ワクチン未接種選手のPCR検査費用は自己負担へ…ヘルタ・ベルリンが大胆な方針転換、月間で20万円の出費に
2021.10.07 11:27 Thu
ヘルタ・ベルリンが、大胆すぎる方針転換を図ることとなるようだ。
スタジアムに観客が戻るなど、コロナ禍において1年前とは大きく状況が変わってきているサッカー界。日本のみならず、世界を見ても緩和の動きが見られる。
一方で、選手たちはこれまでと変わらずに感染予防を行いながらも、感染者が出るなど、厳しさは変わっていないと言える状況だ。
その中で1つポイントとなっているのが新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン接種だ。感染の確率を下げるだけでなく、重症化を軽減することは確認されており、医療体制のひっ迫は改善されつつある。
一方で、ワクチン接種は義務ではないため、個人の考えや副反応の影響などを理由に拒否する選手が一定数いることも事実。強制はできないために難しさは増している状況だ。
ワクチン接種の有無に関わらず、どこのリーグでも一定期間で選手たちはPCR検査を実施。チーム内に感染者が出た場合には、それとは別に検査を受けるなどの対策が取られ、感染予防を行っている。
しかし、検査はもちろん無料ではなく、ドイツではPCR検査1回に70ユーロ(約9000円)がかかっているという。ドイツサッカーリーグ機構(DFL)により、ブンデスリーガのクラブは週2回の検査が義務付けられている。しかし、ヘルタ・ベルリンでは、ワクチン未接種の選手に対しては6回検査を受けさせているという。
つまり、ワクチン未接種の選手に関しては、月間で1600ユーロ(約20万6000円)以上の金額が検査費用としてかかる状況。この費用を、個人に負担させるという考えだ。なお、最近までは協会が支払っていたが、クラブ負担になるようだ。
クラブのマネージャーを務めるフレディ・ボビッチ氏は「ワクチンの接種率は90%を超えている。それは、いかなる種類の強制もなく、信念を通してのものだ」とコメント。ほとんどの選手がワクチンを接種している状況であるという。
プロ契約選手に加え、コーチングスタッフなどおよそ40名のうちの90%が接種しているが、一部の選手は接種していない。リーグ全体で見ても、82%の選手がワクチンを接種しており、コーチングスタッフはより高い接種率だという。
ヘルタ・ベルリンは昨シーズンはクラスターが発生し、隔離期間を設けられるなど、コロナ禍で大きな苦しみを味わったクラブの1つ。予防策という意味で、ワクチン接種を働きかけているが、接種したくない選手は方針に従うしかなさそうだ。
スタジアムに観客が戻るなど、コロナ禍において1年前とは大きく状況が変わってきているサッカー界。日本のみならず、世界を見ても緩和の動きが見られる。
一方で、選手たちはこれまでと変わらずに感染予防を行いながらも、感染者が出るなど、厳しさは変わっていないと言える状況だ。
一方で、ワクチン接種は義務ではないため、個人の考えや副反応の影響などを理由に拒否する選手が一定数いることも事実。強制はできないために難しさは増している状況だ。
そんな中、ヘルタ・ベルリンは1つの方針を発表。ドイツ『ビルト』によると、ワクチン接種を拒否した選手を認める一方で、検査費用を自己負担にしていく考えがあるようだ。
ワクチン接種の有無に関わらず、どこのリーグでも一定期間で選手たちはPCR検査を実施。チーム内に感染者が出た場合には、それとは別に検査を受けるなどの対策が取られ、感染予防を行っている。
しかし、検査はもちろん無料ではなく、ドイツではPCR検査1回に70ユーロ(約9000円)がかかっているという。ドイツサッカーリーグ機構(DFL)により、ブンデスリーガのクラブは週2回の検査が義務付けられている。しかし、ヘルタ・ベルリンでは、ワクチン未接種の選手に対しては6回検査を受けさせているという。
つまり、ワクチン未接種の選手に関しては、月間で1600ユーロ(約20万6000円)以上の金額が検査費用としてかかる状況。この費用を、個人に負担させるという考えだ。なお、最近までは協会が支払っていたが、クラブ負担になるようだ。
クラブのマネージャーを務めるフレディ・ボビッチ氏は「ワクチンの接種率は90%を超えている。それは、いかなる種類の強制もなく、信念を通してのものだ」とコメント。ほとんどの選手がワクチンを接種している状況であるという。
プロ契約選手に加え、コーチングスタッフなどおよそ40名のうちの90%が接種しているが、一部の選手は接種していない。リーグ全体で見ても、82%の選手がワクチンを接種しており、コーチングスタッフはより高い接種率だという。
ヘルタ・ベルリンは昨シーズンはクラスターが発生し、隔離期間を設けられるなど、コロナ禍で大きな苦しみを味わったクラブの1つ。予防策という意味で、ワクチン接種を働きかけているが、接種したくない選手は方針に従うしかなさそうだ。
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