【CLプレビュー】鉄壁のチェルシー逃げ切りなるか! フルスカッドのアトレティコは敵地で逆転目指す《チェルシーvsアトレティコ・マドリー》
2021.03.17 18:00 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、チェルシーvsアトレティコ・マドリーが日本時間16日29:00にキックオフとなる。新型コロナウイルスの影響でルーマニアのブカレストで行われた1stレグでは、ジルーのバイシクル弾でアウェイ扱いのチェルシーが先勝した。
2ndレグは予定通りロンドンのスタンフォード・ブリッジで行われる。トゥヘル監督就任から公式戦12試合無敗を続けるチェルシーは、アトレティコ戦以降のリーグ戦績は2勝2分け。リバプールやエバートンを下すなど、強敵相手からもしっかり白星を得ている。また、12試合のうち10試合がクリーンシートとなっており、ここまでのホーム戦は5試合で無失点。直近のリーズ戦でもクリーンシートを維持したが、逆に得点もできずゴールレスドローとなった。
一方のアトレティコも、チェルシー戦以降のリーグ戦は2勝2分け無敗と首位を堅守。今月7日のマドリード・ダービーはスアレスのゴールで先制しながらも、終了間際に被弾し1-1で引き分けた。直近のヘタフェ戦はゴールレスドローに終わっており、両チームともに勢いをつけることはできなかった。
1stレグでは受け手に回ったことが裏目に出たアトレティコ。勝ち上がるためには最低でも2点が必要になるが、2点取れさえすれば、アウェイゴール差で1失点までなら許される状況だ。
◆チェルシー◆
【3-4-2-1】
▽予想スタメン

GK:メンディ
DF:アスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー
MF:リース・ジェームズ、コバチッチ、カンテ、マルコス・アロンソ
MF:ツィエク、ハヴァーツ
FW:ヴェルナー
負傷者:チアゴ・シウバ、エイブラハム
出場停止者:マウント、ジョルジーニョ
リーズ戦では右ウイングバックにプリシッチを起用するサプライズがあったが、1点リードで守備から入ることが予想される今回は、無難にリース・ジェームズが先発すると予想。ブカレストでの勝利に導いたジルーは直近のリーグ戦では3試合出場しておらず、切り札的存在としてベンチから出番を待つと思われる。
◆アトレティコ・マドリー◆
【3-1-4-2】
▽予想スタメン

GK:オブラク
DF:サビッチ、ホセ・ヒメネス、エルモソ
MF:コケ
MF:トリッピアー、マルコス・ジョレンテ、サウール、カラスコ
FW:スアレス、ジョアン・フェリックス
負傷者:なし
出場停止者:なし
トリッピアーが10試合出場停止処分から明け、1stレグは負傷欠場していたホセ・ヒメネスもヘタフェ戦で復帰した。フルスカッドで逆転を目指す一戦にはレアル・マドリー戦で採用した布陣を予想する。
トリッピアーは処分明けのマドリー戦から3試合連続でフル出場しており、コンディションは問題ない。復帰したことで選択肢も増えており、直近のビルバオ戦とヘタフェ戦では4バックを使用しているため、昨シーズンの主流だった[4-4-2]で挑む可能性も考えられる。
★注目選手
◆チェルシー:クリステンセン

2ndレグも引き続きチアゴ・シウバを欠く中で、ここ数試合で安定したハイパフォーマンスを披露するクリステンセンがチェルシーの注目選手。前監督の下では干されていた感があったが、トゥヘル体制発足以降は12試合のうち9試合で先発出場しており、その間の失点はわずか1点に抑えている。
1stレグでもスアレスやフェリックスといった猛者を相手にしながらも、ミスのない堅実で力強いプレーでほとんど仕事をさせなかった。今回は打って変わって相手が攻撃的に出てくることが予想される中で、如何にその芽を積み続けられるかが鍵となる。
◆アトレティコ:スアレス

一方、アトレティコでは前回沈黙したスアレスの奮起に期待したい。リーグ戦では24試合で18ゴールでバルセロナのメッシに次ぐゴール数を記録しているが、CLではここまで5試合の出場でノーゴールとなっている。
1stレグでは何度かチャンスメイクで攻撃の起点になったが、求められるのは決定的な仕事。個人的にチェルシー戦は10試合で4ゴール2アシストと、経験はチームの誰よりもあるだけに、必須条件の2点に絡む存在感を見せて欲しいところだ。
2ndレグは予定通りロンドンのスタンフォード・ブリッジで行われる。トゥヘル監督就任から公式戦12試合無敗を続けるチェルシーは、アトレティコ戦以降のリーグ戦績は2勝2分け。リバプールやエバートンを下すなど、強敵相手からもしっかり白星を得ている。また、12試合のうち10試合がクリーンシートとなっており、ここまでのホーム戦は5試合で無失点。直近のリーズ戦でもクリーンシートを維持したが、逆に得点もできずゴールレスドローとなった。
一方のアトレティコも、チェルシー戦以降のリーグ戦は2勝2分け無敗と首位を堅守。今月7日のマドリード・ダービーはスアレスのゴールで先制しながらも、終了間際に被弾し1-1で引き分けた。直近のヘタフェ戦はゴールレスドローに終わっており、両チームともに勢いをつけることはできなかった。
◆チェルシー◆
【3-4-2-1】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:メンディ
DF:アスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー
MF:リース・ジェームズ、コバチッチ、カンテ、マルコス・アロンソ
MF:ツィエク、ハヴァーツ
FW:ヴェルナー
負傷者:チアゴ・シウバ、エイブラハム
出場停止者:マウント、ジョルジーニョ
チアゴ・シウバとエイブラハムがケガで欠場。また、1stレグでイエローカードを受けていたマウントとジョルジーニョは共に累積警告で出場できない。
リーズ戦では右ウイングバックにプリシッチを起用するサプライズがあったが、1点リードで守備から入ることが予想される今回は、無難にリース・ジェームズが先発すると予想。ブカレストでの勝利に導いたジルーは直近のリーグ戦では3試合出場しておらず、切り札的存在としてベンチから出番を待つと思われる。
◆アトレティコ・マドリー◆
【3-1-4-2】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:オブラク
DF:サビッチ、ホセ・ヒメネス、エルモソ
MF:コケ
MF:トリッピアー、マルコス・ジョレンテ、サウール、カラスコ
FW:スアレス、ジョアン・フェリックス
負傷者:なし
出場停止者:なし
トリッピアーが10試合出場停止処分から明け、1stレグは負傷欠場していたホセ・ヒメネスもヘタフェ戦で復帰した。フルスカッドで逆転を目指す一戦にはレアル・マドリー戦で採用した布陣を予想する。
トリッピアーは処分明けのマドリー戦から3試合連続でフル出場しており、コンディションは問題ない。復帰したことで選択肢も増えており、直近のビルバオ戦とヘタフェ戦では4バックを使用しているため、昨シーズンの主流だった[4-4-2]で挑む可能性も考えられる。
★注目選手
◆チェルシー:クリステンセン

Getty Images
2ndレグも引き続きチアゴ・シウバを欠く中で、ここ数試合で安定したハイパフォーマンスを披露するクリステンセンがチェルシーの注目選手。前監督の下では干されていた感があったが、トゥヘル体制発足以降は12試合のうち9試合で先発出場しており、その間の失点はわずか1点に抑えている。
1stレグでもスアレスやフェリックスといった猛者を相手にしながらも、ミスのない堅実で力強いプレーでほとんど仕事をさせなかった。今回は打って変わって相手が攻撃的に出てくることが予想される中で、如何にその芽を積み続けられるかが鍵となる。
◆アトレティコ:スアレス

Getty Images
一方、アトレティコでは前回沈黙したスアレスの奮起に期待したい。リーグ戦では24試合で18ゴールでバルセロナのメッシに次ぐゴール数を記録しているが、CLではここまで5試合の出場でノーゴールとなっている。
1stレグでは何度かチャンスメイクで攻撃の起点になったが、求められるのは決定的な仕事。個人的にチェルシー戦は10試合で4ゴール2アシストと、経験はチームの誰よりもあるだけに、必須条件の2点に絡む存在感を見せて欲しいところだ。
チェルシーの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
|
チェルシーの人気記事ランキング
1
2年越しに監督に謝罪…チェルシーGKケパが交代拒否の真相を明かす「無視するつもりなんてなかった」
チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガが、かつての指揮官であるマウリツィオ・サッリ監督に謝罪した。 ケパは2018年8月にアスレティック・ビルバオからチェルシーへと完全移籍。7100万ポンド()の移籍金で加入し、世界で最も高価なGKとなった。 加入1年目にはヨーロッパリーグ(EL)を制するなどチームのタイトル獲得に貢献した一方で、ちょっとした事件を起こしていた。 2019年2月24日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)決勝のマンチェスター・シティ戦。この試合もケパは先発出場していた。 しかし、延長戦に突入した試合では、ケパが痙攣を起こしてプレーが難しいと見られる状況に。そこでサッリ監督は、控えGKのウィリー・カバジェロとの交代を準備した。 ただ、この監督の決断にケパは交代を拒否。そのままプレーを続行すると、PK戦では4-3で敗れシティにEFLカップのタイトルを渡してしまっていた。 ケパは『The Players' Tribune』でこの件についてコメント。ケパはチームのために時間を掛けようとしただけだったものの、サッリ監督がカバジェロをウォーミングアップさせたことで意図が伝わらず、最終的には監督の指示を無視するような形になってしまったとし、謝罪した。 「僕は大丈夫で、ケガをしていないことを伝えようとしたんだ。でも、僕たちは8万人以上の人の前で、ウェンブリーにい宝、サッリは僕のことを理解していなかった」 「第4の審判がボードを上げた時、僕は交代すべきだったし、そうしなかったことは申し訳ないと思っている」 「僕は間違っていた。関係者全員に謝りたい。公の場で僕が貶めたように見えてしまったマウリツィオ・サッリ、チームメイトであり、偉大なプロであるウィリー(・カバジェロ)、そして我慢していたチームメイトやチェルシーファンのみんなにだ」 「試合中、その後の数日間に起きた全ての雑音を、全て我慢しなければならなかった」 「決勝の後、ドレッシングルームで携帯を手にしたら、世界中でニュースになっていることに気がついた。そこから3、4日間は止まらなかった。圧倒的だったし、写真を見たほとんどの人は、僕がマウリツィオ(・サッリ)を軽蔑したと思っただろう」 「僕は誤解されていると感じた。なぜなら、僕は監督を無視するつもりなんてなかったからだ」 「僕は彼に伝えようとしただけだった。そのことをメディアに説明しようとしたけど、それはできなかったんだ」 「幸いなことに、もう過去の話でしかない、僕は今もマウリツィオと素晴らしい関係を築いている。もし今度起きたら、どうすべきかは理解しているよ」 2021.07.27 18:41 Tue2
自宅は海上に? チェルシーを手放してもうすぐ3年…ロシア人実業家アブラモビッチ氏の近況は
チェルシーの前オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏(58)の近況とは。イギリス『ミラー』が各国紙の報道をまとめた。 2000年代初頭にチェルシーを買収したアブラモビッチ氏。それまでイングランドの第二勢力だったクラブを、莫大な資金投下によりタイトル争いの常連とし、一時代を築き上げた。 しかし彼は、ウラジーミル・プーチンとも個人的に親しいロシア人実業家、または政治家。 2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端としてイギリス政府から制裁を科され、チェルシーを手放すことに。長らく英国への入国ができていなかったなか、王国は終焉した。 その後、氏は所有する大型船舶を巡って数百万ドルの脱税をしたとして告発されることに。 この“ヨット”が実質的な住居になっており、ロシア・ソチ、トルコ・イスタンブール、イスラエル・テルアビブを海上で行ったり来たり。 『CNNトルコ』は、アブラモビッチ氏がイスタンブールに不動産を購入と報じるも、具体的な場所の情報がなく、氏の代理人もこれが住居であることを否定。氏の“自宅”は、エーゲ海に面するマルマリス港に停泊しているとのことだ。 なお、2022年にはロシアとウクライナの和平交渉に参与したこともあるアブラモビッチ氏。 しかし、この頃を境にプーチンとの関係が悪化したと伝えられ、ロシア側による毒殺未遂に遭ったという真偽不明の報道も。最近はモスクワへ戻っていない様子で、イスラエル国籍を保有しながらも最近テルアビブにも上陸していないといい、どうやら拠点はトルコにあるようだ。 2025.01.29 19:30 Wed3
ブリッジは“不倫男”テリーを未だに許さず? 自身の近くに引っ越し発覚後、自宅を売却に出す
元イングランド代表DFのウェイン・ブリッジ氏は、チェルシー時代に自身の元恋人と不倫関係にあった元イングランド代表DFのジョン・テリー氏を未だに許してないのかもしれない。イギリス『サン』が報じている。 ブリッジ氏とテリー氏は、同じ39歳でチェルシーとイングランド代表で共闘してきた親友だった。しかし、2010年1月にブリッジ氏が当時交際し、1人の息子をもうけていたヴァネッサ・プロンセルと、既婚のテリー氏に不倫疑惑が持ち上がり、両者の関係は完全に破綻。 この騒動がキッカケでテリー氏はイングランド代表キャプテンをはく奪され、ブリッジ氏も“不倫男”との共闘を望まず、代表辞退という重い決断を下していた。 さらに、不倫問題発覚後、初の直接対決となった試合では当時マンチェスター・シティに在籍していたブリッジ氏が、試合前の握手を拒否。さらに、シティのチームメイトだった元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、得点直後にテリー氏の前に立ちはだかってブリッジ氏を指さすパフォーマンスを見せるなど、大きな話題をさらっていた。 その後、ブリッジ氏は2013年に現在の妻であるイギリス人歌手のフランキーサンド・フォードさんと結婚し、2人の息子を授かっている。 その事件から10年が経った今年に入って両氏は、再びメディアの話題に挙がることに。 『サン』が伝えるところによれば、テリー氏は今年4月にロンドン近郊のサリーに430万ポンド(約6億円)の邸宅を購入し、すでに引っ越しも済ませているという。 そして、その新居から数分の距離にはブリッジ氏と家族が住む550万ポンド(約7億6000万円)の邸宅があった。 しかし、同メディアによると、ブリッジ夫妻はテリー氏の引っ越しが原因かは不明なものの、現在その自宅を売りに出しているという。 この動きに関してある関係者は、「ウェインとジョンは明らかに最高の友人とは言えない。今は不動産市場に不確実性があるが、ウェインとフランキーは新たなスタートを求めている。そして、現在の場所から少し離れた場所に引っ越しをすることを決めた」と、説明している。 今回の引っ越しは単なる偶然の可能性が高そうだが、ブリッジはやはり“不倫男”を許していないのか…。 2020.08.05 15:02 Wed4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.31“ソリッド・モウスタイル”プレミアリーグレコード/チェルシー[2004-05]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.31</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2004-2005シーズン/チェルシー 〜ソリッド・モウスタイル〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2004-05chelsea.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ジョゼ・モウリーニョ(41) 獲得タイトル:プレミアリーグ、リーグカップ 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層9:★★★★★★★★★☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">プレミアリーグレコードで50年ぶりリーグ制覇</div> このシーズンの前年である2003年7月、当時、多額の負債を抱えていたチェルシーは、ロシアの大富豪・ロマン・アブラモビッチによる買収提案を受諾した。これが契機となって世界有数の財力を持ったチェルシーは、これまで以上の大型補強を敢行。そして、2004-05シーズンには、前シーズンにポルトでCLを制覇していたジョゼ・モウリーニョを招聘した。 モウリーニョは、強固な守備と高速カウンターをチームに浸透させ、初年度から結果を残す。勝ち点95(当時のプレミアリーグレコード)、得失点差57という驚異的な数字でプレミアリーグを圧勝。50年ぶりとなるトップリーグ制覇をクラブにもたらした。さらにそれだけにはとどまらず、カーリングカップもリバプールを下して戴冠。CLでは惜しくも準決勝でリバプールに競り負けてしまったものの、クラブ創立100周年を2冠で祝った。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ソリッド・モウスタイル</div> 前年にアブラモビッチがオーナーとなったことで資金力を手にしたチェルシーは、このシーズンにも大胆な補強を行っていた。モウリーニョは、前所属先のポルトからパウロ・フェレイラとリカルド・カルバリョ、そして自身が高く評価していたティアゴを引き入れる。さらに当時、世界的には知名度が低かったドログバをマルセイユから補強。そのほか、ロッベンとケジュマンをPSVから獲得した。 チームの特長は、ソリッドな守備と縦に速いカウンター。今となっては、モウリーニョの十八番と言えるスタイルだ。全盛期だったリカルド・カルバリョとテリー、アンカーのマケレレ、当時からレベルの高いゴールキーピングと抜群の安定感を誇っていたGKチェフが形成する中央のダイヤモンドは強固そのもの。パウロ・フェレイラとギャラスを擁する左右のサイドバックも、攻撃力こそ高くなかったが守備面で崩れることは皆無だった。 ボール奪取後のビルドアップとしては、まずランパードに預けることが多かった。ランパードはそこから敵陣のサイド深くへとロングフィードを送り、ダフやロッベン、ジョー・コールを走らせる。当時のランパードのロングフィードは正確無比。ピンポイントのロングパスをウインガーへ次々に供給していった。 フィニッシャーは、負傷で苦しんだ1年目のドログバではなくグジョンセンがファーストチョイスだった。フィジカルやスピードではドログバに劣っていたグジョンセンだが、冷静なフィニッシュと巧みなスペースメイクでチームに貢献していた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFリカルド・カルバリョ(26)</span> モウリーニョが3000万ユーロを投じて獲得したセンターバックは、金額に見合うパフォーマンスを披露してみせた。テリーと共に鉄壁の守備を披露し、プレミアリーグレコードの15失点でリーグ戦を終えることができた要因となった。鋭い読みと一対一の強さを生かした守備だけではなく、インテリジェンス溢れるビルドアップで攻撃面でも大きく貢献。シーズン終了後、シーズン前に退団したデサイーの存在を懐かしがるチェルシーサポーターは誰一人いなかったはずだ。 2019.04.18 22:00 Thu5
