ユンカー5戦連発ならず、エース不発の浦和が名古屋とホームでドロー【明治安田J1第17節】

2021.05.30 19:57 Sun
明治安田生命J1リーグ第17節、浦和レッズvs名古屋グランパスが30日に行われ、0-0の引き分けに終わった。

前節はアウェイでサンフレッチェ広島と対戦し、2-2のドローに終わった浦和。4連勝を目前としていた中で、終盤にスーパーゴールを決められ、痛恨のドローとなった。対する名古屋は、前節はベガルタ仙台をホームに迎えたが、マルティノスの技ありゴールに沈み、0-1で敗戦。2試合白星なしとなっている。
そんな両チームの一戦は、立ち上がりは浦和がボールを保持。しかし、名古屋の組織された守備を前に全く縦パスを入れることができない。

計画通りに試合を進めるアウェイチームは、10分過ぎ辺りから徐々に攻勢に。14分の右CKでマテウスのクロスに米本がニアで合わせると、直後の15分には、左から入ったクロスを収めた柿谷が数回のタッチからボレーシュートに繋げる意外性のあるプレーでゴールに迫る。

さらに18分には、最終ラインの中谷のロングボールを山崎が頭で落とすと、柿谷とのワンツーでゴール前に侵攻。GKと一対一の絶好機を迎えるが、広島戦で痛恨の失点から名誉挽回を期すGK鈴木に止められてしまった。
一方、浦和は公式戦6戦6発のユンカーになかなかボールを集められないでいたが、20分のカウンターのシーンで右サイドに走りパスを呼び込んだユンカーは、カットインから左足を振り抜き初シュートを記録。43分には、上背を活かしたヘディングシュートを狙うも枠に収めることはできなかった。

そんな浦和は後半から武田を下げて伊藤を投入して中盤のテコ入れを図る。しかし、効果的な策にはならず、名古屋も前半ほど攻撃に転じることができないまま膠着状態が続く。

その中で浦和は、67分に速攻から関根がシュートへ。数少ないチャンスだったが、枠を捉えられなかった。

75分を挟んで両チームとも交代カードを切る。名古屋は山崎と相馬を下げて齋藤と長澤を、浦和は関根と小泉に代えて田中と武藤をピッチへ送り出す。

その直後、名古屋は齋藤の縦パスを柿谷がボックス左で受けると、相手に囲まれながらもトラップから無駄のないコンパクトなモーションでシュートへ。GKも完全にタイミングを外されていたが、ボールは無情にも右ポストに嫌われた。

浦和は87分に切り札としてユンカーに代わり興梠を投入。これでユンカーのJ1デビューから続いていた連続得点記録は4試合でストップすることになった。

しかし結局、試合は0-0で終了。1ポイントを分け合う結果となった。

浦和レッズ 0-0 名古屋グランパス
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