
東京Vベレーザと新潟レディースがWEリーグ初勝利、ノジマステラ相模原は3試合無得点に【WEリーグ第3節】
2021.09.26 17:50 Sun
「2021-22 Yogibo WEリーグ」の第3節が25日と26日に行われた。
25日には味の素フィールド西が丘で、日テレ・東京ヴェルディベレーザとサンフレッチェ広島レジーナが対戦した。
序盤からポゼッションを高めて攻勢に出る東京Vベレーザは、小林里歌子が序盤から積極的にシュートを放ち、広島レジーナを圧倒する。飲水タイム明け直後の24分、その小林が中央でボールを受けると、プレッシャーのかからないなかドリブルを開始。コースを探しながらボックス手前右まで持ち運ぶと、自ら右足でのフィニッシュを左隅に沈めて先制点を奪った。
26日には4試合が行われ、開幕戦で大宮アルディージャVENTUSに大勝したINAC神戸レオネッサは、ホームにジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた。
INAC神戸は開始早々の6分、浜野まいかが成宮唯とのワンツーワンツーで左サイドを突破してグラウンダーのクロス。少しコースが変わって流れるも、杉田妃和が蹴り込んで先制点を奪う。15分にはこぼれ球を拾った伊藤美紀がスライディングに来たDFをかわして冷静なフィニッシュを沈め、INAC神戸が2点のリードで前半を折り返した。
追い掛ける展開となった千葉レディースは、ハーフタイムに2枚替えを決行。後半開始直後には大澤春花がフィニッシュシーンを迎えるなど、攻撃に良いリズムが生まれ始める。75分には今季から加入した南野亜里沙が狙うも、GK山下杏也加に防がれた。後半は一進一退の攻防を繰り広げたが、最後までゴールは奪えず。INAC神戸が2連勝を飾っている。
マイナビ仙台レディースはホームで大宮VENTUSと対戦。10分には池尻茉由、さらには浜田遥が狙うも、シュートはGKスタンボー華に触られてバーに嫌われた。ゴールレスで迎えた後半には宮澤ひなたの抜け出しから浜田がネットを揺らすも、宮澤が受けたタイミングがオフサイドとの判定に。その後も主導権を握り続けた仙台レディースだったが、ゴールを奪うことはできずにドローで試合を終えた。
アルビレックス新潟レディースとちふれASエルフェン埼玉の一戦は、互いに攻撃的な姿勢を見せる。新潟レディースは左の崩しから山谷瑠香がシュート。これはGK船田麻友が逆を取られながらも足でストップ。エルフェン埼玉も山本絵美が右ポスト直撃のシュートを放つ。
試合が動いたのは64分。新潟レディースは最終ラインでビルドアップに参加した瀬戸口梢から道上彩花ボールを奪うと、GKをかわして無人のゴールへと流し込んだ。エルフェン埼玉は76分、アーリークロスから吉田莉胡がヘディング。これはブロックされたがこぼれ球を自ら押し込んで試合を振り出しに戻す。
互いに2点目を狙うなか、勝ち越したのはホームチームだった。85分には新潟が勝ち越す。左サイドで縦に仕掛けた北川ひかるがクロス。ニアでダイビングヘッドを狙った道上には合わないが、その後ろから滝川結女が飛び込んでネットを揺らした。これが決勝点となり、新潟レディースがWEリーグ初勝利を挙げている。
初のホーム開催を迎えたノジマステラ神奈川相模原はAC長野パルセイロ・レディースと対戦。佐々木美和や松本茉奈加が果敢にゴールを狙うも、最後までネットを揺らせずゴールレスドロー。3試合連続の無得点に終わっている。
◆Yogibo WEリーグ 第3節
▽9/25(土)
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-0 サンフレッチェ広島レジーナ
▽9/26(日)
INAC神戸レオネッサ 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
マイナビ仙台レディース 0-0 大宮アルディージャVENTUS
アルビレックス新潟レディース 2-1 ちふれASエルフェン埼玉
ノジマステラ神奈川相模原 0-0 AC長野パルセイロ・レディース
25日には味の素フィールド西が丘で、日テレ・東京ヴェルディベレーザとサンフレッチェ広島レジーナが対戦した。
序盤からポゼッションを高めて攻勢に出る東京Vベレーザは、小林里歌子が序盤から積極的にシュートを放ち、広島レジーナを圧倒する。飲水タイム明け直後の24分、その小林が中央でボールを受けると、プレッシャーのかからないなかドリブルを開始。コースを探しながらボックス手前右まで持ち運ぶと、自ら右足でのフィニッシュを左隅に沈めて先制点を奪った。
後半に入っても試合を優位に進める東京Vベレーザは、広島レジーナにチャンスらしいチャンスを与えることなく終盤を迎えると、88分に待望の追加点。セットプレー崩れから三浦成美が対空時間の長いクロスを右サイドから上げると、植木理子が頭であわせてリードを広げる。終始広島を圧倒した東京Vベレーザが今季初勝利を上げた。
26日には4試合が行われ、開幕戦で大宮アルディージャVENTUSに大勝したINAC神戸レオネッサは、ホームにジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた。
INAC神戸は開始早々の6分、浜野まいかが成宮唯とのワンツーワンツーで左サイドを突破してグラウンダーのクロス。少しコースが変わって流れるも、杉田妃和が蹴り込んで先制点を奪う。15分にはこぼれ球を拾った伊藤美紀がスライディングに来たDFをかわして冷静なフィニッシュを沈め、INAC神戸が2点のリードで前半を折り返した。
追い掛ける展開となった千葉レディースは、ハーフタイムに2枚替えを決行。後半開始直後には大澤春花がフィニッシュシーンを迎えるなど、攻撃に良いリズムが生まれ始める。75分には今季から加入した南野亜里沙が狙うも、GK山下杏也加に防がれた。後半は一進一退の攻防を繰り広げたが、最後までゴールは奪えず。INAC神戸が2連勝を飾っている。
マイナビ仙台レディースはホームで大宮VENTUSと対戦。10分には池尻茉由、さらには浜田遥が狙うも、シュートはGKスタンボー華に触られてバーに嫌われた。ゴールレスで迎えた後半には宮澤ひなたの抜け出しから浜田がネットを揺らすも、宮澤が受けたタイミングがオフサイドとの判定に。その後も主導権を握り続けた仙台レディースだったが、ゴールを奪うことはできずにドローで試合を終えた。
アルビレックス新潟レディースとちふれASエルフェン埼玉の一戦は、互いに攻撃的な姿勢を見せる。新潟レディースは左の崩しから山谷瑠香がシュート。これはGK船田麻友が逆を取られながらも足でストップ。エルフェン埼玉も山本絵美が右ポスト直撃のシュートを放つ。
試合が動いたのは64分。新潟レディースは最終ラインでビルドアップに参加した瀬戸口梢から道上彩花ボールを奪うと、GKをかわして無人のゴールへと流し込んだ。エルフェン埼玉は76分、アーリークロスから吉田莉胡がヘディング。これはブロックされたがこぼれ球を自ら押し込んで試合を振り出しに戻す。
互いに2点目を狙うなか、勝ち越したのはホームチームだった。85分には新潟が勝ち越す。左サイドで縦に仕掛けた北川ひかるがクロス。ニアでダイビングヘッドを狙った道上には合わないが、その後ろから滝川結女が飛び込んでネットを揺らした。これが決勝点となり、新潟レディースがWEリーグ初勝利を挙げている。
初のホーム開催を迎えたノジマステラ神奈川相模原はAC長野パルセイロ・レディースと対戦。佐々木美和や松本茉奈加が果敢にゴールを狙うも、最後までネットを揺らせずゴールレスドロー。3試合連続の無得点に終わっている。
◆Yogibo WEリーグ 第3節
▽9/25(土)
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-0 サンフレッチェ広島レジーナ
▽9/26(日)
INAC神戸レオネッサ 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
マイナビ仙台レディース 0-0 大宮アルディージャVENTUS
アルビレックス新潟レディース 2-1 ちふれASエルフェン埼玉
ノジマステラ神奈川相模原 0-0 AC長野パルセイロ・レディース
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14日、「2021-22 Yogibo WEリーグ」第21節の2試合が各地で行われた。 前節快勝でWEリーグ初代女王の座についたINAC神戸レオネッサは、皇后杯チャンピオンの三菱重工浦和レッズレディースと対戦。WEリーグ初の国立競技場での開催となった。 阪口萌乃のミドルシュートで最初の見せ場を作ったINAC神戸は、30分にGKからのビルドアップを起点にチャンスメイク。自陣でポゼッションし、左の西川彩華が裏へ蹴ると、田中美南と南萌華の走り合いに。交錯はありながらもこれを制した田中がボックス内に侵入し、高橋はなをかわして右足を振り抜くが、GK池田咲紀子の手に当たって左ポストに弾かれた。 反撃に出る浦和は34分に塩越柚歩がミドルを見せると、3分後には猶本光の直接FKがクロスバーに当たるなど、徐々にゴールへ迫っていく。すると41分、菅澤優衣香のスルーパスに反応した塩越がボックス右からクロス。一度はブロックされるも、粘って再び最深部から折り返すと、走り込んだ安藤梢が抑えの効いた一撃を沈め、浦和レディースが先手を取った。 いい時間帯にリードを奪った浦和レディースは後半にも塩越がゴール正面の至近距離でチャンスを迎えるが、決め切れない。さらに、72分には遠藤優の突破がボックス右での中島依美のファウルを誘い、PKを獲得する。だが、左を狙った菅澤のキックはGK山下杏也加が読み切った。 その後は互いにゴールを奪えず、1-0のままタイムアップ。WEリーグ最多となる1万1763人を集めた一戦は、浦和レディースがプライドを見せ、5連勝を収めている。 ホーム最終戦となったAC長野パルセイロ・レディースは、ノジマステラ神奈川相模原と対戦。今季限りでの引退を表明しているGK池ヶ谷夏美が9試合ぶりにゴールを守った。 長野レディースは序盤こそ大久保舞のミドルなどでペースをつかんだが、次第に押し込まれ始めると、伊東珠梨のシュートがバーをたたくなどあわやの場面を作られる。流れを変えようとハーフタイムを待たずして動き、41分、こちらも今シーズンでスパイクを脱ぐ八坂芽依を送り出した。 ゴールレスで後半を迎えると、CKのクリアを処理した際に奥津礼菜がハンドを取られ、ノジマステラにPKを献上。57分に杉田亜未にゴールを許し、ビハインドを負った。 それでもその7分後、ハーフウェーライン付近の左タッチライン寄りでFKを得ると、長いボールを放り込み、瀧澤莉央、瀧澤千聖と頭でのフリックが続き、三谷沙也加もヘディングで押し込んで試合を振り出しに戻した。 以降は互いにゴールが奪えずドローで試合終了。長野レディースは連勝が、ノジマステラは連敗が2でストップしている。 ▽5月14日(土) AC長野パルセイロ・レディース 1-1 ノジマステラ神奈川相模原 INAC神戸レオネッサ 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">1 三菱重工浦和レッズレディース</span> ▽5月15日(日) 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs マイナビ仙台レディース アルビレックス新潟レディース vs サンフレッチェ広島レジーナ ちふれASエルフェン埼玉 vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース WE ACTION DAY(今節試合なし) 大宮アルディージャVENTUS 2022.05.14 19:21 Sat