ワクチン接種で無料チケット配布…アフリカで死者最多の南アフリカがW杯予選で呼びかけ「スタジアムに来てもらいたい。病院には行って欲しくない」
2021.09.10 14:55 Fri
日本をはじめ、世界中で未だ感染拡大が続いている新型コロナウイルス(COVID-19)だが、各国で感染防止対策を続けている。
SAFAのダニー・ヨルダン会長と、国際サッカー連盟(FIFA)の事務総長であるファトマ・サモウラ氏は、7日にヨハネスブルクにあるFNBスタジアムを視察した。
その際に、ヨルダン会長が10月に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ予選に向けた施策を発表。ワクチンを接種した人々に対し、南アフリカ代表vsエチオピア代表の試合の無料チケットを配ると発表した。
ワクチン接種に応じる人は国民の62%とされており、反対派の意見の多数派信用がないということと副反応への懸念だという。
一方で、国が保有するワクチンの量は十分にあるとされ、接種したい人が受けられる状況とのこと。すでに8万人以上が新型コロナウイルスで命を落としており、アフリカ大陸のどの国よりも多いという危機的状況だ。
ヨルダン会長は「ヨーロッパで何が起きているのかを見ると、ユーロではなぜか決勝のスタジアム6万人以上が参加し、試合前、試合中、試合後とファンが祝うことができる。エチオピアとの試合ではチケットの50%をファンに無料で配布する」とコメント。ワクチン接種を勧めた。
また「ワクチンを接種していなければ、スタジアムに来れないことは明らかだ」とし、「我々はみなさんにスタジアムに来てもらいたい。病院には行って欲しくない」と述べ、ワクチンを売ってサッカーを観に来るように呼びかけた。
ワクチン接種に関しては、一定層の反対派がおり、ワクチン接種の有無での差別などが起きないような配慮がなされている。一方で、アメリカなどでは接種証明書や陰性証明書を利用して人流をコントロールしており、自身が感染しないだけでなく、他人に感染を広げないという点でも、ワクチン接種の呼びかけが高まっている。
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日本でも徐々に進んでいるワクチンの接種に関しては、世界ではより進んでおり、3度目を打つ国も出てきている状況だ。そんな中、南アフリカサッカー協会(SAFA)は、そのワクチン接種を利用して、サッカーファンの感染予防を打ち立てた。その際に、ヨルダン会長が10月に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ予選に向けた施策を発表。ワクチンを接種した人々に対し、南アフリカ代表vsエチオピア代表の試合の無料チケットを配ると発表した。
イギリス『BBC』によれば、南アフリカでは、ワクチン接種に対して反対する国民が多く、現状1000万人程度しか接種していないとのこと。南アフリカ政府は4000万人まで増やしたいと考えているようだ。
ワクチン接種に応じる人は国民の62%とされており、反対派の意見の多数派信用がないということと副反応への懸念だという。
一方で、国が保有するワクチンの量は十分にあるとされ、接種したい人が受けられる状況とのこと。すでに8万人以上が新型コロナウイルスで命を落としており、アフリカ大陸のどの国よりも多いという危機的状況だ。
ヨルダン会長は「ヨーロッパで何が起きているのかを見ると、ユーロではなぜか決勝のスタジアム6万人以上が参加し、試合前、試合中、試合後とファンが祝うことができる。エチオピアとの試合ではチケットの50%をファンに無料で配布する」とコメント。ワクチン接種を勧めた。
また「ワクチンを接種していなければ、スタジアムに来れないことは明らかだ」とし、「我々はみなさんにスタジアムに来てもらいたい。病院には行って欲しくない」と述べ、ワクチンを売ってサッカーを観に来るように呼びかけた。
ワクチン接種に関しては、一定層の反対派がおり、ワクチン接種の有無での差別などが起きないような配慮がなされている。一方で、アメリカなどでは接種証明書や陰性証明書を利用して人流をコントロールしており、自身が感染しないだけでなく、他人に感染を広げないという点でも、ワクチン接種の呼びかけが高まっている。
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