UEFA会長が欧州スーパーリーグと比較してCLの新方式を説明「どのチームも参加するという夢を持ち続けられる」

2021.04.20 09:56 Tue
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欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長が、新たなUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のフォーマットについてコメントした。

18日、噂レベルだったヨーロッパ・スーパーリーグの構想が、イングランド、スペイン、イタリアの12クラブから発表。この発表が、サッカー界を大きく揺るがせた。

様々な方面から否定的な意見が出されている中、UEFAは19日に予てから議論されてきたCLの新フォーマットを発表した。
新フォーマットは、4チーム増加した36チームが出場し、グループステージが1リーグ制に変更されるなど、これまでとは大きく異なる大会方式に。試合数も増える一方で、多くのチームが出場の可能性を残す形となった。

この発表に際し、チェフェリン会長が新フォーマットについて言及。ヨーロッパ・スーパーリーグを明らかに意識した上で、フォーマット変更の意義を説明した。
「この新しいフォーマットは、ヨーロッパ全体の国内リーグのステータスと将来もサポートする。国内のパフォーマンスが出場権のカギとなるという原則を保持し、試合全体の連帯とオープンな競争の原則を再確認する」

「この進化したフォーマットは、ピッチで得られた結果のおかげで、ヨーロッパのどのチームもUEFAチャンピオンズリーグに参加するという夢を持ち続け、一部の選ばれた集団だけでなく、ヨーロッパのサッカー界の全ての人にとって、長期的な存続、繁栄、成長を可能とするものだ」

「サッカーは、大陸全体で共有される価値観、伝統、感情に富んだ、社会的、文化的な宝物だ。ヨーロッパの試合の統治機関、および責任ある管理者として、ヨーロッパでサッカーの前向きな将来の発展をリードしながら、この遺産を守ることがUEFAの役割だ」

「各国の協会、リーグ、クラブ、選手、そしてあらゆるレベルのファンのためにだ。これが、過去2年間に広範囲な協議プロセスを実施し、全会一致で提案が支持され、これらの改革は、目的を達成できると確信している」

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