アトレティコがベティスと痛恨ドロー…首位キープもフェリックス&トリッピアーが負傷交代…《ラ・リーガ》
2021.04.12 05:57 Mon
ラ・リーガ第30節、ベティスvsアトレティコ・マドリーが11日にベニート・ビジャマリンで行われ、1-1のドローに終わった。
前日に行われたエル・クラシコがレアル・マドリー(勝ち点66)の勝利に終わり、暫定ながら首位を明け渡すことになったアトレティコ(勝ち点66)。首位死守を目指す一戦では熾烈なヨーロッパリーグ(CL)出場権争いに身を置く6位のベティス(勝ち点46)とのアウェイゲームに臨んだ。
0-1で落とした前節のセビージャ戦からは先発5人を変更。サスペンションのスアレス、マルコス・ジョレンテ、負傷のレマルに代わってコレアと負傷明けのフェリックス、エクトル・エレーラが起用されたほか、ロージとフェリペに代わってサビッチとカラスコが復帰した。
スアレスとジョレンテ不在の中で総合力が試されるアトレティコだったが力強い入りを見せる。開始5分、相手陣内左サイドの深い位置で仕掛けたカラスコがフェリックスとのワンツーでゴール前に飛び出すと、このパスに対してコレアの動きが重なるもうまくDFとGKを引き付けて潰れる形となり、ゴール前ドフリーでルーズボールに反応したカラスコが難なく無人のゴールへ蹴り込んだ。
開始早々に先制点を挙げる最高の入りとなったアトレティコは勢いづいて積極的に追加点を奪いに行く。15分にはエルモソからの精度の高いクロスに大外で反応したサウールがドンピシャのヘディングシュートを放つが、これはGKブラーボのビッグセーブに阻まれる。
これで再びゴールが必要な展開となったアトレティコは左サイドのカラスコの個人技を攻め手に相手ゴールに迫っていくが、中をうまく締められてボックス内に割って入るまでに至らず。前半のフィニッシュシーンはミドルレンジからのシュートに留まった。
後半も早い時間帯にゴールをこじ開けたいアトレティコだったが、いきなりアクシデントに見舞われる。前半ラストプレーで古傷の右足首を痛めたフェリックスが後半のピッチに立ったが、自らピッチに座り込んでしまい、トレイラの緊急投入を余儀なくされた。
このアクシデントも影響してか、後半は立ち上がりから攻撃にリズムが出ないアトレティコは、60分を過ぎてエレーラとエルモソを下げてロージ、ビトロとサイドで局面を打開できる攻撃的な選手を同時に投入する。
しかし、前がかりになって攻めるものの効果的な仕掛けが少ないアウェイチームは、制空権を握れるセットプレー以外になかなか可能性を感じさせる攻めを仕掛けることができない。
逆に、割り切ってアトレティコを自陣に引き込んでカウンターを狙うベティスの形に持ち込まれると、74分にはロングカウンターからルイバル、76分には途中出場のライネスとボックス付近で続けて決定的なシュートに持ち込まれる。それでも、DFヒメネスの決死のブロック、守護神オブラクのファインセーブによって辛くも2失点目を免れる。
その後、腰を痛めてプレー続行不可能となったトリッピアーに代えてヴルサリコを最後の交代カードとして切ったアトレティコは、敵地から勝ち点3を持ち帰るために最後まで懸命な戦いを見せる。
土壇場の91分にはDFと入れ替わったヴルサリコを起点に右サイドを崩し、ビトロからのグラウンダーの折り返しをボックス中央のコレアが右足で枠に飛ばすが、これはGKブラーボがファインセーブ。さらに、94分にはカラスコのスルーパスに抜け出したコレアに再びビッグチャンスも、これもブラーボの勇敢な飛び出しに阻まれた。
そして、試合はこのまま1-1のスコアでタイムアップを迎え、首位キープに必要な最低限の勝ち点1を持ち帰ったアトレティコだが、2位のマドリーに1ポイント差、3位のバルセロナに2ポイント差という極限状態でのタイトルレースを強いられることになった。
前日に行われたエル・クラシコがレアル・マドリー(勝ち点66)の勝利に終わり、暫定ながら首位を明け渡すことになったアトレティコ(勝ち点66)。首位死守を目指す一戦では熾烈なヨーロッパリーグ(CL)出場権争いに身を置く6位のベティス(勝ち点46)とのアウェイゲームに臨んだ。
0-1で落とした前節のセビージャ戦からは先発5人を変更。サスペンションのスアレス、マルコス・ジョレンテ、負傷のレマルに代わってコレアと負傷明けのフェリックス、エクトル・エレーラが起用されたほか、ロージとフェリペに代わってサビッチとカラスコが復帰した。
開始早々に先制点を挙げる最高の入りとなったアトレティコは勢いづいて積極的に追加点を奪いに行く。15分にはエルモソからの精度の高いクロスに大外で反応したサウールがドンピシャのヘディングシュートを放つが、これはGKブラーボのビッグセーブに阻まれる。
その後も自分たちのリズムで試合を運んでいたアトレティコだが、相手の見事な崩しを前にあっさりと試合を振り出しに戻される。20分、左サイドに流れて内向きのドリブルを仕掛けたホアキンがDFを引き付けて左サイドのアレックス・モレノに繋ぐと、モレノからの鋭いクロスに反応したテージョがボックス中央で見事な右足のダイレクトシュートをゴール右隅へ突き刺した。
これで再びゴールが必要な展開となったアトレティコは左サイドのカラスコの個人技を攻め手に相手ゴールに迫っていくが、中をうまく締められてボックス内に割って入るまでに至らず。前半のフィニッシュシーンはミドルレンジからのシュートに留まった。
後半も早い時間帯にゴールをこじ開けたいアトレティコだったが、いきなりアクシデントに見舞われる。前半ラストプレーで古傷の右足首を痛めたフェリックスが後半のピッチに立ったが、自らピッチに座り込んでしまい、トレイラの緊急投入を余儀なくされた。
このアクシデントも影響してか、後半は立ち上がりから攻撃にリズムが出ないアトレティコは、60分を過ぎてエレーラとエルモソを下げてロージ、ビトロとサイドで局面を打開できる攻撃的な選手を同時に投入する。
しかし、前がかりになって攻めるものの効果的な仕掛けが少ないアウェイチームは、制空権を握れるセットプレー以外になかなか可能性を感じさせる攻めを仕掛けることができない。
逆に、割り切ってアトレティコを自陣に引き込んでカウンターを狙うベティスの形に持ち込まれると、74分にはロングカウンターからルイバル、76分には途中出場のライネスとボックス付近で続けて決定的なシュートに持ち込まれる。それでも、DFヒメネスの決死のブロック、守護神オブラクのファインセーブによって辛くも2失点目を免れる。
その後、腰を痛めてプレー続行不可能となったトリッピアーに代えてヴルサリコを最後の交代カードとして切ったアトレティコは、敵地から勝ち点3を持ち帰るために最後まで懸命な戦いを見せる。
土壇場の91分にはDFと入れ替わったヴルサリコを起点に右サイドを崩し、ビトロからのグラウンダーの折り返しをボックス中央のコレアが右足で枠に飛ばすが、これはGKブラーボがファインセーブ。さらに、94分にはカラスコのスルーパスに抜け出したコレアに再びビッグチャンスも、これもブラーボの勇敢な飛び出しに阻まれた。
そして、試合はこのまま1-1のスコアでタイムアップを迎え、首位キープに必要な最低限の勝ち点1を持ち帰ったアトレティコだが、2位のマドリーに1ポイント差、3位のバルセロナに2ポイント差という極限状態でのタイトルレースを強いられることになった。
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