アーセナルに敗戦のトゥヘル監督、WBA戦以来の黒星に「両方とも集中力を欠いた」ケパの先発起用にも言及

2021.05.13 14:19 Thu
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、アーセナル戦の敗因は集中力の欠如にあったと振り返っている。イギリス『フットボール・ロンドン』が試合後のコメントを伝えた。

12日にプレミアリーグ第36節でアーセナルと対戦したチェルシー。立ち上がりから相手の激しいプレスに苦しめられ思うようにボールを前に運べない中、迎えた16分、MFジョルジーニョがプレスを嫌がって後ろに下げたところ、GKケパ・アリサバラガとの連携ミスであわやオウンゴールに。ここはなんとかケパが掻き出したものの、セカンドボールを拾われてMFエミール・スミス・ロウにゴールを決められてしまった。

その後は終始チェルシーが主導権を握ったが、ゴール前を堅く閉ざすアーセナルから点を奪うことができずホームで0-1で敗戦。03-04シーズン以来となるシーズンダブルを許すと共に、トゥヘル監督就任以降のリーグ戦では、WBA戦以来となる2敗目を喫することになった。

試合後の会見でもWBA戦に関する質問がなされた中で、2試合に共通して集中力の欠如を敗因に挙げたチェルシー指揮官。この3日後に控えるレスター・シティとのFAカップ決勝が頭をよぎっていたこと明かした。

「WBA戦では1-0でリードした後に10人になってしまった。それに加え、我々は代表明けで集中しきれていなかった。それがWBA戦だった。本当に異常な試合だったよ。すべてのスタッツや予想されるゴールでさえ、我々が勝っていたのだからね」

「これが完全にラッキーな勝利だったと言うのは簡単だ。誰もそれに反論できないだろう。アーセナルにとって当然の勝利ではなかった。だが、私はそれを100%言い訳にしたくない。なぜなら我々は皆、正しい集中力を欠いていたからだ。非常に珍しい試合だったよ」

「おそらく、今日は私の頭の中に土曜日の試合がちらついていたことがチームに何か影響を与えたのかもしれない。たとえそれが1%でも5%でも罰を受けることになるため、このようなアプローチはしてはいけない。トップ4を争うレースで甘い考えは許されない。受け入れがたいことだが、他に方法はない」

トゥヘル監督はまた、第32節のブライトン戦以来となったケパの先発起用に言及。今季のケパは新加入のGKエドゥアール・メンディに正GKの座を奪われ、主な出場機会はFAカップにとどまっている。

3日後の15日に決勝のレスター戦が控える中で、今回の先発は決勝のスタメン落ちを窺わせるものとなったが、ドイツ人指揮官は決勝戦でもケパを先発起用することを明言し、信頼を強調した。

「ノー、ノー。彼は決勝で先発するだろう。その前に1試合こなしておくのが良いと考えたのだ。我々は彼を信頼しており、その期待に応えてくれている。それが彼をラインナップに入れる理由だ」

「彼はそれに値する。とても密接に良いトレーニングをこなしているよ。彼にプレー時間を与え、2試合とも一緒に戦いたかった。今夜は彼にとってアンラッキーだったがね」

関連ニュース
thumb

ランパード氏がカンテの欠点について言及 「唯一の問題点は…」

元チェルシー監督のフランク・ランパード氏が、教え子であるフランス代表エンゴロ・カンテの問題点について言及した。イギリス『メトロ』が伝えている。 ランパード氏は2019年の夏に、自身がプレーヤーとして13年間在籍したチェルシーの監督に就任。2021年の1月に解任されるまでの18か月間、カンテと共に仕事をしてきた。 クラブレジェンドの下でも欠かせない存在だったフランス代表MFは、その後のトーマス・トゥヘル監督の下でも変わらず主力を張り、とりわけチャンピオンズリーグでは決勝戦を含む3試合連続MVPでビッグイヤーに大きく貢献した。 そのカンテの貢献度をランパード氏は「プライスレス」と絶賛。しかしながら唯一の欠点は、トレーニングでハードワークしすぎることだと認めている。 「彼はビッグゲームで活躍する選手だから、大舞台でのエンゴロの躍動は本当に見逃せない。あの特長では誰も彼と対戦したがらないだろう」 「彼が優れている最大の理由は、世界最高の破壊者であることだ。破壊者というのは、ボールを奪い返す能力のこと。予測能力、密集して距離を詰めていくスピード、ボールを奪い返すためのエリアを残す能力を持っている」 「彼は想像される通りの人物で、演技は一切なく、とても謙虚で静か。あまり会話もしたがらない」 「何よりも難しかったのは、トレーニング中に彼を抑えようとすることだった。反対側のセッションで彼を放っておくと走りすぎてしまうので、引き戻さなければならなかった」 謙虚で努力家なエピソードがしばしば話題に上がるカンテ。指揮官の立場から見てもそれは同じのようだ。 2021.06.24 16:00 Thu
twitterfacebook
thumb

チェルシーMFギルモア、来季はノリッジにレンタルへ

チェルシーのスコットランド代表MFビリー・ギルモア(20)は、来季はノリッジへローン移籍するようだ。イギリス『ガーディアン』が報じている。 元々はレンジャーズの下部組織出身で、2017年からチェルシーに在籍しているギルモア。昨シーズンにフランク・ランパード前監督の下でトップチームデビューを果たすと、プレミアリーグのエバートン戦やEFLカップのリバプール戦でMVP級の活躍を披露し、ファンに印象付けた。 今季はさらに出場機会が増えると期待されたが、蓋を開けてみれば11試合のみ。それでも限られた時間で結果を残し、今回のユーロ2020のスコットランド代表メンバーに選出された。 チームは1分け2敗でグループステージ敗退が決まったものの、個人として大会デビューとなったイングランド代表戦では、確かなボール技術で攻守をコントロール。格上相手にゴールレスドローを演じ、マン・オブ・ザ・マッチ選出の実績を残した。 うなぎのぼりで評価を高める中、来季はさらなる出場機会を求めて武者修行に出るという。『ガーディアン』だけでなく、『アスレティック』などその他の有力紙も同選手のノリッジ行きを報じており、正式発表は時間の問題とされている。 ただ、ギルモアは現在、新型コロナウイルスに感染し療養中。無症状と伝えられているものの隔離を余儀なくされており、メディカルチェックに遅れが生じる可能性もある。 なお、移籍濃厚のノリッジは、今季のチャンピオンシップで勝ち点97を積み上げ2シーズンぶりの優勝。1シーズンでのプレミアリーグ昇格を果たしており、すでにブレーメンのFWミロト・ラシツァや、サウサンプトンのGKアンガス・ガンなどの補強を進めている。 2021.06.24 15:12 Thu
twitterfacebook
thumb

ロンドンの3クラブが今夏プレシーズントーナメント開催!

ロンドンに本拠地を置くアーセナル、チェルシー、トッテナムの3クラブが今年8月にプレシーズンのトーナメントを開催することを発表した。 2021-22シーズンの開幕前に実施される今回のプレシーズントーナメントは、イギリスを代表するメンタルヘルスを支援する慈善団体『Mind』と提携したもので、今回の試合で得た収益は『Mind』と各クラブの財団に分配され、国内外のコミュニティでメンタルヘルスとウェルビーイングを支援するプロジェクトの資金として充てられる。 イギリスの国家統計局が発表した最新のデータによると、イギリス国内では新型コロナウイルスのパンデミック前に成人の10人に1人だったうつ病の症状経験者がコロナ禍において、5人に1人の割合に大幅に増加しているという。 また、『Mind』が1万6000人を対象に実施した調査では、若者の3人に2人(68%)、成人の5人に3人(60%)が、同期間において精神面の健康状態が悪化したと回答していた。 そういった状況を受け、『Mind』と前述の3クラブは、その巨大なグローバルリーチとプラットフォームを利用して、新型コロナウイルスのパンデミックからの脱却を目指すと共に、メンタルヘルスへの意識を高める目的で今回の新たな試みを行うことになった。 『Mind』の最高経営責任者(CEO)を務めるポール・ファーマー氏は、『The Mind Series』と冠せられた今回のプレシーズントーナメントの開催に関して以下のようなコメントを残している。 「アーセナル、チェルシー、トッテナムの3クラブが協力して、『Mind Series』を通じてMindの活動を支援してくれることを大変嬉しく思います。EFLとのチャリティ・パートナーシップをはじめとする私たちの活動から、フットボールには真の変化をもたらす力があることがわかっています。特にメンタルヘルスに関してはそうです」 「この3つのビッグクラブが提供してくれるプラットフォームによって、サポートが必要なときに頼れる場所があるというメッセージを、何千人もの人々に伝えることができるのです。『Mind Series』は、メンタルヘルスに関する意識を高める素晴らしい方法であるだけでなく、これまで以上に多くの人々がMindの助けを必要としている今、私たちのサービスに不可欠な資金を提供してくれます」 「私たちのファンへのメッセージはシンプルです。“あなたが誰かをサポートしようとするとき、Mindはあなたをサポートするためにここにいます”」 なお、今回の支援に関してはチケット1枚の売り上げの内の5ポンド(約770円)が慈善事業に寄付され、『Mind』は今回のトーナメントの収益の25%を受け取り、各クラブの財団はホーム試合の収益の75%を受け取ることになる。 最後に今回のトーナメントの試合日程は以下の通り。 ◆第1戦 ▽8/1(日) アーセナル vs チェルシー エミレーツ・スタジアム ◆第2戦 ▽8/4(水) チェルシー vs トッテナム スタンフォード・ブリッジ ◆第3戦 ▽8/8(日) トッテナム vs アーセナル トッテナム・ホットスパースタジアム 2021.06.23 08:00 Wed
twitterfacebook
thumb

契約残り1年のリュディガー、トゥヘルに残留を約束…いまだ延長交渉行われずも

チェルシーとの契約が来季で切れるドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(28)だが、すでに残留の意思を明確にしているようだ。 2017年にローマから加入したリュディガー。フランク・ランパード前体制下で出番を減らしたが、今年1月にトーマス・トゥヘル監督が就任してからは自身の立ち位置を巡る状況も好転して、プレミアリーグでのトップ4フィニッシュとチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した。 だが、チェルシーとの契約は残り1年。更新されないようだと来年1月にも他クラブとの交渉が解禁となるリュディガーだが、イギリス『スカイ・スポーツ』いわく、チェルシーとの延長交渉がまだ行われていない状況にも関わらず、すでに来季の残留を決めているという。 リュディガーに対しては同選手の代理人を介して多くの欧州クラブから問い合わせがあるようだが、本人はチェルシーと新たに長期契約の締結を希望。延長の打診がない場合も現行契約の全うを望み、トゥヘル監督に来季もチェルシーにとどまることを約束している模様だ。 なお、ユーロ2020に参戦中のドイツ代表でもグループステージの初戦からレギュラーとしてプレーするリュディガーはチェルシー在籍4年間で公式戦通算149試合に出場して7得点3アシストをマーク。今季は34試合の出場で1得点1アシストの数字を収めた。 2021.06.22 17:55 Tue
twitterfacebook
thumb

ファン・ヒンケル、チェルシーからの放浪に終止符! レンタル先のPSVと2年契約

PSVは18日、元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケル(28)と2023年までの2年契約を締結したと発表した。 ファン・ヒンケルは2013年夏にフィテッセからチェルシー入りしたが、長きにわたるレンタル生活を強いられ、ミラン、ストーク・シティ、PSVを転々。2018年夏からチェルシーに戻ったが、ケガの影響もあり、戦力として稼働できず、昨年10月にPSVへ3度目のレンタルが決定した。 だが、チェルシー時代から悩まされ続けるヒザのケガがなかなか完治せず、今年1月13日に行われたエールディビジ第16節のAZ戦でやっと今季の初実践に。実に983日ぶりの公式戦出場となり、最終的に12試合の出場で1得点1アシストという数字を収めた。 そんなファン・ヒンケルは保有元であるチェルシーとの契約が今季最終年であり、今月いっぱいでフリーに。3度のレンタルで公式戦通算76試合32得点の数字を残すPSVの正式な一員に来季からなることが決まり、喜びの思いとともに、決意を新たにした。 「この美しいクラブに残ることができて、すごく嬉しい。僕はチームに貢献できると確信しているし、今後数年間で多くのことを達成したいと思っている」 なお、PSVのフットボールディレクターを務めるジョン・デ・ヨング氏は「我々は彼との契約を望み、マルコからも残りたいの話があった。チェルシーが彼との契約を延長しないと決定したとき、我々はすぐに彼と話を始めたんだ」と説明している。 2021.06.19 18:05 Sat
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly