クロップがW杯2年開催論を非難「結局カネだろう」
2021.09.11 14:40 Sat
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、にわかに浮上したワールドカップ(W杯)の2年開催論を非難した。『ESPN』がコメントを伝えている。
先日、国際サッカー連盟(FIFA)がW杯を2年ごとに開催する計画を立てていることを明らかにした。元々は今年5月にサウジアラビアが初めて提案した構想だったが、FIFAがマイケル・オーウェン氏やヤヤ・トゥーレ氏、さらには元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏らの支持を受けながら、これを推し進める旨を伝えていた。
ところが、方々から猛烈な反発を受けることに。欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンドル・チェフェリン会長ををはじめ、南米サッカー連盟(CONMEBOL)も「クオリティを低下させる」と異を唱える事態に至っている。
そして、非難は団体のみならず、現場で働く選手や監督からも相次いでいる。クロップ監督は「すべてはお金のため」であり、「最も重要な要素」である選手への影響を考慮していないと強く反対した。
「もしワールドカップが2年に1度開催されるなら、ユーロも100%2年ごとに開催されることになるだろう。そうするとトップ選手にとっては毎年夏に大会があり、休みはわずか3週間ほどだけとなってしまう。それが現状なのだ」
「サッカーほど過酷なスポーツはない。なぜこのようなことが起きているのかは誰もが知っている。ワールドカップで各国により多くのチャンスを与えようと意見する人がいても、結局はカネのためだろう」
「そういうものなんだよ。お金のことを考慮するのは良い。我々だってたくさんのお金をもらっているしね。だが、改革を考えるたびに出てくるのが、試合の数を増やすことなのだ」
「しかし、私の言葉なんて何の意味も持たない。誰も聞いていないのだからね」
先日、国際サッカー連盟(FIFA)がW杯を2年ごとに開催する計画を立てていることを明らかにした。元々は今年5月にサウジアラビアが初めて提案した構想だったが、FIFAがマイケル・オーウェン氏やヤヤ・トゥーレ氏、さらには元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏らの支持を受けながら、これを推し進める旨を伝えていた。
ところが、方々から猛烈な反発を受けることに。欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンドル・チェフェリン会長ををはじめ、南米サッカー連盟(CONMEBOL)も「クオリティを低下させる」と異を唱える事態に至っている。
「もしワールドカップが2年に1度開催されるなら、ユーロも100%2年ごとに開催されることになるだろう。そうするとトップ選手にとっては毎年夏に大会があり、休みはわずか3週間ほどだけとなってしまう。それが現状なのだ」
「最も重要な要素を持つ選手がいないと我々はプレーできないということを、誰かがどこかの時点で理解し始めなければならない」
「サッカーほど過酷なスポーツはない。なぜこのようなことが起きているのかは誰もが知っている。ワールドカップで各国により多くのチャンスを与えようと意見する人がいても、結局はカネのためだろう」
「そういうものなんだよ。お金のことを考慮するのは良い。我々だってたくさんのお金をもらっているしね。だが、改革を考えるたびに出てくるのが、試合の数を増やすことなのだ」
「しかし、私の言葉なんて何の意味も持たない。誰も聞いていないのだからね」
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ドルトムントがクバ&ピシュチェクの引退試合実施…クロップやフンメルスも凱旋で8万人超えの本拠地が沸く
ドルトムントは7日、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでMFヤクブ・ブワシュチコフスキ(38)とDFウカシュ・ピシュチェク(39)のポーランド代表2選手の引退試合を開催した。 “クバ”の愛称で知られるブワシュチコフスキは2007年から2016年まで、ピシュチェクは2010年から2021年までドルトムントに在籍。ユルゲン・クロップ監督の下では2010-11、2011-12シーズンのブンデスリーガ2連覇など5つのタイトル獲得に貢献したレジェンドだ。 今回のインターナショナルマッチウィークではその2人のポーランド人プレーヤーの偉業を称えるため、ジグナル・イドゥナ・パルクで引退試合が開催され、ソールドアウトとなった試合には8万1365人のドルトムントファンが集った。 チーム・クバとチーム・ピシュチェクの2チームに分かれて行われた試合では、昨季限りでチームを離れたマッツ・フンメルスやヘンリク・ムヒタリアン、現在チームで主力を担うユリアン・ブラントといった現役選手に、現トップチーム指揮官であるヌリ・シャヒン監督を含むクラブOBが参戦し、クロップ監督も指揮官として参加した。 試合は両選手の同胞グロシツキの前半9分のゴールを皮切りに打ち合いの展開に。失点直後の14分には現指揮官シャヒンがゴンサロ・カストロとの見事なパス交換でゴール前に侵入し、GKヴァイデンフェラーの頭上を抜くループシュートですぐさま同点ゴールを奪い、スタンドを大いに沸かせた。 チーム・クバの1点リードで折り返した後半もオープンな展開になると、鮮やかなカウンターからグロシツキがこの試合2点目を奪取。同胞2人が主役の一戦で躍動を見せる。その後、チーム・ピシュチェクの連続ゴールで3-3のスコアに戻るが、ルーカス・バリオスがグロシツキ、主役のブワシュチコフスキのお膳立てからの連続ゴールで一気に突き放す。一方、チーム・ピシュチェクではクラブOB相手にブラントがさすがのフィニッシュで1点差に迫るゴールを決めたが、試合はこのままタイムアップ。チーム・クバの5-4の勝利に終わった。 試合後には2人の現役時代のハイライト映像がスタジアムの大型ビジョンで流され、両選手のエモーショナルな挨拶、チームメイトによる胴上げも実施。笑顔と涙に溢れる素晴らしい雰囲気でフィナーレを迎えた。 なお、すべてが最高の形で執り行われた一戦だったが、クラブ公式SNSは試合後にスタジアムに来場していた男性1名が健康上の問題で死去したことを伝え、お悔やみを伝えている。 チーム・クバ 5-4 チーム・ピシュチェク 【クバ】 カミル・グロシツキ(前9、後4) ムラデン・ペトリッチ(前43) ルーカス・バリオス(後15、後32) 【ピシュチェク】 ヌリ・シャヒン(前14) オウンゴール(後8) アルトゥル・ヴィフニアレク(後14) ユリアン・ブラント(後36) ◆チーム・クバ(スタメン) GK:ロマン・ヴァイデンフェラー DF:マルチン・ワシレフスキ、ネヴェン・スボティッチ、マッツ・フンメルス、デデ MF:ヤクブ・ブワシュチコフスキ、カミル・グロシツキ、モリッツ・ライトナー、アントニオ・ダ・シウバ FW:ネルソン・バルデス、ルーカス・バリオス ◆チーム・ピシュチェク(スタメン) GK:ヤロスラフ・ドロブニー DF:ウカシュ・ピシュチェク、ソクラティス・パパスタソプーロス、エリク・ドゥルム、マルセル・シュメルツァー、エメル・トプラク MF:ヌリ・シャヒン、ゴンサロ・カストロ、ヘンリク・ムヒタリアン FW:アドリアン・ラモス、ユリアン・シーバー <span class="paragraph-title">【動画】現指揮官シャヒン弾に2人の胴上げも</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">A beauty. <a href="https://t.co/dOQPaQpHWX">pic.twitter.com/dOQPaQpHWX</a></p>— Borussia Dortmund (@BVB) <a href="https://twitter.com/BVB/status/1832442322874986906?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="de" dir="ltr">Für ganz besondere Spieler. <a href="https://t.co/VJduCKGA0A">pic.twitter.com/VJduCKGA0A</a></p>— Borussia Dortmund (@BVB) <a href="https://twitter.com/BVB/status/1832471728536351204?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/BANXTwbe8aU" title="ReLive: Farewell match of Piszczek & Blaszczykowski | Commentary" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.09.08 10:42 Sun4
遠藤航も参加! リバプールのアメリカ遠征メンバー28名が発表
リバプールは23日、アメリカツアーに臨むメンバー28名を発表した。 ユルゲン・クロップ監督が退任し、アルネ・スロット監督が新たに就任したリバプール。黄金期を築いた長期政権後のシーズンは難しい傾向がある中で、どのようなシーズンになるか注目だ。 メンバーには日本代表MF遠藤航も含まれているほか、エジプト代表FWモハメド・サラーやハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンらが入っている。 一方で、コパ・アメリカ2024に参加していたアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターやウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス、コロンビア代表FWルイス・ディアスなどはメンバー入りしていない。 リバプールは26日にレアル・ベティスと対戦。その後、31日にアーセナル、8月3日にマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。 ◆アメリカツアー メンバー GK クィービーン・ケレハー マルセロ・ピタルガ ヴィテツラフ・ヤロシュ ハーヴィー・デイビス DF コンスタンティノス・ツィミカス アンドリュー・ロバートソン ルーク・チャンバース ナット・フィリップス アマラ・ナッロ セップ・ファン・デン・ベルフ ジャレル・クアンサー コナー・ブラッドリー オーウェン・ベック MF 遠藤航 ドミニク・ソボスライ カーティス・ジョーンズ ハーヴェイ・エリオット ファビオ・カルバーリョ ステファン・バイチェティッチ ジェームズ・マコーネル タイラー・モートン ルカ・スティーブンソン トレイ・ニョニ FW モハメド・サラー カイデ・ゴードン ベン・ドーク ルイス・クーマス ハーヴェイ・ブレア 2024.07.23 22:40 Tue5
「少なくともあと3、4年はトップレベルでプレーできる」絶好調リバプール牽引のファン・ダイクが去就に言及
リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクは、マージサイドでの去就に関わらず、今後数年間は最高レベルでプレーし続けられると考えている。 一時はケガの影響で自身のフォームを落とすも、ここ2シーズンは世界最高峰と評されるパフォーマンスを取り戻した33歳DF。そのリーダーシップを含め、今後もレッズのディフェンスラインの中心としての役割も期待されるところだが、エースのエジプト代表FWモハメド・サラー、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの2選手とともに契約最終年を迎えるなか、延長交渉は平行線を辿っている状況だ。 その去就を巡る話題に対して、ここ最近は口を閉ざしてきたファン・ダイクだが、『Prime Video』の最新のインタビューでは明言こそ避けながらも、同胞アルネ・スロットのチームでの充実ぶりを語るとともに、今後数年はトップレベルでプレー可能であるとの自負を見せた。 「僕はクラブを愛し、クラブも自分を愛してくれている。同時にファンを愛し、ファンも自分を愛してくれている。これは成功するための非常に良い基盤だ」 「僕の考えでは、少なくともあと3、4年はトップレベルでプレーできると思う。将来どうなるかはこれからだよ」 また、レッズのスキッパーはフェイエノールトでの実績は十分も、ユルゲン・クロップ前監督の後任として懐疑的な見方がありながらも、その予想を裏切る傑出した手腕を発揮している同胞指揮官に言及。選手同様に世界最高のリーグへの適応の難しさを認めつつ、その適応能力の高さを称賛した。 「プレーヤーとして、オランダリーグからプレミアリーグへのステップアップは大きなステップだと思うけど、監督にとってもまったく同じだ」 「彼はこれまで非常にうまくやってきた。僕の意見では、フットボーラーとしてだけでなく、お互いのために戦う人間として非常に優れたチームを引き継いでいる。これまでのところ、彼は非常にうまくやってきたと思うよ」 2024.12.26 22:00 Thuリバプールの人気記事ランキング
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両クラブの心情を完璧に表現? 無事開催決定のリバプールvsユナイテッドの試合前にレジェンドOB2人の爆笑のせめぎ合い
現地時間5日16:30(日本時間:25:30)に無事開催が決定したプレミアリーグ第20節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドの試合前のピッチでレジェンドOBによる、興味深いせめぎ合いが確認された。 同試合に関しては土曜の午後6時から日曜の正午までリバプール、その周辺地域に大雪警報が発令されており、状況が一般市民にとって危険とみなされた場合、交通状況の悪化により重要な試合が延期される可能性があると懸念されていた。 しかし、両クラブとプレミアリーグ、自治体や交通機関など関係各所の安全会議が2度に渡って実施されたなか、当初の予定通りに開催が可能だとの判断に至った。 そんななか、イギリス『スカイ・スポーツ』のコメンテーターで試合会場のアンフィールド入りしていたユナイテッドOBのギャリー・ネビル氏、リバプールOBのジェイミー・キャラガー氏の現地レポートが爆笑をさらった。 現在、リーグ3連勝で首位を快走するリバプールは目立った離脱者もなくチーム状態は最高。一方、14位に低迷するユナイテッドは公式戦4連敗中の上、数人の離脱者を抱えており、できればルベン・アモリム監督の戦術を浸透させた後日のタイミングで首位チームに挑みたいところ。 そういったチーム事情を深く理解するレジェンドOBは、リバプールのスタッフを中心に懸命な雪かきを実施したピッチでリポートを行った際、スコップを片手に見事な掛け合いをみせた。 なんとか試合を延期させたいネビル氏はピッチ外に集められた雪をスコップですくってピッチに投げ捨てると、あくまで試合を行いたいキャラガー氏がネビル氏によってピッチ内に入れられた雪を同じくスコップでピッチの外にかきだした。 このレジェンド2人による掛け合いに中継スタジオは笑いに包まれ、SNSでも両チームの関係者、ファン・サポーターの心情を完璧に表現した2人の掛け合いを称賛している。 両OBの反応を含めリバプール圧倒的に優位と見られる新年最初のビッグマッチだが、その結末はいかに。 <span class="paragraph-title">【動画】両クラブの心情を完璧に表現したレジェンド2人の掛け合い</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Please never change, <a href="https://twitter.com/GNev2?ref_src=twsrc%5Etfw">@GNev2</a> & <a href="https://twitter.com/Carra23?ref_src=twsrc%5Etfw">@Carra23</a> <a href="https://t.co/TpwN4an07v">pic.twitter.com/TpwN4an07v</a></p>— Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) <a href="https://twitter.com/SkySportsPL/status/1875892324384874504?ref_src=twsrc%5Etfw">January 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.05 23:30 Sun2
新年最初の名門対決は白熱ドロー! 敵地で意地見せたユナイテッドがリバプールの連勝と自らの連敗を「3」でストップ【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第20節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが5日にアンフィールドで行われ、2-2のドローに終わった。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場はなかった。 前節、ウェストハム相手に5-0の圧勝を収めリーグ3連勝で2024年の戦いを締めくくった首位のリバプール(勝ち点45)。新年初戦となった今節はテン・ハグ体制だった前回対戦で3-0の快勝を収めた手負いの赤い悪魔をアンフィールドで迎え撃った。スロット監督はこのビッグマッチへハマーズ戦から先発1人を変更。負傷のジョー・ゴメスに代わって負傷明けのコナテがファン・ダイクの相棒を務めた。 対する14位のユナイテッド(勝ち点22)は前節、ホームでニューカッスルに0-2の敗戦。これでリーグ3連敗とともに公式戦4連敗で厳しい2024年の戦いを終えた。絶好調の首位チームに挑んだ2025年初戦では先発3人を変更。エリクセン、カゼミロ、ザークツィーに代えてサスペンション明けのブルーノ・フェルナンデス、ウガルテの2選手とメイヌーを起用した。 雪の影響で開催延期が懸念されたものの、無事開催にこぎ着けた新年最初のビッグマッチ。キックオフ直後に痛めたメイヌーの治療でいきなりプレーが止まったが、再開後はホームチームがアグレッシブにゴールを目指していく。 ユナイテッドのビルドアップに制限をかけてカウンターの形から幾つか良い形を作り出すと、12分にはアレクサンダー=アーノルド、ルイス・ディアスとボックス付近で連続シュート。 さらに、14分にはグラフェンベルフの飛び出しを起点にボックス左のガクポにラストパスが繋がるが、GKオナナに寄せられる寸前で放ったシュートはわずかに枠の右。直後の16分にはサラーの浮き球クロスに3列目からボックス内に侵入したマク・アリスターが見事な右足ハーフボレー。これが枠を捉えたが、GKオナナの足を使ったファインセーブに 阻まれる。 防戦一方の立ち上がりをなんとか凌いだユナイテッドは徐々にカウンターから反撃を開始。20分には左サイドで完璧に背後を取ったダロトのクロスに、ゴール前でフリーのアマドが反応。ただ、アウトスウィングのボールはややマイナスに入りすぎてうまく枠に飛ばすことは叶わず。 前半半ばを過ぎると、割り切って自陣深くで[5-4-1]のブロックを構えるようになったアウェイチームが中央のスペースを封鎖し、ホームチームの攻撃を外回りに限定。精度の高いクロスもマグワイア、デ・リフトを中心に撥ね返していく。 これによって攻撃が停滞し始めたリバプールに少し強引なプレーが目立ち始めると、42分にはユナイテッドにビッグチャンス。マルティネスのフィードに完璧なタイミングで抜け出したホイルンドがボックス左でGKとの一対一を迎えるが、ここは絶妙に間合いとコースを潰したGKアリソンのビッグセーブに阻まれた。 千載一遇のチャンスを逃して先制点を逃したユナイテッドだったが、守勢から盛り返してのゴールレスという悪くない流れで前半を終えることになった。 後半は立ち上がりから比較的オープンな展開になると、ユナイテッドは前半から集中を欠くアレクサンダー=アーノルド、やや試合勘に欠ける相手の右サイドを突く形で攻撃を仕掛けていく。 すると52分、アレクサンダー=アーノルドの低い位置からの縦パスをカットしたマルティネスがそのまま攻撃参加を見せると、ボックス手前で密集を通したブルーノのスルーパスに抜け出してゴール左からクロスバーの内側を掠める強烈なシュートを叩き込んだ。 ホームで先制を許して少しバタつく形となったリバプールは流れを変えるべくベンチが動きを見せると、その交代前に絶好調のアタッカーが魅せる。59分、ウガルテのクリアをグラフェンベルフがワンタッチでフリーのマク・アリスターに繋ぐと、背番号10からボックス左のスペースを狙うガクポに繋がる。ここで巧みな切り返しでDFデ・リフトを先に滑らせると、得意の角度から右足シュートをファーポストに突き刺した。 ガクポのリーグ戦3試合連続ゴールで追いついたホームチームだが、当初の予定通りにディアス、カーティス・ジョーンズを下げてジョタ、ヌニェスを同時投入。前線にパワーと狡猾さを加える。 ここで一気にギアを上げると、67分にはゴール前でマク・アリスターが頭で合わせたボールがDFデ・リフトの顔付近に上げていた手に直撃。一度プレーは流されたが、オンフィールド・レビューの末にハンドでのPKに。これをキッカーのサラーがコースを読まれながらも右隅に突き刺し、4試合連続ゴールとした。 これで厳しくなったユナイテッドは失点直後にメイヌーを下げてガルナチョを投入。ブルーノを1列下げてリスクを背負う攻撃的な布陣でゴールを目指す。すると、結果的にこの交代策が見事に嵌った。 80分、左サイドのスペースに抜け出したガルナチョが角度を付けたグラウンダーのクロスを供給。ホイルンドのニアへのランニングで空いたボックス中央に絞ってきたアマドが抑えの利いた左足ダイレクトシュートをゴール右隅に流し込んだ。 赤い悪魔の見事な粘りで再びイーブンに戻った試合はここからさらに白熱。そのなかでリバプールはガクポ、精彩を欠いたアレクサンダー=アーノルドに代えてエリオット、ブラッドリーを同時投入。対するユナイテッドはホイルンドに代えてザークツィーを送り出した。 後半最終盤は行ったり来たりのオープンな展開となり、どちらにも勝ち越しゴールのチャンスが訪れる。ホームでより勝ち点3がほしいリバプールは人数をかけた攻撃を仕掛けていく。だが、ロングカウンターからのジョタ、ブラッドリーの連続シュート、セットプレーからのファン・ダイクのヘディングシュートはいずれもGKオナナのビッグセーブに阻まれた。 逆に、後半ラストプレーとなった97分にはユナイテッドにビッグチャンス。セットプレーの流れからボックス右に抜け出したザークツィーが攻め残っていたボックス中央のマグワイアに横パスを送るが、難しいバウンドとなったことでシュートをふかしてしまい、敵地での劇的な勝ち越しゴールとはならなかった。 この直後に試合はタイムアップを迎え、ユナイテッドの予想以上の健闘が光ったビッグマッチは2-2のドロー決着。これでリバプールのリーグ連勝、ユナイテッドのリーグ連敗がともに「3」でストップした。 リバプール 2-2 マンチェスター・ユナイテッド 【リバプール】 コーディ・ガクポ(後14) モハメド・サラー(後25[PK]) 【マンチェスター・U】 リサンドロ・マルティネス(後7) アマド・ディアロ(後35) <span class="paragraph-title">【動画】白熱の強豪対決で生まれた4ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p 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data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ガクポの切り返しから右足一閃<br>早くも同点に<br><br>プレミアリーグ 第20節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/8LO8ITW6Yq">pic.twitter.com/8LO8ITW6Yq</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875966490362720686?ref_src=twsrc%5Etfw">January 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" 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<blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">交代出場のガルナチョからディアロ!<br>終わらない伝統の一戦<br><br>プレミアリーグ 第20節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/br5DuIaZ1B">pic.twitter.com/br5DuIaZ1B</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875970122076029173?ref_src=twsrc%5Etfw">January 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.06 03:42 Mon3
リバプールがアレクサンダー=アーノルドに5年総額150億円の最終オファーか
リバプールがイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)に5年総額7800万ポンド(約152億3000万円)の巨額オファーを提示したようだ。イギリス『ミラー』が報じている。 今季終了後にリバプールとの契約が満了するアレクサンダー=アーノルド。レアル・マドリーへの移籍希望が伝えられる中、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ優勝へ欠かせない戦力と捉えているリバプールは、冬での移籍を認めない方針を打ち出している。 仮にこの新契約を受けた場合、年俸30億円はFWモハメド・サラーに次ぐ高給取りとなり、主将DFヴィルヒル・ファン・ダイクを超えるとのこと。また、スペイン『アス』によると来夏フリーでマドリーに加入することになった場合の同年俸に値するという。 最後と見られる好条件のオファーを提示されたアレクサンダー=アーノルドだが、マドリーへの移籍に突き進むのか。生まれ故郷のリバプールでこのままアイコンとなるのか、今後の決断が注目される。 2025.01.05 11:30 Sun4
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かつてリバプールやレアル・マドリーで活躍した元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が、リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)の移籍話に触れた。 高齢化が進んでいることに加え、スペイン代表DFダニエル・カルバハルが重傷を負い、右サイドバックの補強が取り沙汰されているマドリー。以前からアレクサンダー=アーノルドへの関心が報じられていた。 ここ数週間はスペインメディアの報道が加速。マドリーは1月中の獲得にも動きつつ、契約満了を迎える2025年夏のフリー獲得へ向かい、あとはサインだけとも伝えられている。 そんななか、アレクサンダー=アーノルドと同じリバプールの下部組織出身で、2004年8月にマドリーへ移籍したレジェンド、オーウェン氏がXで反応。状況証拠から、後輩が自分と同じ足跡を辿ることはほぼ間違いないと見解を述べた。 「トレント・アレクサンダー=アーノルドとのサインに向け、レアル・マドリーが明確な動きを見せている事実から、彼が契約を結ぶのは時間の問題だと私は考えている」 「もし彼が(リバプールとの)契約延長へ向かっていたら、マドリーが表立って動くことはなかっただろう。秘密裏に話し合いが行われていたはずだ。大きなニュースだ」 イギリス『ガーディアン』などでは、12月31日にマドリーからリバプールへ問い合わせがあり、リバプールが放出を拒否したという報道も。急転直下の契約更新がなければ、残される選択肢はやはり契約満了後のフリー移籍となる。 2025.01.01 22:29 Wed5