エン=ネシリの公式戦3試合連続弾でエルチェ下したセビージャが2連勝!《ラ・リーガ》
2021.03.18 04:57 Thu
ラ・リーガ第2節延期分、セビージャvsエルチェが17日にサンチェス・ピスフアンで行われ、ホームのセビージャが2-0で勝利した。
現在、4位のセビージャ(勝ち点51)は前節、ベティスとのダービーに1-0で競り勝って公式戦5戦ぶりの白星を手にした。降格圏ギリギリの17位に位置するエルチェ(勝ち点24)をホームで迎え撃ったこの一戦ではジョルダン、ジエゴ・カルロスをサスペンション、フェルナンドを負傷で欠く中でセルジ・ゴメスやグデリ、オスカルらをスタートから起用した。
開始5分にボックス内でヘスス・ナバスからパスを受けたスソがファーストシュートを放つなど、まずまずの入りを見せたセビージャ。しかし、以降はダービーの激闘の影響か、全体的に身体が重くエルチェとの球際の勝負で優位性を得ることができず。
逆に相手のロングカウンターやビルドアップのミスから自陣深くまで侵攻されて幾度かフィニッシュまで持ち込まれるが、相手の攻撃の精度の低さにも助けられて事なきを得る。
以降も膠着状態が続く中、0-0でハーフタイム突入かに思われた前半終了間際に頼れる主砲が貴重な先制点をもたらす。43分、相手陣内右サイドで得たFKの流れからスソが左足で絶妙なクロスをゴール前に入れると、これをエン=ネシリが打点の高いヘディングで合わせると、GKの手を弾いたボールがゴール左隅に決まった。
ややエルチェに押し返され始めた状況を受けロペテギ監督は62分にオスカルを下げてムニルを投入。すると、67分にはロングカウンターから決定機が訪れる。ボックス右で一度キープしたエン=ネシリが丁寧に入れたグラウンダーの折り返しをゴール前に走り込んだムニルがバックヒールで合わせたが、このシュートはわずかに枠の左へ外れた。
後半半ばを過ぎてラ・リーガ再デビューのピアッティやペレ・ミラなど積極的に攻撃的なカードを切ったエルチェの攻勢に晒されたセビージャは79分にスソを下げてレキクを投入。左サイドにレキク、アクーニャと守備的な選手を縦に並べた上、グデリを守備時も最終ラインに落として守備的な[3-4-3]の布陣で逃げ切り態勢に入る。
その後、試合終了間際に3枚替えを敢行したセビージャは90分、左サイドをドリブルで突破したオリベル・トーレスからゴール前で足元にパスを受けた投入直後のフランコ・バスケスがDFを背負った状態で技ありのヒールシュートをゴール左隅に流し込み、ロペテギ采配的中でダメ押しの2点目を奪った。
そして、試合はこのまま2-0でタイムアップを迎え、エン=ネシリの公式戦3試合連続ゴールなどでエルチェを破ったセビージャがリーグ2連勝で3位のレアル・マドリーとの勝ち点差を3ポイントに縮めた。
現在、4位のセビージャ(勝ち点51)は前節、ベティスとのダービーに1-0で競り勝って公式戦5戦ぶりの白星を手にした。降格圏ギリギリの17位に位置するエルチェ(勝ち点24)をホームで迎え撃ったこの一戦ではジョルダン、ジエゴ・カルロスをサスペンション、フェルナンドを負傷で欠く中でセルジ・ゴメスやグデリ、オスカルらをスタートから起用した。
開始5分にボックス内でヘスス・ナバスからパスを受けたスソがファーストシュートを放つなど、まずまずの入りを見せたセビージャ。しかし、以降はダービーの激闘の影響か、全体的に身体が重くエルチェとの球際の勝負で優位性を得ることができず。
以降も膠着状態が続く中、0-0でハーフタイム突入かに思われた前半終了間際に頼れる主砲が貴重な先制点をもたらす。43分、相手陣内右サイドで得たFKの流れからスソが左足で絶妙なクロスをゴール前に入れると、これをエン=ネシリが打点の高いヘディングで合わせると、GKの手を弾いたボールがゴール左隅に決まった。
1点リードで試合を折り返したセビージャはキックオフ直後から積極的な攻めを見せて早い時間帯の追加点を狙う。まずは48分、オスカルがGKの前目のポジションを見極めて意表を突いたミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGKにはじき出される。さらに55分過ぎにはボックス左でボールを受けたラキティッチの左足シュート、ヘスス・ナバスの好クロスをエン=ネシリが頭で合わすが、相手GKの好守などに遭う。
ややエルチェに押し返され始めた状況を受けロペテギ監督は62分にオスカルを下げてムニルを投入。すると、67分にはロングカウンターから決定機が訪れる。ボックス右で一度キープしたエン=ネシリが丁寧に入れたグラウンダーの折り返しをゴール前に走り込んだムニルがバックヒールで合わせたが、このシュートはわずかに枠の左へ外れた。
後半半ばを過ぎてラ・リーガ再デビューのピアッティやペレ・ミラなど積極的に攻撃的なカードを切ったエルチェの攻勢に晒されたセビージャは79分にスソを下げてレキクを投入。左サイドにレキク、アクーニャと守備的な選手を縦に並べた上、グデリを守備時も最終ラインに落として守備的な[3-4-3]の布陣で逃げ切り態勢に入る。
その後、試合終了間際に3枚替えを敢行したセビージャは90分、左サイドをドリブルで突破したオリベル・トーレスからゴール前で足元にパスを受けた投入直後のフランコ・バスケスがDFを背負った状態で技ありのヒールシュートをゴール左隅に流し込み、ロペテギ采配的中でダメ押しの2点目を奪った。
そして、試合はこのまま2-0でタイムアップを迎え、エン=ネシリの公式戦3試合連続ゴールなどでエルチェを破ったセビージャがリーグ2連勝で3位のレアル・マドリーとの勝ち点差を3ポイントに縮めた。
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