サウジアラビアが4連勝で首位浮上! 2勝目オマーンが3位浮上《カタールW杯アジア最終予選》
2021.10.13 04:22 Wed
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループB第4節が12日に行われた。
[5-3-2]と後ろに重心を置くアウェイチームの守備に対して揺さぶりをかかける中、15分にはボックス手前でアル=ファラジと細かいパス交換を見せたアル=ナージーが強烈な右足のミドルシュートを右隅へ突き刺して幸先よく先制に成功した。
以降も試合をコントロールするホームチームだったが、34分にはチャン・ユーニンのスルーパスに抜け出したウー・レイに決定機を作られる。だが、ここはGKのファインセーブに加え、抜け出しの場面でのオフサイドが取られて事なきを得る。
迎えた後半、中国はハーフタイム明けにアロイージオ、アランと2人のアタッカーを投入すると、この選手交代が電光石火のゴールをもたらす。46分、キックオフからのボールを繋いでアランの浮き球パスをボックス左で胸トラップしたアロイージオが見事なミドルループシュートを流し込んだ。
この早々の失点によってバタつくサウジアラビアは、前半の好パフォーマンスがまるで嘘かのように押し込まれる展開を強いられる。さらに、守護神アル=オワイスの負傷退場というアクシデントにも見舞われる。
それでも、最後の場面で相手の攻撃を凌ぎつつ要所でカウンターを仕掛けていくホームチームは、72分にボックス右のゴールライン際で仕掛けたモハメド・カンノの折り返しを途中出場のアル・ブライカンがワンタッチで流し込み、再び点差を2点に広げた。
これでサウジアラビアの勝利は堅いかに思われたが、中国も粘りを見せる。アランやエウケソン、アロイージオらの個人技を軸に攻勢を強めると、87分にはセットプレーの二次攻撃からウー・シイがミドルシュートを放つ。これを途中出場のGKアル=カルニがはじき出せず、ゴールネットを揺らした。
このゴールによって9分が加えられたアディショナルタイムは、より緊迫感のあるものとなるが、何とか中国の反撃を撥ね返し続けたサウジアラビアがこのまま3-2のスコアで試合を締めくくった。この結果、予選4戦全勝のサウジアラビアがグループ首位に浮上している。
また、同日行われたオマーン代表vsベトナム代表は、ホームのオマーンが3-1で逆転勝利した。
日本との開幕戦以降、2連敗中の4位オマーン(勝ち点3)は、3戦全敗の最下位ベトナム(勝ち点0)を相手に3戦ぶりの白星を目指した。
試合はオマーンが押し込む入りを見せた中、16分にはボックス内でアル・ブサイディが倒されてPKを獲得。だが、キッカーのアル・ハルディが大きくふかしてしまい、痛恨のPK失敗となった。
以降は一進一退の攻防になると、39分にはベトナムのショートカウンターからグエン・ティエン・リンがゴール前でGKの弾いたボールを押し込み、敵地で先制に成功した。
しかし、前半終了間際にセットプレーの二次攻撃からアル・サブヒが豪快な右足のアクロバティックなボレーシュートを決めて前半のうちに追いついたオマーンは、後半立ち上がりの49分に右CKの場面でキッカーのアル・ハルディが左足インスウィングのボールを直接ゴールへ突き刺し、逆転に成功した。
これでようやく試合の主導権を掴んだオマーンは63分、ボックス内での交錯プレーでこの試合2度目のPKを獲得。これをアル・ハルディからキッカーを引き継いだサラーが冷静に決めて勝利を大きく手繰り寄せる3点目とした。
その後も危なげなく試合を運ぶオマーンは、試合終了間際にグエン・コン・フォンの左ポスト直撃のミドルシュートなどでゴールを脅かされたものの、このまま3-1で勝利。ベトナムを逆転で退けたオマーンが今予選2勝目を手にし、勝ち点と得失点差で並んだ日本を総得点の差で上回り、3位に浮上している。
サウジアラビア代表 3-2 中国代表
【サウジアラビア】
アル=ナージー(前15)
アル=ナージー(前38)
アル・ブライカン(後27)
【中国】
アロイージオ(後1)
ウー・シイ(後42)
オマーン代表 3-1 ベトナム代表
【オマーン】
アル・サブヒ(46分)
モフシン・アル・ハルディ(49分)
サラー(63分[PK])
【ベトナム】
グエン・ティエン・リン(39分)
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前節、日本代表をホームで破って予選3連勝中の2位サウジアラビア代表(勝ち点9)は、ホームで5位の中国代表(勝ち点3)と対戦し、3-2で勝利した。今節、先に試合を行ったオーストラリア代表が日本に敗れたことで、首位浮上のチャンスを得たサウジアラビアは、立ち上がりから中国を押し込んでいく。以降も試合をコントロールするホームチームだったが、34分にはチャン・ユーニンのスルーパスに抜け出したウー・レイに決定機を作られる。だが、ここはGKのファインセーブに加え、抜け出しの場面でのオフサイドが取られて事なきを得る。
すると、直後の38分にはボックス手前右でアル=ガーナムが上げたクロスをファーに飛び込んだアル=ナージーがワンタッチで合せて追加点を奪取。2点リードで試合を折り返した。
迎えた後半、中国はハーフタイム明けにアロイージオ、アランと2人のアタッカーを投入すると、この選手交代が電光石火のゴールをもたらす。46分、キックオフからのボールを繋いでアランの浮き球パスをボックス左で胸トラップしたアロイージオが見事なミドルループシュートを流し込んだ。
この早々の失点によってバタつくサウジアラビアは、前半の好パフォーマンスがまるで嘘かのように押し込まれる展開を強いられる。さらに、守護神アル=オワイスの負傷退場というアクシデントにも見舞われる。
それでも、最後の場面で相手の攻撃を凌ぎつつ要所でカウンターを仕掛けていくホームチームは、72分にボックス右のゴールライン際で仕掛けたモハメド・カンノの折り返しを途中出場のアル・ブライカンがワンタッチで流し込み、再び点差を2点に広げた。
これでサウジアラビアの勝利は堅いかに思われたが、中国も粘りを見せる。アランやエウケソン、アロイージオらの個人技を軸に攻勢を強めると、87分にはセットプレーの二次攻撃からウー・シイがミドルシュートを放つ。これを途中出場のGKアル=カルニがはじき出せず、ゴールネットを揺らした。
このゴールによって9分が加えられたアディショナルタイムは、より緊迫感のあるものとなるが、何とか中国の反撃を撥ね返し続けたサウジアラビアがこのまま3-2のスコアで試合を締めくくった。この結果、予選4戦全勝のサウジアラビアがグループ首位に浮上している。
また、同日行われたオマーン代表vsベトナム代表は、ホームのオマーンが3-1で逆転勝利した。
日本との開幕戦以降、2連敗中の4位オマーン(勝ち点3)は、3戦全敗の最下位ベトナム(勝ち点0)を相手に3戦ぶりの白星を目指した。
試合はオマーンが押し込む入りを見せた中、16分にはボックス内でアル・ブサイディが倒されてPKを獲得。だが、キッカーのアル・ハルディが大きくふかしてしまい、痛恨のPK失敗となった。
以降は一進一退の攻防になると、39分にはベトナムのショートカウンターからグエン・ティエン・リンがゴール前でGKの弾いたボールを押し込み、敵地で先制に成功した。
しかし、前半終了間際にセットプレーの二次攻撃からアル・サブヒが豪快な右足のアクロバティックなボレーシュートを決めて前半のうちに追いついたオマーンは、後半立ち上がりの49分に右CKの場面でキッカーのアル・ハルディが左足インスウィングのボールを直接ゴールへ突き刺し、逆転に成功した。
これでようやく試合の主導権を掴んだオマーンは63分、ボックス内での交錯プレーでこの試合2度目のPKを獲得。これをアル・ハルディからキッカーを引き継いだサラーが冷静に決めて勝利を大きく手繰り寄せる3点目とした。
その後も危なげなく試合を運ぶオマーンは、試合終了間際にグエン・コン・フォンの左ポスト直撃のミドルシュートなどでゴールを脅かされたものの、このまま3-1で勝利。ベトナムを逆転で退けたオマーンが今予選2勝目を手にし、勝ち点と得失点差で並んだ日本を総得点の差で上回り、3位に浮上している。
サウジアラビア代表 3-2 中国代表
【サウジアラビア】
アル=ナージー(前15)
アル=ナージー(前38)
アル・ブライカン(後27)
【中国】
アロイージオ(後1)
ウー・シイ(後42)
オマーン代表 3-1 ベトナム代表
【オマーン】
アル・サブヒ(46分)
モフシン・アル・ハルディ(49分)
サラー(63分[PK])
【ベトナム】
グエン・ティエン・リン(39分)
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