レーティング:アーセナル 3-1 トッテナム《プレミアリーグ》
2021.09.27 03:26 Mon
プレミアリーグ第6節、アーセナルとトッテナムによるノースロンドン・ダービーが、26日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽アーセナル採点

GK
32 ラムズデール 6.5
前後半に3度のファインセーブ。加入後初の失点となったが、冷静な飛び出しや安定したハイボール処理で勝利に貢献した
DF
18 冨安健洋 6.5
失点場面のやや不運な対応にケインに完璧に背後を取られる場面もあったが、それを補って余りある空中戦の強さと安定した対人守備で勝利に貢献。マイボール時も堅実なプレーをみせ、印象的なダービーデビューに
4 ホワイト 6.5
直近のバーンリー戦での不出来を払しょくするソリッドなパフォーマンスを90分間披露。持ち味の正確な配球で相手守備に的を絞らせず
6 ガブリエウ 6.5
無理が利く守備でケインら相手も攻撃陣にうまく応対。的確なカバーリングで多くのピンチの芽を摘んだ
攻撃参加の回数こそ普段に比べて少なかったが、的確なサポートで攻撃の起点に。守備でも身体を張ったプレーでデレ・アリやルーカスを抑え込んだ
MF
7 サカ 7.5
1ゴール1アシストの活躍でスミス・ロウと共に勝利の立役者に。ここ数試合、やや大人しいプレーぶりだったが、ダービーで見事に躍動
(→メイトランド=ナイルズ -)
5 トーマス 6.5
前半は中盤のバトルで抜群の存在感。後半は要所を締めるプレーで攻守にチームをよく助けた
8 ウーデゴール 7.0
目に見える結果は残せなかったが、全3ゴールに関与。相手の守備のバランスを崩す巧みなボールの引き出しと丁寧な捌きに加え、守備の強度も非常に高かった
34 ジャカ 6.5
身体を張ったプレーで2点の起点に。3試合出場停止明けの重要なゲームでサポーターの信頼を取り戻そうと、負傷交代するまで気迫のこもったプレーを見せた
(→サンビ・ロコンガ 5.5)
守勢の流れでの投入となったが、無難にプレー
10 スミス・ロウ 7.5
貴重な先制点を含む1ゴール1アシストの活躍。攻撃だけでなく献身的な守備でチームを大いに助けた
(→ヌーノ・タヴァレス -)
FW
14 オーバメヤン 7.0
サカやホワイト同様にここ最近の不振を払しょくする躍動感のあるプレーで勝利に貢献。前ドルトムント時代を含め、対スパーズ戦の通算ゴールは「8」に
監督
アルテタ 7.0
守備に難があるペペではなく生え抜きの2人の起用やジャカの起用で相手のお株を奪う、見事なトランジションやカウンターで完勝
▽トッテナム採点

GK
1 ロリス 5.5
3失点共に責任なし。幾度かの好守でチームを鼓舞し続けた
DF
25 タンガンガ 4.0
守備面を期待されての起用も、相手の勢いのある攻めを止めきれず。課題の攻撃面ではクオリティ不足を露呈
6 D・サンチェス 4.5
ロメロ起用予想が多かった中、対人守備とスプリント能力を買われての起用となったが、相手の攻撃に後手を踏んだ
15 E・ダイアー 4.5
前半の酷いチームパフォーマンスは指揮官の失策の影響が大きいが、ディフェンスリーダーとして周囲をコントロールできていなかったのも事実
3 レギロン 5.0
一矢報いるアシストを記録したが、サカ相手に苦戦。攻撃面では幾度か良さも出したが、全体的には厳しい出来に
MF
20 デレ・アリ 4.0
指揮官による酷使もあり、球際で戦えず。守備面で穴を空けてしまう場面が多かった
(→スキップ 6.0)
チームの攻守のバランスをうまく整えて、生え抜きMFとして意地を見せた
5 ホイビュルク 5.0
得意とするインサイドハーフではなくアンカーで苦戦。前半は多くのタスクを自身に課したことで、全体的に役割が中途半端に。後半はスキップのサポートを受け盛り返す
28 エンドンベレ 4.5
要所で能力の高さを見せたが、指揮官の拙い起用法もあり、チームの歯車としてうまく機能できず。前半は守備面で難しい状況を招いた
(→ブライアン・ヒル 5.5)
一矢報いるゴールの起点に。チームにバイタリティをもたらしたが、決定的な仕事まではいかず
FW
27 ルーカス・モウラ 5.0
相手GKのビッグセーブに阻まれ、一矢報いるゴールを奪えず。負傷明けで局面を打開しようと腐心も、まだまだ本調子ではなかった
10 ケイン 4.5
全体的にハードワークは見せたが、3度あった決定機の内のひとつは決めたかった。3失点目に繋がるボールロストは痛恨
7 ソン・フンミン 5.5
一矢報いる敵地でのダービー初ゴール。冨安らにうまく封じ込まれて期待された個での打開はなかなか見せられず
監督
ヌーノ 4.0
チェルシー戦同様のアグレッシブなアプローチが完全に裏目に。後半は盛り返したが、選手の配置や守備のアプローチで大きな見込み違いがあった前半の酷いパフォーマンスは猛省すべき
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
スミス・ロウ(アーセナル)
同じく1ゴール1アシストのサカの活躍も捨てがたいが、貴重な先制点に加えて、守備の貢献度、攻撃の起点となるプレーでより存在感を示した背番号10をMOMに選出。このままの活躍が続けば、マンチェスター・シティのデ・ブライネやフォーデンのような絶対的な存在に。
アーセナル 3-1 トッテナム
【アーセナル】
スミス・ロウ(前12)
オーバメヤン(前27)
サカ(前34)
【トッテナム】
ソン・フンミン(後34)
▽アーセナル採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
32 ラムズデール 6.5
前後半に3度のファインセーブ。加入後初の失点となったが、冷静な飛び出しや安定したハイボール処理で勝利に貢献した
DF
18 冨安健洋 6.5
失点場面のやや不運な対応にケインに完璧に背後を取られる場面もあったが、それを補って余りある空中戦の強さと安定した対人守備で勝利に貢献。マイボール時も堅実なプレーをみせ、印象的なダービーデビューに
直近のバーンリー戦での不出来を払しょくするソリッドなパフォーマンスを90分間披露。持ち味の正確な配球で相手守備に的を絞らせず
6 ガブリエウ 6.5
無理が利く守備でケインら相手も攻撃陣にうまく応対。的確なカバーリングで多くのピンチの芽を摘んだ
3 ティアニー 6.5
攻撃参加の回数こそ普段に比べて少なかったが、的確なサポートで攻撃の起点に。守備でも身体を張ったプレーでデレ・アリやルーカスを抑え込んだ
MF
7 サカ 7.5
1ゴール1アシストの活躍でスミス・ロウと共に勝利の立役者に。ここ数試合、やや大人しいプレーぶりだったが、ダービーで見事に躍動
(→メイトランド=ナイルズ -)
5 トーマス 6.5
前半は中盤のバトルで抜群の存在感。後半は要所を締めるプレーで攻守にチームをよく助けた
8 ウーデゴール 7.0
目に見える結果は残せなかったが、全3ゴールに関与。相手の守備のバランスを崩す巧みなボールの引き出しと丁寧な捌きに加え、守備の強度も非常に高かった
34 ジャカ 6.5
身体を張ったプレーで2点の起点に。3試合出場停止明けの重要なゲームでサポーターの信頼を取り戻そうと、負傷交代するまで気迫のこもったプレーを見せた
(→サンビ・ロコンガ 5.5)
守勢の流れでの投入となったが、無難にプレー
10 スミス・ロウ 7.5
貴重な先制点を含む1ゴール1アシストの活躍。攻撃だけでなく献身的な守備でチームを大いに助けた
(→ヌーノ・タヴァレス -)
FW
14 オーバメヤン 7.0
サカやホワイト同様にここ最近の不振を払しょくする躍動感のあるプレーで勝利に貢献。前ドルトムント時代を含め、対スパーズ戦の通算ゴールは「8」に
監督
アルテタ 7.0
守備に難があるペペではなく生え抜きの2人の起用やジャカの起用で相手のお株を奪う、見事なトランジションやカウンターで完勝
▽トッテナム採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ロリス 5.5
3失点共に責任なし。幾度かの好守でチームを鼓舞し続けた
DF
25 タンガンガ 4.0
守備面を期待されての起用も、相手の勢いのある攻めを止めきれず。課題の攻撃面ではクオリティ不足を露呈
6 D・サンチェス 4.5
ロメロ起用予想が多かった中、対人守備とスプリント能力を買われての起用となったが、相手の攻撃に後手を踏んだ
15 E・ダイアー 4.5
前半の酷いチームパフォーマンスは指揮官の失策の影響が大きいが、ディフェンスリーダーとして周囲をコントロールできていなかったのも事実
3 レギロン 5.0
一矢報いるアシストを記録したが、サカ相手に苦戦。攻撃面では幾度か良さも出したが、全体的には厳しい出来に
MF
20 デレ・アリ 4.0
指揮官による酷使もあり、球際で戦えず。守備面で穴を空けてしまう場面が多かった
(→スキップ 6.0)
チームの攻守のバランスをうまく整えて、生え抜きMFとして意地を見せた
5 ホイビュルク 5.0
得意とするインサイドハーフではなくアンカーで苦戦。前半は多くのタスクを自身に課したことで、全体的に役割が中途半端に。後半はスキップのサポートを受け盛り返す
28 エンドンベレ 4.5
要所で能力の高さを見せたが、指揮官の拙い起用法もあり、チームの歯車としてうまく機能できず。前半は守備面で難しい状況を招いた
(→ブライアン・ヒル 5.5)
一矢報いるゴールの起点に。チームにバイタリティをもたらしたが、決定的な仕事まではいかず
FW
27 ルーカス・モウラ 5.0
相手GKのビッグセーブに阻まれ、一矢報いるゴールを奪えず。負傷明けで局面を打開しようと腐心も、まだまだ本調子ではなかった
10 ケイン 4.5
全体的にハードワークは見せたが、3度あった決定機の内のひとつは決めたかった。3失点目に繋がるボールロストは痛恨
7 ソン・フンミン 5.5
一矢報いる敵地でのダービー初ゴール。冨安らにうまく封じ込まれて期待された個での打開はなかなか見せられず
監督
ヌーノ 4.0
チェルシー戦同様のアグレッシブなアプローチが完全に裏目に。後半は盛り返したが、選手の配置や守備のアプローチで大きな見込み違いがあった前半の酷いパフォーマンスは猛省すべき
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
スミス・ロウ(アーセナル)
同じく1ゴール1アシストのサカの活躍も捨てがたいが、貴重な先制点に加えて、守備の貢献度、攻撃の起点となるプレーでより存在感を示した背番号10をMOMに選出。このままの活躍が続けば、マンチェスター・シティのデ・ブライネやフォーデンのような絶対的な存在に。
アーセナル 3-1 トッテナム
【アーセナル】
スミス・ロウ(前12)
オーバメヤン(前27)
サカ(前34)
【トッテナム】
ソン・フンミン(後34)
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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon4
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