【プレミア注目プレビュー】ソンvs冨安のマッチアップに注目! 今季最初のNLダービー

2021.09.26 12:00 Sun
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プレミアリーグ第6節、アーセナルとトッテナムによるノースロンドン・ダービーが、日本時間26日24:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。好対照の序盤戦を過ごすノースロンドンの両雄が激突する今季最初のダービーだ。

開幕3戦無得点の3連敗スタートと、アルテタ体制3年目は苦難の船出となったアーセナル。だが、インターナショナルマッチウィークを挟んでリスタートを切ったチームは、ノリッジ、バーンリーと下位に沈む2チーム相手にいずれも1-0のスコアで連勝。今回のダービーに勝利し、星勘定を五分に戻すことができれば、一気に上昇気流に乗ることも可能だ。

ただ、前節のバーンリー戦を含め、決して試合内容に大きな改善が見られたわけではなく、相手に恵まれた印象も強い。したがって、不調とは言えどもノリッジ、バーンリーと比べて大きくレベルが上がる宿敵との一戦が、現チームの立ち位置を明確に決める試金石となる。

一方、開幕3試合連続クリーンシートで3連勝を飾ったトッテナムだが、インターナショナルマッチウィーク明けのクリスタル・パレス戦、チェルシー戦は度重なる離脱者の影響もあり、いずれも0-3のスコアで大敗。直近のEFLカップではウォルバーハンプトンをPK戦の末に退けて公式戦4試合ぶりの白星を手にしたが、最適解を見いだせない攻撃面を中心に停滞感が漂う。

それでも、徐々に離脱者が戻ってきて、MFエンドンベレやFWブライアン・ヒルと攻撃に新たなオプションをもたらす選手たちの台頭もあり、今回のダービーで負の流れに終止符を打てれば、対戦相手同様に再浮上の可能性は十二分にあるはずだ。

以前から拮抗したダービーとして知られる両者の対戦だが、アーセナルホーム開催のプレミアリーグではホームチームが16勝2敗11分けと圧倒的な戦績を誇る。さらに、トッテナムが最後にアウェイで勝利したのは、2010年11月の対戦(3-2)まで遡ることになる。一方で、ダービー初采配のヌーノ監督はウォルバーハンプトン時代に3勝1敗2分けと、アーセナルを得意としており、トッテナムとしてはポルトガル人指揮官の相性の良さを生かして11年ぶりのエミレーツ攻略といきたい。

◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽アーセナル予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ラムズデール
DF:冨安、ホワイト、ガブリエウ、ティアニー
MF:スミス・ロウ、トーマス、ウーデゴール
FW:ぺぺ、オーバメヤン、サカ

負傷者:なし
出場停止者:なし

出場停止者、負傷者共になし。3試合停止明けのジャカを含め全選手が起用可能な状況だ。

システムに関しては[4-2-3-1]、[4-3-3]の布陣を併用しているが、ホームでより攻撃的に戦うことを想定し後者を予想。スタメンに関しては3-0で快勝したEFLカップのウィンブルドン戦で温存したメンバーを中心に、前述の11人の起用を予想する。

ただ、サカあるいはペペに替えてサンビ・ロコンガ、ジャカをトーマスの相棒に据えるバランス重視の形、ダービーで決定的な仕事ができるラカゼットのスタメン起用の可能性も十分にあるはずだ。

◆トッテナム◆
【4-3-3】
▽トッテナム予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ロリス
DF:タンガンガ、ロメロ、ダイアー、レギロン
MF:ホイビュルク、スキップ、デレ・アリ
FW:ルーカス・モウラ、ケイン、ソン・フンミン

負傷者:MFセセニョン、FWベルフワイン
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはルーカスの復帰に伴い、セセニョンとベルフワインのみが欠場となる。

スタメンに関してはルーカスがスタートから起用可能な状態と判断し、前述のメンバーを予想。ただ、右サイドバックにエメルソン、ダイアーの相棒にダビンソン・サンチェス、中盤にエンドンベレ、右ウイングにロ・チェルソ(ブライアン・ヒル)を起用する可能性も十分にありそうだ。

★注目選手
◆アーセナル:DF冨安健洋
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アーセナルの注目プレーヤーはダービー初出場の冨安。今夏、アタランタと共にトッテナム行きが有力視されながらも、移籍市場最終日にスパーズのライバルクラブであるアーセナルへ加入した22歳の日本代表DF。

ディフェンダーにとっては適応が困難と言われるプレミアリーグ、アルテタスタイルにすんなりと順応すると、ここまで右サイドバックとして出場したノリッジ、バーンリー戦では多士済々な相手のアタッカーに対して、傑出したデュエル勝率を記録。さらに、守備の国であるイタリア仕込みの繊細なポジショニング、状況判断でDFホワイトやFWペペらをカバーする見事な存在感を示している。

その鮮烈な活躍により、早くもスペイン人指揮官、ガナーズファンの信頼を獲得し、クラブOBを中心とする多くの識者からも好評価を受けている。

とはいえ、ここまでの称賛ムードは元々の期待値の低さに加え、アーセナルの既存守備陣の体たらくによる部分が大きく、その真価が試されるのは、対ビッグ6や一線級のアタッカーとの対戦時だ。そういった意味ではより注目度、プレッシャーが高まる今回のダービーは、冨安の今後を左右する重要な一戦となるはずだ。

世界屈指のストライカーであるケインに加え、サイドでのマッチアップが見込まれるアジア最高のアタッカー、ソン・フンミンを相手に、直近2試合で見せたようなソリッドな守備を継続できるか。また、守備時に中を絞る傾向のある相手に対してはサイドバックのビルドアップ、攻撃面の貢献が重要となるだけに、バーンリー戦で見せた正確なサイドチェンジや果敢なオーバーラップで攻撃にアクセントを加えたい。

◆トッテナム:FWソン・フンミン
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トッテナムの注目プレーヤーは攻撃のカギを握る韓国代表FW。今夏、トッテナムとの2025年までの新契約にサインしたソン・フンミンは、相棒ケインの去就問題もあり、今やクラブのアイコンという立場に。そして、ファンからの寵愛を受ける29歳は、マンチェスター・シティとの開幕戦での決勝点など、ここまで4試合で2ゴールと上々の滑り出しを見せている。

ただ、ここ数試合では相棒の不調や新体制移行の影響もあり、昨季猛威を振るったホットラインがなかなか機能せず、孤軍奮闘の状況が続く。そのケインは直近のウルブス戦でゴールを記録し、復調の気配を見せているものの、敵地でのダービーで11年ぶりの勝利を収めるためにはソン・フンミンの爆発が必須だ。

直近2試合連続クリーンシートも守備者として脆弱なホワイト、ダービー初出場で未知数の冨安が並ぶ相手の右サイドはトッテナムにとって攻めどころのひとつと見込まれており、左ウイングでの起用が見込まれるソン・フンミンの打開力がアウェイチームの生命線となりそうだ。

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【プレミア注目プレビュー】今季初の対ビッグ6で真価試されるユナイテッド、唯一無敗のリバプールと激突!

プレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが、日本時間24日24:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。開幕から好不調の波が目立つユナイテッドが、真価試される今季初の対ビッグ6で無敗リバプールと激突する。 今夏の移籍市場でDFヴァラン、FWサンチョに加え、かつてのエースFWクリスティアーノ・ロナウドが電撃復帰を果たしたユナイテッド。このピンポイント補強により、開幕前には優勝候補に挙がったが、ここまで首位チェルシーと6ポイント差の6位(勝ち点14)に甘んじている。 4勝2分け2敗と数字上は決して悲観すべきではないが、上位チームが数試合対ビッグ6を戦っている中、今回のリバプール戦が初の対ビッグ6との一戦となり、2-4で敗戦した前節レスター・シティ戦からスタートした強豪4連戦でその真価が試される。 直近のチャンピオンズリーグ(CL)では難敵アタランタ相手に前半の0-2から後半に3点を奪って勝ち切る劇的な逆転勝利を挙げたが、リーグ戦では1分け2敗の3戦未勝利と苦境が続く。とりわけ、C・ロナウドの加入によって、以前から補強ポイントに挙がるワールドクラスの守備的MF不在による守備面の課題がクローズアップされており、世界屈指の攻撃力を誇るリバプール戦に向け大きな不安を抱える。 一方、ブレントフォード戦でのドローが響きチェルシーに首位の座を譲も、ここまで唯一の無敗で1ポイント差の2位に位置するリバプール(勝ち点18)。DFファン・ダイク、DFマティプの復帰によって守備が安定した上、絶好調のFWサラー、DFアレクサンダー=アーノルド、FWフィルミノらの復調によって攻撃も昨季以上の破壊力を誇り、チェルシーとマンチェスター・シティと並びチームの完成度では頭一つ抜けた存在となっている。 前節はラニエリを新指揮官に迎え、モチベーション高く臨んだワトフォードを敵地で5-0のスコアで粉砕し、ミッドウィークのCLでは同じく敵地でアトレティコ・マドリーとのタフな試合を3-2で競り勝ち、公式戦2連勝。盤石の状態で宿敵のホームに乗り込む。 なお、昨シーズンの公式戦3度の対戦は1勝1敗1分けの全くの五分。ただ、オールド・トラッフォードでの前回対戦はリバプールがフィルミノの2ゴールの活躍などで4-2の快勝を収めている。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ショー MF:マクトミネイ、フレッジ MF:グリーンウッド、ブルーノ・フェルナンデス、ポグバ FW:クリスティアーノ・ロナウド 負傷者:DFヴァラン、MFブルーノ・フェルナンデス、フレッジ、FWマルシャル、ラッシュフォード、アマド・ディアロ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはヴァランの欠場が確定し、直近のアタランタ戦でいずれも軽傷を負ったブルーノ・フェルナンデス、フレッジ、ラッシュフォードの3選手に関してはギリギリまで状況を見極めることになる。 スタメンに関しては軽傷の3選手が起用可能なことを前提に、前述の11人を予想。その中でマクトミネイの相棒、左ウイングの人選に注目が集まるところだ。 格上リバプール相手に守備を優先する場合はフレッジを2セントラルの一角、ポグバを左ウイング(右ウイング)に配置。攻撃を優先する場合はポグバを2セントラルの一角、ラッシュフォードあるいはサンチョを左ウイングに配置することになる。守備の貢献が著しく低いC・ロナウドに代えてカバーニのスタート起用というオプションもあるが、ホームゲームということを考えれば、さすがに難しいか…。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽リバプール予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、ミルナー FW:サラー、ジョタ、フィルミノ 負傷者:MFチアゴ、エリオット 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のエリオットに加え、チアゴが欠場する。一方で、カーティス・ジョーンズがチームトレーニングに復帰し、メンバー入りが確実だ。 スタメンに関しては直近のアトレティコ戦のメンバーをベースに、ナビ・ケイタに代えてファビーニョがアンカーに復帰する見込みだ。また、C・ジョーンズとジョタがミルナー、フィルミノ、マネに代わって起用される可能性もありそうだ。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:FWクリスティアーノ・ロナウド <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユナイテッドの注目プレーヤーはオールド・トラッフォードで12年ぶりのリバプール戦に臨むC・ロナウド。今夏、ユベントスを電撃退団し、古巣ユナイテッドに電撃復帰を果たした36歳は、ここまで公式戦9試合で6ゴールを記録。再デビュー戦となったニューカッスルでの2ゴールに、CLのビジャレアル戦、アタランタ戦ではいずれもチームを劇的逆転勝利に導く決勝点を挙げる千両役者の働きを見せている。 その一方で、元々の守備意識の低さに加え、加齢による運動量の低下によってファーストディフェンダーとしてはほぼ機能しておらず、その守備の貢献度の低さがチームの足かせとなっている。ここまでは守護神デ・ヘアのビッグセーブやヴァランらの活躍によってチームとしての収支は若干プラスと言えるが、拮抗した相手や格上相手の試合では全体の収支をマイナスにするレベルだ。さらに、ユベントス在籍時の終盤からかげりを見せ始めていた打開力や決定力も今後のビッグマッチに向けた不安要素の一つだ。 とはいえ、ユナイテッドが現時点で格上のリバプールを破るためには傑出した勝負強さを持つエースストライカーの活躍は必須。とりわけ、今季リバプールが最も崩されているアレクサンダー=アーノルドの背後のスペース、右サイドからマティプ、アレクサンダー=アーノルドの間に入れるクロスはC・ロナウドの得点パターンと重なる部分が多く、そこでの攻防を優位に進められれば、必ずや決定的な仕事ができるはずだ。 ◆リバプール:FWモハメド・サラー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リバプールの注目プレーヤーは絶好調のエジプト代表FW。直近3シーズンも安定した成績を残したものの、今季は開幕から多くのフットボールファンに衝撃を与えたリバプールデビューシーズンを彷彿とさせる異次元のパフォーマンスを披露しているサラー。ここまで公式戦11試合12ゴール4アシストを記録している上、8月28日のプレミアリーグ第3節のチェルシー戦から公式戦9試合連続でゴールを重ね、クラブレコードを樹立している。 その数字以上にプレーのインパクトが強烈で、前々節のマンチェスター・シティ戦、前節のワトフォード戦ではいずれも複数のDFを鮮やかにかわすゴール・オブ・ザ・シーズン級のスーパーゴールに、ワトフォード戦ではデ・ブライネ級のラストパスでマネのゴールをお膳立て。今シーズンここまでに限って言えば、世界最高のアタッカーと言っても過言はないはずだ。 また、クラブとの契約延長交渉の難航が伝えられる中、直近のイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューでは、「自分次第ではない」と断りを入れながらも、「キャリア最後の日までここにいたい」とリバプール残留宣言とも取れるコメントを残しており、多くのKOPを安堵させている。 そして、レッズへの忠誠を改めて示した29歳はチームを勝利に導く公式戦10試合連続ゴールを狙う。 2021.10.24 13:00 Sun
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【エル・クラシコ プレビュー】象徴2人がパリへ旅立った中、新時代告げる伝統の一戦!

ラ・リーガ第10節、バルセロナとレアル・マドリーによるエル・クラシコが、日本時間24日23:15にカンプ・ノウでキックオフされる。メッシとセルヒオ・ラモスというクラブの象徴がパリへ旅立った中、初めて迎える新時代を告げるクラシコだ。 メッシの電撃退団に深刻な財政難の影響もあり、厳しい序盤戦を過ごすバルセロナ。リーグ開幕からの8試合では4勝3分け1敗と、1試合消化が多い首位のレアル・ソシエダと、5ポイント差の7位(勝ち点15)に甘んじている。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)では優勝候補バイエルンは致し方なしも、ベンフィカにも惨敗しクラブ史上初の連敗スタートという屈辱も味わった。 就任2年目のクーマン采配の限界も指摘されているが、多数の負傷者や補強失敗の影響により、昨季のMFペドリに続きMFガビ、DFバルデ、MFニコ・ゴンサレス、MFデミルと10代の若手の台頭は、クラブにとって心の拠り所となっている。ここにFWアグエロやFWデンベレといった実績のある復帰組がうまく噛み合えば、ここからの巻き返しは十分に可能だ。前節のバレンシア戦、直近のCLディナモ・キエフ戦では盤石の勝利とはいかずも、今季初の公式戦連勝を飾っており、良い形で迎える今回の大一番を制し、浮上のキッカケを手にしたい。 一方、昨季11年ぶりのシーズン無冠に終わったマドリーは、エバートン前指揮官のアンチェロッティを6年ぶりに復帰させ、捲土重来を期すシーズンに臨む。エースFWベンゼマ、本格覚醒のFWヴィニシウスを擁する絶好調の攻撃陣の活躍によって、ここまでは5勝2分け1敗の2位(勝ち点17)に付けているが、前々節にエスパニョールに新体制初黒星を喫するなど、直近2戦未勝利と失速傾向だ。 また、CL第2節ではモルドバ勢のシェリフを相手にサンティアゴ・ベルナベウで敗れる屈辱も味わい、セルヒオ・ラモスとDFヴァランを失った守備陣、FWベイル、FWアザールの“予想通り”の戦線離脱によって手薄な攻撃陣と、停滞した今夏の移籍市場のツケを払い始めている。 それでも、アンチェロッティの優れた手腕もあり、バルセロナに比べてパフォーマンスレベルがある程度安定しているチームは、直近のCLでは昨季ダブルを喫した因縁の相手であるシャフタールに5-0の完勝を飾り、公式戦4試合ぶりの白星を奪取。良い状態で敵地に乗り込むことになった。 なお、今回で247試合目となるクラシコの通算対戦成績は、マドリーの98勝52分け96敗。昨シーズンの対戦ではマドリーが2007-08シーズン以来となるシーズンダブルを達成するなど、直近4戦負けなしだ。ちなみに、エバートンの元指揮官という共通点を持つ両指揮官は、クーマン監督がアヤックス、アンチェロッティ監督がミランを率いた時代に通算4度対戦。イタリア人指揮官が3勝1分けと貫録を見せている。 ◆バルセロナ◆ 【4-3-3】 ▽バルセロナ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:テア・シュテーゲン DF:ミンゲサ、エリック・ガルシア、ピケ、ジョルディ・アルバ MF:フレンキー・デ・ヨング、ブスケッツ、ガビ FW:デスト、デパイ、アンス・ファティ 負傷者:DFアラウホ、MFペドリ、FWブラースヴァイト、デンベレ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはブラースヴァイト、デンベレに加え、ペドリとアラウホが間に合わず。一方で、ディナモ・キエフ戦で軽傷を負ったジョルディ・アルバは無事メンバーリスト入りした。 今季ここまで複数のシステムを使い分けているクーマン監督だが、いずれのオプションもあまり機能しておらず、通常の[4-3-3]の採用が濃厚だ。 スタメンに関しては前述の11人を予想するが、両サイドバックは変更の可能性も十分にある。右サイドバックにより経験のあるセルジ・ロベルトが入り、アルバのコンディション次第ではデストやミンゲサ、バルデが代役を担う。高さがない相手の最終ラインを意識し、ルーク・デ・ヨングの抜擢も考えられるが、さすがにスタートからの可能性は低い。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-3-3】 ▽レアル・マドリー予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:クルトワ DF:ルーカス・バスケス、ミリトン、アラバ、メンディ MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース FW:ロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウス 負傷者:MFセバージョス、イスコ、FWベイル、ヨビッチ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはベイル、ヨビッチ、イスコのアタッカー3選手が欠場となるが、負傷明けのカルバハルとアザールが遠征メンバー入りを果たしている。 スタメンは5-0で圧勝したシャフタール戦と全く同じメンバーを予想するが、両サイドバックのいずれかに守備的なDFナチョを置き、中盤にMFバルベルデ、MFカマヴィンガの若手を抜擢する可能性も十分にあるはずだ。負傷明けのカルバハルとアザールに関してはベンチスタートが濃厚か。 ★注目選手 ◆バルセロナ:FWアンス・ファティ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルセロナの注目プレーヤーは新10番として初の大舞台に臨むラ・マシアの至宝。2019年8月のベティス戦で、16歳298日というクラブ史上2番目の若さでトップチームデビューを飾った新鋭は、翌節のオサスナ戦で16歳304日でのクラブ史上最年少ゴールを記録するなど、クラブの様々な年少記録を塗り替えてきた。 その後、2020年9月にトップチームへ正式に昇格したものの、昨季序盤に負った半月板損傷の大ケガで長期離脱を強いられていた。それでも、先月26日に行われたラ・リーガ第7節のレバンテ戦で322日ぶりに公式戦復帰を果たすと、その一戦で早速ゴールを奪取。さらに、前節のバレンシア戦では見事なゴラッソにPK奪取とその背番号に相応しい見事な活躍を見せた。 そして、クラシコ直前の21日にはクラブとの2027年までの新契約にサインし、自身の将来がカンプ・ノウにあることを明確に示した18歳は、苦しい序盤戦を過ごすチームが浮上のキッカケを掴む上で重要な宿敵との一戦において、かつての背番号10のようにチームを勝利に導く活躍が期待される。 ◆レアル・マドリー:FWカリム・ベンゼマ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> マドリーの注目プレーヤーは今季も絶好調のエースストライカー。直近3試合連続でリーグ戦20ゴール以上を挙げ、マドリディスタにクリスティアーノ・ロナウドの存在を忘れさせる抜群の存在感を放つベンゼマ。さらに、今シーズンは開幕8試合で9ゴール7アシスト。今年12月に34歳のバースデーを迎える中、キャリアハイを更新する勢いを見せている。 昨シーズンは前線での起点づくりにチャンスメーク、フィニッシュとアタッキングサードでのすべての仕事にフルパワーを注いでいたが、今季はヴィニシウスの急成長など周囲のレベルアップによって局面に応じてフィニッシュ、チャンスメークと各仕事にパワーを注いでおり、プレー全体に余裕が見受けられる。そういった中、昨季同様に試合の行方を左右する重要な場面での決定的な仕事が印象的だ。 今回のクラシコでは相手の新10番であるファティやガビ、デパイ、アグエロ、ヴィニシウスやカマヴィンガ、アラバと次代を担う若手や新戦力に注目が集まるが、マドリーの絶対的なエースとして主役の座は譲れない。 2021.10.24 12:00 Sun
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【プレミア注目プレビュー】レッズvsシチズンズ! 混戦模様のリーグ戦をリードする2強による首位攻防戦

プレミアリーグ第7節、リバプールvsマンチェスター・シティが、日本時間3日24:30にアンフィールドでキックオフされる。混戦模様のリーグ戦をリードする、首位リバプール(勝ち点14)と、2位シティ(勝ち点13)による首位攻防戦だ。 リバプールは前節、昇格組ブレントフォード相手に2度のリードを手にしながらも、相手の徹底した右サイドからのクロスボールという戦術に対応し切れず、3-3のドローと痛い取りこぼしを経験。公式戦の連勝が「4」でストップした。だが、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)では堅守を誇るポルトを相手に、エースFWサラーとFWフィルミノが2ゴールずつを奪うなど、今季最多5ゴールを挙げて敵地で5-1の圧勝。見事なバウンスバックを見せて今回の首位攻防戦に弾みを付けた。 対するシティは前節、直近の対戦で3連敗中だった因縁の相手チェルシーと対戦。ゴールこそFWガブリエウ・ジェズスの1点に留まったものの、相手のエースFWルカクを完璧に封じ込めるなど、1-0のスコア以上の差を見せつける会心の勝利を挙げた。しかし、直近のCLではパリ・サンジェルマン(PSG)相手に、今度は決定力の差を見せ付けられる格好で0-2の敗戦。トッテナムとのリーグ開幕戦以来となる今季2敗目を喫することになった。 ただ、パフォーマンス自体は悲観するものではなく、今回のビッグマッチ3連戦を白星で飾ることができれば、来月初旬のマンチェスター・ダービーまで比較的ラクな相手との対戦が続くだけに、気持ちを切り替えて難所から勝ち点3を持ち帰りたいところだ。 なお、昨シーズンの2度の対戦ではシティが1勝1分けと勝ち越している。さらに、今年2月に行われた直近の対戦では鬼門アンフィールドで4-1の圧勝。2002-03シーズン以来となる18試合ぶりの白星を手にした。だが、その勝利は無観客開催が多分に影響した部分もあり、今回の一戦では熱狂的なホームサポーターからのプレッシャーの中で連勝を目指すことになる。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽リバプール予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211002_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:ミルナー、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、カーティス・ジョーンズ FW:サラー、フィルミノ、マネ 負傷者:DFアレクサンダー=アーノルド、MFエリオット、チアゴ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のエリオットに加え、チアゴとアレクサンダー=アーノルドの欠場が確定している。 スタメンに関しては直近のポルト戦のメンバーをベースに、ジョタからフィルミノへの変更を予想。中4日という日程面の余裕もあり、ミルナーやC・ジョーンズらコンディションが懸念される一部選手も継続起用が可能と見る。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-3-3】 ▽マンチェスター・シティ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211002_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルテ、カンセロ MF:ベルナルド・シウバ、ロドリ、デ・ブライネ FW:ガブリエウ・ジェズス、フェラン・トーレス、グリーリッシュ 負傷者:DFジンチェンコ、MFギュンドアン 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはジンチェンコとギュンドアンが欠場となるが、それ以外の選手はすべて起用可能だ。 スタメンに関しては直近のPSG戦をベースに、グリーリッシュを除く前線2枚の変更を予想。マフレズとスターリングに替えてフェラン・トーレスとガブリエウ・ジェズスを起用すると見る。前線に関してはデ・ブライネ、フォーデンを偽CFとして起用する可能性もあるが、ハイラインのリバプールに対して、背後を突けるフェラン・トーレス(スターリング)を選択するか。 ★注目選手 ◆リバプール:MFカーティス・ジョーンズ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211002_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リバプールの注目プレーヤーは直近数試合で猛アピール中の20歳MF。昨季、公式戦34試合に出場し、アレクサンダー=アーノルドに続く新たな生え抜きのスター候補として大きな期待を集めるC・ジョーンズ。今季はコンディションの問題で出遅れた中、18歳MFエリオットやMFナビ・ケイタに出番を譲ってきたが、CL初戦のミラン戦で今季の公式戦初出場を飾ると、直近のEFLカップのノリッジ戦、リーグ前節のブレントフォード戦、CLポルト戦と3試合連続スタメン出場中だ。 そして、ブレントフォード戦では強烈なミドルシュートで今季初ゴールを挙げると、ポルト戦では2アシストを含めてほぼ全ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスを披露している。 持ち味の正確なキックに加え、攻守両面でプレーの連続性に優れるクロップ好みの逸材MFは、自身2度目のシティ戦でスタメン起用が濃厚だ。その前回対戦ではチームが守護神のミス絡みで1-4の大敗を喫したものの、個人としては攻守両面で好パフォーマンスを見せており、臆せずにアンフィールドでの戦いに臨めるはずだ。 ◆マンチェスター・シティ:MFベルナルド・シウバ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211002_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シティの注目プレーヤーはビッグマッチで存在感光る中盤の仕事人。2018-19シーズンの優勝時にMVP級の輝きを放ったポルトガル代表MFだが、直近2シーズンはチーム内での序列を下げている。今夏の移籍市場では移籍希望を明言したことで、退団が濃厚と思われたが、最終的に残留の運びとなった。 すると、一部主力の負傷離脱によって開幕から主力として出番を与えられると、ここまで公式戦8試合に出場。リーグ戦のレスター戦では接戦の中でチームを勝利に導く貴重な決勝点も挙げている。依然として去就は不透明な状況だが、MFデ・ブライネやMFフォーデンらの本領発揮に時間を要している中、グアルディオラ監督にとって頼りになる存在の一人だ。 決して主役になるタイプではないものの、指揮官が絶賛した前節のチェルシー戦のように、攻守両面で質と量を約束し、且つハードに戦えるベルナルド・シウバの黒子としての役割は、ビッグマッチにおいて勝敗を左右する重要なものとなるはずだ。 2021.10.03 12:00 Sun
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【ラ・リーガ注目プレビュー】王者アトレティコが指揮官更迭迫るバルセロナを迎え撃つ強豪対決!

ラ・リーガ第8節、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが、日本時間2日28:00にワンダ・メトロポリターノでキックオフされる。クーマン解任秒読み段階に入った崖っぷちのブラウグラナが、昨季王者ロヒブランコスのホームに乗り込む注目のビッグマッチだ。 昨シーズンに7年ぶり11回目のプリメーラ制覇を成し遂げたアトレティコは、多くの主力の引き抜きの噂があった中、チェルシーへ旅立ったMFサウールを除く主力の慰留に成功。さらに、MFデ・パウル、FWマテウス・クーニャ、移籍市場最終日には今回の対戦相手から元エースFWグリーズマンが電撃復帰し、今季優勝争いの最有力候補に挙がると共にCLでも優勝候補の一角に名を連ねている。 ただ、開幕連勝スタートを飾ったところまでは良かったものの、以降は今季の目玉となるべき攻撃陣の機能不全によって取りこぼしが顕著に。前節のアラベス戦では開幕全敗だった最下位相手に大金星を献上し、今季の初黒星を喫した。それでも、泥沼のバルセロナとは異なり、直近のCLミラン戦では今季のチームの特徴となっている試合終了間際の驚異的な勝負強さを発揮し、グリーズマンの待望の復帰後初ゴールに、CL26試合ぶりとなるFWルイス・スアレスのアウェイゴールによって劇的な2-1の逆転勝利を飾り、今後の復調へのキッカケを手にしている。 一方、今夏にエースFWメッシの電撃退団に揺れたバルセロナ。深刻な財政難の影響もあり、国内、ヨーロッパの王座奪還を期待させるような目立った補強はなく、難しい状況でのシーズンスタートとなった。負傷者続出の中、開幕3試合では2勝1分けとまずまずのスタートを切ったが、チャンピオンズリーグ(CL)初戦のバイエルン戦で屈辱の惨敗を喫すると、格下グラナダ、カディス相手には、かつての黄金期を知るクレには到底受け入れられない醜い戦いぶりで連続ドロー。 この間に2試合のベンチ入り禁止処分を科されたクーマン監督の不在により、レバンテ戦では暫定指揮官スロイデルの下で3-0の快勝を収めたが、クーマン監督が復帰した直近のベンフィカ戦では0-3の惨敗を喫し、クラブ史上初のCLグループステージ連敗スタートという不名誉な記録を樹立。クラブはインターナショナルマッチウィークの期間にもオランダ人指揮官の解任に動く構えだ。自身は引き続きスタンド観戦となる中、バルセロナでのラストマッチと目される一戦で意地を見せられるか…。 なお、バルセロナとシメオネ率いるアトレティコと言えば、これまでのラ・リーガでバルセロナが17戦無敗(11勝6分け)という圧倒的な戦績を残していた。だが、昨季のカンプ・ノウでの通算18度目の対戦でアトレティコが待望の初白星を挙げると、ワンダ・メトロポリターノでの直近の対戦でも0-0のドローに持ち込んでいる。そのため、シメオネ監督としてはホーム未勝利が続いているとはいえ、余計な重圧を感じることなく戦えるはずだ ◆アトレティコ・マドリー◆ 【3-5-2】 ▽アトレティコ・マドリー予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211001_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:オブラク DF:サビッチ、ヒメネス、エルモソ MF:マルコス・ジョレンテ、コケ、カラスコ MF:デ・パウル、レマル FW:フェリックス、スアレス 負傷者:DFトリッピアー、FWマテウス・クーニャ 出場停止者:MFコンドグビア 累積警告のコンドグビアが出場停止となる。負傷者に関してはFWマテウス・クーニャが唯一の欠場者となるが、筋肉系のトラブルを抱えるDFトリッピアーの状態も懸念されるところだ。 システムに関しては昨季に引き続き守備時[4-4-2]、攻撃時[3-5-2(3-4-2-1)]の可変式を採用している。直近のミラン戦ではほぼ[4-4-2]の形でスタートしたが、今回は[3-5-2]の形で臨む見込みだ。 スタメンに関しては選手層に厚みが加わったことで、シメオネ監督はここまで多くの組み合わせを試しているが、今回の一戦では前述の11人を予想。ただ、トリッピアーやFWアンヘル・コレア、グリーズマンらがスタメン入りする可能性も考えられる。 ◆バルセロナ◆ 【4-3-3】 ▽バルセロナ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211001_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:テア・シュテーゲン DF:デスト、アラウホ、ピケ、ジョルディ・アルバ MF:セルジ・ロベルト、ブスケッツ、F・デ・ヨング FW:ガビ、デパイ、コウチーニョ 負傷者:DFバルデ、MFペドリ、FWアグエロ、デンベレ、ブラースヴァイト 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはアグエロ、デンベレ、ブラースヴァイトのストライカー3人に加え、直前に筋肉系の負傷が発覚したペドリが欠場となる。一方、負傷明けのジョルディ・アルバが遠征メンバー入りを果たしている。 今季は[4-3-3(4-3-1-2)]と[3-5-2]を併用しているが、いずれも惨敗したCL2試合で採用した3バックではなく4バックの採用が見込まれる。スタメンに関しては多くの可能性を有している中で前述の11人を予想。ただ、サイドバックにDFミンゲサ、中盤にMFガビ、前線にFWルーク・デ・ヨング、FWアンス・ファティが起用される可能性も十分にある。 ★注目選手 ◆アトレティコ・マドリー:FWアントワーヌ・グリーズマン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211001_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アトレティコの注目プレーヤーは古巣初対戦となるグリーズマン。2019年夏にアトレティコからバルセロナへ電撃移籍を果たしたものの、昨季のコパ・デル・レイを除き期待された主要タイトルを獲得できず、今夏志半ばでカタルーニャの地を去ることになった。だが、かつて寵愛を受けたマドリードの地では前述の移籍の経緯、奇しくも退団後にクラブがラ・リーガのタイトルを獲得したこともあり、ファンからの拒否反応も強い。 そういった中、ピッチ上でできるだけ早く結果を残したいところだったが、昨季からスタイルを変更したチームへの適応への苦戦、自然とボールが集まっていた前回の在籍時とチーム内での立ち位置が変更した影響もあり、初ゴールはおろか、ほとんど決定機にも絡めない“空気”の状況がしばらく続いた。それでも、直近のミラン戦では敗色濃厚だった状況を変える見事なダイレクトボレーで貴重な同点ゴールを挙げ、失地回復のキッカケを手にしている。 初の古巣対戦で大きな注目を集まる中、事前の報道ではベンチスタートが濃厚だが、ロヒブランコスの一員として再び認められる上では古巣相手にチームを勝利に導く決定的な仕事が求められるところだ。 ◆バルセロナ:MFフレンキー・デ・ヨング <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211001_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルセロナの注目プレーヤーは中盤のバトルでカギを握るフレンキー・デ・ヨング。本来であれば、古巣凱旋のFWアグエロやFWデパイら新加入組にスポットライトを当てたいところだったが、苦境のチームにおいて孤軍奮闘の活躍が光るキーマンを注目プレーヤーとする。 2019年夏のバルセロナ加入以降、その卓越したアスリート能力と戦術眼を武器に、本職のインテリオールに加え、アンカー、センターバック、トップ下など様々な形で起用が続く24歳のオランダ代表MF。その間にチームが苦境に陥る中、直近のベンフィカ戦では節目のクラブ通算100試合出場を達成した。そのベンフィカ戦では試合途中に3バックの中央にポジションを下げて、同胞指揮官に持ち味を消される消化不良のプレーを強いられただけに、今回の一戦を仕切り直しの一戦としたい。 現時点ではインテリオールでの起用が見込まれており、相棒ペドリを負傷で欠く中、コケやデ・パウル、レマルら相手の屈強な中盤とのマッチアップにおいていつも以上の奮闘が求められるところ。攻撃では相手のプレスをいなすパス捌きに、ベンフィカ戦での前半にも見せたようなゴール前への果敢な飛び出し。守備では相手の鋭いカウンターの起点を潰す、八面六臂の活躍が期待されるところだ。オランダ代表とバルセロナで指導を受けた恩師とも言えるクーマン監督のラストマッチと目される一戦で白星を捧げることはできるか…。 2021.10.02 13:15 Sat
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【セリエA注目プレビュー】新指揮官の下で復権目指すローマ勢による今季最初の首都デルビー!

セリエA第6節、ラツィオとローマによるデルビー・デッラ・カピターレが、日本時間26日25:00にスタディオ・オリンピコでキックオフされる。共に新指揮官の下、ミラノ勢に続く復権を目指すローマ勢による今季最初のデルビーだ。 昨シーズンのセリエAを6位でフィニッシュしたラツィオは、シモーネ・インザーギ監督のインテル行きを受け、5年間続いた前体制に終止符を打ち、前ナポリ、ユベントス指揮官の智将サッリを新指揮官に招へい。ダイナミズムを重視する前指揮官の[3-5-2]から、“サッリボール”と評される、[4-3-3(4-3-1-2)]の攻撃的なポゼッションスタイルへ大きく舵を切った。 エンポリ、スペツィアとの開幕2試合では9得点2失点という圧倒的な内容で力強いスタートを切ったが、第3節のミラン戦で完敗を喫すると、そこから公式戦4戦未勝利と急失速。直近のカリアリ、トリノ戦では2試合のベンチ入り禁止処分を科された指揮官不在の影響もあったか、振るわないパフォーマンスでドローに持ち込むことが精いっぱいだった。ホーム開催のデルビーに向けプラス材料は少ないが、上位戦線に踏み留める上で勝ち点3が求められるところだ。 対するローマは2017-18シーズンの3位を最後に、3シーズン連続でトップ4フィニッシュを逃しており、オーナーのフリードキンファミリーは今夏、世界屈指の名将モウリーニョを新指揮官に招へい。 近年は失敗続きも勝者のメンタリティを持つポルトガル人指揮官は、就任以降公式戦6連勝と現チームに欠けていた勝負強さを早くも植え付けている。前々節は監督交代のエラス・ヴェローナ相手に新体制初黒星を喫したが、直近のウディネーゼ戦ではパフォーマンス自体は低調だったが、今季初のウノゼロ勝利でバウンスバックに成功している。 メンバー固定の弊害か、直近2試合では中盤やサイドバックを中心に消耗が色濃く、ガス欠傾向が顕著となっているが、ウディネーゼ戦の勝利と、有観客でのデルビーという最高の環境が、90分間戦い抜くエネルギーを与えてくれるはずだ。 2015-16シーズンのローマのシーズンダブル以降、非常に拮抗した両者の対戦は、昨季も1勝1敗のイーブンだ。また、共にデルビー初采配のサッリ監督とモウリーニョ監督は、2018-19シーズンのプレミアリーグで前者がチェルシー、後者がマンチェスター・ユナイテッドを率いて1度だけ対戦しているが、2-2のドローに終わっている。 ◆ラツィオ◆ 【4-3-3】 ▽ラツィオ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210925_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:レイナ DF:ラッツァーリ、ルイス・フェリペ、アチェルビ、ヒサイ MF:ミリンコビッチ=サビッチ、ルーカス・レイバ、ルイス・アルベルト FW:フェリペ・アンデルソン、インモービレ、ペドロ 負傷者:MFザッカーニ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては太ももを痛めているザッカーニが唯一の欠場となる。 スタメンに関しては前述の11人の起用が濃厚だが、唯一定まらない右サイドバックに関してはラッツァーリではなくマルシッチ起用の可能性も十分にある。 ◆ローマ◆ 【4-2-3-1】 ▽ローマ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210925_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ルイ・パトリシオ DF:カルスドルプ、マンチーニ、イバニェス、カラフィオーリ MF:クリスタンテ、ヴェレトゥ MF:ザニオーロ、ムヒタリアン、エル・シャーラウィ FW:エイブラハム 負傷者:DFスピナッツォーラ、ビーニャ 出場停止者:MFペッレグリーニ(1/1) 前節のウディネーゼ戦で退場したカピターノのペッレグリーニが欠場となる。負傷者に関しては長期離脱中のスピナッツォーラに加え、ヒザに問題を抱えるビーニャに欠場の可能性がある。 スタメンに関しては左サイドバックとペッレグリーニの代役が注目ポイント。スピナッツォーラ、ビーニャの不在によって本職のカラフィオーリの起用が濃厚だが、経験と守備能力を考慮して本職センターバックのイバニェスを左に置き、スモーリングをマンチーニの相棒に据える可能性もありそうだ。 ペッレグリーニの代役に関してはムヒタリアン、ザニオーロのいずれかをトップ下に移し、エル・シャーラウィ、カルレス・ペレスを配置する形が想定される。ショムロドフをセカンドトップに置くオプションもあるが、3番手のマジョラルが信頼を得られていないため、エイブラハムのバックアップを担うウズベキスタン代表FWはベンチスタートが濃厚だ。 ★注目選手 ◆ラツィオ:FWペドロ・ロドリゲス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210925_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラツィオの注目プレーヤーは今夏に“禁断の移籍”を果たしたペドロ。バルセロナ、チェルシー、スペイン代表での経験を買われて、昨夏2年契約でローマに加入したペドロは、公式戦40試合6ゴール7アシストと上々の数字を残した。しかし、世代交代を図る新指揮官モウリーニョにプレシーズン前に構想外を言い渡された結果、わずか1年で退団の運びに。 新天地に関しては母国帰還の可能性も含め、幾つかの選択肢があったものの、チェルシー時代の恩師サッリの誘いを受け、宿敵ラツィオへの移籍を決断。ローマも高額年俸の負担を考慮し、フリーでの放出を容認し、36年ぶりとなる“禁断の移籍”が実現することになった。 その新天地では同じくサッリ監督の教え子でナポリから加入したDFヒサイと共に、指揮官とチームの橋渡し役として早くも存在感を放つ。ここまでの公式戦全試合に出場している中、初ゴールはお預けとなっているが、前線と中盤を繋ぐ潤滑油としてベテランらしい機転を利かせたプレーが光っている。 前回のデルビーでは途中出場からラツィオに引導を渡すゴールを奪っていたが、今回の試合ではローマ相手に恩返し弾を決めて、恐らく史上初となる異なるチームでのデルビー2試合連続ゴールを達成したい。 ◆ローマ:FWタミー・エイブラハム <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210925_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ローマの注目プレーヤーはジャッロロッシの新エースストライカー候補。クラブ歴代3位の得点数を挙げたFWジェコのインテル移籍に伴い、新エース候補としてチェルシーから4000万ユーロの移籍金で加入したエイブラハム。トゥヘル監督の下では複雑な戦術に適応できなかったものの、2018-19シーズンのプレミアリーグで15ゴールを挙げた得点力は本物。そして、過去に多くのストライカーを育て上げたモウリーニョ監督は“新たなドログバ”として大きな期待をかけている。 ここまでは公式戦7試合に出場し、2ゴール2アシストと数字の面では圧倒的なモノを残せていないが、高い身体能力と足元のテクニックを生かしたポストワークや背後への質の高い動き出しで攻撃の起点としての存在感は抜群だ。また、初の国外移籍による環境面への適応の問題も、同胞スモーリングやモウリーニョ監督、ムヒタリアンらプレミアリーグ経験者の存在もあり、スムーズにいっている印象だ。 先日のウディネーゼ戦ではキックオフ前に“ローマ、ローマ、ローマ”を口ずさむなど、早くもジャッロロッシへの忠誠心の強さを垣間見せたが、自身初のデルビーでゴールを奪い、ロマニスタのハートを鷲掴みにしたい。 2021.09.26 13:00 Sun
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