2ndレグで敗れるも…EL決勝進出のユナイテッド、スールシャール監督「奇妙なゲームだった」

2021.05.07 11:01 Fri
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マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督がヨーロッパリーグ(EL)決勝進出を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。

ユナイテッドは6日、EL準決勝2ndレグでローマと対戦。アウェイでの一戦は打ち合いとなり3-2で敗れるも、2戦合計8-5と1stレグのリードを生かして決勝へと駒を進めた。

クラブにとっては4シーズンぶりとなるEL決勝進出を決めたスールシャール監督は、試合後の会見で「もちろん、良い気分だ。オールド・トラフォードで、素晴らしい試合ができたから、それが我々を成功に導いてくれた」と喜びのコメント。オープンな展開となった一戦を振り返った。
「試合に負けたことは残念だ。敗北は好きではないし、特に今回のような負け方ならなおさらだ。オープンな試合になることは間違いなかった。両チームにチャンスがあり、簡単に6-6や8-6になっていたかもしれない。不思議なゲームだった」

「決勝に進出できたことは素晴らしいことだ。2ndレグのことは決勝の地に着いたころには忘れているだろうが、我々はあまりにもオープンになりすぎた」
「もちろん、相手は得点しなければならない状況だったので、オープンなゲームになることは間違いなかったがね。しかし、それによって我々にもチャンスが生まれるはずだった」

また、来たる決勝についても言及。同じく勝ち上がったビジャレアルへの警戒を示しつつ、試合への準備を進めていくと意気込んだ。

「決勝に進出するチームはどこも素晴らしいし、難しい試合になると思うが、我々は楽しみにしている。こういったチャレンジこそが、我々がいつも望んでいることだからね。私が就任して以降、準決勝で4回も負けていたが、ようやく突破できた」

「ビジャレアルの分析を始めなければならないが、もちろん彼らをすでに少しは見ているし、知っていることもある」

「我々は準備段階にある。決勝は一度きりだ。準決勝の2ndレグは常に難しい試合だが、決勝は特別だ。何が起こってもおかしくないから、しっかりと準備をしようと思う」

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ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに

EFLリーグ2(イングランド4部)に所属するサルフォード・シティは8日、かつてマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したデイビッド・ベッカム氏とギャリー・ネビル氏が率いるコンソーシアムに買収されたことを発表した。 マンチェスターのサルフォードに拠点を置くサルフォード・シティは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍し92年組として知られるライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ニッキー・バット氏、フィリップ・ネビル氏が2014年にオーナーとなり、5シーズンで4回の昇格を経験した。 2018-19シーズンにEFLリーグ2に昇格を果たしたが、そこから上には上がれておらず。今シーズンもEFLリーグ2で8位となり、昇格プレーオフを最終節で逃す形となっていた。 そんな中、ベッカム氏、ギャリー・ネビル氏に加え、アメリカ在住の実業家のデクラン・ケリー氏、マーヴィン・デイヴィス卿がグループに入っている。 サルフォード・シティによれば、新たな株主たちはクラブと施設に多額の投資を行うという約束が入っているとのことだ。 なお、ギグス氏、スコールズ氏、バット氏、フィル・ネビル氏は引き続き「テクニカル、フットボール、コマーシャル、リクルート、SCFC財団」の各部門でクラブに関与していくとのこと。92年組が勢揃いすることとなった。 また、新しいコンソーシアムは、インドを拠点とするドリーム・スポーツ・グループ、コリン・ライアン、フランク・ライアン、ニック・ウッドハウス、シュラビン・ミッタルを含む9人の株主で構成されている。 ベッカム氏は「私はサルフォードで育った。そこで過ごした日々には、本当に素敵な思い出がある。この場所と人々は、私のサッカー人生の初期において、とても重要な役割を果たしてくれた。サルフォード・シティは地域社会の中心であり、豊かな歴史を誇る。その新たな章に加わることができ、大変嬉しく思う」とコメントしている。 ギャリー・ネビル氏も「サルフォード・シティに情熱を注いでいる。多様な才能と専門知識を持つメンバーが、サッカーへの愛で結ばれた、他に類を見ないパートナーシップだ。サッカーが最優先だが、今後4~5年でクラブを持続可能な方向へ導くことが不可欠だ。この旅の次の段階が待ちきれない」と、かつての仲間とともにチームを発展させていくことを誓った。 2025.05.08 20:55 Thu
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元ユナイテッドSDがFAに復帰…新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任

元マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)、ダン・アシュワース氏が、イングランドサッカー協会(FA)に復帰することになった。 FAは14日、アシュワース氏が新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任すると発表。同職ではイングランド代表の男女チームと緊密に連携していくことになるという。 昨年12月にユナイテッドのSDをわずか5カ月で退任したアシュワース氏。それ以前にはブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスルで手腕を発揮しており、国内外のクラブからのオファーも想定されていたが、2018年まで6年間に渡って勤務していたFAに復帰することになった。 アシュワース氏は、セント・ジョージズ・パークの再開発を監督し、2028年に開催されるユーロ2028の共催に向け、競技施設とピッチの改善を目指す。 さらに、この新役職は、男子フットボールのテクニカルディレクターであるジョン・マクダーモット氏と緊密に連携するとともに、FAの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ブリンガム氏とも連携する。 また、イングランド国内の地元出身のコーチの育成にも携わる予定だという。 2025.05.15 16:30 Thu

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