エースの土壇場2発で勝利のユベントス、ピルロ監督はインテルを祝福も「次のサイクルが始まる」

2021.05.03 11:15 Mon
Getty Images
ユベントスアンドレア・ピルロ監督が、ウディネーゼ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

ユベントスは2日にセリエA第34節でウディネーゼと対戦。開始10分で先制を許す展開となる。

その後も今シーズンを象徴するかのように、パフォーマンスが上がってこないユベントス。このまま敗戦かと思われたが、83分にPKをクリスティアーノ・ロナウドがしっかりと決めると、89分にもC・ロナウドがゴール。土壇場のエースのゴールで1-2と逆転勝利を収めた。
ピルロ監督は、試合を振り返り、最後まで諦めずに勝利を掴んだことを高く評価した。

「この勝利は努力と誇りを持って行われ、非常に重要なものだった。自分たちの不注意により難しい状況になったが、結果を持ち帰りたいという気持ちが最後まで見られ、それが最も重要だったと思う」
「なんとしてもチャンピオンズリーグ出場権を獲得しなければならないということはわかっていたが、グループは強力であり、目標達成のために戦っていたと思う」

「チームは団結しており、最後のハグがそれを示していた。しかし、これからまだ重要な試合が続くので、これは始まりに過ぎない」

また、2位のアタランタが引き分けたことでインテルの11年ぶりの優勝が決定したが、10連覇を阻まれたもののピルロ監督はインテルを祝福した。

「インテルとコンテを祝福する。彼らは素晴らしいシーズンを過ごしたし、ふさわしいと思う」

「我々にとって、9連覇のサイクルが終わったが、次のサイクルが始まり、再びスクデット争いに戻りたいと思う」

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.35“カペッロ・ユーベ”失意のカルチョーポリ/ユベントス[2005-06]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.35</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2005-2006シーズン/ユベントス 〜カペッロ・ユーベ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2005-06juventus.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(59) 獲得タイトル:セリエA(後にカルチョ・スキャンダルで剥奪) 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">失意のカルチョーポリ</div> 名将・カペッロが就任した前シーズンにスクデットを奪還したユベントスは、この2005-06シーズンで圧巻の強さを見せる。当時のセリエA記録(2013-14シーズンのローマに開幕10連勝で破られた)となる開幕9連勝を達成すると、前半戦を17勝1分1敗という成績で終える。後半戦では無敗を維持しながら首位を独走し、追いすがるミランを振り切ってセリエA連覇を達成した。 しかし2006年4月、カルチョを震撼させる事件が起きる。イタリアサッカーに絶大な影響力を持つユベントスのモッジ会長を中心に八百長が行われていたことが発覚。2004-05シーズンとこのシーズンにユベントスが獲得したスクデットが剥奪され、クラブ史上初のセリエB降格となる処分を下される憂き目に遭った。 この影響で、ファビオ・カンナバーロやイブラヒモビッチといった2連覇に貢献した主力選手が相次いでチームを離れ、イタリア屈指の名門が地に落ちることとなる。それでも、デル・ピエロやネドベド、ブッフォンらスター選手が残留したチームは、翌シーズンに圧倒的な強さでセリエBの首位を走り、1年間でセリエAに舞い戻った。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">THE・ソリッド</div> ミランで黄金期を築き、ローマにスクデットをもたらしたカペッロは、ユベントスでも自らのスタイルを信条に隙のない非常にソリッドなチームを作り上げた。アーセナルからヴィエラを獲得し、磐石のセンターラインを築き上げると、堅守から前線のタレントを生かしたカウンターで得点を奪った。 守備面ではブッフォンがケガで出遅れたものの、アッビアーティが確実にその穴を埋め、カンナバーロやテュラムを中心に堅守を見せる。右サイドバックには全盛期のザンブロッタがアップダウンを繰り返し、左では売り出し中のキエッリーニとバルザレッティが果敢なプレーで攻守に貢献した。 中盤ではダブルボランチのエメルソンとヴィエラが抜群のフィルター能力で安定をもたらす。両サイドには円熟味あるプレーでチームを牽引するネドベドと、卓越したテクニックから精度の高いパスを供給するカモラネージを擁し、質の高い攻撃を披露した。 前線では、2年目ながら前線の軸となったイブラヒモビッチが、ゴール前で真価を発揮するトレゼゲと2トップを形成。クラブのバンディエラであったデル・ピエロはベンチを暖める日々が多かったが、ピッチに出ればゴールで監督の起用に応えた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFファビオ・カンナバーロ(32)</span> 176cmとセンターバックとしては小柄ながら、それを補って余りあるジャンプ力を誇る。このシーズンは、対人プレーの強さや抜群の読みなど、ディフェンダーとして完璧なパフォーマンスを披露。パルマ時代のチームメートであるブッフォンとテュラムとともに鉄壁の守備を築いた。さらに、シーズン後に開催されたドイツワールドカップ2006ではアッズーリを優勝に導き、ディフェンダーながらその年のバロンドールを獲得した。 2019.04.20 22:00 Sat
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“無冠の帝王”脱却へ…66歳ガスペリーニ監督が指導者人生初タイトルへ意欲「私が率いたアタランタ史上最強と証明を」

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督がコッパ・イタリア決勝戦へ意気込んだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 アタランタは日本時間15日28:00、コッパ・イタリア決勝でユベントスと対戦する。 翌週のヨーロッパリーグ(EL)決勝にも残るなか、アタランタで長期政権を敷く老将、66歳のガスペリーニ監督にとっては、長い指導者キャリアで「初タイトル」が懸かる試合だ。 「私は未だにトロフィーを掲げたことがなくてね(笑) それでも、これまで指揮したクラブとの試合に行くと、常に大きな敬意を持って迎えてもらえるんだ」 「これは私の誇り。いつでも成長を目指し、昨日の自分を超えて行こうではないか。誰もが自分との戦いに勝利するチカラを秘めている」 対ユベントスについても言及。今季リーグ戦はアウェイで0-0ドロー、ホームでも2-2ドローで決着している相手だが、どうやら勝ってトロフィーを掲げる自信はありそうだ。 「まずユベントスについてだが、期待値が下がるのも当然な試合が続いているのは間違いない。しかし、我々対戦相手にとって彼らはいつも嫌な相手なのだよ。過小評価はダメだ」 「私が指揮したアタランタの中で、今のチームが最も強いかどうか…ここで勝てばそれが証明できるし、その可能性も高いとみている。いつも以上の熱量を伴う試合になるのは確実だよ」 当代最強のオールコート・マンツーマン…CL8強時代に劣らぬ存在感でタイトルを目指すガスペリーニ・アタランタだ。 2024.05.15 13:50 Wed

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