神戸のサポーターが違反行為、C大阪戦の劇的決勝弾時に新型コロナウイルスのガイドライン違反

ヴィッセル神戸は19日、15日に行われた明治安田生命J1リーグ第14節のセレッソ大阪戦で、違反行為があったことを発表した。

クラブの発表によると、「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」及び「ヴィッセル神戸新型コロナウイルス感染症に関する観戦ルール」の違反行為が確認されたとのことだ。

違反行為は後半アディショナルタイムにベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンが同点ゴールを決めた後に「明らかにマスクを正しく着用していない及びその状態で叫ぶ行為」が起きていたとのこと。「本件はJリーグ公式映像・DAZN・その他各種メディア等を通じて、全世界に映像が広まったことにより日本、Jリーグ、ヴィッセル神戸のスポーツ観戦環境の安全性の担保を損なう事象であります」としている。
神戸はこの行為についての処分を発表。次節のホームゲームと、そこまでのアウェイゲームへの来場禁止自粛が申し出られたとし、再度違反した場合は来場禁止を無条件で受け入れることを誓約したとした

「クラブより『ヴィッセル神戸公式試合運営管理規程』第10条に基づきホームゲーム1試合の入場拒否の処分を通知したところ、当該本人に深い反省の念が認められ、本人より次節ホームゲーム1試合及びそれ以前の他会場Jリーグ公式戦への来場自粛の申し入れがありました」「これを受けて、違反再発時には来場禁止を無条件で受け入れる誓約を交わしたうえで、今回は「厳重注意」処分といたします」

神戸は「Jリーグと共に「安心安全なスタジアム」を提唱している中で、昨今のスポーツ観戦を取り巻く環境と厳しい市民心情を鑑み、今回の違反行為が発生したことを非常に重く受け止めております」とし、「今後、同様の事象が発生することが無いように、クラブとしてセキュリティ、場内監視体制を強化し、より一層、安心安全で快適なスタジアムづくりを目指して参ります」とした。