マドリー戦完敗を認めるワイナルドゥム、2ndレグに向けて「不可能ではないが厳しい」

2021.04.07 18:20 Wed
Getty Images
リバプールのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが、敗れたレアル・マドリー戦を振り返った。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

リバプールは6日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでマドリーと対戦。前半に2点を奪われると、後半立ち上がりにFWサディオ・マネが1点を返すものの、その後に追加点を奪われタイムアップ。アウェイゴールを1つ奪ったものの、3-1で敗戦を喫した。

フル出場したワイナルドゥムは、ボールを持つ時間が少なすぎたと振り返り、負けるべくして負ける試合だったとコメント。特に前半はほとんどペースが掴めなかったようだ。
「僕たちがどのようにゴールを奪ったかが、ボールを持っているときにどのようにプレーしていたかを見たと思うけど、十分ではなかった。ボールを取り返しても、あまりに早くそれを失ってしまっていた。その分たくさん走らなければならず、だからこそ、前半は本当に厳しく、重く、ハードだった」

「週末の試合では、ボールを持った時は本当に良いサッカーをしていたし、ボールを失った後のカウンタープレスも良かった。今日もカウンタープレスは良かったけど、試合を作るための十分な時間、ボールを保持することができなかった」
「その結果、彼らは素早くボールを奪い返し、チャンスを生み出したんだ」

なんとかアウェイゴールを持ち帰ったものの、ワイナルドゥムはそれでも厳しい状況にあるとし、ホームでの2ndレグも苦戦を予想している。

「アウェイゴールは常に欲しいものだよ。でも残念ながら、僕らがゴールを決めた後に相手もゴールを決めてしまった。だから、2-1だったり、僕らが得点して2-2になっていたら、もっと楽だったと言わざるを得ないね」

「今度は2点を取って、失点しないようにしなければならない。不可能ではないけど難しいね」

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