ソンが2ゴール演出のスパーズが難敵ビラ撃破! 今季初の複数得点でリーグ連敗を「3」でストップ《プレミアリーグ》
2021.10.03 23:59 Sun
プレミアリーグ第7節、トッテナムvsアストン・ビラが3日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが2-1で勝利した。
途中出場のケインのハットトリックの活躍などで5-1の快勝を飾ったヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のムラ戦からはロメロ、レギロン、スキップを除く先発8人を変更。前線はケインの1トップに、2列目は右からルーカス・モウラ、エンドンベレ、ソン・フンミンが並んだ。
立ち上がりから果敢にハイプレスを仕掛けるアウェイチームの強度の高い守備を前に難しい入りを強いられるトッテナム。なかなかビルドアップが機能せず、ケインやソン・フンミンを狙ったロングボールで局面の打開を図るが、相手の屈強な守備陣に撥ね返される場面が目立つ。
それでも、15分を過ぎた辺りからボール保持率を高めたトッテナムはエンドンベレ、ルーカスのドリブルで相手の守備をずらしながらケインやソン・フンミンに良い形でボールが入り始める。23分にはハーフウェイライン付近でのクイックリスタートから、ケインがGKマルティネスの前目の位置取りを見てロングシュートを枠に飛ばすが、これはマルティネスにはじき出される。
ホイビュルクの今季初ゴールでリーグ戦では4試合ぶりとなる先制点を挙げたトッテナム。その後はビラのロングボールとセットプレーの合わせ技の攻撃を前に押し込まれる状況が続くが、ロメロの相手2トップへのタイトな潰しやホイビュルク、スキップの中盤のフィルター役2枚が相手のお株を奪う強度の高い守備で応対。前半のビラの攻撃を枠内シュート0に封じ込めた。
迎えた後半は再び押し込まれる入りとなるが、立ち上がりのピンチはスキップのオーバーヘッドクリアと、ターゲットの決定的なシュートをDFロメロが身体を張ったブロックで凌ぐ。
ここから反撃に出るホームチームは52分、左サイドを崩して上げたクロスがファーに流れたところをボックス右に走り込んだエメルソンが右足のダイレクトシュート。さらに、このこぼれ球を拾ったエメルソンがゴールライン際で折り返したボールを、ファーのソン・フンミンが右足ボレーで合わすが、枠を捉え切れない。
一連の波状攻撃で勢いづくトッテナムは60分、ダイアーのロングフィードに抜け出したソン・フンミンがそのままゴール左まで持ち込んでニア下を狙った左足のシュートを放つが、ここはGKマルティネスの好守に遭う。さらに、このプレーで得た左CKの二次攻撃から右サイドで仕掛けたエンドンベレがそのまま内へ切り込んで左足のカットインシュートを放つが、これもマルティネスの守備範囲。
すると、なかなか2点目を決め切れないトッテナムは一瞬の隙を突かれて同点に追いつかれる。67分、自陣でのルーズボールの競り合いからワトキンス、ラムジー、イングスと繋がれて左サイドのターゲットに展開される。そして、ターゲットからのピンポイントのグラウンダークロスを斜めのランニングでニアに飛び込んできたワトキンスにワンタッチで流し込まれた。
この失点により反発力が試されるトッテナムだが、メンタル面のタフさを見せる。71分、左サイドでレギロンからのスルーパスに反応したソン・フンミンが、ボックス手前でDFホースを見事な切り返しで振り切ってゴール左に侵入。高速のグラウンダークロスを入れると、ゴール前に走り込んだルーカスがワンタッチで押し込み、瞬く間に勝ち越しゴールとした。なお、このゴールは最終的にルーカスと競ったDFターゲットのオウンゴールとなった。
再びリードを手にしたトッテナムは、エンドンベレを下げてロ・チェルソを1枚目のカードとして投入。対するビラはDFを削ってブエンディアやベルトラン・トラオレと攻撃的な交代カードを切っていく。
相手のパワープレーの脅威を考えると、3点目を奪って試合を決めたいトッテナムは、投入直後のロ・チェルソを起点に再三の決定機が訪れる。だが、ボックス内でのロ・チェルソ、ケインの連続決定機はDFミングスの決死のゴールカバー、GKマルティネスのビッグセーブに阻まれる。
それでも、連敗ストップへ気概を見せるホームチームは、最後まで集中したパフォーマンスでビラの反撃を凌ぎ切り、2-1のスコアで試合をクローズ。今季初の複数得点で難敵ビラを退けたトッテナムが、リーグ戦の連敗を「3」でストップし、良い形でインターナショナルブレイクに入ることになった。
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前節、アーセナルとのノースロンドン・ダービーに1-3で完敗し、開幕3連勝からの3試合連続の3失点での3連敗となった11位のトッテナム。リーグ戦での連敗ストップを期して臨んだ今節は直近にマンチェスター・ユナイテッドを敵地で破った8位のビラをホームで迎え撃った。立ち上がりから果敢にハイプレスを仕掛けるアウェイチームの強度の高い守備を前に難しい入りを強いられるトッテナム。なかなかビルドアップが機能せず、ケインやソン・フンミンを狙ったロングボールで局面の打開を図るが、相手の屈強な守備陣に撥ね返される場面が目立つ。
それでも、15分を過ぎた辺りからボール保持率を高めたトッテナムはエンドンベレ、ルーカスのドリブルで相手の守備をずらしながらケインやソン・フンミンに良い形でボールが入り始める。23分にはハーフウェイライン付近でのクイックリスタートから、ケインがGKマルティネスの前目の位置取りを見てロングシュートを枠に飛ばすが、これはマルティネスにはじき出される。
だが、攻守両面で躍動感を見せ始めたホームチームは自分たちの流れの中でゴールをこじ開ける。27分、ハーフウェイライン付近でのソン・フンミンとホイビュルクの連動したボール奪取からカウンターを発動。ボックス手前右でタメを作った韓国代表FWからペナルティアーク付近でラストパスを受けたホイビュルクが、狙いすました右足のグラウンダーシュートをゴール右下隅の完璧なコースに突き刺した。
ホイビュルクの今季初ゴールでリーグ戦では4試合ぶりとなる先制点を挙げたトッテナム。その後はビラのロングボールとセットプレーの合わせ技の攻撃を前に押し込まれる状況が続くが、ロメロの相手2トップへのタイトな潰しやホイビュルク、スキップの中盤のフィルター役2枚が相手のお株を奪う強度の高い守備で応対。前半のビラの攻撃を枠内シュート0に封じ込めた。
迎えた後半は再び押し込まれる入りとなるが、立ち上がりのピンチはスキップのオーバーヘッドクリアと、ターゲットの決定的なシュートをDFロメロが身体を張ったブロックで凌ぐ。
ここから反撃に出るホームチームは52分、左サイドを崩して上げたクロスがファーに流れたところをボックス右に走り込んだエメルソンが右足のダイレクトシュート。さらに、このこぼれ球を拾ったエメルソンがゴールライン際で折り返したボールを、ファーのソン・フンミンが右足ボレーで合わすが、枠を捉え切れない。
一連の波状攻撃で勢いづくトッテナムは60分、ダイアーのロングフィードに抜け出したソン・フンミンがそのままゴール左まで持ち込んでニア下を狙った左足のシュートを放つが、ここはGKマルティネスの好守に遭う。さらに、このプレーで得た左CKの二次攻撃から右サイドで仕掛けたエンドンベレがそのまま内へ切り込んで左足のカットインシュートを放つが、これもマルティネスの守備範囲。
すると、なかなか2点目を決め切れないトッテナムは一瞬の隙を突かれて同点に追いつかれる。67分、自陣でのルーズボールの競り合いからワトキンス、ラムジー、イングスと繋がれて左サイドのターゲットに展開される。そして、ターゲットからのピンポイントのグラウンダークロスを斜めのランニングでニアに飛び込んできたワトキンスにワンタッチで流し込まれた。
この失点により反発力が試されるトッテナムだが、メンタル面のタフさを見せる。71分、左サイドでレギロンからのスルーパスに反応したソン・フンミンが、ボックス手前でDFホースを見事な切り返しで振り切ってゴール左に侵入。高速のグラウンダークロスを入れると、ゴール前に走り込んだルーカスがワンタッチで押し込み、瞬く間に勝ち越しゴールとした。なお、このゴールは最終的にルーカスと競ったDFターゲットのオウンゴールとなった。
再びリードを手にしたトッテナムは、エンドンベレを下げてロ・チェルソを1枚目のカードとして投入。対するビラはDFを削ってブエンディアやベルトラン・トラオレと攻撃的な交代カードを切っていく。
相手のパワープレーの脅威を考えると、3点目を奪って試合を決めたいトッテナムは、投入直後のロ・チェルソを起点に再三の決定機が訪れる。だが、ボックス内でのロ・チェルソ、ケインの連続決定機はDFミングスの決死のゴールカバー、GKマルティネスのビッグセーブに阻まれる。
それでも、連敗ストップへ気概を見せるホームチームは、最後まで集中したパフォーマンスでビラの反撃を凌ぎ切り、2-1のスコアで試合をクローズ。今季初の複数得点で難敵ビラを退けたトッテナムが、リーグ戦の連敗を「3」でストップし、良い形でインターナショナルブレイクに入ることになった。
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