健康問題で入院中だった元ミラン会長のベルルスコーニ氏が無事退院
2021.03.25 12:30 Thu
健康問題によって入院していたミランの元会長であるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏(84)が、25日に無事退院した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
昨年9月には新型コロナウィルス(COVID-19)に感染し、今年1月には心臓の問題で緊急入院していたベルルスコーニ氏。1年以内に3度目の入院と、体調が安定しない日々が続いている。
1月の際はモナコで体調を崩したため、モナコの心臓病センターに入院していたが、今月22日に再び入院。ミラノのサンラッファエーレ病院に運ばれていたが、3日で退院し自宅に戻ったという。なお、一部の情報では定期検査のための入院だったとのことだ。
イタリアの元首相でもあるベルルスコーニ氏は、1986年にミランの会長の座に就くと、積極的な補強を行い、チャンピオンズリーグ(CL)での5回の優勝など、数々のタイトルを獲得。その後はオーナーや名誉会長などの職に就くも、2017年をもってクラブから身を引くこととなった。
しかし、80歳を過ぎてもベルルスコーニ氏のサッカーへの情熱は収まらず。2018年には当時セリエC(イタリア3部)に所属していたモンツァを買収。2年で2部昇格を果たすと、今季は1部昇格を目標に掲げ、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリや、元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングといったスター選手を補強したことが話題となっていた。
なお、チームは現在セリエBで4位に位置。首位のエンポリとは勝ち点差「9」と昇格の可能性を残して戦っている。
昨年9月には新型コロナウィルス(COVID-19)に感染し、今年1月には心臓の問題で緊急入院していたベルルスコーニ氏。1年以内に3度目の入院と、体調が安定しない日々が続いている。
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しかし、80歳を過ぎてもベルルスコーニ氏のサッカーへの情熱は収まらず。2018年には当時セリエC(イタリア3部)に所属していたモンツァを買収。2年で2部昇格を果たすと、今季は1部昇格を目標に掲げ、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリや、元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングといったスター選手を補強したことが話題となっていた。
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7日に行われたセリエA第12節のミランvsインテル、今季最初の“ミラノ・ダービー”は両者譲らず、1-1のドローに終わった。この試合を大きく盛り上げたのがインテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノールだった。 チャルハノールは昨シーズン、ミランでセリエA33試合出場4ゴール10アシストの活躍を見せ、チームの7年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献したものの、6月に契約満了を迎え、インテルにフリーで加入していた。 同じ街のライバルクラブへの移籍に対して、ミランのファンからは激しく非難された中、チャルハノールは試合前に自身のインスタグラムを更新し、ミランのユニフォームを着た自分とインテルのユニフォームを着た自分を対比させた画像を投稿。ダービーを前に中々の煽りを見せる。 そして、肝心の試合では先発出場すると、開始8分に自らPKを獲得。これを冷静に沈め、インテルに先制点をもたらした。 さらに、ゴールを決めたチャルハノールはサポーターの感情を意に介さずゴールパフォーマンスに向けて走り出す。しかし、ここは機転を利かした同僚のボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコに阻止された。 試合後にもインスタグラムを更新し、「フォルツァ、インテル」と綴ったチャルハノール。ミランサポーターの怒りを買ったものの、そのメンタルの強さは本物のようだ。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】ミランサポーターの怒りを買ったインスタ投稿とゴールパフォーマンスを味方に阻止されるチャルハノール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CV8S3owgeek/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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「全てのヒーローがマントを着ているわけではない」バロンドール授賞式でドログバが感動のスピーチ、エリクセンの命救ったケアーに敬意
元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏が、ステージ上で改めて敬意を示した。 29日、『フランス・フットボール』が主催するバロンドールの授賞式が開催。パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2年ぶり7度目の受賞を果たした。 授賞式では他の表彰もされた中、プレゼンターを務めていたドログバ氏が壇上でスピーチ。1人の選手への敬意を表した。 「この場を借りて、私にとって大切なことをお話ししたいと思います。今年、本当に功績のあった人物に敬意を表したいと思います」 「この男はヒーローです。これはフットボールや我々よりも大きいことです」 「ケアーは友人でもある、クリスティアン・エリクセンの命を助けました。賢い人々は、全てのヒーローがマントを着ているわけではないと言いました。シモン・ケアー、ありがとう」 これは、今夏行われたユーロ2020のデンマーク代表vsフィンランド代表の一戦で、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが卒倒し、ピッチ上で心肺停止になった事件に関するものだ。 エリクセンがピッチ上で倒れた際、DFシモン・ケアーが最初に異変に気がつき駆け寄ると、救助を呼び、その後はエリクセンの妻のケア、チームメイトとともにエリクセンを囲う壁を作るなど、素晴らしい対応を見せていた。ドログバ氏は改めて賛辞の言葉を送り、会場は拍手に包まれることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】ドログバ氏がケアーを称えるスピーチ、会場も拍手に包まれる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This is more than football. <br><br>Thanks <a href="https://twitter.com/simonkjaer1989?ref_src=twsrc%5Etfw">@simonkjaer1989</a> for being you! <a href="https://twitter.com/hashtag/ballondor?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ballondor</a> <a href="https://t.co/Z84TCbiafE">pic.twitter.com/Z84TCbiafE</a></p>— Ballon d'Or #ballondor (@francefootball) <a href="https://twitter.com/francefootball/status/1465418482607177730?ref_src=twsrc%5Etfw">November 29, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.30 15:50 Tue5