サンチョら若手に出場機会がない理由は経験不足か、サウスゲイト「大会を初めて経験する選手たち」

2021.06.21 21:15 Mon
Getty Images
イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、FWジェイドン・サンチョが出場機会に恵まれない理由を明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

今季のドルトムントで公式戦38試合16ゴール20アシストを記録したサンチョ。その活躍もありユーロ2020のメンバーに選ばれたが、蓋を開ければグループリーグ2試合消化時点で未だ出番なし。さらに、開幕戦ではベンチメンバーにも登録されていなかった。

また、MFブカヨ・サカもユーロデビューを果たせておらず、25歳でアストン・ビラのキャプテンを務めるMFジャック・グリーリッシュでさえも、ここまでの出場はスコットランド代表戦の27分間のみとなっている。
サウスゲイト監督は、サンチョら若手選手に出場機会がない理由を経験の問題だと考えているようだ。

「我々には状況をガラリと変えられるオプションがあり、その多くは若く、大きな大会を初めて経験する選手たちだ。だから、監督としては彼ら個人への期待を現実的に考えているよ」
「ジェイドンもその中の1人で、ここ数日いいトレーニングをしているし、我々にはその選択肢と決断がある」

また、クラブの日程によりFWラヒーム・スターリング、MFフィル・フォーデン、MFメイソン・マウント、FWマーカス・ラシュフォードらの合流が遅れ、チームのパフォーマンスが思うように発揮できていないことについても言及している。

「彼らの多くは親善試合に参加していなかったから、連携を追求する機会が少なかった」

「非常に優秀な選手がいることはわかっているし、(スコットランド代表戦)より良いパフォーマンスをできることもわかっている。彼らがそのレベルを見つけられるようにサポートしなくてはならない」

「このチームは比較的経験の浅いチームで、今大会で3番目にキャップ数が少ない。スコットランドは若いチームだったため、多くの選手にとってはこれまでとは異なる経験になっただろう」

「彼らはギリギリのところでここまでの試合を乗り越えてきた。我々はもっと強くなりたいと思っているし、それをチェコとの試合までの数日間で解決したい」

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