リーズ、バルセロナからジュニオル・フィルポを獲得!

2021.07.06 20:40 Tue
Getty Images
リーズ・ユナイテッドは6日、バルセロナからスペイン人DFジュニオル・フィルポ(24)を獲得したことを発表した。契約は2025年までの4年となる。

2019年の夏にベティスから移籍金1800万ユーロ(約21億円)+ボーナスでバルセロナに加入したジュニオル・フィルポ。近年、負傷が目立つスペイン代表DFジョルディ・アルバのバックアッパーとして大きな期待を集めていたが、2シーズンで公式戦41試合の出場にとどまるなど、思うようなパフォーマンスを見せられていなかった。
そのため、財政難に喘ぐバルセロナの今夏の放出候補筆頭に挙げられており、セルタをはじめ、イタリアやイングランドの複数クラブからオファーが届いている状況だった。そして、スペイン国外でのプレーを希望した意向もあり、新天地はリーズに決定。バルセロナによると、移籍金は1500万ユーロ(約19億6500万円)だが、将来的にリーズから移籍することになった際に、その金額の20%を得られる契約内容となっているようだ。

リーズで背番号「3」を着けるジュニオル・フィルポは、クラブ公式サイトを通じて喜びと意気込みを語っている。

「いつかプレミアリーグでプレーしたかったから、ここに来られて本当に嬉しいよ」
「多くのクラブが興味を示してくれたけど、このクラブのプロジェクトを聞いた時、『わお、これは面白そうだな。彼らは本当に僕を欲しがってくれているんだな』と感じたんだ」

「その瞬間、僕はリーズに行きたいと言った。満員になったエランド・ロードは圧巻だと聞いているよ。早く見てみたいね!」

ジュニオル・フィルポの関連記事

リーズが1年でのプレミア復帰へあと1つ! ノリッジを4ゴールで圧倒【チャンピオンシップ昇格PO】

来シーズンのプレミアリーグ昇格を争い、残りの1枠を戦っているチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレーオフ。準決勝2ndが16日に行われ、リーズ・ユナイテッドがノリッジ・シティに4-0で勝利した。 2019-20シーズンにチャンピオンシップで優勝しプレミアリーグ昇格を果たしたリーズ。しかし、3シーズンを過ごし、2022-23シーズンに19位となり降格となった。 1年での復帰を目指す中、今シーズンのチャンピオンシップでは終盤失速して3位に終わりプレーオフに回ることとなった。 対するノリッジは6位でフィニッシュ。2020-21シーズンにチャンピオンシップで優勝して昇格するも、2021-22シーズンは最下位に終わって1年で降格。2022-23シーズンはチャンピオンシップでも13位と苦労してきた。 1stレグはゴールレスドローに終わった試合。ホームでの2ndレグを迎えた自動昇格を逃したリーズは、シーズン中の勢いそのままにノリッジを圧倒。7分にはボックス手前のFKをイリア・グルエフが左足で直接ニアサイドに叩き込み先制に成功する。 ベンチも大盛り上がりとなった先制ゴール。すると20分には、ウィルフレッド・ニョントが右サイドからアーリークロスを送ると、ファーサイドに走り込んだヨエル・ピローがヘディングで合わせてリードを広げる。 反撃したいノリッジは22分にビッグチャンスを迎えるが、一対一をGKイラン・メリエがしっかりとセーブして得点を許さず。すると40分にリーズはカウンターから左サイドを崩すと、最後はジョルジニオ・ラターがボックス内から豪快に蹴り込み3点目を奪う。 前半で3点のリードを得たリーズは余裕を持ってプレー。後半も何度もノリッジゴールに迫っていくが、GKのビッグセーブに阻まれて追加点を奪えない。 それでも68分、ニョントのシュートはGKアンガス・ガンにセーブされるも、こぼれ球をジュニオル・フィルポがつないで、最後はクリセンシオ・サマーフィルーが流し込み4点目。そのまま逃げ切り、4-0で圧倒。ダニエル・ファルケ監督にとっては、古巣との対戦を制し、プレミアリーグ昇格まであと1つに迫った。 なおプレーオフ準決勝のもう1試合は、サウサンプトンvsウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)で行われる。 リーズ・ユナイテッド 4-0 ノリッジ・シティ 【得点者】 1-0:7分 イリア・グルエフ(リーズ) 2-0:20分 ヨエル・ピロー(リーズ) 3-0:40分 ジョルジニオ・ラター(リーズ) 4-0:68分 クリセンシオ・サマーフィル(リーズ) <span class="paragraph-title">【動画】リーズが1年でのプレミア復帰へあと1つ!ノリッジを圧倒</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tUcnrWxPaq4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.17 13:50 Fri

ベティスがリーズで燻るフィルポの復帰を検討? 来夏ミラン行き濃厚ミランダの後継者候補

レアル・ベティスがリーズ・ユナイテッドで燻っているスペイン人DFジュニオル・フィルポ(27)の復帰を検討しているようだ。フランス『フットメルカート』が報じている。 2021年夏にバルセロナからリーズに完全移籍で加入したフィルポ。しかし、新天地では在籍2年半で、公式戦53試合2ゴール4アシストと思った数字を残せず。今シーズンはチームがチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格したなか、序盤に負ったケガの影響などでここまで2試合の出場にとどまっている。 直近2試合は連続で起用されており、今後出場機会が増加する可能性はあるものの、選手自身は今冬の移籍を希望している模様だ。 そういったなか、現時点で移籍先の候補に挙がっているのが、プロキャリアをスタートし2019年まで在籍した古巣のベティスだ。 ベティスでは左サイドバックのレギュラーを務めるスペイン人DFフアン・ミランダが、来夏フリートランスファーでミランに移籍する可能性が濃厚と言われている。そのため、その後継者候補となるフィルポを今冬にレンタルで獲得し、シーズン終了後に完全移籍で買い取る算段のようだ。 2023.11.28 23:00 Tue

不調のリーズ、バークリー獲得に着手か

リーズ・ユナイテッドは、チェルシーのイングランド代表MFロス・バークリー(27)の獲得を考えているようだ。イギリス『エクスプレス』が伝えている。 リーズは今夏ウェールズ代表MFダニエル・ジェームズやスペイン人DFジュニオル・フィルポらを獲得したものの、ここまでプレミアリーグ2勝5分け5敗で17位に低迷。12試合で12得点と得点力不足にも陥っており、巻き返しを図るべく1月の移籍市場で攻撃的MFの獲得を狙っているとのこと。 そこで、今季チェルシーで公式戦238分の出場にとどまっているバークリーに着目。最近は徐々に出場機会も増えてきてはいるが、同時にMFルベン・ロフタス=チークも調子を上げてきていることから、それでも出場時間は限られている状況だ。 また『エクスプレス』によると、リーズは今夏の移籍市場で5000万ポンド(約77億円)を投じたため、冬はレンタルを優先したい考えとのこと。ただ、バークリーには複数クラブからの関心が伝えられているため、早急な判断が必要になると、同メディアは指摘している。 夏にチェルシーのスコットランド代表MFビリー・ギルモア(現在はノリッジ・シティにレンタル)、ハダースフィールドのイングランド人MFルイス・オブライエンを取り逃したリーズだが、今度こそ中盤の補強にこぎ着けられるだろうか。 なお、移籍が実現すれば、8年ぶりのリーズ加入となる。 2021.11.24 22:03 Wed

ローマ、バルサで放出候補のジュニオル・フィルポに関心

ローマがバルセロナのスペイン人DFジュニオル・フィルポ(23)の獲得に関心を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 昨夏、ベティスから移籍金1800万ユーロ(約21億円)+ボーナスでバルセロナに加入したジュニオル。近年、負傷が目立つスペイン代表DFジョルディ・アルバのバックアップとして大きな期待を集めていたが、今季ここまでの公式戦17試合で思うようなパフォーマンスを見せられず。 今年1月に途中就任したキケ・セティエン監督はベティス時代の恩師であるものの、クラブは今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表DFレイヴァン・クルザワ(27)、アヤックスのアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(27)らの獲得に動いていると言われており、レンタルでの武者修行や売却の可能性が指摘されている。 そのジュニオルに関心を示しているのがセリエAの強豪ローマのようだ。 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、セルビア代表DFアレクサンダル・コラロフ(34)の後継者を探すローマは、今冬の移籍市場で獲得した U-21スペイン代表FWカルレス・ペレスに続きバルセロナの若手の獲得に興味を示しているという。 ローマの左サイドバックに関しては、右サイドと兼任のイタリア代表MFレオナルド・スピナッツォーラが準主力としているが、今冬の移籍市場においてイタリア代表FWマッテオ・ポリターノとのトレードでインテルに放出しかけた経緯もあり、今後再び放出に動く可能性も考えられる。 さらに、コラロフ以外で左利きのサイドバックがいないという事情もあり、ジュニオルの獲得を望んでいるようだ。 2020.04.26 21:20 Sun

リーズの関連記事

サンチョ、ベリンガムに続く? ドルトムントが三度イングランドの至宝に注目、リーズの中盤支える18歳MFグレイ

ドルトムントが再びイングランドの逸材に注目を向けているという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 若手の育成に定評のあるドルトムント。MFジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)やMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)など、イングランドの若手を獲得して育て、他クラブへとステップアップさせている。 そんな中、新たなターゲットがいるとのこと。リーズ・ユナイテッドのU-21イングランド代表MFアーチー・グレイ(18)に関心を寄せているようだ。 セントラルミッドフィルダーとしてプレーするグレイは、リーズの下部組織育ち。2023年7月にファーストチームに昇格を果たしている。 2023-24シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で44試合に出場し1ゴール2アシストを記録。チームはプレミアリーグ昇格を果たせなかったが、シーズンを通して活躍し、イングランドでは“新たな天才”とも言われている。 リーズとの契約は2028年夏までの4年間残っているが、移籍金は2000万〜3500万ユーロ(約34億2000万〜60億円)程度と見られている。 新シーズンをプレミアリーグで迎えられなかったことは、1つドルトムントにとって有利に働くという見方もあり、グレイ本人はステップアップを目指しているとのこと。先輩であるサンチョやベリンガムが大きく羽ばたいた姿を見ているため、ドルトムントに気持ちが傾く可能性はあるようだ。 タイミングを逃してしまうと、イングランド国内のクラブとの争奪戦になることは想像に難くなく、早く動きたいところ。一方で、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのドイツ代表MFパスカル・グロスの獲得に動いており、まずはそちらが優先されることになりそうだ。 2024.06.25 13:55 Tue

エバートンが今季リーズからレンタルのFWハリソンを再レンタルで獲得!

エバートンは24日、イングランド人FWジャック・ハリソン(27)の2025年6月30日までのレンタル期間延長を発表した。 マンチェスター・ユナイテッドのユース出身のハリソンは、アメリカでキャリアをスタート。2018年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCからマンチェスター・シティに完全移籍で加入する。 ミドルズブラやリーズ・ユナイテッドへのレンタル移籍を経験すると、2021年7月にリーズへ完全移籍。左右のウイングやサイドハーフ、サイドバックでもプレーし、リーズでは公式戦206試合に出場し34ゴール32アシストを記録。 昨夏にレンタル移籍で加入したエバートンでは、臀部のケガで出遅れたが第7節のルートン・タウン戦で初出場を飾ると、右ウィングのレギュラーに定着。公式戦35試合に出場し4ゴール3アシストを記録していた。 レンタル期間延長となったハリソンは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「戻ってこれて嬉しいよ。エバートンは素晴らしいクラブだし、ここには素晴らしい選手たちが揃っている。これから始まるプレシーズンのトレーニングが待ち遠しくてたまらないよ」 「昨年はたくさんの喜びをこのクラブで味わうことができた。逆境に立たされることも多かったけど、それを乗り越え、全体としていいシーズンを送ることができた」 「エバートンに戻りたい理由はたくさんあった。ファン、スタッフ、監督、チームメイトなど、クラブ全体が僕を居心地よくさせてくれた。サッカーをプレーするには最高の環境だよ」 「もうひとつは、自分にはまだまだやれることがたくさんあるということ。ピッチでもっとやれるということを自分自身とクラブに証明したいんだ。今シーズンは充実したプレシーズンを過ごすことができるだろうし、うまくいけば開幕戦からプレーできるかもしれない」 2024.06.25 08:00 Tue

「レッドブルではリーズを救えない」プレミアクラブでCEO経験のコンサルタントが推察

レッドブルでは財政難のリーズ・ユナイテッドを救えないという。 世界的飲料メーカーの「レッドブル」。これまでに各国のサッカークラブへ進出しているなか、先月末に、来季からリーズのユニフォームスポンサーとなることが発表された。 現時点では少数株主で、リーズ取締役会に議席もなし。シンプルな資金投入で今後の経営参画を強めていきたい思惑だろうが、このレッドブル介入を財政難リーズのファンがエキサイティングに捉えているのは想像に難くない。 そんななか、アストン・ビラとエバートンで最高経営責任者(CEO)を務めた経験があるコンサルタント、キース・ワイネス氏がイギリス『フットボール・インサイダー』で「レッドブルではリーズの経営を救えない」とコメントした。 「詳細がわからないので憶測も入るが、リーズがレッドブルとの契約でどのくらい資金を得るか…ユニフォームのスポンサーシップ、他の諸スポンサーシップ…どれだけの現金を来季、最終利益として計上できるだろうか」 「言わずもがなリーズは危機的状況」 「未払い移籍金(約146億円)の支払い期限が6月末に迫り、PSR(リーグの収益性と持続可能性に関する規則)問題をカバーすべく、レッドブルが入っても選手を売却する必要があるのは変わりないだろう。よほどの金額でもない限り」 「悪気はないが、レッドブルでは今のリーズを救えないと思う。リーズが抱える財政難は、もっともっと大きい構造的な問題だ」 リーズは前体制時代の21-22シーズンに3400万ポンド(約67.4億円)、22-23シーズンも3370万ポンド(約67.0億円)の損失を計上。選手売却を避けてPSRに抵触した場合、待っているのは勝ち点剥奪だ。 2024.06.07 15:50 Fri

プレミア昇格ならずのリーズ、今季加入のブルガリア代表MFにブンデス方面から関心集中か

ドルトムントがリーズ・ユナイテッドのブルガリア代表MFイリア・グルエフ(24)に狙いを定めているようだ。 ヴェルダー・ブレーメンの下部組織で育ったグルエフは、2020年にファーストチームデビュー。主力の一人として活躍していたが、今シーズンからチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズに加入した。 リーズでも序盤こそ出番を得られない日々が続いたが、中盤以降は主軸に定着。公式戦35試合出場1ゴール1アシストの成績を残したものの、チームはプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝で敗れ、最大の目標だった昇格を逃す結果となった。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、これを受けてドルトムントら複数クラブがグルエフ獲得に関心を示している模様。前述した昇格プレーオフ決勝の舞台であるウェンブリー・スタジアムには、多くのクラブ関係者が訪れていたようだ。ドルトムントのテクニカル・ディレクター(TD)であるスヴェン・ミスリンタート氏(51)も、姿を見せていたという。 ただし、グルエフとリーズは2027年夏まで契約を残しており、契約解除条項なども存在しないとのこと。リーズは売却に消極的な構えではあるものの、プレミアリーグ昇格を逃し財政的に厳しい状態であることから、適切な移籍金を提示されれば話し合いに応じる可能性がある。 2024.06.04 13:10 Tue

『レッドブル』が1年でのプレミア復帰逃したリーズの少数株主に…来季は胸スポンサーに

世界的な飲料メーカーである『レッドブル』が、リーズ・ユナイテッドの少数株主となった。イギリス『The Athletic』が伝えている。 先日に行われたサウサンプトンとのプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝に敗れ、1年でのプレミアリーグ復帰を逃したリーズ。これにより以前から財政面の問題を抱えるクラブは、主力数人の売却を余儀なくされるなどネガティブな報道もされている。 『The Athletic』は、そのホワイツに関して『レッドブル』の経営参画というホットな話題を提供している。 リーズは昨年7月、NFLのサンフランシスコ・フォーティナイナーズのプライベートエクイティ部門『49ers Enterprises』が、アンドレア・ラドリッツァーニ前オーナーから56%の株式を買い取り、100%の株式を保有。正式にクラブオーナーとなった。 なお、『49ers Enterprises』はフォーティナイナーズ自身が全体の責任を負っているが、多数の団体や個人で構成されており、今月初めにはハリウッド俳優のウィル・フェレルがエランド・ロードの投資家リストに新たに名を連ねたことが話題となっていた。 報道によると、フットボール界だけでなくスポーツ界全体に投資を続ける『レッドブル』は、新たな投資先としてリーズをリストアップ。そして、『49ers Enterprises』との交渉によって少数株を取得し、来シーズンはユニフォームスポンサーになることが決定した。 同報道後の30日に『レッドブル』との契約を公式発表したリーズ。パラーグ・マラテ会長は今回の合意に際して、「レッドブルがリーズ・ユナイテッドの明るい未来を築くため、我々に加わっ​​てくれることを嬉しく思います。この本当に特別なクラブに対する我々の深い尊敬の念を共有します。これはクラブが競争力を最大限に発揮できるようさらに力づける歴史的な節目となります」と、その意義を語った。 また、『The Athletic』は、現時点で『レッドブル』は株式買収の一環としてリーズの取締役会に席を与えることはなく、クラブ名、ユニフォームの色、スタジアム名の変更などにも関与する気はないとしている。 2024.05.30 19:15 Thu

プレミアリーグの関連記事

ウェストハムがGKフォダリンガムを補強、シェフィールド・ユナイテッドの正守護神をフリーで獲得

ウェストハムは26日、シェフィールド・ユナイテッドのイングランド人GKウェズ・フォダリンガム(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2年間となる。 フルアムの下部組織出身のフォダリンガムは、クリスタル・パレスの下部組織に移籍。スウィンドン・タウンやレンジャーズなどへの移籍を経て、2020年7月にシェフィールドユナイテッドへ完全移籍で加入した。 2023-24シーズンはプレミアリーグで正守護神としてプレーし、30試合に出場していたが、シェフィールドとは契約満了に。ウェストハムへフリートランスファーで加入することとなる。 スウィンドン・タウンでは191試合、レンジャーズでは143試合、シェフィールドでは112試合と経験は豊富。プレミアリーグこそ昨季が初挑戦となったが、ウェストハムは大きな補強となった。 すでにGKアルフォンス・アレオラ、GKウカシュ・ファビアンスキと経験豊富な選手がいる中。より競争が激化するtこととなる。 2024.06.26 22:55 Wed

ストライカー補強検討中のアーセナル、エンケティア売却も視野か…安売りはせず移籍金約101億円に設定

アーセナルはイングランド代表FWエディ・エンケティア(25)の移籍金を設定したようだ。イギリス『talkSPORT』が報じた。 プレミアリーグ2位フィニッシュの今シーズンは、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツの最前線起用に落ち着いたアーセナル。ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスも前にするエンケティアは途中出場をメインとし、公式戦37試合6ゴール3アシストの成績に終わった。 今夏の移籍市場で新たなストライカーを狙うアーセナルは、RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(21)こそ確保に至らなかったものの、依然として補強を検討中。実現するのであればエンケティアの売却もあり得るという。 しかし、生え抜きストライカーをそう易々と放出するつもりはなし。ウェストハムや1年でプレミア復帰のサウサンプトンなどが興味を示すなか、アーセナルは5000万ポンド(約101億3000万円)の値札をつけたという。 また、週給が10万ポンド(約2000万円)を大幅に超えることから、獲得に二の足を踏むクラブが多数の見込み。本格開花が待たれる25歳は新天地行きとなるのだろうか。 2024.06.26 17:47 Wed

フリック新監督にアピールなるか…バルセロナが復活待たれるファティのサポート準備

バルセロナはスペイン代表FWアンス・ファティ(21)の再起を期待している。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 2019-20シーズンに鮮烈なデビューを果たしたものの、翌シーズン序盤に左ヒザの大ケガを負ってキャリアが停滞しているラ・マシア出身の逸材ファティ。今シーズンはブライトン&ホーヴ・アルビオンへレンタル移籍したが、負傷離脱もあり、思うように出場機会を確保できなかった。 ブライトンへのレンタルを終え、今夏の去就も注目のファティだが、バルセロナは給与のほぼ全額を負担しての再レンタルに難色。4000万ユーロ(約68億4000万円)超えのオファーが届けば完全移籍のシナリオも考えられるものの、新シーズンの戦力として数えられることを期待している。 ハンジ・フリック新監督の信頼を勝ち取りたいプレシーズンに向けては、サポート体制を準備。新フィジカルトレーナーのフリオ・トゥス氏と理学療法士のラウル・マルティネス氏がファティのための独自プログラムを作成しているという。 ファティ本人も先日、『ムンド・デポルティボ』に「バルサで成功することが僕の夢」「来季は再びチャンスを掴むことを目指して戦う」とコメント。愛するクラブで輝きを放つことができるだろうか。 2024.06.26 15:14 Wed

プレミア未経験も市場価値25億円…2部ハル・シティの193cm超屈強CBグリーブス、2クラブが争奪戦か

ウェストハムとイプスウィッチ・タウンが、ハル・シティのイングランド人DFジェイコブ・グリーブス(23)獲得へ本腰を入れているようだ。 以前はトッテナムとエバートンからの関心も報じられたグリーブス。 チャンピオンシップ(イングランド2部)はハルに所属する193cmの左利きセンターバックで、プレミアリーグ未経験ながらも1500万ユーロ(約25.6億円)の市場価値を誇る。 特徴としては、まずとにかく屈強。 フィジカルコンタクトがプレミアより激しい2部において、21-22シーズンにリーグ戦全46試合フルタイム出場、昨季は46試合中44試合出場、今季も43試合出場。過去3年間ケガによる欠場が1試合もない。 また、手足の長い大柄ディフェンダーは足も遅くなく、チーム状況に応じて左サイドバックにも対応。ハルを象徴する1人として、ゲームキャプテンを担うリーダーシップも兼ね備える。 しかし、今季のハルは勝ち点「3」差で昇格レーオフへ進めず。 グリーブスが今夏の“個人昇格”を望んでいることはシーズン中から明白となっており、イギリス『フットボール・インサイダー」いわく、獲得を目指すウェストハムはクラブ間で大筋合意まで達していたという。 ただ、何らかの理由で暗礁に乗り上げ、そこへここ数日で昇格組のイプスウィッチが参戦。是が非でも来季のプレミア残留を達成すべく、グリーブスに注力し始めたとのことだ。 2024.06.26 14:20 Wed

ユナイテッドの中盤のターゲットは守田英正の元同僚MFウガルテ? PSGにアプローチか

マンチェスター・ユナイテッドがパリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)に興味を示しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 今夏はエバートンのイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)やリールのフランス代表DFレニー・ヨロ(18)の獲得に動き、ボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)にも近づいているユナイテッド。最終ラインや前線だけでなく、中盤の補強も画策している。 注目している選手の1人がPSGで1年目を終えたウガルテ。正式なオファーこそまだ送っていないものの、すでに最初のアプローチをかけているという。 スポルティングCP時代に日本代表MF守田英正と共にプレーしていたウガルテは昨夏、契約解除金の6000万ユーロ(約円)が支払われてPSGに移籍。ルイス・エンリケ監督から公式戦37試合で起用され、リーグ・アンやクープ・ドゥ・フランス制覇に貢献した。 そんなウガルテとPSGの契約は2028年6月まで。現在はウルグアイ代表の一員としてコパ・アメリカ2024に参戦している。 なお、ユナイテッドではブラジル代表MFカゼミロ(32)にサウジアラビア方面からの関心。フィオレンティーナからレンタルしたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)などの去就も不透明となっている。 2024.06.26 14:11 Wed

リーズの人気記事ランキング

1

サンチョ、ベリンガムに続く? ドルトムントが三度イングランドの至宝に注目、リーズの中盤支える18歳MFグレイ

ドルトムントが再びイングランドの逸材に注目を向けているという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 若手の育成に定評のあるドルトムント。MFジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)やMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)など、イングランドの若手を獲得して育て、他クラブへとステップアップさせている。 そんな中、新たなターゲットがいるとのこと。リーズ・ユナイテッドのU-21イングランド代表MFアーチー・グレイ(18)に関心を寄せているようだ。 セントラルミッドフィルダーとしてプレーするグレイは、リーズの下部組織育ち。2023年7月にファーストチームに昇格を果たしている。 2023-24シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で44試合に出場し1ゴール2アシストを記録。チームはプレミアリーグ昇格を果たせなかったが、シーズンを通して活躍し、イングランドでは“新たな天才”とも言われている。 リーズとの契約は2028年夏までの4年間残っているが、移籍金は2000万〜3500万ユーロ(約34億2000万〜60億円)程度と見られている。 新シーズンをプレミアリーグで迎えられなかったことは、1つドルトムントにとって有利に働くという見方もあり、グレイ本人はステップアップを目指しているとのこと。先輩であるサンチョやベリンガムが大きく羽ばたいた姿を見ているため、ドルトムントに気持ちが傾く可能性はあるようだ。 タイミングを逃してしまうと、イングランド国内のクラブとの争奪戦になることは想像に難くなく、早く動きたいところ。一方で、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのドイツ代表MFパスカル・グロスの獲得に動いており、まずはそちらが優先されることになりそうだ。 2024.06.25 13:55 Tue
2

エバートンが今季リーズからレンタルのFWハリソンを再レンタルで獲得!

エバートンは24日、イングランド人FWジャック・ハリソン(27)の2025年6月30日までのレンタル期間延長を発表した。 マンチェスター・ユナイテッドのユース出身のハリソンは、アメリカでキャリアをスタート。2018年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCからマンチェスター・シティに完全移籍で加入する。 ミドルズブラやリーズ・ユナイテッドへのレンタル移籍を経験すると、2021年7月にリーズへ完全移籍。左右のウイングやサイドハーフ、サイドバックでもプレーし、リーズでは公式戦206試合に出場し34ゴール32アシストを記録。 昨夏にレンタル移籍で加入したエバートンでは、臀部のケガで出遅れたが第7節のルートン・タウン戦で初出場を飾ると、右ウィングのレギュラーに定着。公式戦35試合に出場し4ゴール3アシストを記録していた。 レンタル期間延長となったハリソンは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「戻ってこれて嬉しいよ。エバートンは素晴らしいクラブだし、ここには素晴らしい選手たちが揃っている。これから始まるプレシーズンのトレーニングが待ち遠しくてたまらないよ」 「昨年はたくさんの喜びをこのクラブで味わうことができた。逆境に立たされることも多かったけど、それを乗り越え、全体としていいシーズンを送ることができた」 「エバートンに戻りたい理由はたくさんあった。ファン、スタッフ、監督、チームメイトなど、クラブ全体が僕を居心地よくさせてくれた。サッカーをプレーするには最高の環境だよ」 「もうひとつは、自分にはまだまだやれることがたくさんあるということ。ピッチでもっとやれるということを自分自身とクラブに証明したいんだ。今シーズンは充実したプレシーズンを過ごすことができるだろうし、うまくいけば開幕戦からプレーできるかもしれない」 2024.06.25 08:00 Tue
3

アーセナル、薄氷の勝利で首位キープ! 殊勲のGKラムズデール「素晴らしい気分」

アーセナルのイングランド代表GKアーロン・ラムズデールがリーズ・ユナイテッド戦を振り返った。クラブの公式サイトが伝えている。 アーセナルは16日、プレミアリーグ第11節でリーズと対戦した。機材トラブルの影響で序盤に試合中断を強いられた中、35分にFWブカヨ・サカのゴールで先制。だが、試合を通じて得点はこの1点にとどまった。 その中でラムズデールは再三に渡るビッグセーブを見せ、最少得点に終わったチームをクリーンシートで後押し。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた守護神は、苦戦の内容でも勝利に貢献できたことを大いに喜んでいる。 「毎試合ポゼッションで相手を上回り、3-0で勝ち続けられるなら理想的さ。だが、今日は違う形で勝利をあげた。結果こそが最も重要だ」 「ブカヨがゴールを決めたが、ゲームそのものは苦しかったし、デュエルなどでも苦労していた。だけど、今日の僕たちは90分を通して守備で際立っていたよ」 「最近の僕は自分に対してかなり批判的にならざるを得なかった。だから、今日はチームを助けることができ、本当に嬉しい。アウェイでの勝ち点3は格別さ。素晴らしい気分だよ」 2022.10.17 15:59 Mon
4

昇格失敗で2部残留のリーズ…主力1人や2人の現金化だけでは解決できぬ財務危機も、18歳グレイだけは守り抜く?

主力の大量放出がほぼ確実なリーズ・ユナイテッドだが、生え抜きのスター候補生だけはどうしても守り抜きたいようだ。 プレミアリーグへの昇格プレーオフ決勝で敗れ、24-25シーズンもチャンピオンシップ(イングランド2部)残留となったリーズ。 この結果、莫大な負債を抱えて今季会計中の資金調達も必須というなか、財務安定化のためには、高額な移籍金を見込める主力選手の売却しか道がない状況に。それも、1人や2人の現金化で解決するレベルではないとされる。 売却候補は世代別オランダ代表のクリセンシオ・サマーフィル(22)、若きイタリア代表戦士のウィルフレッド・ニョント(20)、守備陣を束ねるイーサン・アンパドゥ(23)、U-21イングランド代表MFアーチー・グレイ(18)など。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、どうしてもグレイだけは残しておきたいのだという。 グレイは親族含めて一族4人目のリーズ選手で、トップ昇格1年目の今季いきなり主軸に定着。イングランドの今夏移籍市場で最もアツい選手の1人と位置付けられ、リバプールやトッテナムが獲得へ熱視線…また、シンプルな関心だけならレアル・マドリーとバイエルンもこの18歳を高く評価していることが判明済み。 したがって、複数いる売却候補の中でも、とりわけ高額な売却益を見込めるのがグレイなわけだが、リーズは引き留めのために「できることは全てやる」つもりとのこと。クラブ関係者がそう語ったという。 具体的には、1月に延長したばかりのグレイとの契約をさらに伸ばし、他の主力選手は軒並み売却する、といったところか。来季の戦力ダウンが避けられないリーズ。来季もプレミア復帰を目指すうえでは、グレイだけは欠かせないと判断したようだ。 2024.05.29 15:35 Wed
5

イングランド代表の次代を担う18歳…2部リーズのアーチー・グレイ獲得にトッテナムが本腰か

トッテナムがリーズ・ユナイテッドからU-21イングランド代表MFアーチー・グレイ(18)の獲得に本腰を入れそうだ。 リーズ生え抜きの若きセントラルハーフ、アーチー・グレイ。祖父、父親、大叔父もリーズ在籍経験を持つ“グレイ一族”の4人目であり、自身はトップ昇格の今季、チャンピオンシップ(イングランド2部)37試合出場といきなり主軸に定着した。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、リーズがプレミアリーグ昇格を逃せば、アーチーへのオファーも殺到するであろうとのこと。トッテナムやリバプール、エバートン、クリスタル・パレスなどが視察済であると判明している。 なかでもトッテナムが熱心か。スパーズは今夏でデンマーク代表MFピエール=エミール・ホイビュア(28)を放出する方針とされている。 3月の代表ウィークではU-21イングランド代表に初招集され、さっそく初ゴールも決めたアーチー・グレイ。すでにイングランド屈指の若手タレントとみなされており、今夏のステップアップへの期待が大きくなっている。 2024.04.01 16:50 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly