グリーズマン躍動でビジャレアルに勝利のバルサ、喜ぶクーマン監督「大きな一歩だ」

2021.04.26 11:56 Mon
Getty Images
バルセロナロナルド・クーマン監督が、ビジャレアル戦の勝利を喜んだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

バルセロナは26日、ラ・リーガ第32節でビジャレアルとアウェイで対戦。27分に先制を許すも、FWアントワーヌ・グリーズマンが、その1分後には同点ゴール、そして35分には逆転ゴールも決める素晴らしいパフォーマンスを見せ、2-1で勝利している。

クーマン監督は試合後の会見で、「タイトルに向けた大きな一歩であり、すべての勝利は一歩前進を意味している。どの試合も難しいがね。今日は相手のゴールにうまくリアクションを取ることができ、チャンスを作れた。最後は疲れが見えたが、よく守ってくれた」とコメント。優勝に向け、大きく前進できたと、逆転での勝利を喜んだ。
また、この試合で2ゴールを決め、勝利の立役者となったグリーズマンについても言及。「私はいつも彼のパフォーマンスに喜びを感じている。彼はより効果的な選手に成長していて、今日はビハインドからの脱出の鍵となった。この活躍が彼と我々の自信につながる。彼のような選手が必要だ」と手放しで称賛した。

未消化の1試合を残して、この勝利で首位アトレティコに2ポイント差と迫ったバルセロナ。クーマン監督は、優勝に向けて「残り6試合で、全勝すればチャンピオンになれることはすでにわかっている。しかし、我々を苦しめる相手もいると思うし、まだアトレティコとの対戦も残っている。まだまだ課題は山積みだが、全力で勝ちに行きたい」と意気込んだ。

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バルセロナ、ダニ・オルモらの後半戦ラ・リーガ登録に暗雲…裁判所が延長措置求めるクラブの訴えを却下

バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルのシーズン後半戦出場に暗雲が垂れ込めている。『ESPN』が報じている。 厳密な財務規定を定めるラ・リーガにおいて近年はこれまでの杜撰な経営のツケを払い、サラリーキャップによる選手登録問題を抱えるバルセロナ。 2024-25シーズンのラ・リーガが課す年間支出上限は4億2600万ユーロ(約700億円)に設定されているなか、クラブは依然としてその制限に違反している。 それでも、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの長期離脱による特例措置を利用し、ダニ・オルモとビクトルの2選手に関しては12月31日までの暫定措置で登録が可能となった。 この間にクラブは財務改善に向けた金策に走りつつ、バルセロナの第10商事裁判所に対して、2選手の登録に関する暫定措置の延長を求める訴えを起こしていた。 しかし、このたび同裁判所はバルセロナのこの訴えを却下。クラブサイドはすぐさま控訴に動く構えを見せているが、現状では2選手が後半戦に登録することは不可能となった。 一部で報じられるダニ・オルモのフリーでの今冬退団の可能性は低いと見られるが、同選手がラ・リーガの後半戦にプレーできない事実に変わりはない。 先日にクラブはキットサプライヤーであるNIKEと巨額の複数年契約を結び、財政問題を若干改善したが、この動きも2選手を登録する上では十分ではなく、クラブは新たに2つの策を準備しているという。 その1つ目は再開発中のスポティファイ・カンプ・ノウのVIP席の先行販売で、2つ目は2022年のジュール・クンデ、2023年のジョアン・フェリックスとジョアン・カンセロの登録を確実にするために用いられた、クラブ取締役メンバーの個人保証の提出だという。 さらに、ジョアン・ラポルタ会長は前述の動きに並行して、裁判所経由のルート以外に、12月31日以降も登録を延長するための他の手段も模索しているという。 ラポルタ会長は2選手の後半戦登録に自信を示しているというが、クラブとして迅速な動きが求められている。 2024.12.27 23:25 Fri

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