ベルギーがウェールズに逆転で予選白星発進! スーチェク3発のチェコも大勝スタート《カタールW杯欧州予選》

2021.03.25 06:42 Thu
Getty Images
カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループE第1節、ベルギー代表vsウェールズ代表が24日に行われ、ホームのベルギーが3-1で勝利した。

FIFAランキング1位のベルギーがFWベイルらを擁するウェールズをホームで迎え撃ったカタールW杯欧州予選初戦。

グループ本命として臨むこの初戦に向けてマルティネス監督はGKにクルトワ、最終ラインにヴィッセル神戸のフェルマーレン、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲンのベテランを起用。中盤は左右のウイングバックにムニエとトルガン・アザール、ボランチにティーレマンスとデンドンケル、3トップは最前線のルカクの下にメルテンスとデ・ブライネを2シャドーに配した。
試合は開始早々にウェールズにアクシデントが発生。足を痛めたジョー・アレンがプレー続行不可能となり、8分にモレルが緊急投入された。

しかし、このアクシデントにも動じないアウェイチームは10分、ハーフウェイライン付近でボールを持ったハリー・ウィルソンがベイルにボールを預けてゴール前にロングスプリント。ベイルは右サイドのスペースに走り込んだダニエル・ジェームズに展開し、ペナルティアーク付近でボールを受け直して絶妙なワンタッチスルーパスを送ると、ゴール前に飛び出したウィルソンが冷静に左足で流し込んだ。
ベイルを起点とした鮮やかなコンビネーションアタックによって先手を奪われたベルギーは、ここから攻撃のギアを上げていく。スタートポジションは2シャドーの右も中盤から前線を自由に動き回ってボールを引き出すデ・ブライネが5バックでスペースを消す相手守備に揺さぶりをかけていく。幾度かサイドからのシンプルなクロスでルカクらにフィニッシュの場面が訪れると、好調の司令塔が個人技でゴールをこじ開けた。

22分、ボックス手前中央で左サイドのT・アザールから横パスを受けたデ・ブライネがすかさず右足を振り抜くと、低い弾道のシュートがゴール右下隅の完璧なコースに決まった。

早い時間帯の同点ゴールでリズムに乗ったホームチームは28分、右サイド深くまで侵攻したムニエのクロスを大外から絞ってきたT・アザールが足を滑らせた相手DFの上からヘディングシュートを叩き込み、瞬く間に試合を引っくり返した。

その後はベルギーが相手陣内でハーフコートゲームを展開したが、ウェールズも最後の場面で粘りを見せ、1-1のイーブンのままハーフタイムを迎えた。

ハーフタイム明けにフェルマーレンに代えてデナイヤーを投入したベルゴーに対して、ウェールズのエースが魅せる。開始直後にボックス右で鋭い仕掛けを見せたベイルは49分に左サイドでのネコ・ウィリアムズの折り返しを豪快なバイシクルシュートで合わせるが、やや当たり損ねとなったシュートは枠の右に外れた。

以降もしばらくウェールズの時間帯が続くも、時間の経過と共にベルギーが試合を落ち着かせていく。すると、72分にはボックス内でルーズボールに反応したメルテンスがDFメファムに倒されてPKを獲得。これをキッカーのルカクがきっちり決めて試合を決定づける3点目とした。

その後、ウェールズの反撃を危なげなく凌ぎ切ったベルギーが3-1の逆転勝利で今予選を白星でスタートした。

また、同日行われたエストニア代表vsチェコ代表は、アウェイのチェコが2-6で圧勝した。

早い時間帯に先制を許したチェコだが、18分にシックのゴールですぐさま追いつくと、ウェストハムで好調を維持するスーチェクが代表キャリアで初となるハットトリックの大爆発を見せるなど、60分までに大量6ゴールを奪取。その後は危なげなく試合を締めくくり、大勝での予選白星スタートとなった。

◆欧州予選グループE第1節結果

▽3/24(水)
ベルギー 3-1 ウェールズ
【ベルギー】
デ・ブライネ(前22)
T・アザール(前28)
ルカク(後28[PK])
【ウェールズ】
ハリー・ウィルソン(前10)

エストニア 2-6 チェコ

ベルギーの関連記事

ベルギーサッカー協会(KBVB)は27日、ユーロ2024に臨むベルギー代表メンバー25名を発表した。 ドメニコ・テデスコ監督は登録可能な26名ではなく、25名を選出した。 噂されていたGKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)は、当初の予想通りメンバー外に。一方で、2023年5月に代表を引退していたMFアク 2024.05.28 18:20 Tue
レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワだが、復帰が近づく中で今夏のユーロ2024は欠場することになるようだ。 マドリーの正守護神として君臨し、ベルギー代表でも2011年にデビューして以来、正守護神の座を守ってきたクルトワ。しかし、今シーズンは開幕直前の昨年8月に左ヒザ前十字じん帯断裂の大ケガを負いプ 2024.05.01 11:05 Wed
国際サッカー連盟(FIFA)は4日、最新のFIFAランキングを発表した。 前回、17位から18位にランクダウンの日本代表。先月の代表ウィークで北朝鮮代表に勝利した日本はその前回と変わらず、アジア全体でもトップをキープした。 また、世界ではトップのアルゼンチン代表、2位のフランス代表まで不動だったが、ワンラン 2024.04.04 17:45 Thu
国際親善試合、イングランド代表vsベルギー代表が26日に行われ、2-2で引き分けた。 3日前のブラジル代表戦を0-1で惜敗したイングランドは、ウォーカーが負傷した中、ベリンガムやライスが引き続き先発となり、メイヌーが初先発。最前線は賭博違反で長期出場停止を受けていたトニーが務めた。 一方、アイルランドにゴー 2024.03.27 07:07 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFコビー・メイヌーが26日に行われる国際親善試合のベルギー代表戦に先発するようだ。イギリス『BBC』、『スカイ・スポーツ』が報じている。 今回の代表戦で追加招集を受けた18歳のメイヌーは、23日に行われたブラジル代表との親善試合でA代表デビュー。75分から出場してい 2024.03.26 22:40 Tue

ワールドカップの関連記事

埼玉西武ライオンズは16日、日本代表の森保一監督がセレモニアルピッチに登場することを発表した。 森保監督は、6月13日(金)に行われる『日本生命セ・パ交流戦』の中日ドラゴンズ戦に来場。試合前のセレモニアルピッチを担当する。 ベルーナドームで行われるこの試合に登場する森保監督。これまでにもWBCや今シーズンの 2025.05.16 21:10 Fri
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 2025.05.05 23:05 Mon
かつて中国代表を指揮していた李鉄(リー・ティエ)氏の控訴が棄却され、実刑判決を受けることとなった。中国『捜狐(sohu.com)』が伝えた。 現役時代はエバートンやシェフィールド・ユナイテッドなどプレミアリーグでもプレーし、中国代表でもプレーしたリー・ティエ氏は、引退後に指導者となり、広州恒大(広州FC)でコンデ 2025.04.30 13:55 Wed
第1回大会開催から100周年を迎える2030年のワールドカップ(W杯)。64チーム参加という提案がなされている中、反対の意見も強く出ている。 2026年の北中米W杯は史上初となる48チームの参加に拡大となる中、その4年後の2030年は64チーム参加への拡大を南米サッカー連盟(CONMEBOL)が提案している。 2025.04.15 19:55 Tue
インテル・マイアミのハビエル・マスチェラーノ監督は、アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシの2026年の北中米ワールドカップ(W杯)出場ついて言及した。『The Athletic』が伝えた。 メッシはアルゼンチン代表としてW杯に4回、コパ・アメリカに5回出場。クラブレベルではバルセロナで数多くのタイトルを獲得した 2025.04.14 20:30 Mon

ベルギーの人気記事ランキング

1

「昔の日本代表みたい!」ベルギー代表のカタールW杯ホームユニには両袖に“炎”がデザイン「見たことある」

ベルギーサッカー協会(KBVB)は18日、カタール・ワールドカップ(W杯)で着用する新ホームユニフォームを発表した。 2018年のロシアW杯ではベスト16で日本代表を破り、3位に輝いたベルギー。カタールW杯の欧州予選8試合も6勝2分と無敗で切り抜け、早々に本大会出場権を手にすると、本大会ではクロアチア代表、カナダ代表、モロッコ代表と同じグループFに組み分けられている。 これまで“赤い悪魔”の名で知られている男子チームのユニフォームをデザインし、“赤い炎”で知られる女子チームはその派生形のユニフォームを着用することが多かったベルギーだが、新しいホームユニフォームではサプライヤーのアディダスとともに女子チームの発展を支援することを念頭にデザインされている。 そのデザインは、赤をベースに袖の部分は黒に切り替わっている。また、肩のスリーストライプスは黄色で縁取られ、ベルギーのナショナルカラーである3色が表現されている。さらに、両腕にはダイナミックなグラフィックの炎のプリントがされているのも特徴だ。 ショーツに関しては黒が基調で、ソックスは黒を基調に炎をモチーフにしたデザインが施される。 デザインについては、「カッコイイ!」、「卓球部にしか見えない」、「トレーニングウェア感ある」と賛否。また「昔の日本代表みたい!」、「なんか見たことある」と1997年に日本代表が着用した炎のデザインが印象的なユニフォームを彷彿とさせるという意見もあった。 22日にUEFAネーションズリーグ2022-23のウェールズ戦、25日にオランダ戦が控えるベルギーの男子チームだが、このユニフォームはウェールズ戦で選手たちが初めて着用する予定だ。 <span class="paragraph-title">【写真】炎のグラフィックが目立つベルギー代表の新ホームユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CirkmXQDeHa/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CirkmXQDeHa/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CirkmXQDeHa/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Belgian Red Devils(@belgianreddevils)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】当時の日本代表ユニフォームもチェック!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/japankit.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.20 21:35 Tue
2

頭部同士が激しく激突、動けず12分間も治療…担架で運ばれたイングランド女子代表DFにはスタンドから拍手

イングランド女子代表DFアレックス・グリーンウッド(マンチェスター・シティ)が試合中に頭部を負傷し、現場は一時騒然とした。 10月31日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)グループA1の第4節でベルギー女子代表とイングランド女子代表が対戦した。 事件は前半19分に発生。GKからのフィードをハーフウェイライン付近で競り合うと、ルーズボールに対してイングランドのグリーンウッドが頭でクリアに行くと、そこにベルギーのFWジャシナ・ブロムが突っ込む形に。激しく激突すると、2人ともピッチに倒れ込み、起き上がれなくなった。 特に激突されたグリーンウッドはピクリとも動かず。急いでメディカルチームがピッチに飛び込むと、その場で治療がスタート。約12分間の中断となり、酸素吸入器もつけられるなど深刻な状態となっていた。 そのまま担架に乗せられてピッチを後にしたグリーンウッド。その際にはスタンドから拍手が送られることに。試合後には歩いている姿も目撃されているとのことで、無事なようだ。なおブロムは包帯を巻いた状態でプレーを続けた。 チームメイトのルーシー・ブロンズはイギリス『ITV4』で「彼女が苦しんでいるのを見るのは嬉しくはない」とコメント。「頭部の負傷であることは明らかで、軽視できないもの。ピッチ状ではメディカルチームが素晴らしく、彼女の安全を確認してくれたので、回復を祈るばかりです」とコメントした。 なお、試合はホームのベルギーが早々に先制。その後イングランドが前半のうちに逆転するも、前半アディショナルタイムにベルギーが追いつくと、終盤にはPKでベルギーが逆転。3-2でベルギーが勝利を収めた。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の準優勝チームはこれで4試合を終えて2勝2敗でグループ3位につけている。 <span class="paragraph-title">【動画】頭部同士が激しく激突し動けず…約12分間の治療…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TSuLAmYjWVQ";var video_start = 135;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.01 08:30 Wed
3

「凄く好き」「一番酷い」賛否両論の物議醸すベルギーの“斬新すぎる”W杯アウェイユニ、カラーリングに非難が「オランダじゃない?」

ベルギーサッカー協会(KBVB)は23日、ベルギー代表がカタール・ワールドカップ(W杯)で着用するアウェイユニフォームを発表した。 すでにホームユニフォームが発表され、袖口の炎の柄が話題となっていた中、アウェイユニフォームも大きな話題となっている。 ベルギーのアウェイユニフォームだが、ベルギーで開催される世界最大規模のEDMイベントである「Tomorrowland」とコラボし、ポジティブで、遊び心のある形で「LOVE」を呼びかけることをコンセプトとした。 白をベースとしたユニフォームだが、「Tomorrowland」の花火からインスピレーションを得たカラフルなグラフィックが特徴。多様性、平等、包括性という共通の価値観を象徴している。 アディダスのロゴやKBVBのエンブレム、そして背番号はオレンジや紫、黄色、赤などのカラフルなデザインに。また、背番号の下には大きく「LOVE」の文字がカラフルなデザインで入っている。 これにはファンも「これはなんだ!?」、「素晴らしい写真」、「素晴らしいぞ!」、「凄く好き」、「愛してる」と好意的な意見も多い中、奇抜すぎる試みに反発も。「今までで一番酷いぞ」、「なぜこれがベルギーカラー?」、「地獄だ」、「オランダじゃない?」、「なんだこれ」、「ロゴが全く見えない」と、ベルギーの国旗に使用されている、赤、黒、黄色を全く感じないカラーが使用されていることに非難が衆中している。 なお、このアウェイユニフォームは25日に行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)のオランダ代表戦でお披露目される。 <span class="paragraph-title">【写真】賛成?反対?奇抜すぎる試みで賛否両論のベルギーW杯アウェイユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Ci13zZYNsXc/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Ci13zZYNsXc/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Ci13zZYNsXc/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Belgian Red Devils(@belgianreddevils)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.09.23 21:15 Fri
4

【ユーロ2016チーム紹介(17)】ベルギー~初優勝狙えるタレント軍団~

▽国際タイトルとは無縁ながら近年、多くのスター選手が生み出されているFIFAランキング2位(6月)のタレント軍団。2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)で3大会ぶりにW杯出場へ導いた闘将ヴィルモッツ監督率いるベルギーは、今予選ではウェールズやボスニア・ヘルツェゴビナが同居したグループを7勝2分け1敗と磐石の成績で首位通過を果たした。 ▽守備の要DFコンパニこそケガで今大会を欠場するが、MFアザールやGKクルトワ、MFデ・ブライネにFWルカク、そしてDFヴェルトンゲンにDFアルデルヴァイレルトら、プレミアリーグで多くの選手が活躍するベルギーは今大会の優勝候補の一角であることは間違いない。懸念は主力選手たちが2年前のW杯以外に国際大会を戦った経験がないこと。とはいえクラブレベルでビッグマッチをこなしている選手たちが本来のパフォーマンスを発揮すれば優勝は現実味を増す。 ◆基本布陣【4-2-3-1】<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/fom20160610bel_1_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽基本布陣は[4-2-3-1]。アザールとデ・ブライネの両ワイドが攻撃の根幹を担う。4バックはベルギー唯一のアキレス腱となっているサイドバックに本職センターバックのヴェルトンゲンやアルデルヴァイレルトらが回る布陣が濃厚だ。攻撃的な布陣として2トップを採用する場合はオリジがルカクとコンビを組み、中盤を3枚で構成する際にはアンカーにヴィツェルを配す布陣となる。バックアッパーにもカラスコやメルテンス、デンベレといった流れや布陣を変えられる選手を揃えている。 ◆チーム分析<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/euro2016bel_1_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>[GK/DF]★★★★☆ ▽正GKはチェルシーの守護神を務めるクルトワ。199cmと大柄ながら優れたレスポンスと敏捷性を擁し、24歳とは思えない落ち着きがある。世界屈指のGKがゴールマウスを守る中、バックラインはセンターバックタイプを4人並べる布陣が濃厚だ。注目はセンターバックを誰が務めるか。プレミアリーグで躍進したトッテナム・コンビがセンターバックを務めた方が安定する気はするが、ヴィルモッツ監督はデナイヤーをセンターバックの一角に据えたい意向を示しており、アルデルヴェイレルトは右サイドバックでの起用となるかもしれない。 [MF]★★★★★ ▽マン・Cで移籍金7400万ユーロの価値を証明したデ・ブライネと、昨季のプレミアリーグ最優秀選手であるアザールが中盤の軸。両ワイドに構える彼らの仕掛けがベルギーの主要攻撃パターンとなっている。また、中盤センターには攻守に多大な貢献を果たせるナインゴランやヴィツェル、デンベレが構え、チームにダイナミズムをもたらす。その他、圧倒的なフィジカルを擁すフェライーニもおり、制空権を握ることも可能だ。 [FW]★★★★★ ▽強さとうまさ、決定力を兼ね備えた万能型FWのルカクが1トップの1stチョイス。そのルカクに次ぐのがクロップ監督の下で戦術眼と安定感を身に付けたオリジ。サイドでもプレー可能な突破力を持ち、成長著しい有望株だ。リーグ・アンで17ゴールをマークしたパワーとスピードを兼ね備えたバチュアイも彼らには引けを取らず、リバプールで不遇のシーズンを送ったベンテケも空中戦においては絶対の自信を持つ。 2016.06.13 21:02 Mon
5

トルガン・アザール、兄エデンとの初共演に「兄と共にプレーできて心から嬉しい」

▽ベルギー代表MFトルガン・アザール(23)が、9日のオランダ代表戦で実現した兄のMFエデン・アザール(25)との初共演を振り返っている。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ▽トルガンは、9日にアムステルダム・アレーナで行われた国際親善試合のオランダvsベルギーに64分から途中出場。代表通算2キャップ目を刻んだ同選手は、先発出場していた兄のエデンと、プロキャリアを通じて初となる共演を果たしていた。同選手は兄との初共演について以下のように振り返っている。 「兄と一緒にプレーできて心から嬉しいよ。僕たちにとって、同じピッチでプレーするのは初めてだったからね」 「それと同じように短い時間だったけど、ベルギー代表としてプレーできたことに満足しているよ。デビュー戦のアメリカ代表戦は3年前だし、個人的に再びプレーするまでに長い時間があったから、本当に嬉しいよ」 「家族たちは今日ここに来ていなかったけど、彼らは自宅でテレビ観戦し、素晴らしいメッセージも送ってくれたよ」 ▽共にリールの下部組織で育ったトルガンとエデンは、2012年にチェルシーに完全移籍。だが、兄がすぐさま主力として活躍した一方、トルガンはトップチームに定着できず、母国のズルテ・ワレヘム、ボルシアMGへのレンタル移籍を経験。その後、ボルシアMGの絶対的な主力に成長した同選手は、2015年夏に完全移籍でドイツ屈指の名門でのプレーを続けている。 ▽現時点でアザール兄弟の共演はベルギー代表でしか実現しないが、一部ではここ最近のトルガンの活躍を受けて、チェルシーが買い戻しを検討しているとの報道もあり、いずれはチェルシーでのアザール兄弟共演がみられるかもしれない。 2016.11.11 00:48 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly