37歳テベスがボカ退団…「チャプターは終わった」 現役引退は濁す

2021.06.05 16:15 Sat
Getty Images
元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス(37)がボカ・ジュニアーズ退団を表明した。
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マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティでプレミアリーグ優勝を経験して、ユベントスでもセリエAを制したテベスは2015年夏に古巣ボカに復帰。2017年1月から中国に活躍の場を移したが、2018年1月に再び帰還を果たして、2度のリーグ戦優勝に貢献した。アルゼンチン代表としても76キャップ13得点の数字を誇り、2006年から2大会連続でワールドカップ(W杯)にも出場したテベス。アメリカのスポーツチャンネル『ESPN』によると、4日の会見で現役引退こそ思いとどまったが、休息の必要性を説き、ボカ退団を公言したという。
「3カ月後にまたプレー意欲が湧いてくるかもしれないから、引退と言えるかわからない。でも、ボカの色はもう着ない。ここでのチャプターは終わった」

また、退団理由としてクラブが期待するパフォーマンスレベルで貢献できない現状を挙げ、家族との時間を優先したいとの思いも口にした。
「今日は人生で最も悲しい日の1つだが、自分の決断に満足している。100%の精神状態じゃないから、身を引かないといけないと感じた」

「僕は良い状態だが、ボカは120%の力を求めている。今はそれに応えてあげることができない」

「(3カ月前に)父が亡くなってからは弔う時間すらなく、すぐプレーに戻った。今はピッチから離れて、家族と過ごす時間が必要なんだ」

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