CL決勝心待ちのヴェルナー「フットボールクラブにおいて最も大きな試合」

チェルシーのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーがチャンピオンズリーグ(CL)決勝を心待ちにしていると語った。クラブ公式サイトが伝えている。

チェルシーは29日、ポルトガルで行われるCL決勝でマンチェスター・シティと対戦。勝てば2011-12シーズン以来のCL優勝となり、チームにとって非常に重要な一戦となっている。

今シーズンからチェルシーに加入し、公式戦51試合12ゴール15アシストを記録しているヴェルナーは公式サイトのインタビューで自身にとって初となるCL決勝が待ち遠しいとコメント。この試合でスタジアムに駆けつけるファンの前でプレーすることが楽しみだと語った。
「試合前にアンセムを聞いて、ファンの皆がこの一戦は特別だという気持ちになったとき、試合が本当に楽しみになってくると思う。今季はここまでずっとファンの前でプレーしていなかった。再びファンの前でプレーできるのは素晴らしいことだ」

「CLの決勝戦はフットボールクラブにおいて最も大きな試合だ。これ以上のものはないから、皆がこの試合を楽しみにしている」また、ヴェルナーはチームが自信を抱いたきっかけについても言及。CL準々決勝のポルト戦に勝利したことで、チーム全体が大きな目標達成に向かい始めたと明かした。

「(ラウンド16の)アトレティコ戦後、僕たちはポルトとの対戦が組まれた。ポルトは最も簡単な組み合わせと見られていたが、それでも攻撃的なプレースタイルを持つ非常に難しい相手であるとわかっていた」

「だけど、ポルト戦に勝利した後は誰が立ちはだかったとしても自分たちは遠くまで行けると、皆が信じ始めていたんだ」

「良い試合はたくさんあったけど、決勝進出を決めたレアル・マドリーとの準決勝2ndレグはビッグチーム相手でも勝てることを多くの人に示したという意味で、特別なものだったと思う。最も決定的な試合ではなくても、あれは僕らにとっての最高の試合だった」