低調ローマが降格圏パルマに18戦ぶりの白星献上…痛恨のトップ4陥落《セリエA》
2021.03.15 01:11 Mon
セリエA第27節、パルマvsローマが14日にスタディオ・エンニオ・タルディーニで行われ、ホームのパルマが2-0で勝利した。
負傷のムヒタリアンに代えて負傷明けのジェコがリーグ戦9戦ぶりのスタメンを飾ったほか、クリスタンテ、カルスドルプ、ディアワラに代えてイバニェス、ブルーノ・ペレス、エル・シャーラウィを起用した。
立ち上がりから主導権を握って相手を押し込むローマは2分、ブルーノ・ペレスのフィードに反応したジェコが後方からのボールを右足ボレーで合わすが、これはGK正面。続く5分には流れるようなパスワークからボックス左に抜け出したスピナッツォーラの折り返しをゴール前のペッレグリーニがダイレクトで狙うが、相手DFと交錯気味に放ったシュートは枠を捉え切れない。
集中した入りを見せたローマだったが、9分には右サイドでロングフィードに抜け出したマンにクンブラが振り切られてグラウンダーの折り返しを許すと、ファーから内に絞ってきたミハイラに左足ワンタッチで流し込まれ、一瞬の隙を突かれて先制点を奪われた。
前半終盤にかけては焦れて一発を狙うプレーや強引なシュートが目立ち攻撃が停滞し始め、フラストレーションを溜める形でハーフタイムを迎えることになった。
後半も同じメンバーで臨んだローマは開始早々の48分に左サイドを突破したペッゼッラにボックス左から決定的な折り返しを許すが、ゴール至近距離からのマンのシュートはGKパウ・ロペスのビッグセーブで凌ぐ。その直後の51分にはボックス内でのジェコのキープからエル・シャーラウィにボックス左45度の得意の角度からシュートチャンスも、このシュートはDFに触られてわずかに枠の右へ外れる。
すると、絶好の同点機を逸したローマは再び最終ラインの拙守から2点目を奪われる。55分、GKセペからのロングボールを繋がれてペッレにハイラインの背後を完璧に取られると、ボックス内でDFイバニェスがペッレを押し倒してしまいPK献上。これをキッカーのエルナニに決められた。
勝ち点3はおろか勝ち点1も厳しくなったローマは60分に3枚替えを敢行。クンブラとペドロに代えてクリスタンテとカルレス・ペレス、さらにブルーノ・ペレスに代えてこれがセリエAデビューとなる今冬加入のレイノルズをピッチへ送り出す。
しかし、この交代も攻撃を活性化させるまでには至らず、2点リードで専守防衛の構えを見せるホームチームを前に自慢の攻撃が沈黙。77分にはカルレス・ペレスがようやく決定的なシュートを放つが、これはGKセペのビッグセーブに遭う。
その後、ペッレグリーニ、ビジャールを下げてマジョラル、ディアワラの投入で最後までゴールを目指したローマだが。ジェコらが決定力を欠いて一矢報いることも叶わず。
パルマに第9節のジェノア戦以来となる18戦ぶりの白星を献上したローマは、アタランタに抜かれてトップ4圏外の5位に転落。ELシャフタールとの第2戦を挟んで次節は前回対戦で大敗したナポリとのデルビー・デル・ソーレに臨むことになった。
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セリエA2連勝で4位に返り咲いたローマ(勝ち点50)は、降格圏の19位に沈むパルマ(勝ち点16)を相手に今季3度目の3連勝を狙った。ミッドウィークに行われたシャフタールとのヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の初戦に3-0で快勝したチームは、その試合から先発4人を変更。立ち上がりから主導権を握って相手を押し込むローマは2分、ブルーノ・ペレスのフィードに反応したジェコが後方からのボールを右足ボレーで合わすが、これはGK正面。続く5分には流れるようなパスワークからボックス左に抜け出したスピナッツォーラの折り返しをゴール前のペッレグリーニがダイレクトで狙うが、相手DFと交錯気味に放ったシュートは枠を捉え切れない。
集中した入りを見せたローマだったが、9分には右サイドでロングフィードに抜け出したマンにクンブラが振り切られてグラウンダーの折り返しを許すと、ファーから内に絞ってきたミハイラに左足ワンタッチで流し込まれ、一瞬の隙を突かれて先制点を奪われた。
すぐさま反撃に転じるローマはジェコにクサビを打って中央で起点を作りながらスピナッツォーラの左サイド、エル・シャーラウィ、ペドロの積極的な仕掛けを軸に相手ゴールを目指す。幾度かミドルシュートやペッレグリーニの直接FKでゴールに迫る。その一方でハイラインの背後、3バックとウイングバックの間のギャップを狙うパルマのカウンターに手を焼く。
前半終盤にかけては焦れて一発を狙うプレーや強引なシュートが目立ち攻撃が停滞し始め、フラストレーションを溜める形でハーフタイムを迎えることになった。
後半も同じメンバーで臨んだローマは開始早々の48分に左サイドを突破したペッゼッラにボックス左から決定的な折り返しを許すが、ゴール至近距離からのマンのシュートはGKパウ・ロペスのビッグセーブで凌ぐ。その直後の51分にはボックス内でのジェコのキープからエル・シャーラウィにボックス左45度の得意の角度からシュートチャンスも、このシュートはDFに触られてわずかに枠の右へ外れる。
すると、絶好の同点機を逸したローマは再び最終ラインの拙守から2点目を奪われる。55分、GKセペからのロングボールを繋がれてペッレにハイラインの背後を完璧に取られると、ボックス内でDFイバニェスがペッレを押し倒してしまいPK献上。これをキッカーのエルナニに決められた。
勝ち点3はおろか勝ち点1も厳しくなったローマは60分に3枚替えを敢行。クンブラとペドロに代えてクリスタンテとカルレス・ペレス、さらにブルーノ・ペレスに代えてこれがセリエAデビューとなる今冬加入のレイノルズをピッチへ送り出す。
しかし、この交代も攻撃を活性化させるまでには至らず、2点リードで専守防衛の構えを見せるホームチームを前に自慢の攻撃が沈黙。77分にはカルレス・ペレスがようやく決定的なシュートを放つが、これはGKセペのビッグセーブに遭う。
その後、ペッレグリーニ、ビジャールを下げてマジョラル、ディアワラの投入で最後までゴールを目指したローマだが。ジェコらが決定力を欠いて一矢報いることも叶わず。
パルマに第9節のジェノア戦以来となる18戦ぶりの白星を献上したローマは、アタランタに抜かれてトップ4圏外の5位に転落。ELシャフタールとの第2戦を挟んで次節は前回対戦で大敗したナポリとのデルビー・デル・ソーレに臨むことになった。
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