首位オランダがデパイの2G2Aの活躍で6発圧勝! ノルウェー&トルコも競り勝ち追走《カタールW杯欧州予選》
2021.10.12 05:55 Tue
カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループG第8節、オランダ代表vsジブラルタル代表が11日に行われ、ホームのオランダが6-0で快勝した。
直近3連勝でグループ首位に立つオランダ(勝ち点16)が、ここまで全敗で最下位に沈むジブラルタル(勝ち点0)をホームで迎え撃った一戦。ファン・ハール監督は1-0で辛勝したラトビア戦から先発2人を変更。ティルとギャクポに替えてワイナルドゥム、ノア・ラングを起用した。
試合は戦前の予想通り、ホームチームが70%を余裕で超えるボール支配率で相手を押し込み、ハーフコートゲームを展開していく。そして、9分には左CKの場面でキッカーのデパイが右足インスウィングで上げたボールを、中央からニアへフリーで走り込んできたファン・ダイクが頭で合わせ、早々にゴールをこじ開ける。
さらに、畳みかけるホームチームは18分にボックス内での競り合いで相手のハンドがあったとしてPKを獲得。だが、名手デパイが左を狙って蹴ったシュートは相手GKのビッグセーブに遭う。それでも、直後の21分にはラングの絶妙な斜めのスルーパスに反応したクラーセンがゴール左でGKとDFを引き付けて中央のデパイへプレゼントパス。これをデパイが難なく決めてPK失敗を帳消しにした。
その後もワイナルドゥムらが積極的にボックス付近で足を振っていき攻勢を続けるオランダは、前半終了間際に3点目を奪取。再び相手のハンドで得たPKをデパイが今度はきっちり決めて前半ラストプレーのゴールとした。
その後、60分にベルフハイスとフレンキー・デ・ヨングを下げ、ダンジュマとヴェグホルストを投入したオランダは並びを、より攻撃的な[4-2-3-1]に変更。積極的にゴールを目指すと、75分にはその途中出場2選手の連携からダンジュマが5点目を奪う。
さらに、試合終了間際の86分にはデパイのお膳立てからマレンが6点目を奪い、この日のゴールショーを締めくくった。そして、最下位相手に圧勝のオランダが4連勝で首位キープに成功した。
同日行われたグループGのもう1試合、ノルウェー代表vsモンテネグロ代表は、ホームのノルウェーが2-0で勝利した。
首位のオランダを2ポイント差で追う2位のノルウェー(勝ち点14)と、5ポイント差で4位のモンテネグロ(勝ち点11)による重要なシックスポインター。
エースのハーランド、セルロートの主力FW不在の中、トルストベット、ハウゲ、ウーデゴール、デーリらのアタッキングユニットで臨んだノルウェー。立ち上がりから主導権を握った中、幾つかの決定機を経て前半半ば過ぎに先制点を挙げる。
29分、右CKの場面でショートコーナーからペデルソンが入れた滞空時間の長いクロスをファーサイドのストランベリが頭で折り返すと、これをゴール前のエルユヌシがダイビングヘッドで押し込んだ。
そして、1点リードで試合を折り返したノルウェーは、後半に入ってなかなか追加点を奪うことができない。しかし、守備では相手に押し込まれるものの、粘りの守備で決定機まで持ち込ませない。試合終盤にかけては守備的な交代カードを切りつつ、時計を進めることを意識した堅実な試合運びを見せる。すると、試合終了間際に相手の退場で数的優位を得ると、96分にはエルユヌシが見事な右足のミドルシュートを突き刺し、試合を決定づける2点目を奪った。
この結果、首位浮上こそ逃したものの、オランダとの勝ち点差を維持しつつ2位キープに成功した。
また、ラトビア代表vsトルコ代表は、アウェイのトルコが1-2で逆転勝利した。
首位と4ポイント差で3位のトルコ(勝ち点12)が、5位のラトビア(勝ち点5)のホームに乗り込んだ一戦は、ホームチームの健闘によって0-0で後半へ折り返す。
さらに、70分には相手のクロスをDFデミラルがクリアし切れず、オウンゴールで先制点を与える。直後の75分にはジェンギズ・ウンデルの右クロスをドゥルスンが頭でコースを変えてすぐさま同点に追いつくが、以降は相手の粘りの守備に苦戦。だが、1-1のドローで試合終了かに思われた後半ラストプレーでブラク・ユルマズがボックス内でDFと交錯。一度プレーは流されるも、オンフィールドレビューの結果、土壇場でPKを獲得。これをユルマズ自ら決めて99分の劇的過ぎる逆転ゴールとした。
オランダ代表 6-0 ジブラルタル代表
【オランダ】
ファン・ダイク(9分)
デパイ(21分)
デパイ(45分+3[PK])
ダンフリース(48分)
ダンジュマ(75分)
マレン(86分)
ノルウェー代表 2-0 モンテネグロ代表
【ノルウェー】
エルユヌシ(29分)
エルユヌシ(90分+6)
ラトビア代表 1-2 トルコ代表
【ラトビア】
オウンゴール(70分)
【トルコ】
ドゥルスン(75分)
ブラク・ユルマズ(90分+9[PK])
直近3連勝でグループ首位に立つオランダ(勝ち点16)が、ここまで全敗で最下位に沈むジブラルタル(勝ち点0)をホームで迎え撃った一戦。ファン・ハール監督は1-0で辛勝したラトビア戦から先発2人を変更。ティルとギャクポに替えてワイナルドゥム、ノア・ラングを起用した。
試合は戦前の予想通り、ホームチームが70%を余裕で超えるボール支配率で相手を押し込み、ハーフコートゲームを展開していく。そして、9分には左CKの場面でキッカーのデパイが右足インスウィングで上げたボールを、中央からニアへフリーで走り込んできたファン・ダイクが頭で合わせ、早々にゴールをこじ開ける。
その後もワイナルドゥムらが積極的にボックス付近で足を振っていき攻勢を続けるオランダは、前半終了間際に3点目を奪取。再び相手のハンドで得たPKをデパイが今度はきっちり決めて前半ラストプレーのゴールとした。
後半に入っても攻撃の手を緩めないオランダは、立ち上がりの48分に厚みのある攻撃から左サイドでラングが上げた浮き球のクロスをゴール前のダンフリースが頭で合わせ、後半最初のゴールとした。
その後、60分にベルフハイスとフレンキー・デ・ヨングを下げ、ダンジュマとヴェグホルストを投入したオランダは並びを、より攻撃的な[4-2-3-1]に変更。積極的にゴールを目指すと、75分にはその途中出場2選手の連携からダンジュマが5点目を奪う。
さらに、試合終了間際の86分にはデパイのお膳立てからマレンが6点目を奪い、この日のゴールショーを締めくくった。そして、最下位相手に圧勝のオランダが4連勝で首位キープに成功した。
同日行われたグループGのもう1試合、ノルウェー代表vsモンテネグロ代表は、ホームのノルウェーが2-0で勝利した。
首位のオランダを2ポイント差で追う2位のノルウェー(勝ち点14)と、5ポイント差で4位のモンテネグロ(勝ち点11)による重要なシックスポインター。
エースのハーランド、セルロートの主力FW不在の中、トルストベット、ハウゲ、ウーデゴール、デーリらのアタッキングユニットで臨んだノルウェー。立ち上がりから主導権を握った中、幾つかの決定機を経て前半半ば過ぎに先制点を挙げる。
29分、右CKの場面でショートコーナーからペデルソンが入れた滞空時間の長いクロスをファーサイドのストランベリが頭で折り返すと、これをゴール前のエルユヌシがダイビングヘッドで押し込んだ。
そして、1点リードで試合を折り返したノルウェーは、後半に入ってなかなか追加点を奪うことができない。しかし、守備では相手に押し込まれるものの、粘りの守備で決定機まで持ち込ませない。試合終盤にかけては守備的な交代カードを切りつつ、時計を進めることを意識した堅実な試合運びを見せる。すると、試合終了間際に相手の退場で数的優位を得ると、96分にはエルユヌシが見事な右足のミドルシュートを突き刺し、試合を決定づける2点目を奪った。
この結果、首位浮上こそ逃したものの、オランダとの勝ち点差を維持しつつ2位キープに成功した。
また、ラトビア代表vsトルコ代表は、アウェイのトルコが1-2で逆転勝利した。
首位と4ポイント差で3位のトルコ(勝ち点12)が、5位のラトビア(勝ち点5)のホームに乗り込んだ一戦は、ホームチームの健闘によって0-0で後半へ折り返す。
さらに、70分には相手のクロスをDFデミラルがクリアし切れず、オウンゴールで先制点を与える。直後の75分にはジェンギズ・ウンデルの右クロスをドゥルスンが頭でコースを変えてすぐさま同点に追いつくが、以降は相手の粘りの守備に苦戦。だが、1-1のドローで試合終了かに思われた後半ラストプレーでブラク・ユルマズがボックス内でDFと交錯。一度プレーは流されるも、オンフィールドレビューの結果、土壇場でPKを獲得。これをユルマズ自ら決めて99分の劇的過ぎる逆転ゴールとした。
オランダ代表 6-0 ジブラルタル代表
【オランダ】
ファン・ダイク(9分)
デパイ(21分)
デパイ(45分+3[PK])
ダンフリース(48分)
ダンジュマ(75分)
マレン(86分)
ノルウェー代表 2-0 モンテネグロ代表
【ノルウェー】
エルユヌシ(29分)
エルユヌシ(90分+6)
ラトビア代表 1-2 トルコ代表
【ラトビア】
オウンゴール(70分)
【トルコ】
ドゥルスン(75分)
ブラク・ユルマズ(90分+9[PK])
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