【EL決勝プレビュー】4度目の優勝狙うエメリ率いるビジャレアルの初戴冠か、初タイトル狙うオーレ率いるユナイテッドの2度目の戴冠か…

2021.05.26 12:00 Wed
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ヨーロッパリーグ(EL)決勝、ビジャレアルvsマンチェスター・ユナイテッドが、日本時間26日28:00にポーランドのグダニスク・スタジアムでキックオフされる。クラブ史上初のメジャータイトル獲得を目指すイエローサブマリンと、2016-17シーズン以来2度目の同タイトル獲得を目指す赤い悪魔による通算5度目の対戦だ。今大会にグループステージから参加したビジャレアルは、ここまで11勝3分けと唯一の無敗で初のファイナルの舞台にたどり着いた。決勝トーナメントではザルツブルク、ディナモ・キエフ、ディナモ・ザグレブといずれも東欧の実力クラブを危なげなく退けると、準決勝では指揮官エメリの古巣であるアーセナルと対戦。

共に退場者を出したホームでの1stレグを2-1で先勝すると、敵地での2ndレグではGKルジ、DFアルビオルを中心とする守備陣の奮闘によって0-0のドローで試合を終え、セビージャ時代にEL3連覇を成し遂げた智将率いるチームらしいしたたかな戦いぶりで、チャンピオンズリーグ(CL)決勝に続くイングランド勢同士によるファイナルを阻んだ。

国内リーグにおいては序盤戦に堅守を武器に勝ち点を重ねたものの、度重なる負傷者、得点力不足によって徐々に失速すると、最終的にUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)圏内の7位でフィニッシュ。そのため、今回のファイナルでは初優勝と共に来季CL出場権という重要なモノが懸かる一戦となる。

一方、パリ・サンジェルマン(PSG)、RBライプツィヒとの三つ巴の争いとなったCLグループステージで3位敗退となったユナイテッドは、ラウンド32から参戦。レアル・ソシエダ、グラナダというスペイン勢、大接戦となった優勝候補ミランを退けて2年連続の準決勝進出を果たした。これまでスールシャール体制では公式戦4度の挑戦で一度も突破できていないセミファイナルは鬼門となっていたが、ローマとの対戦では敵地での2ndレグを2-3で落とすも、ホームで戦った1stレグでの6-2という大きなアドバンテージを生かして初の鬼門突破となった。

国内リーグではシーズン序盤に不振に陥ったが、今年1月末のシェフィールド・ユナイテッド戦の敗戦を挟んで中盤戦と終盤戦に13戦無敗、14戦無敗と安定したパフォーマンスを見せ、優勝したマンチェスター・シティに大きく水をあけられたものの、3シーズンぶりの2位フィニッシュ。最低限のノルマであるCL出場権を手にし、純粋なタイトルコンテンダーとしてオーレ体制初にしてクラブとして4年ぶりとなるトロフィー獲得を目指す。

なお、両チームの対戦はこれが通算5度目。2005-06、2008-09シーズンのCLグループステージでの4度の対戦ではいずれもドロー、且つそのすべてがゴールレスと非常に拮抗したカードだ。そのため、同カードでの初得点が勝敗を決する重要なゴールになるかもしれない。

ちなみに両クラブでプレーしたことがある選手はDFバイリーただ一人。それ以外ではエメリ監督とMFマタ、FWカバーニがそれぞれバレンシア、PSG時代の師弟関係にあるが、比較的関連性の薄いカードといえる。

◆ビジャレアル◆
【4-1-4-1】
▽ビジャレアル予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ルジ
DF:ガスパール、アルビオル、パウ・トーレス、ペドラサ
MF:キャプー
MF:ジェラール・モレノ、パレホ、キャプー、コクラン、トリゲロス
FW:バッカ

負傷者:DFフォイス、MFイボーラ、FWチュクウェゼ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のイボーラに加え、チュクウェゼ、フォイスに欠場の可能性がある。

システムに関しては[4-4-2]、[4-1-4-1(4-2-3-1)]の双方の可能性がある。より攻撃的に戦う場合は前者を採用し、守備的に戦う場合は中盤中央の枚数を増やす後者を採用することになる。

スタメンに関しては1-2で敗れた4日前のレアル・マドリーと全く同じメンバーで臨む可能性もあるが、格上との対戦において守備の安定を優先するエメリ監督は、相手のキーマンであるB・フェルナンデスへの対応策としてコクランなど守備的MFを起用する可能性が高いと判断。前述の布陣メンバーを予想する。ただ、ジェラール・モレノの最前線起用、ジェレミ・ピノ、モイ・ゴメスをサイドに置く可能性も十分にあるはずだ。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:デ・ヘア
DF:ワン=ビサカ、リンデロフ、バイリー、ショー
MF:マクトミネイ、フレッジ
MF:ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ポグバ
FW:カバーニ

負傷者:DFフィル・ジョーンズ、マグワイア、FWマルシャル
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはジョーンズ、マルシャルの長期離脱組に加え、キャプテンのマグワイアが無念の欠場となる。

2-1で勝利した直近のウォルバーハンプトン戦ではセンターバックを除き全主力を完全に温存しており、前述の負傷者を除く現状のベストメンバーが復帰することになる。

スタメンに関してはリンデロフの相棒と右ウイングの人選に注目したい。通常であれば、古巣対戦のバイリー、ラッシュフォードがスタートに入るが、トゥアンゼベ、グリーンウッドの起用の可能性もある。また、フレッジに代えてポグバをマクトミネイの相棒に据えて右にグリーンウッド、左にラッシュフォードを置く、より攻撃的な形も想定される。

★注目選手
◆ビジャレアル:FWジェラール・モレノ
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ビジャレアルの注目プレーヤーはエースのジェラール・モレノ。昨季、キャリアハイの18ゴールを挙げ、スペイン人最多得点者に与えられるサラ賞を初受賞した29歳は、エメリ新監督を迎えた新生イエローサブマリンでもエースとして抜群の存在感を発揮している。

今季は右ウイング、センターフォワードを主戦場にキャリアハイの23ゴールを挙げて2年連続のサラ賞を受賞。さらに、チームトップタイの7アシストと決定力に加え、チャンスクリエイトでも大きな貢献を見せている。

今シーズンのELでは本格参戦となった決勝トーナメント8試合で6ゴール3アシストと、こちらでも決定的な仕事を果たしており、マグワイア不在と言えども堅い守備を誇るユナイテッドを前に最も頼りになる存在だ。個人としては与しやすいセンターバックと対峙する2トップの一角での起用がベストだが、エメリ監督が守備的に戦う場合はエースキラーになりつつあるDFショーとの難しいマッチアップが想定されるところだ。

◆マンチェスター・ユナイテッド:MFポール・ポグバ
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ユナイテッドの注目プレーヤーは良くも悪くも試合に大きな影響を及ぼすポグバだ。現在のユナイテッドにとって攻撃面のキーマンは絶対的な司令塔であるB・フェルナンデスと、百戦錬磨の点取り屋カバーニの2人。ただ、相手の長所を消すことに長けた敵将はその対応に細心の注意を払い、封じる手立てを講じてくるはずだ。

その場合、局面を変える働きが期待されるのは28歳のフランス代表MF。好調時は卓越したキープ力、ビジョン、テクニックでB・フェルナンデスに比肩するチャンスメイクで攻撃をけん引し、且つ空中戦やミドルシュートで決定的な仕事まで果たすポグバ。その一方で、ローマとの準決勝2ndレグなど気が乗らない試合では攻守両面で緩慢なプレーを連発し、とりわけ守備面で穴を空けることもしばしばと、良くも悪くも計算できないタイプだ。

直近のウォルバーハンプトン戦では完全休養を与えており、コンディション面に不安はなく、且つタイトルが懸かる一戦だけにモチベーションの面でも充実した状態で試合に臨めるはずだが、その中でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか…。
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【CL決勝プレビュー】ペップ・シティ悲願の初戴冠か、2年連続ファイナル進出のトゥヘルがチェルシーに2度目の優勝もたらすか

チャンピオンズリーグ(CL)決勝、マンチェスター・シティvsチェルシーが日本時間5月29日28時からポルトガルのエスタディオ・ド・ドラゴンで開催される。初のファイナル進出で悲願のビッグイヤー獲得を目指す今季のプレミアリーグ王者と、2011-12シーズン以来2度目の優勝を目指すチェルシーによる、イングランド勢対決のファイナルだ。 2008年のアブダビ・ユナイテッド・グループによる買収以降、ビッグイヤー獲得を最大の目標に掲げてきたシティ。以降、超大型補強を敢行しマンチーニ、ペジェグリーニという2人の名将の下で悲願達成に全力を尽くすも、2015-16シーズンのベスト4進出が精いっぱいだった。 これを受け、2016年に稀代の名将グアルディオラを三顧の礼で迎え入れると、直近4シーズンでは獲得可能な国内タイトル12個の内、8つのタイトルを獲得。ただ、当初の目的だったCLでは直近3シーズン連続でベスト8の壁を越えられずにいた。しかし、今シーズンは鬼門の準々決勝でドルトムントを破り、準決勝では昨季準優勝チームのパリ・サンジェルマン(PSG)を撃破。クラブ史上初のファイナル進出を果たし、待望のチャンスが舞い込んできた。 また、国内の戦いにおいてはFAカップ敗退によって史上初のクアドルプル(4冠)の夢は潰えるも、圧倒的な強さで覇権を奪還したプレミアリーグ、EFLカップをすでに制覇しており、今回のCL初制覇で2018-19シーズン以来のトレブル達成を狙う。 一方、2011-12シーズン以来2度目のビッグイヤー獲得を目指すチェルシーは、就任2年目となったクラブレジェンドのランパード監督の下でシーズンをスタート。前シーズンにFIFAから補強禁止処分を科された影響もあり、コロナ禍において多くのクラブが財政難に陥った中で2億ポンドを超える超大型補強を敢行し、リーグとCLで一躍優勝候補の一角に名を連ねた。グループステージではその前評判通りの戦いを見せたが、リーグ戦での不振によって今年1月末にランパード監督を解任。そして、後任には同じく今季途中にPSGの指揮官を解任されたトゥヘル監督を新指揮官に据えた。 すると、ヨーロッパ屈指の戦術家として知られる智将の下で堅守と安定したポゼッション、前線のタレントの推進力を生かした万能型のスタイルに生まれ変わったチームは、リーグ戦で逆転でのトップ4フィニッシュを決める共に、CLでもアトレティコ・マドリー、ポルト、レアル・マドリーと難敵を退けて9シーズンぶりのファイナル進出を果たすことになった。 チェルシーは前述の初優勝時にビラス=ボアス監督をシーズン途中に解任し、暫定指揮官のディ・マッテオ監督の下で優勝を果たした経緯があり、2シーズン連続で異なるクラブをファイナル進出に導く初の監督となったトゥヘル監督の下でその再現を狙う。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-3-3】 ▽マンチェスター・シティ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210528_104_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、ジンチェンコ MF:ベルナルド・シウバ、ロドリ、ギュンドアン FW:マフレズ、デ・ブライネ、フォーデン 負傷者:MFギュンドアン 出場停止者:なし 出場停止者はいない。主力全選手が遠征メンバーに名を連ねていたが、前日練習の終盤にフェルナンジーニョとの接触で足を引きずって練習を終えたギュンドアンのコンディションが唯一の気がかりだ。 スタメンに関しては最終調整となったリーグ最終節のエバートン戦(5-0で勝利)の先発メンバーをベースに、フェルナンジーニョ、スターリング、ガブリエウ・ジェズスに代わってロドリ、ギュンドアン、ベルナルド・シウバが復帰する見込みだ。ただ、ギュンドアンの状態次第ではフェルナンジーニョかスターリングが代役を務め、立ち位置や布陣に手を加える可能性もある。スタートの布陣に関しても[4-4-2]や3バックなど、グアルディオラによる奇策が用意されているかもしれない。 ◆チェルシー◆ 【3-4-2-1】 ▽チェルシー予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210528_104_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:メンディ DF:リース・ジェームズ、チアゴ・シウバ、リュディガー MF:アスピリクエタ、カンテ、ジョルジーニョ、チルウェル MF:ツィエク、マウント FW:ヴェルナー 負傷者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しても前日会見でトゥヘル監督が「負傷者はいない」と明言しており、負傷を抱えていた守護神メンディとカンテの復帰を示唆している。 スタメンに関しては直近のアストン・ビラ戦(1-2で敗戦)のメンバーをベースに、コバチッチとプリシッチに代わってカンテと、対シティ2戦連発中のツィエクの起用を予想。ただ、クリステンセンを3バックの右で起用する形や、コバチッチ、プリシッチ、ハヴァーツのスタート起用も想定される。 ★注目選手 ◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210528_104_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シティの注目プレーヤーは絶対的司令塔のデ・ブライネ。今回の大一番ではウォーカーやルベン・ディアス、フォーデン、マフレズと攻守両面で多くのキーマンが並ぶシティだが、やはり初のビッグイヤーを獲得する上でデ・ブライネの活躍は必須だ。今シーズンはハムストリングのケガや細かい負傷に悩まされて一時は精彩を欠く時期はあったものの、公式戦39試合に出場し、10ゴール18アシストと見事な数字を残してここまでの2冠達成の原動力となっている。 とりわけ、今シーズンはストライカー陣の離脱やパフォーマンスの問題もあり、これまで主戦場としてきたインサイドハーフだけでなくトップ下やゼロトップ起用など、ベルナルド・シウバと共により複雑なタスクを担っている。今回の一戦でもゼロトップ起用が見込まれており、相手のソリッドな3バック、難敵カンテとのマッチアップにおいて立ち位置、個の優位性をもたらす仕事が求められるところだ。 また、スタメンで出場した古巣対戦では3試合連続でゴールを決めており、チームにビッグイヤーをもたらすエースの仕事を期待したい。 ◆チェルシー:MFメイソン・マウント <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210528_104_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チェルシーの注目プレーヤーは若き司令塔のマウント。直近の2度の対戦においては、2戦連発のツィエクやエースのヴェルナー、アスピリクエタの活躍が印象的だったが、“本気”のシティに対しては負傷明けのカンテと共に、今季のクラブ年間最優秀選手に輝いた22歳の活躍が必須だ。 レンタル先のダービー時代からランパード前監督に重用された秘蔵っ子は、トゥヘル新体制移行後も絶対的な主力として扱われており、今や押しも押されもせぬブルーズの看板選手。フィニッシュの精度、プレス回避に課題はあるものの、ボールのオン・オフに限らず動き出しの質が高く、正確なキック、視野の広さを生かしたラストパスを武器にチームの攻撃をけん引。その貢献度は9ゴール8アシストという数字では計り知れないものがある。 また、今季公式戦53試合に出場するなど、恩師ランパードを彷彿とさせるタフさ、今季CLのポルト戦やレアル・マドリー戦でも見せたようにチームが苦しい状況で決定的な仕事を果たせる、その勝負強さは今回の大一番を制する上で重要な資質となるはずだ。 2021.05.29 13:00 Sat
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【プレミア注目プレビュー】トップ4懸けた大一番! FA杯決勝から中2日での連戦後に笑うのはレスターかチェルシーか…

プレミアリーグ第37節、チェルシーvsレスター・シティが、日本時間18日28:15にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。FAカップ決勝で激闘を演じた両雄が、今度はトップ4フィニッシュを懸けて激突する中2日の連戦第2ラウンドだ。 チェルシーは3日前に行われたFAカップ決勝に0-1で惜敗し、トゥヘル新体制での初タイトルを逃すと共に、同体制で初の公式戦連敗を喫することになった。今回の一戦の10日前にはチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出、マンチェスター・シティ撃破での3位浮上と、2つのカップ戦優勝の可能性、トップ4フィニッシュとチームのムードは最高潮だったが、前述の連敗によって今季無冠にトップ4圏外の5位フィニッシュという最悪なシナリオが現実味を帯び始めている。 5位リバプールの猛追によって1ポイント差の4位という窮地に立たされるチェルシー(勝ち点64)は、今回の一戦で勝利できなければ、最終節を5位で迎える可能性が濃厚となっており、新型コロナウイルスに関する規制緩和で昨年12月のリーズ戦以来となるスタンフォード・ブリッジにホームサポーターを迎え入れる大一番での奮起が求められる。 一方のレスターはチェルシーと異なり、10日前にはニューカッスル相手の痛恨の大敗によってトップ4陥落の危機を迎えていたが、マンチェスター・ユナイテッド相手の会心の勝利による3位浮上、クラブ史上初のFAカップ制覇とここに来てチームのムードは最高潮に達している。 もちろん、チェルシーと2ポイント差、リバプールと3ポイント差の3位(勝ち点66)という状況は決して楽観視できるものではなく、最終節の対戦相手はヨーロッパリーグ(EL)出場権が懸かる6位のトッテナムという難敵だ。それでも、今節敵地から勝ち点3を持ち帰ることができれば、最終節を前に来シーズンのCL出場を決められる。 また、今季のリーグ戦のアウェイゲームは11勝2敗5分けとマンチェスターの両雄に次ぐ好成績を残しており、リーグ前回対戦の2-0の快勝、直近のFAカップでの会心の勝利を自信に対チェルシー3連勝を目指したい。 ◆チェルシー◆ 【3-4-2-1】 ▽チェルシー予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210517_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:メンディ DF:リース・ジェームズ、チアゴ・シウバ、リュディガー MF:アスピリクエタ、カンテ、ジョルジーニョ、チルウェル MF:マウント、プリシッチ FW:ハヴァーツ 負傷者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはコバチッチとクリステンセンが復帰可能となったことで、全選手が起用可能な状態だ。 スタメンに関してはFAカップ決勝から4選手の変更が見込まれる。GKをケパからメンディに戻すほか、マルコス・アロンソ、ヴェルナー、ツィエクに代えてチルウェル、プリシッチ、ハヴァーツを起用するとみる。直近の対戦でサプライズだったリース・ジェームズとアスピリクエタの立ち位置の変更は継続する可能性が高い。 ◆レスター・シティ◆ 【3-4-1-2】 ▽レスター・シティ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210517_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:シュマイケル DF:カスターニュ、フォファナ、ソユンク MF:リカルド・ペレイラ、ティーレマンス、エンディディ、トーマス MF:マディソン FW:イヘアナチョ、ヴァーディ 負傷者:DFエバンス、ジャスティン、MFバーンズ、FWジェンギズ・ウンデル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはジャスティン、バーンズの長期離脱組に加えて、ウンデルとFAカップ決勝で負傷交代したエバンスが起用できない。 システムに関しては[3-4-1-2]の継続が濃厚も、エバンス不在によって[4-4-2(4-2-3-1)]への変更の可能性もありそうだ。スタメンに関しては前回対戦から2選手の変更を予想。エバンスに代わってリカルド・ペレイラを右ウイングバックに置き、アジョセ・ペレスに代わってマディソンをトップ下で起用するとみる。ユーティリティー性が売りのオルブライトンに関しては切り札的な起用が想定されるところだ。 ★注目選手 ◆チェルシー:DFベン・チルウェル <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210517_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チェルシーの注目プレーヤーは古巣対戦となるチルウェル。2013-14シーズンの奇跡のプレミアリーグ初優勝をユースチームのプレーヤーとして見守った生え抜きのDFはその1年後にトップチームデビュー。その後、2017–18シーズンから昨シーズンまでの3年間は左サイドの絶対的な主力に君臨。そして、昨夏にトロフィー、更なる成長を求めて5000万ポンド(約77億円)と言われる金額でチェルシーに完全移籍した。 ここまで公式戦39試合3ゴール7アシストと加入1年目としては申し分ない個人成績を残している一方、自身初タイトルとなるはずだったFAカップのトロフィーは自身の眼前で古巣に攫われることに。仮に、今回の一戦に敗れてトップ4フィニッシュを逃し、CL決勝でも敗れることになれば、その精神的なダメージは計り知れないものとなるはずだ。 そのため、先発起用が見込まれる今回の大一番ではチェルシー移籍の意味を見出す上でもチームを勝利に導く仕事が求められる。25分ほどのプレータイムとなったFAカップではVARに取り消された幻の同点ゴールの起点や、元同僚シュマイケルを脅かすヘディングシュートと、チェルシーで最もゴールに迫った選手でもあり、リベンジマッチでは攻守両面で求められるタスクをこなしつつ、決定的な仕事を果たしたい。 ◆レスター・シティ:MFウィルフリード・エンディディ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210517_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レスターの注目プレーヤーは中盤の主力を担うナイジェリア代表MF。2017年1月にヘンクから加入して以降、公式戦170試合以上に出場する24歳は智将ロジャーズの薫陶を受けて、今やリーグ屈指のホールディングMFとしての評価を確立している。今シーズンはチーム事情で4バック、3バックの最終ラインを任される試合もあったが、やはりその能力を余すところなく発揮しているのは中盤の底のポジションだ。 183cmとサイズ的には決して恵まれていないが、強靭なフィジカルを生かした球際の強さでボールを刈り取り、ポジショニングの良さやミスの少ない堅実なボール捌きでビルドアップ、カウンターの起点としても機能している。 とりわけ、FAカップ決勝でも見せたように強豪相手のビッグマッチでは常に平均以上のパフォーマンスを発揮する勝負強さも備えており、敵地での大一番ではカンテ、マウントら実力者揃いの相手中盤相手に攻守両面での幅広い仕事が求められるところだ。 2021.05.18 14:00 Tue
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【プレミア注目プレビュー】抗議活動に水差されたユナイテッドとリバプールによる仕切り直しの名門対決!

プレミアリーグ第34節延期分、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが、日本時間13日28:15にオールド・トラフォードでキックオフされる。一部ユナイテッドサポーターの過激な抗議活動によって、開催延期となっていた名門同士による仕切り直しの一戦だ。 現在、2位のユナイテッド(勝ち点70)は2日前に行われた前節のレスター・シティ戦で、前々節のアストン・ビラ戦から先発10人を入れ替えて臨んだ結果、1-2で敗戦。リーグ15試合ぶりの黒星を喫すると共に、宿敵マンチェスター・シティの2シーズンぶりの優勝決定をアシストする屈辱を味わった。 すでに来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保しており、残りのリーグ戦へのモチベーションは決して高くないが、一部で批判を浴びた大幅なターンオーバーを正当化させる意味でも、主力で臨む今回のビッグマッチでは宿敵に勝利し、2節を残しての2位確定といきたい。 一方、6位のリバプール(勝ち点64)は前節のサウサンプトン戦を悩めるFWマネ、MFチアゴの加入後初ゴールによって2-0で勝利し、公式戦4試合ぶりの白星を奪取。また、2試合消化が多い4位のチェルシー(勝ち点64)が前日にアーセナルに敗れたことで、勝ち点差を1ポイントに縮めるチャンスを手にした。加えて、チェルシーは次節に3位のレスター(勝ち点66)との直接対決を控えており、その直接対決の結果次第ではチェルシー、レスターのいずれかを抜いてトップ4圏内浮上が可能となる。 残り3試合はすでに降格が決定しているWBA、同じく残留が決定しているバーンリー、クリスタル・パレスと与しやすい対戦相手となっており、今回のビッグマッチがクラブの来季以降の行方を大きく左右する大一番となる。 なお、今シーズンはリーグ戦とFAカップで2度対戦しており、ユナイテッドが1勝1分けと優位な戦績を残している。リーグ戦では終始睨み合いの状況が続いた中、0-0のドロー決着となったが、打ち合いとなった直近のFAカップはB・フェルナンデスの直接FKが決勝点となり、今回のホームチームが3-2のスコアで競り勝っている。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210512_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ヘンダーソン DF:ワン=ビサカ、バイリー、リンデロフ、ショー MF:マクトミネイ、フレッジ MF:ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ポグバ FW:カバーニ 負傷者:DFフィル・ジョーンズ、マグワイア、MFダニエル・ジェームズ、FWマルシャル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加えて、足首を痛めたマグワイアが欠場となる。 スタメンに関しては直近のレスター戦からバイリーを除く10人を入れ替え、マグワイアを除く現状のベストメンバーで戦うことになる。ただ、ラッシュフォードに代えてグリーンウッドを4戦連続でスタートから起用する可能性もある。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽リバプール予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210512_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、フィリップス、ファビーニョ、ロバートソン MF:チアゴ、ワイナルドゥム、カーティス・ジョーンズ FW:サラー、フィルミノ、マネ 負傷者:DFマティプ、ファン・ダイク、J・ゴメス、オザン・カバク、ベン・デイビス、MFヘンダーソン、ナビ・ケイタ、ミルナー 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加えてカバク、デイビス、ミルナー、ナビ・ケイタが間に合わない。 スタメンに関しては直近のサウサンプトン戦からリース・ウィリアムズ、ジョタに代えてカーティス・ジョーンズ、フィルミノを起用するとみる。これに伴い、ファビーニョがフィリップスとセンターバックのコンビを組むことになりそうだ。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:FWエディンソン・カバーニ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210512_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユナイテッドの注目プレーヤーは契約延長にサインしたばかりのエル・マタドール。パレルモ、ナポリ、パリ・サンジェルマン、ウルグアイ代表でゴールを量産してきた生粋の点取り屋は、後半戦を迎えるまでは数字面の貢献が物足りなかったが、直近の公式戦8試合では8ゴールを挙げる活躍を見せている。 両足、ヘディングとシュート精度の高さに加え、ゴールから逆算した動き出しの質が秀逸で、後半戦では司令塔のブルーノ・フェルナンデス以外の選手がようやくその動きに合わせられるようになったことがゴール量産の一因となっている。今回のリバプール戦では経験の浅いセンターバックやDFアレクサンダー=アーノルドを出し抜く巧みな動き出しからチームを勝利に導くゴールを奪い、今季リーグ戦でのゴール数を2桁の大台に乗せたい。 ◆リバプール:FWモハメド・サラー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210512_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リバプールの注目プレーヤーはエースのサラー。前々節に今季リーグ戦のゴール数を「20」の大台に乗せてクラブ史上初となるプレミアリーグ通算3度目のシーズン20ゴールを達成したエジプト代表FW。また、このゴールによって得点王争いトップを走るトッテナムFWケイン(21点)に1ゴール差に迫っており、自身3度目のゴールデンブーツ獲得に向けても好位置に付けている。 FWマネやFWフィルミノ、中盤の選手が得点力不足に陥っている中でもコンスタントにゴールを挙げ続けているレッズのエースは、ビッグマッチにおいて堅守が光るユナイテッド撃破のカギを握る存在。これまでリーグ戦では6戦1ゴールと苦手とする相手だが、直近のFAカップでは2ゴールを挙げており、その再現を狙いたい。今季絶好調のDFショーとのマッチアップを制し、チームを勝利に導くゴールを奪えるか…。 2021.05.13 18:00 Thu
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【プレミア注目プレビュー】FA杯決勝控えるチェルシーがアーセナルとのダービーに挑む!

プレミアリーグ第36節、チェルシーとアーセナルによるビッグロンドン・ダービーが、日本時間12日28:15にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。新体制での初タイトルとなるFAカップ決勝を控えるチェルシーが、逆転でのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得を目指すアーセナルをホームで迎え撃つ今季2度目のダービーだ。 チェルシー(勝ち点64)は前節、チャンピオンズリーグ(CL)決勝の前哨戦となった首位マンチェスター・シティとの敵地での上位対決を劇的な2-1の勝利で飾り、来季CL出場権獲得に大きく近づく勝ち点3を手にして3位に浮上した。 そして、公式戦3連勝と抜群の安定感を誇るチームは今週末にトゥヘル新体制での初タイトル獲得を懸けて、レスター・シティとのFAカップ決勝に挑む。ただ、1試合未消化の6位リバプール(勝ち点57)の結果次第では残り3試合で4ポイント差に迫られる可能性もあり、トップ4フィニッシュに向けてしっかりと勝ち点3を積み上げる必要がある。そのため、前回対戦で完敗した相手にきっちりリベンジを果たしたいところだ。 一方、リーグ戦で9位のアーセナル(勝ち点52)は、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝で前指揮官エメリ率いるビジャレアルに敗れて来シーズンのCL出場権獲得の可能性が潰えた。直近のWBA戦では相手を降格させる3-1の勝利を収めてバウンスバックを果たすも、EL出場圏内の7位トッテナムとの勝ち点差は4ポイントと逆転でのEL出場権獲得は非常に困難な状況だ。それでも、チームに残された選択肢は残り3試合すべてで勝つしかなく、何とか敵地から3ポイントを持ち帰りたい。 なお、昨年12月末に行われた前回対戦はアーセナルがラカゼット、ジャカ、サカのゴールによって3-1で完勝。ただ、現在のチェルシーは当時から攻守両面でスケールアップを果たしており、下馬評では今回のホームチームが圧倒的優位との声が目立つ。また、アーセナルがシーズンダブルを達成したのは“インビンシブルズ”の愛称で知られる無敗優勝を達成した2003-04シーズンが最後。その栄光から凋落の一途を辿る名門は今回の一戦で意地を見せられるか…。 ◆チェルシー◆ 【3-4-2-1】 ▽チェルシー予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210511_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:メンディ DF:アスピリクエタ、ズマ、リュディガー MF:リース・ジェームズ、ジョルジーニョ、ギルモア、チルウェル MF:ツィエク、マウント FW:ハヴァーツ 負傷者:DFクリステンセン、MFコバチッチ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはコバチッチに加え、シティ戦で負傷交代したクリステンセンが欠場する。 トゥヘル監督は前日会見の場でFAカップ決勝を睨んで大幅なターンオーバーの可能性はないと語っており、シティ戦から最小限の入れ替えになる模様。チアゴ・シウバとカンテに休養が与えられ、ジョルジーニョ、マウント、チルウェル、ハヴァーツが先発復帰するとみる。よりメンバーを落とす場合はエイブラハムとハドソン=オドイの若手コンビにチャンスが回ってくるかもしれない。 ◆アーセナル◆ 【4-2-3-1】 ▽アーセナル予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210511_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:レノ DF:チャンバース、ホールディング、ガブリエウ、ティアニー MF:トーマス、エルネニー MF:サカ、スミス・ロウ、ペペ FW:オーバメヤン 負傷者:DFダビド・ルイス、パブロ・マリ、MFジャカ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはダビド・ルイスに加えて、パブロ・マリ、ジャカの欠場が濃厚だ。 スタメンに関しては直近WBA戦で温存されたティアニー、トーマス、オーバメヤンの復帰が見込まれる。ただ、セバージョスの継続起用やラカゼット、ウーデゴールの先発復帰の可能性もありそうだ。 ★注目選手 ◆チェルシー:DFアントニオ・リュディガー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210511_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チェルシーの注目プレーヤーはビッグマッチで存在感示すドイツ代表DF。前指揮官ランパードの下ではほぼ構想外の扱いを受け、今冬にはユーロ出場のため出場機会を確保するために移籍の可能性が伝えられたリュディガー。しかし、トゥヘル監督の就任以降は一転して3バックの左のポジションで主力に定着している。 そして、同胞指揮官の信頼に応えるようにビッグマッチにおいては高い身体能力を生かしたソリッドな守備と、安定した配球でビルドアップの局面でもチームに安定をもたらしている。 前回対戦においてチームは右ウイングに入ったサカに試合を通して苦戦を強いられており、今回の一戦でも19歳の若武者をいかに止めるかが重要なポイントとなる。その中でマッチアップの可能性が高いリュディガーの守備対応がブルーズ勝利のカギを握るはずだ。また、現体制ではお馴染みとなっているミドルシュートでそろそろ今季初ゴールといきたい。 ◆アーセナル:MFエミール・スミス・ロウ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210511_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アーセナルの注目プレーヤーは前節待望のプレミア初ゴールを挙げた20歳の若武者だ。シーズン後半戦に入って完全に主力に成長したスミス・ロウだが、そのキッカケとなった一戦がチェルシーとの前回対戦。 ELのグループステージ終盤戦で目に見える結果を残した攻撃的MFは、チェルシー戦で今季のリーグ初出場をスタメンで飾ると、トップ下のポジションで躍動。相手のアンカーを消しながら要所で守備にスイッチを入れると共に、攻撃時には1アシストに加え見事なボールキープ、シンプルな捌きで存在感を示した。この日のパフォーマンスでアルテタ監督の信頼を掴むと、以降はトップ下、左ウイングを主戦場にポジションを獲得し、直近のWBA戦では待望のリーグ戦初ゴールを挙げた。 当時のチェルシーとは指揮官、プレースタイルが大きく異なるが、良いイメージを持つ相手に対して前回対戦同様の躍動感を見せたい。 2021.05.12 18:00 Wed
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【プレミア注目プレビュー】超過密日程ユナイテッドとトップ4争い正念場のレスターが激突!

プレミアリーグ第36節、マンチェスター・ユナイテッドvsレスター・シティが、日本時間11日26:00にオールド・トラフォードでキックオフされる。2戦連続での宿敵マンチェスター・シティの優勝阻止を目指すユナイテッドと、トップ4争い正念場のレスターが激突する注目の上位対決だ。 2位のユナイテッド(勝ち点70)は前節、アストン・ビラとのアウェイゲームをMFブルーノ・フェルナンデス、FWグリーンウッド、FWカバーニの後半の3ゴールによって3-1の逆転勝利。今シーズンの4位以内を確定し来シーズンのCL出場権確保に成功した。さらに、首位シティの前節での優勝を阻止すると共に1試合未消化ながらポイント差を「10」に縮めている。 数字上は逆転優勝にわずかながら可能性を残しているスールシャール率いるチームだが、最低限のノルマであるCL出場権確保に成功したことで、シーズン残りの目標は今月26日に控えるビジャレアルとのヨーロッパリーグ(EL)決勝に。ただ、シティがチェルシー戦で不覚を取って自力優勝のチャンスをフイにしたことと日程の綾によって、今回のレスター戦では再び宿敵の優勝が懸かる一戦となってしまった。 さらに、ユナイテッドは今月2日開催予定だった第34節のリバプール戦が一部サポーターの過激な抗議活動によって開催延期となり、その代替日程が13日に組み込まれたことで、ビラ戦から5日間でリーグ戦3試合をこなす殺人的な超過密日程を強いられている。その中での強豪連戦初戦ではいかなる戦いを見せるか。 一方、一時はトップ4フィニッシュを確実視されていたレスター(勝ち点63)だが、度重なる負傷者やCL出場権争いの重圧か、終盤戦において取りこぼしが目立ち始めると、前節は残留争いに身を置くニューカッスルにホームで2-4の惨敗を喫し、1月末以来となる4位転落となった。 前節は5位のウェストハム(勝ち点58)の敗戦によって、5位以下との暫定のポイント差5を維持しているが、今節から残りの対戦カードはユナイテッド、チェルシー、トッテナムという“ビッグ6”という非常に厳しい相手。さらに、6ポイント差ながら1試合未消化の6位リバプールの存在が気がかりなところだ。そのため、超過密日程で今節での大幅なターンオーバーが見込まれるユナイテッドとのアウェイゲームにおいては勝ち点3奪取が必須となる。 なお、今シーズンに両者は公式戦2試合で対戦しており、レスターが1勝1分けと優位に立つ。昨年12月末に行われたリーグ戦の前回対戦は2-2のドローも、3月の直近のFAカップ準々決勝ではレスターがFWイヘアナチョの2ゴールなどによって3-1で勝利し、勝ち上がりを決めている。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210510_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:トゥアンゼベ、バイリー、リンデロフ、テレス MF:マクトミネイ、マティッチ MF:マタ、ファン・デ・ベーク、アマド・ディアロ FW:グリーンウッド 負傷者:DFフィル・ジョーンズ、マグワイア、MFダニエル・ジェームズ、FWマルシャル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては直近のビラ戦で足首を痛めて負傷交代したマグワイアが新たに負傷者リスト入りしている。 スタメンに関しては超過密日程を受けて、大幅なターンオーバーが見込まれる。そのライバル関係からリバプール戦がより重要度の高い試合となるため、同試合にはビラ戦をベ-スにしたメンバー構成が予想される。 異例の過密日程ということもあり、スタメンは皆目見当が付かないが、前述の11人を予想。ただ、並びを[3-5-2]に変更してブランドン・ウィリアムズやカバーニをスタメン起用する形や、蓋を開けてみれば最小限のメンバー変更という可能性もある。 ◆レスター・シティ◆ 【3-4-1-2】 ▽レスター・シティ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210510_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:シュマイケル DF:アマルテイ、ソユンク、フォファナ MF:リカルド・ペレイラ、エンディディ、ティーレマンス、カスターニュ MF:マディソン FW:イヘアナチョ、ヴァーディ 負傷者:DFモーガン、ジャスティン、エバンス、MFバーンズ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中の3選手に加え、ニューカッスル戦前のウォームアップ中に足の痛みを訴えたエバンスに欠場の可能性がある。 スタメンに関しては今週末に控えるFAカップ決勝を見据えてターンオーバーの可能性もあるが、リーグ戦での現状を考えればベストに近い布陣で臨むはずだ。ただ、カスターニュを引き続き3バックの右に置き、トーマスを左ウイングバックに置く形やプラートやオルブライトン、メンディ、アジョセ・ペレスらをスタートから起用する可能性も十分にある。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFドニー・ファン・デ・ベーク <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210510_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユナイテッドの注目プレーヤーに関してはスタメンが全く読めないだけに難しいところだが、出場の可能性が高いファン・デ・ベークを推す。昨シーズンのアヤックスでの活躍を受け、多くのビッグクラブからの関心を集めた24歳は新天地にユナイテッドを選択。加入時は中盤に新たなクオリティをもたらす存在として大きな期待を集めたものの、トップ下に君臨するブルーノ・フェルナンデスの壁は厚く、2セントラルMFの一角でも課題とされるフィジカル能力をその他のストロングポイントで上回ることができず、期待外れの1年目を過ごしている。 シーズン後半戦は完全にベンチが定位置となっている中、リーグ32節のバーンリー戦では途中出場でダメ押しの3点目をお膳立てする貢献を見せたが、久々にスタメンのチャンスを与えられたローマ戦では慣れない左ウイングの起用だったとはいえ、攻守両面で質を欠き敗戦の一因となった。 今後スールシャール監督が[4-3-3]などのシステム変更に踏み切らない限り、外的要因によって状況が好転する可能性は低く、現状では与えられた役割の中で結果を残していくしか選択肢はないため、ローマ戦で掴めなかったチャンスを今回の一戦では必ずや掴みたいところだ。 ◆レスター・シティ:FWケレチ・イヘアナチョ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210510_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レスター・シティの注目プレーヤーは後半戦のフォクシーズをけん引するナイジェリア代表FW。2017-18シーズンの加入以降、主砲FWヴァーディのバックアップの域を出なかった大型レフティーだが、今シーズンの後半戦に入って完全に覚醒。2月始めのフルアム戦でようやくリーグ戦初ゴールを挙げると、以降の出場したリーグ戦11試合で10ゴール2アシストと驚異的なペースでゴールを量産し、わずか先発出場14試合でキャリアハイのリーグ11ゴールを挙げる大爆発を見せている。 持ち味である左足の繊細かつパワフルなフィニッシュに加え、[3-5-2(3-4-2-1)]へのシステム変更後はボールを引き出すフリーランやポストワークという得点以外のプレーに大幅な改善が見られ、アシスト数こそ「2」に留まっているが、ヴァーディとのコンビネーションも良好だ。 今季初対戦となったユナイテッドとのFAカップでの前回対戦では2ゴール1アシストと全ゴールに絡む圧巻の活躍を見せており、DFマグワイアらの主力不在が見込まれる今回の一戦では同様の決定的な仕事が期待される。 2021.05.11 17:00 Tue
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