パートナーへの暴行容疑で逮捕のギグス監督、愛犬を巡ってバトル勃発?
2021.03.25 20:10 Thu
ウェールズ代表のライアン・ギグス監督とケイト・グレヴィルさんが愛犬を巡って揉めているようだ。イギリス『サン』が伝えている。ギグス監督は昨年11月にマンチェスターのウォースリーにある自宅で、当時交際していたグレヴィルさんに暴行を加えた疑いで、地元警察に逮捕されていた。
グレヴィルさんは治療の必要がない軽傷で、ギグス監督はすでに保釈金を払って釈放されており、代理人も暴行容疑を否定していたが、現在も保釈期間中であり、3月の代表戦3試合の指揮を執らないことが発表されている。
『サン』によると、元々2人はマックとアトラスという2匹の犬を飼っていたが、11月にグレヴィルさんが家を出た際に一緒に連れて行ったしまったとのこと。また、関係者によれば2人とも愛犬を引き取ることを望んでいるようだ。
「ライアンとケイトはマックからたくさんの喜びを得て、2匹目の犬を引き入れたので、彼には遊び仲間もいた」
ギグス監督の保釈期間は5月1日までとなっているが、両者の言い分が食い違っている状況であり、愛犬を巻き込んだ泥沼のバトルになりそうだ。
グレヴィルさんは治療の必要がない軽傷で、ギグス監督はすでに保釈金を払って釈放されており、代理人も暴行容疑を否定していたが、現在も保釈期間中であり、3月の代表戦3試合の指揮を執らないことが発表されている。
「ライアンとケイトはマックからたくさんの喜びを得て、2匹目の犬を引き入れたので、彼には遊び仲間もいた」
「彼らは2人で犬たちと一緒に過ごすか、それとも2人で1匹ずつを連れて行くことになるか?彼らはどちらも愛犬と一緒にいることを望んでおり、どちらも屈しない」
ギグス監督の保釈期間は5月1日までとなっているが、両者の言い分が食い違っている状況であり、愛犬を巻き込んだ泥沼のバトルになりそうだ。
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