歴史に残る日本代表対決、A代表が見せた凄みとU-24日本代表が金メダルへ学ぶべき姿勢/日本代表コラム
2021.06.05 19:20 Sat
◆A代表が見せたメンタリティさ
「弟でもなんでもない」と反町技術委員長は語ったが、U-24日本代表といっても多くの選手がA代表を経験している状況。また、ヨーロッパでプレーする選手も多く、いわゆる世代別の代表という弱さはないチームだ。
しかし、3-0という結果になった差は確実にある。もちろん、致し方ない理由の1つとしてはコンディションの差だろう。
A代表は、5月28日に行われたミャンマー代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦うために、その前から調整。コンディションも整っている上、チームとしての活動期間も長く、その点では有利だったはずだ。
一方のU-24日本代表は5月31日にA代表との対戦が急きょ決定し、1日には北海道へ移動。当初の予定としては全くなかった移動と試合であり、選手たちは合流してから間も無く、5日のU-24ガーナ代表戦に焦点を当てていた。その点の差はあったと言えるだろう。
しかし、それ以上の差は別のところにある。1つは、A代表が見せたメンタリティだ。立ち上がり1分ちょっとで決めた先制ゴールもその1つ。室屋成(ハノーファー)が右サイドを仕掛けて得たCK。鎌田大地(フランクフルト)のクロスをニアサイドで大迫勇也(ブレーメン)がフリック。どフリーで待っていた橋本拳人(FCロストフ)が合わせた。
この場面、最初のセットプレーということもあり、U-24は少し緩んでいた。マークはついていたものの、動き出しに対してマークがズレると、ニアでフリックしたボールには誰1人反応できなかった。一方で、橋本はそこに来ることを読んでしっかりとポジションを取ったことで、嬉しい代表初ゴールを記録することとなった。
「弟でもなんでもない」と反町技術委員長は語ったが、U-24日本代表といっても多くの選手がA代表を経験している状況。また、ヨーロッパでプレーする選手も多く、いわゆる世代別の代表という弱さはないチームだ。
しかし、3-0という結果になった差は確実にある。もちろん、致し方ない理由の1つとしてはコンディションの差だろう。
A代表は、5月28日に行われたミャンマー代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦うために、その前から調整。コンディションも整っている上、チームとしての活動期間も長く、その点では有利だったはずだ。
一方のU-24日本代表は5月31日にA代表との対戦が急きょ決定し、1日には北海道へ移動。当初の予定としては全くなかった移動と試合であり、選手たちは合流してから間も無く、5日のU-24ガーナ代表戦に焦点を当てていた。その点の差はあったと言えるだろう。
しかし、それ以上の差は別のところにある。1つは、A代表が見せたメンタリティだ。立ち上がり1分ちょっとで決めた先制ゴールもその1つ。室屋成(ハノーファー)が右サイドを仕掛けて得たCK。鎌田大地(フランクフルト)のクロスをニアサイドで大迫勇也(ブレーメン)がフリック。どフリーで待っていた橋本拳人(FCロストフ)が合わせた。
この場面、最初のセットプレーということもあり、U-24は少し緩んでいた。マークはついていたものの、動き出しに対してマークがズレると、ニアでフリックしたボールには誰1人反応できなかった。一方で、橋本はそこに来ることを読んでしっかりとポジションを取ったことで、嬉しい代表初ゴールを記録することとなった。
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