アタランタがCL敗退からバウンスバック!ヴェローナに完勝でリーグ戦2連勝!《セリエA》
2021.03.21 22:30 Sun
アタランタは21日、セリエA第28節でヴェローナと対戦し、アウェイで0-2で勝利した。
第26節でインテルとの上位対決に敗れたものの、リーグ戦ではここ6試合で5勝と好調のアタランタ。しかし、16日に行われたチャンピオンズリーグ・ラウンド16のレアル・マドリーとの2ndレグは敵地で3-1と完敗。合計スコア4-1で散ることになった。
気を取り直して残り11試合となったリーグ戦に集中力を注ぎたい今節は、マドリー戦からスタメンを5人変更。負傷のゴセンスやスポルティエッロ、マドリーに一矢報いたムリエルに代わり、サパタやゴリーニ、パロミーロが先発に名を連ねた。
立ち上がりからアタランタがボールを支配するものの、肝心のゴール前にパスが出せず、3分のトロイ、14分のサパタのシュートはいずれもノーチャンス。徐々にヴェローナも盛り返しを見せる中、24分のアタランタのFKでは、敵陣右サイド中央からマリノフスキーが左足で上げたクロスをロメロが頭で合わせて決定機。しかし、ここはGKシルベストリに止められた。
30分手前にボックス手前のFKでもゴールに迫ったアタランタは、続くCKでも畳み掛けると、31分にはデ・ルーンのパスからゴール前に抜け出したサパタがここまで最大の決定機を迎えるが、シュートはGKシルベストリが足で防ぐビッグセーブ。
さらに42分には、GKゴッリーニのロングフィードを敵陣中央のマリノフスキーが相手ゴール方向へバックヘッドで落とすと、拾ったサパタがフィジカルを生かして前進。ボックス右に侵入し、相手DFに体を寄せられながらも、GKの逆を突く形でゴールに流し込んだ。
後半から一挙に3枚の交代カードを切ったヴェローナが強度を取り戻し、アタランタも思うように攻撃の形が作れなくなる。サパタら前線の選手にロングボールを当てて、そのセカンドボールを拾う形で活路を見つけようとするが、リーグで上位の守備力を誇るヴェローナも決定的な3点目は許さない。
そこで64分にトロイとミランチュクを下げてメーレとパシャリッチを投入し、攻撃にテコ入れ。しかし、大勢は変わらず、逆に73分にはラゾビッチの決定機を許してしまう。ここをGKゴッリーニの好判断で凌ぎ、77分にはベッシーナとサパタを下げて、イリチッチとムリエルをピッチに送り、さらに攻撃的カードを切る。
すると83分にイリチッチがミドルシュートでGKを強襲。さらに87分には、速攻から左サイドに開いていたムリエルにボールが渡ると、ムリエルはドリブルでボックス左に侵入し、キックフェイントで対面する2人のDFを突破。最後はGKシルベストリの守るゴールに流し込むだけだったが、狙い過ぎたのか枠を外してしまった。
後半アディショナルタイムにはイリチッチのコースを狙ったシュートがクロスバーに直撃するなど、後半は追加点が奪えなかったアタランタだが、隙を与えることもなく試合をクローズ。0-2の完勝で、リーグ戦2連勝を収めた。
第26節でインテルとの上位対決に敗れたものの、リーグ戦ではここ6試合で5勝と好調のアタランタ。しかし、16日に行われたチャンピオンズリーグ・ラウンド16のレアル・マドリーとの2ndレグは敵地で3-1と完敗。合計スコア4-1で散ることになった。
気を取り直して残り11試合となったリーグ戦に集中力を注ぎたい今節は、マドリー戦からスタメンを5人変更。負傷のゴセンスやスポルティエッロ、マドリーに一矢報いたムリエルに代わり、サパタやゴリーニ、パロミーロが先発に名を連ねた。
30分手前にボックス手前のFKでもゴールに迫ったアタランタは、続くCKでも畳み掛けると、31分にはデ・ルーンのパスからゴール前に抜け出したサパタがここまで最大の決定機を迎えるが、シュートはGKシルベストリが足で防ぐビッグセーブ。
それでも確実にゴールに近づきつつある中、直後のCKのシーンで浮き玉をクリアしようとしたヴェローナのディマルコが、競り合いの際に腕にボールを当ててしまい、アタランタがPKを獲得。これをマリノフスキーが決めて、アウェイチームが先制した。
さらに42分には、GKゴッリーニのロングフィードを敵陣中央のマリノフスキーが相手ゴール方向へバックヘッドで落とすと、拾ったサパタがフィジカルを生かして前進。ボックス右に侵入し、相手DFに体を寄せられながらも、GKの逆を突く形でゴールに流し込んだ。
後半から一挙に3枚の交代カードを切ったヴェローナが強度を取り戻し、アタランタも思うように攻撃の形が作れなくなる。サパタら前線の選手にロングボールを当てて、そのセカンドボールを拾う形で活路を見つけようとするが、リーグで上位の守備力を誇るヴェローナも決定的な3点目は許さない。
そこで64分にトロイとミランチュクを下げてメーレとパシャリッチを投入し、攻撃にテコ入れ。しかし、大勢は変わらず、逆に73分にはラゾビッチの決定機を許してしまう。ここをGKゴッリーニの好判断で凌ぎ、77分にはベッシーナとサパタを下げて、イリチッチとムリエルをピッチに送り、さらに攻撃的カードを切る。
すると83分にイリチッチがミドルシュートでGKを強襲。さらに87分には、速攻から左サイドに開いていたムリエルにボールが渡ると、ムリエルはドリブルでボックス左に侵入し、キックフェイントで対面する2人のDFを突破。最後はGKシルベストリの守るゴールに流し込むだけだったが、狙い過ぎたのか枠を外してしまった。
後半アディショナルタイムにはイリチッチのコースを狙ったシュートがクロスバーに直撃するなど、後半は追加点が奪えなかったアタランタだが、隙を与えることもなく試合をクローズ。0-2の完勝で、リーグ戦2連勝を収めた。
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