【プレミアリーグ第8節プレビュー】混戦の上位陣、6チームに首位の可能性
2021.10.16 17:00 Sat
インターナショナルブレイクを挟んで2週間ぶりの再開となるリーグ戦。前節は天王山となったリバプールvsマンチェスター・シティが白熱のドローに終わった中、最速で5勝目を挙げたチェルシーが両チームを出し抜いて首位に躍り出た。
とはいえ、ここまで2ポイント差で6チームがひしめく大混戦。勝ち点16のチェルシーは、今節は昇格組のブレントフォードとのアウェイ戦に臨む。アウェイでのロンドン・ダービーは6連勝中で、イングランドサッカー史において上位4部リーグでの7連勝は初の快挙となる。だが、現在7位とプレミアリーグ初昇格とは思えないほどの善戦を見せるブレントフォードは、前節勝利したウェストハム戦を含めて、トップリーグ最初のロンドン・ダービー3試合を無敗で乗り越えた史上初のクラブとなっている。
勝ち点15で2位につけるリバプールは、こちらも昇格組のワトフォードと対戦する。両チームの最後の対戦は2020年2月のことになるが、同試合は3-0でワトフォードが勝利しており、リバプールのクラブ記録となったリーグ戦44試合無敗と、プレミアリーグタイ記録となる18連勝がストップした一戦だった。また、今季リーグ初の監督交代となったワトフォードでは新たにラニエリ監督が就任。イタリア人指揮官の対リバプールの戦績は5戦4勝1敗となっており、リバプールと5回以上対戦したことのある指揮官の中では最高勝率となっている。なお、リバプールのマネはあと1ゴールでプレミアリーグ通算100得点に到達するが、アフリカ人選手としてドログバとサラーに続く快挙となるだけでなく、過去にレス・ファーディナンドとエミール・ヘスキーのみが達成した、PKによる得点なしで100ゴールに届く可能性もある。
勝ち点14で3位のシティはホームにバーンリーを迎え撃つ。ホームにおけるバーンリー戦のここ4試合の戦績は全て5点以上の大差をつけて連勝しており、一つのチームから同様の条件で5連勝したケースはイングランドでは例がない。さらに加えると、全コンペティションにおける過去8試合の合計成績はシティが30-1と圧倒。また、マフレズはプレミアリーグにおいてシティ加入後のバーンリー戦5試合で7ゴールを記録しており、昨季のホーム戦ではハットトリックを達成している。
シティと同じ勝ち点で並ぶ4位のユナイテッドはアウェイのレスター戦に挑む。今年5月のオールド・トラフォードでの一戦はレスターが1-2で勝利しており、プレミアリーグでは初のユナイテッド戦連勝を目指している。しかしユナイテッドは、現在アウェイ戦29戦無敗(19勝10分け)で、その内ここ15試合は1失点未満という無類の強さを誇る。なお、レスターのヴァーディは3試合連続ゴール中だが、プレミアリーグにおいてヴァーディの34歳(278日)より上の年齢で4試合連続ゴールを決めたのは、2001年5月に当時リバプールでプレーしていたガリー・マカリスター氏(当時36歳127日)だけだ。
◆プレミアリーグ第8節
▽10/16(土)
《20:30》
ワトフォード vs リバプール
《23:00》
アストン・ビラ vs ウォルバーハンプトン
レスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・シティ vs バーンリー
ノリッジ vs ブライトン
サウサンプトン vs リーズ・ユナイテッド
《25:30》
ブレントフォード vs チェルシー
▽10/17(日)
《22:00》
エバートン vs ウェストハム
《24:30》
ニューカッスル vs トッテナム
▽10/18(月)
《28:00》
アーセナル vs クリスタル・パレス
とはいえ、ここまで2ポイント差で6チームがひしめく大混戦。勝ち点16のチェルシーは、今節は昇格組のブレントフォードとのアウェイ戦に臨む。アウェイでのロンドン・ダービーは6連勝中で、イングランドサッカー史において上位4部リーグでの7連勝は初の快挙となる。だが、現在7位とプレミアリーグ初昇格とは思えないほどの善戦を見せるブレントフォードは、前節勝利したウェストハム戦を含めて、トップリーグ最初のロンドン・ダービー3試合を無敗で乗り越えた史上初のクラブとなっている。
勝ち点15で2位につけるリバプールは、こちらも昇格組のワトフォードと対戦する。両チームの最後の対戦は2020年2月のことになるが、同試合は3-0でワトフォードが勝利しており、リバプールのクラブ記録となったリーグ戦44試合無敗と、プレミアリーグタイ記録となる18連勝がストップした一戦だった。また、今季リーグ初の監督交代となったワトフォードでは新たにラニエリ監督が就任。イタリア人指揮官の対リバプールの戦績は5戦4勝1敗となっており、リバプールと5回以上対戦したことのある指揮官の中では最高勝率となっている。なお、リバプールのマネはあと1ゴールでプレミアリーグ通算100得点に到達するが、アフリカ人選手としてドログバとサラーに続く快挙となるだけでなく、過去にレス・ファーディナンドとエミール・ヘスキーのみが達成した、PKによる得点なしで100ゴールに届く可能性もある。
シティと同じ勝ち点で並ぶ4位のユナイテッドはアウェイのレスター戦に挑む。今年5月のオールド・トラフォードでの一戦はレスターが1-2で勝利しており、プレミアリーグでは初のユナイテッド戦連勝を目指している。しかしユナイテッドは、現在アウェイ戦29戦無敗(19勝10分け)で、その内ここ15試合は1失点未満という無類の強さを誇る。なお、レスターのヴァーディは3試合連続ゴール中だが、プレミアリーグにおいてヴァーディの34歳(278日)より上の年齢で4試合連続ゴールを決めたのは、2001年5月に当時リバプールでプレーしていたガリー・マカリスター氏(当時36歳127日)だけだ。
そのほか、勝ち点10で11位のアーセナルはホームでクリスタル・パレスと対戦する。アーセナルは月曜開催のホーム戦は7連勝中で、内容も15ゴール2アシストと縁起はいい。また、C・パレスとのホーム戦では過去16戦で13勝2分け1敗と好成績。ただ、ここ3試合は勝利から遠ざかっている状況だ。なお、今季からC・パレスの監督に就任したパトリック・ヴィエラは、元アーセナルの選手としては、監督としてアーセナルと対戦する4人目の人物となる。
◆プレミアリーグ第8節
▽10/16(土)
《20:30》
ワトフォード vs リバプール
《23:00》
アストン・ビラ vs ウォルバーハンプトン
レスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・シティ vs バーンリー
ノリッジ vs ブライトン
サウサンプトン vs リーズ・ユナイテッド
《25:30》
ブレントフォード vs チェルシー
▽10/17(日)
《22:00》
エバートン vs ウェストハム
《24:30》
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▽10/18(月)
《28:00》
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昨シーズン限りで現役を引退した元ベルギー代表FWエデン・アザールが、11年ぶりにあの“ボールボーイ”と再会した。 リール、チェルシー、ベルギー代表で輝かしいキャリアを築いたアザール。2019年に加入したレアル・マドリーでは自身のコンディション管理の問題などもあり長らく負傷に悩まされた結果、最後まで全盛期の輝きを放てぬまま、昨シーズン限りで退団。その後、新天地でのキャリア続行の選択肢もあったが、昨年10月10日に32歳という若さで現役引退を決断した。 以降はフットボール界とやや距離を置き、新たな挑戦に向けて充電中の元ベルギー代表FWは、約10年前に大きな話題を集めた因縁のボールボーイとの再会を果たすことになった。 当時、チェルシーでプレーしていたアザールは、2013年1月24日に行われたキャピタル・ワン・カップ(現カラバオカップ)準決勝2ndレグのスウォンジー・シティ戦に先発出場。 ホームでの1stレグを0-2で落とし、2ndレグも0-0のまま試合終盤を迎えていたなか、スウォンジーのゴールキックとなった際に事件が発生した。 当時17歳だったボールボーイのチャーリー・モーガンはボールを拾いに行ったものの、時間稼ぎを目的にボールを戻さずにいると、アザールがボールを貰おうと駆け寄る。それでもモーガンがボールを離さずに覆い被さる形になり、これに激高したアザールがボールごとモーガンを蹴った結果、主審は同選手にレッドカードを掲示。結局、3試合の出場停止処分を科された。 それでも、当時アザールは「ボールボーイがドレッシングルームに来て、ちょっと話をした。僕も彼も互いに謝って、それで終わりになった」と、両者の関係が問題ないと説明していた。 そして、その言葉通りに事件から11年の時を経て両者は再会することになった。 アザールは24日、自身の公式X(旧ツイッター)に「引退後の嬉しいことは、昔の友人たちと再会できることだ。この11年間で長い道のりを歩んできた、友よ」というコメントと共に、モーガンとのツーショット写真を投稿した。 なお、アザールの行為が大人げないものだったとはいえ、事件当時は問題児とも指摘されたモーガンだが、現在はウォッカブランド『Au Vodka』を経営するやり手の実業家として知られている。 ホテル経営者で当時スウォンジーの幹部でもあった父親からの資金援助を受け、2016年に友人と立ち上げた事業が大成功し、2023年のイギリス『タイムズ』の報道では5500万ポンド(約103億円)の資産を持つ大富豪と紹介されていた。 <span class="paragraph-title">【写真】11年ぶりにアザールとモーガンが再会</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A nice thing about retirement is catching up with old friends. You have come a long in way in 11 years my friend <a href="https://twitter.com/charliem0rgan?ref_src=twsrc%5Etfw">@charliem0rgan</a> <a href="https://twitter.com/AuVodka?ref_src=twsrc%5Etfw">@auvodka</a> x <a href="https://twitter.com/hazardeden10?ref_src=twsrc%5Etfw">@hazardeden10</a> <a href="https://t.co/bPpp0LEefS">pic.twitter.com/bPpp0LEefS</a></p>— Eden Hazard (@hazardeden10) <a href="https://twitter.com/hazardeden10/status/1750205183898816763?ref_src=twsrc%5Etfw">January 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> <span class="paragraph-title">【動画】アザールがボールボーイのモーガンを蹴って一発退場となったシーン</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="sd38KUjmOho";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.25 07:00 Thu3
バルサ、来日メンバー26名を発表! 安部裕葵もメンバー入り!《Rakuten Cup》
FCバルセロナは20日、日本で行われるRakuten Cupに向けた招集メンバーを発表した。 昨シーズン、リーガエスパニョーラを制覇するも、チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト4敗退に終わったバルセロナ。エルネスト・バルベルデ体制3年目を迎える新シーズンのプレシーズンでは、日本開催のRakuten Cupで7月23日に埼玉スタジアム2002でチェルシーと、27日にノエビアスタジアム神戸で元バルセロナのMFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャらを擁するヴィッセル神戸と対戦する。 その大会に臨むメンバーとして、26名を招集。コパ・アメリカ2019に出場したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやウルグアイ代表FWルイス・スアレス、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルらを除く主力選手の他、新加入のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングらに加えて、鹿島アントラーズから加入したFW安部裕葵もメンバーに名を連ねた。 ◆バルセロナ来日メンバー GK 1.マーク=アンドレ・テア・シュテーゲン 13.ネト 25.イニャキ・ペーニャ DF 2.ネウソン・セメド 3.ジェラール・ピケ 6.ジャン=クレール・トディボ 15.クレマン・ラングレ 18.ジョルディ・アルバ 20.セルジ・ロベルト 23.サミュエル・ユムティティ 26.サム・アラウホ 28.ギジェム・ジャメイ MF 4.イバン・ラキティッチ 5.セルヒオ・ブスケッツ 12.ラフィーニャ 19.カルレス・アレーニャ 21.フレンキー・デ・ヨング 16.オリオル・ブスケッツ 22.モンチュ 24.アレックス・コジャド 8.リキ・プッチ FW 11.ウスマーヌ・デンベレ 14.マウコム 17.アントワーヌ・グリーズマン 7.カルレス・ペレス 27.安部裕葵 2019.07.20 22:35 Sat4
元チェルシーDFフィリペ・ルイスがアザールの衝撃事実を告白!「試合の5分前までマリオカートを…」
23日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のアトレティコ・マドリーvsチェルシーを前に、両クラブに在籍経験のあるフラメンゴの元ブラジル代表DFフィリペ・ルイスがイギリス『ガーディアン』のインタビューに答えた。 2010年から2014年にかけてアトレティコでプレーしていたフィリペ・ルイスは、2014年夏にチェルシーに移籍した。その夏を最後に退団したレジェンドのアシュリー・コールの後釜として高い期待がかけられていたが、当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョの信頼を得られず、1年後にアトレティコへ戻っていった。 わずか1年の在籍だったが、フィリペ・ルイスは印象的なことが多かったとコメント。特にFWエデン・アザール(現レアル・マドリー)は、これまで共にプレーしてきた中で最高の選手だったとし、驚きの逸話を明かしている。 「ネイマールに並んで、エデンは僕が一緒にプレーした中で最高の選手だよ。メッシにも届くぐらい、彼は一人で試合を勝たせてしまっていた」 「あまり守備もしないしトレーニングもしてなかったけどね。試合の5分前までロッカールームでマリオカートで遊んでいた始末だよ」 「靴紐も結ばず練習やウォーミングアップをしていたよ。だけど誰も彼からボールを奪えなかった。簡単にドリブルで3、4人抜き去っていくんだ。近付き過ぎれば一瞬で引き離されてしまう。本当に凄かったよ」 フィリペ・ルイスはまた、2015年2月にチェルシーからフィオレンティーナにレンタル移籍したFWモハメド・サラーにも言及。その去り際に、引き留めようと理由を訪ねていたようだ。 「サラーがここまで優秀だとは誰も思わなかっただろう?それは違う。練習で僕は何度ヤツに屈辱を味わってきたか…」 「彼がフィオレンティーナに行くと聞いた時、僕は聞いたんだ。『どうして出ていくんだ?ここはチェルシーだぞ』って。そしたら彼はこう言った。『プレーするためだ』って」 「ああ、この少年(当時22歳)は凄いなと思ったよ。彼がサッカーをするのは決してお金やタイトルのためではなかった。彼は自分を証明するために移籍したんだ」 「トレーニングでの彼はメッシみたいだった。本当にね。誰にでも聞いてみるといいよ」 そして、フィリペ・ルイスは1年でチェルシーを退団しアトレティコに復帰した理由も説明。チェルシーに勧誘したディレクターのマリナ・グラノフスカイアに別れと感謝のメッセージを送っていたという。 「最後にマリナにメッセージを送ったんだ。ベストを尽くせなくてごめん、信じてくれてありがとうってね」 「これ以上モウリーニョの下にいたくなかった。でもこれだけは言わせてほしい。モウリーニョだけのせいではないと」 「チョロ(ディエゴ・シメオネ)がいれば、僕はまた昔のフィリペ・ルイスのようになれると思っていたんだ。後に彼はこう言ってくれた。『お前は私の下でなら上手くやれる。もう一度戻ってこい』とね」 「その通りだったよ。彼は僕の頭の隅々まで把握していた。復帰することに疑いは全くなかったよ」 2021.02.23 16:34 Tue5