冨安健洋のアーセナル加入が正式決定! 背番号は18に

2021.09.01 07:00 Wed
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
アーセナルは8月31日、ボローニャから日本代表DF冨安健洋(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「18」に決定している。契約期間は長期とされている。なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は1600万ポンド(約24億2500万円)にボーナスが加わるという。

アーセナルでスポーツ・ディレクターを務めるエドゥ氏は、クラブ公式サイトを通じて冨安の獲得に満足感を示している。
「タケヒロと契約できたことを嬉しく思う。我々は以前から彼に注目しており、ボローニャと合意に達したことを嬉しく思っている。彼は我々のチームにとって重要な補強だ」

一方、冨安を指導することになるミケル・アルテタ監督も、セリエAと国際舞台で経験豊富な同選手のプレーに大きな期待を持っているようだ。

「タケヒロは、セリエAと国際レベルでの経験を持つ強力なディフェンダーだ。彼は優れた守備力、高い技術力、ボールを持ったときの冷静さを備えた万能型のディフェンダーだ。彼は我々のチームの重要なメンバーとなるはずだ。彼が代表戦から戻ってきたときに、合流することを楽しみにしている」

アビスパ福岡の下部組織出身の冨安は、2016年2月にトップチームに昇格。その福岡では公式戦56試合に出場し1ゴール1アシストを記録した。

当時はボランチでも起用されていた冨安は、2018年1月にシント=トロイデンへと完全移籍。1年半で公式戦41試合に出場し1ゴールを記録すると、2019年夏にボローニャへと完全移籍した。

ボローニャに加入してからは2シーズンを過ごし、センターバックと両サイドバックでプレー。2シーズンでセリエAで60試合に出場し3ゴール3アシストを記録。今季は移籍が絡むことから起用されていなかったが、第2節のアタランタ戦で9分間出場を果たしていた。

冨安にはミランやアタランタといったセリエAクラブが関心を示すも移籍は成立せず。その後トッテナムが強く関心を示し、ボローニャと具体的な交渉を進めたが進展せず。レスター・シティ、ウェストハムも興味を示していた中、移籍最終日に突如出てきたアーセナルが獲得に漕ぎ着けた。

1 2

関連ニュース
thumb

人気銘柄ライス、ウェストハム会長が退団を容認「出ていくことができると約束した」「引き留めることはできない」

ウェストハムのデイビッド・サリバン会長が、イングランド代表MFデクラン・ライス(24)の退団を認めている。イギリス『talkSPORT』が報じた。 ウェストハムユース出身の選手であり、2017年から現在に至るまでウェストハムのトップチームでプレーしているライス。今季はキャプテンとしてチームを支え、公式戦50試合に出場。7日にはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝でフィオレンティーナと対戦し、クラブにとって58年ぶりとなる欧州主要タイトル獲得に貢献した。 そんなライスとウェストハムの現行契約は2024年6月までとなっている。契約延長オプションも付随しているが、ライスがこれ以上の契約更新を望んでいないため、アーセナルやバイエルン、マンチェスター・ユナイテッドなどからの関心が噂されている。 ライスはフィオレンティーナ戦後、「このクラブでプレーするのが大好き」、「今はウェストハムでプレーすることに集中している」、「何が起こるか見てみよう」とコメントを残していた。しかし、「フィオレンティーナ戦がライスにとって、ウェストハムでのラストマッチだったのか?」と問われたサリバン会長が、移籍を容認する意向を明かした。 「そうでなければならないと思う。我々は彼に出ていくことができると約束した。そして彼は出て行くことを心に決めた」 「今シーズン、これほどまでに我々に尽くしてくれた選手はいない。当然、彼は去らなければならないし、我々は彼の後任を1人、あるいは何人か確保しなければならない」 「我々が望んだことではない。18カ月前(1年半前)に週給20万ポンド(約3500万円)のオファーを提示したが、彼はそれを断った」 「その間、彼をウェストハムに留めるために(賃金で)1000万ポンド(約17億4000万円)のコストがかかっているはずだった。そして彼は去りたがっている」 「そこにいたくない選手を引き留めることはできない」 2023.06.08 21:02 Thu
twitterfacebook
thumb

打倒シティに補強欠かせぬアーセナル...エドゥSDに課せられたミッションは「少しでも高く売却せよ」

アーセナルのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるエドゥ氏に厳命が下されたようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 19年ぶりのプレミアリーグ制覇が夢に散ったアーセナル。序盤戦から首位をキープし、一時は2位のマンチェスター・シティと「8」ポイント差がついたが、シーズンも佳境に入ると取りこぼしが目立つようになり、最終的に3連覇を成し遂げたシティとの勝ち点差は「5」となった。 近いようで遠い「5」という差。今夏はシティを追い越せと言わんばかりに、積極的な補強に出るとされ、資金調達のためには既存戦力の売却も起こることになる。オーナーのスタン・クロエンケ氏はエドゥ氏に対し、「余剰戦力を少しでも高く売却せよ」というミッションを課したという。 イギリス『イブニング・スタンダード』によれば、余剰戦力とはいずれもレンタル移籍で1年間クラブを離れていた選手。アメリカ代表のFWフォラリン・バログン(21)とDFオースティン・トラスティ(24)、コートジボワール代表FWニコラ・ぺぺ(28)の3人だ。 3人はそれぞれ、レンタル先のスタッド・ランス、バーミンガム・シティ、ニースで主力として活躍。バログンはリーグ・アンで21ゴールを叩き出し、トラスティはファンが選ぶ年間MVPに選出、ぺぺもケガによる離脱の時期が長かったが、出場すれば優れたパフォーマンスを披露した。すなわち、市場価値を上回る金額での売却も期待できる選手たちということだ。 エドゥ氏は先日、『ESPN』のインタビューで「補強すべきポジションを特定済みだ。ミケル・アルテタ監督の明確なプレースタイルを我々全員が共有しており、レベルアップした戦いに到達すべく、ユニットを強化するときだ」とコメント。来たる今夏の移籍市場に向け、意欲を示している。 すでにウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)の獲得に接近しているとも言われるアーセナル。だが、シティとの差はライス1人で埋まるものではない。バログンらの売却によって、さらなる補強のための資金を作りたいところだ。 2023.06.08 16:27 Thu
twitterfacebook
thumb

アーセナルは“第2のマルティネッリ“発掘にも注力「アルテタが非常に高く評価している」

アーセナルは今夏の移籍市場で“第2のマルティネッリ“になりうる選手を獲得する可能性があるようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 今やアーセナル攻撃陣に欠かせない存在となったブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリ(21)。アーセナルは2019年の夏にブラジル4部のイトゥアーノから当時無名の18歳を獲得した。 今夏の移籍市場では、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)やブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)の獲得に動いているとされるアーセナルだが、イギリス『The Athletic』のジェームズ・マクニコラス記者によると、マルティネッリのような南米の原石の発掘にも力を入れているようだ。 「アーセナルがサインする若い選手がいるかもしれない。ミケル・アルテタ(監督)が『すぐにでもトップチームの一員になれる』と非常に高く評価している、19歳か20歳くらいの選手だ」 「昨夏にもマルキーニョスを獲得したように、彼らは南米の才能ある選手たちに注目していると思う。(スポーツ・ディレクターの)エドゥ擁するこのチームは、新しいマルティネッリになりうる他の2、3人の選手にも興味を持っているようだ。そのうちの1人は、プレシーズンでチャンスを得て、そのまま活躍してしまうのではないかというほどの選手だ」 マルティネッリはアーセナル1年目から公式戦26試合に出場し、10ゴール4アシストという成績を残した。アーセナルが狙っているとされる第2のマルティネッリがどのような選手かは不明だが、加入した暁には同等以上のインパクトを残すことが期待される。 2023.06.08 15:56 Thu
twitterfacebook
thumb

フランクフルト、ビッグクラブ注目のDFエンディカの退団を発表

フランクフルトは7日、フランス人DFエヴァン・エンディカ(23)が契約満了で退団することを発表した。 2018年に母国のオセールからフランクフルトに加入したエンディカは、192cmの左利きのセンターバック。ここまでは3バックの左や左サイドバックを主戦場に公式戦183試合に出場し、12ゴール10アシストの数字を残している。 攻守両面で粗削りもアスリート能力が非常に高く、全盛期の元フランス代表DFサミュエル・ユムティティを彷彿とさせるプレースタイルの持ち主だ。 エンディカの退団について、フランクフルトのマルクス・クレーシェSD(スポーツ・ディレクター)は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「我々はエヴァンが今後もアイントラハト・フランクフルトに残ることを望んでいたので、彼が去ることはとても残念だ。彼の今後の活躍を祈っているよ」 なお、今夏にフリーでの移籍が可能となったエンディカには、バルセロナやアーセナル、ニューカッスル、トッテナム、リバプール、ローマといった多くのクラブが獲得に興味を示しているとされるが、果たして新天地はどこになるのだろうか。 2023.06.07 23:05 Wed
twitterfacebook
thumb

ギュンドアンにもサウジアラビア行きの可能性浮上? アーセナルやバルサに勝つため巨額オファーか

マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(32)に、サウジアラビア行きの可能性も出てきているようだ。 6月末でシティとの現行契約が満了するギュンドアン。10日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル戦が控えている一方で、夏の去就にも注目が集まっている。 シティはギュンドアンの残留を望んでいるものの、アーセナルやバルセロナといったクラブからの関心も噂されている。また、古巣ドルトムントへの復帰説なども浮上した。 そして、サウジアラビアのクラブもギュンドアン獲得に興味を抱き始めたようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』によると、アーセナルなどとの争奪戦を制するため、巨額のオファーを準備している可能性があるという。どのクラブが動いているかは明らかになっていないが、サウジアラビアにスターを集める取り組みの一環とみられている。 先日、レアル・マドリー退団が発表されたばかりの元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(35)は、サウジアラビアのアル・イテハド移籍が決まった。また、チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテ(32)もアル・イテハド移籍が近づいている模様。クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ(30)は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルへの移籍が取り沙汰されている。 アル・ヒラルもパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)の獲得に動くなど、サウジアラビアのサッカー界は派手な動きを見せている。ギュンドアンはCL決勝のインテル戦後に自らの将来を決めることになるようで、ベンゼマらの後を追うのかが注目となる。 2023.06.07 19:59 Wed
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly