【ブンデス第33節プレビュー】ラスト2試合、CL出場権争いの行方は
2021.05.15 17:00 Sat
前節、バイエルンの9連覇が決まり、残る注目はチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いと残留争いに絞られたブンデスリーガ。残り2枠となったCL出場権争いでは前節、ドルトムントがライプツィヒとの打ち合いを制した一方、フランクフルトが好調マインツに引き分けたことで、ドルトムントがCL圏内の4位に浮上。フランクフルトが5位に後退した。迎える第33節、3位ヴォルフスブルクは3季連続でのCL出場権獲得を決めたライプツィヒと、4位ドルトムントは好調マインツと、5位フランクフルトは降格が決まっている最下位シャルケと、いずれもアウェイで対戦する。
ヴォルフスブルク(勝ち点60)は前節、ウニオン・ベルリン相手にFWブレカロのハットトリックで快勝。3位を死守した中、ライプツィヒに勝利すればフランクフルトとの得失点差を考慮すると、ほぼ来季のCL出場権獲得が決まる状況だ。6シーズンぶりのCL出場をモチベーションに欠けるライプツィヒ相手に決めることができるか。
続いて好調の12位マインツ(勝ち点36)に挑むドルトムント(勝ち点58)。FWハーランドを欠いた中、MFサンチョの終盤のゴールによりライプツィヒとの打ち合いを制したドルトムントは、木曜に行われたDFBポカール決勝ではライプツィヒ相手に4-1と快勝。負傷明けのハーランドと好調サンチョの2ゴールでタイトルを獲得した。怒涛の5連勝に加え、DFBポカール優勝と勢い付く中、前節フランクフルトに引き分けたマインツを下すことはできるか。
ドルトムントの追撃を受けてついに5位に後退したフランクフルト(勝ち点57)。マインツ戦では終盤の同点弾で追い付いたものの勝ち点1獲得に留まった。クラブ史上初のCL出場があと一歩のところですり抜けてしまいそうだが、最終節に望みを残すためにシャルケ相手に必勝を期す。
続いて自動降格枠が残り1つとなっている残留争い。日本人所属のビーレフェルトとブレーメンが巻き込まれている残留争いだが、残留プレーオフに回らなければならない16位ビーレフェルト(勝ち点31)は前節、ヘルタ・ベルリンとの残留争い直接対決を引き分けで終えた。そのビーレフェルトは11位ホッフェンハイム(勝ち点39)とのホーム戦に臨むが、モチベーションに欠ける相手にここは必勝としたい。
◆ブンデスリーガ第33節
▽5/15(土)
《22:30》
シャルケvsフランクフルト
フライブルクvsバイエルン
レバークーゼンvsウニオン・ベルリン
ボルシアMGvsホッフェンハイム
アウグスブルクvsブレーメン
ヘルタ・ベルリンvsケルン
ビーレフェルトvsホッフェンハイム
▽5/16(日)
《25:00》
マインツvsドルトムント
《27:30》
ライプツィヒvsヴォルフスブルク
ヴォルフスブルク(勝ち点60)は前節、ウニオン・ベルリン相手にFWブレカロのハットトリックで快勝。3位を死守した中、ライプツィヒに勝利すればフランクフルトとの得失点差を考慮すると、ほぼ来季のCL出場権獲得が決まる状況だ。6シーズンぶりのCL出場をモチベーションに欠けるライプツィヒ相手に決めることができるか。
続いて好調の12位マインツ(勝ち点36)に挑むドルトムント(勝ち点58)。FWハーランドを欠いた中、MFサンチョの終盤のゴールによりライプツィヒとの打ち合いを制したドルトムントは、木曜に行われたDFBポカール決勝ではライプツィヒ相手に4-1と快勝。負傷明けのハーランドと好調サンチョの2ゴールでタイトルを獲得した。怒涛の5連勝に加え、DFBポカール優勝と勢い付く中、前節フランクフルトに引き分けたマインツを下すことはできるか。
続いて自動降格枠が残り1つとなっている残留争い。日本人所属のビーレフェルトとブレーメンが巻き込まれている残留争いだが、残留プレーオフに回らなければならない16位ビーレフェルト(勝ち点31)は前節、ヘルタ・ベルリンとの残留争い直接対決を引き分けで終えた。そのビーレフェルトは11位ホッフェンハイム(勝ち点39)とのホーム戦に臨むが、モチベーションに欠ける相手にここは必勝としたい。
そして前節レバークーゼン相手にゴールレスドローに持ち込んだブレーメンは連敗を7でストップ。13位ヘルタと17位ケルンが潰し合う中、14位アウグスブルク相手に久々の勝利として残留争いから抜け出せるか。
◆ブンデスリーガ第33節
▽5/15(土)
《22:30》
シャルケvsフランクフルト
フライブルクvsバイエルン
レバークーゼンvsウニオン・ベルリン
ボルシアMGvsホッフェンハイム
アウグスブルクvsブレーメン
ヘルタ・ベルリンvsケルン
ビーレフェルトvsホッフェンハイム
▽5/16(日)
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