進歩があった。セルティックが国内で圧倒的な強さを見せているのに、ヨーロッパの舞台で我々が打ち負かされるようなことはない。我々は本当に良いプレーを見せ、とても競争力があった」 「それが我々が設定した基準であり、この精神をこれからも高めていきたいと思っている」 「素晴らしいパフォーマンスだった。チーム全体として、彼らは必要な時に力を発揮してくれた。我々のサッカーのレベルを考えれば、リーグ戦で本当に素晴らしいシーズンだったと言えるだろう」 スコティッシュカップの決勝は5月24日。それまではリーグ戦が4試合残っており、5月4日にはレンジャーズとの“オールドファーム”が控えている。 ロジャーズ監督は、まずはこの優勝を喜びたいとし、レンジャーズ戦でも良い結果を残したいと語った。 「来週の日曜日まで試合はないので、ここから数日間は本当に楽しむことができる。今日は、我々にとって特別な日だった」 「サポーターのみんながアウェイでチームに満足し、心から楽しんでくれることを願っている」 「再び集中力を高め、アイブロックスで再び良いパフォーマンスを見せられるように頑張る」 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然が2アシスト、セルティックが4連覇達成</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TRgGOEcymIA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.27 14:10 Sun3
前田大然が年間最優秀選手賞の最終候補4名に選出、日本人3人目の快挙なるか?
スコティッシュ・プレミアシップを4連覇したセルティック。チームを牽引した日本代表FW前田大然がスコットランドPFA年間最優秀選手賞の最終候補に残った。 26日、スコティッシュ・プレミアシップ第34節でダンディー・ユナイテッドとのアウェイゲームに臨み、0-5で勝利したセルティック。4年連続55回目のリーグ優勝を果たした。 今シーズンも圧倒的な強さを見せたセルティック。最終候補には前田の他、MFカラム・マクレガー、FWニコライ・トゥーンが選出。また、ダンディーFCのサイモン・マレーが選ばれている。 前田は今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップで16ゴールを記録し得点ランキングトップに。さらに9アシストを記録している状況だ。 ダンディーのマレーも16ゴールを記録し前田と得点王を争っている状況だ。 トゥーンは12ゴール8アシストとこちらも優勝に大きく貢献。マクレガーは自身10度目のリーグ優勝を達成した。 2023年にはセルティック時代の日本代表FW古橋亨梧(スタッド・レンヌ)が受賞。2007年には中村俊輔もセルティック時代に受賞しており、前田が受賞となれば日本人3人目の受賞となる。 2025.04.28 23:50 Mon4
セルティックがリーグ4連覇を達成! 前田大然が2アシストで5発圧勝に貢献【スコティッシュ・プレミアシップ】
セルティックは26日、スコティッシュ・プレミアシップ第34節でダンディー・ユナイテッドとのアウェイゲームに臨み、0-5で勝利。4年連続通算55回目の優勝を果たした。FW前田大然はフル出場、MF旗手怜央は74分までプレーした。 前節、キルマーノック相手に旗手の2ゴール、前田のゴールなどで5-1の圧勝を収めて12チーム総当たりのレギュラーステージを2位レンジャーズと15ポイント差の首位で終えたセルティック。リーグ4連覇に王手をかけたなか、トップ6が総当たりで対戦する初陣となった第34節では4位のダンディーとのアウェイゲームに臨んだ。 旗手と前田がスタメン起用となった一戦は普段通り、セルティックがボールを保持して主導権を握った。17分には旗手のお膳立てからキューンに最初のチャンスが訪れるが、ここは仕留め切れない。 以降はエンゲルスらを起点にチャンスを作るものの、仕留め切れないセルティックだったが、30分にセットプレーからゴールをこじ開ける。エンゲルスの右CKがファーに流れたところをジョタが折り返すと、これが相手DFのオウンゴールを誘発した。 この直後にジョタが負傷しイダーの投入を余儀なくされたものの、畳みかけるフープス。38分、左サイドで味方からの展開を受けた前田がボックス付近まで運んで左足の正確なクロスを供給。これに反応したファーサイドのキューンが左足ワンタッチで合わせてゴールネットに突き刺した。 さらに、前半アディショナルタイム3分には再び左サイドで抜け出した前田が2点目のシーンよりもゴールライン際までえぐって左足のマイナスクロスを供給。これをニアに走り込んだイダーが見事にスルー。中央へ走り込んだキューンが冷静にゴールネットへ突き刺し、前田の2アシストから一気に点差を広げた。 3点リードで試合を折り返したセルティックだが、後半も攻撃の手を緩めない。立ち上がりの47分に右サイドを崩すと、ジョンストンのクロスをゴール前のイダーが頭で合わせる。さらに、58分には中央をドリブルで突破したマクレガーからのラストパスをボックス右で受けたイダーが右足でうまく巻き込むシュートを流し込み、トドメの5点目とした。 以降は省エネモードで時計を進める戦い方に変化したロジャーズのチームは主力をベンチに下げると、74分には旗手もお役御免となった。 その後、相手の反撃を危なげなく凌ぎ切ったセルティックが敵地での5-0の大勝によってリーグ4連覇を達成した。 ダンディー・ユナイテッド 0-5 セルティック 【セルティック】 オウンゴール(前30) ニコラス・キューン(前38、前48) アダム・イダー(後2、後13) 2025.04.26 22:32 Sat5