アトレティコ、10人のヘタフェ相手に痛恨ドロー…久保建英はピッチサイドで交代準備もそのままタイムアップ…《ラ・リーガ》
2021.03.14 07:13 Sun
ラ・リーガ第27節、ヘタフェvsアトレティコ・マドリーが13日にコリセリウム・アルフォンソ・ペレスで行われ、0-0のドローに終わった。なお、ヘタフェのMF久保建英はベンチ入りも出場機会はなかった。
一方、アトレティコ(勝ち点62)は先週末のレアル・マドリーとのダービーで勝ち点3奪取を逃すも、最低限の勝ち点1を奪取。また、ミッドウィーク開催のアスレティック・ビルバオとの第18節延期分ではしぶとく2-1の逆転勝利を飾り、2位以下との勝ち点差を「6」に広げた。
来週ミッドウィークに1stレグを0-1で落としたチャンピオンズリーグ(CL)のチェルシー戦を控える中、アスレティック戦から先発3人を変更。フェリペに代えて負傷明けのホセ・ヒメネス、レマルとフェリックスに代わってサウールとコレアが起用された。
この試合、[3-5-2]の布陣で臨んだアトレティコは立ち上がりから相手を押し込んでいく。7分にはコレアのスルーパスに抜け出したカラスコに最初の決定機が訪れるが、右足のシュートはGKの守備範囲。
一方、シメオネ率いるアトレティコ相手のリーグ戦において1度もゴールを奪ったことがないヘタフェは今回の一戦でも攻撃が停滞。前半終了間際にはアレーニャのミドルシュート、そのこぼれ球を繋いでボックス内のクチョ・エルナンデスにシュートチャンスが訪れるが、やはりGKオブラクの牙城を破ることができない。
戦前の予想通り、睨み合いが続きゴールレスで折り返した試合は後半もクローズな展開となる。より勝ち点3が必要なアトレティコはサウールに代えてフェリックスをハーフタイム明けに投入し、より攻撃的な布陣で早い時間帯のゴールを目指す。55分過ぎにはボックス右でジョレンテが折り返したボールをフェリックスが冷静にゴールネットへ流し込むが、これは折り返しの時点ですでにゴールラインを割ったとの判定でゴールは認められず。
その後、64分にコレア、エルモソ、カラスコを下げてデンベレ、レマル、ロージと一気に3枚の交代カードを切ったアトレティコは、後半半ばに数的優位を得る。70分、タッチライン際でボールを残したロージがニョムにアフターチャージを受ける。すると、オンフィールドレビューの結果、足裏を見せた危険なプレーと判断され、レッドカードが掲示された。
残り20分で何とかゴールをこじ開けたいアウェイチームはここから怒涛の攻撃を仕掛けていく。75分、ボックス内でジョレンテのミドルシュートのこぼれ球に反応したデンベレが決定的なシュートを放つが、これはGKソリアのビッグセーブに遭う。
以降も相手ゴールにシュートの雨を浴びせるアトレティコは83分、セットプレーの二次攻撃からボックス右でジョレンテのパスに反応したスアレスが絶妙なワンタッチループシュートを放つが、GKの頭上を越えたボールは惜しくも左ポストを叩いた。
試合最終盤にかけても専守防衛の構えを見せるホームチームに対してアトレティコの決死の猛攻が続く。だが、守護神ソリアを中心に身体を張るヘタフェの堅守によって均衡は保たれたまま試合はタイムアップ。なお、久保は試合終了間際の時間稼ぎの交代としてピッチサイドで投入を待っていたが、ピッチに入ることは叶わなかった。
得意とするヘタフェ相手に勝ち切れなかったアトレティコは、今節の結果次第で2位バルセロナとの勝ち点差が4ポイントに詰まる可能性が出てきた。また、来週のチェルシー戦に向けても攻撃陣に不安を残す結果となった。
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現在、15位のヘタフェ(勝ち点27)は前節、バジャドリーとの下位対決を1-2で落として連勝のチャンスを逃した。首位チームとのマドリード自治州ダービーで2戦ぶりの白星を狙った中、久保は6試合連続でベンチスタートとなった。来週ミッドウィークに1stレグを0-1で落としたチャンピオンズリーグ(CL)のチェルシー戦を控える中、アスレティック戦から先発3人を変更。フェリペに代えて負傷明けのホセ・ヒメネス、レマルとフェリックスに代わってサウールとコレアが起用された。
この試合、[3-5-2]の布陣で臨んだアトレティコは立ち上がりから相手を押し込んでいく。7分にはコレアのスルーパスに抜け出したカラスコに最初の決定機が訪れるが、右足のシュートはGKの守備範囲。
以降もボールを握ってヘタフェの[4-4-2]の守備ブロックに揺さぶりをかけ続けるが、連戦の疲れか最後のプレー精度、アイデアにかけてなかなか決定機まで持ち込めない。
一方、シメオネ率いるアトレティコ相手のリーグ戦において1度もゴールを奪ったことがないヘタフェは今回の一戦でも攻撃が停滞。前半終了間際にはアレーニャのミドルシュート、そのこぼれ球を繋いでボックス内のクチョ・エルナンデスにシュートチャンスが訪れるが、やはりGKオブラクの牙城を破ることができない。
戦前の予想通り、睨み合いが続きゴールレスで折り返した試合は後半もクローズな展開となる。より勝ち点3が必要なアトレティコはサウールに代えてフェリックスをハーフタイム明けに投入し、より攻撃的な布陣で早い時間帯のゴールを目指す。55分過ぎにはボックス右でジョレンテが折り返したボールをフェリックスが冷静にゴールネットへ流し込むが、これは折り返しの時点ですでにゴールラインを割ったとの判定でゴールは認められず。
その後、64分にコレア、エルモソ、カラスコを下げてデンベレ、レマル、ロージと一気に3枚の交代カードを切ったアトレティコは、後半半ばに数的優位を得る。70分、タッチライン際でボールを残したロージがニョムにアフターチャージを受ける。すると、オンフィールドレビューの結果、足裏を見せた危険なプレーと判断され、レッドカードが掲示された。
残り20分で何とかゴールをこじ開けたいアウェイチームはここから怒涛の攻撃を仕掛けていく。75分、ボックス内でジョレンテのミドルシュートのこぼれ球に反応したデンベレが決定的なシュートを放つが、これはGKソリアのビッグセーブに遭う。
以降も相手ゴールにシュートの雨を浴びせるアトレティコは83分、セットプレーの二次攻撃からボックス右でジョレンテのパスに反応したスアレスが絶妙なワンタッチループシュートを放つが、GKの頭上を越えたボールは惜しくも左ポストを叩いた。
試合最終盤にかけても専守防衛の構えを見せるホームチームに対してアトレティコの決死の猛攻が続く。だが、守護神ソリアを中心に身体を張るヘタフェの堅守によって均衡は保たれたまま試合はタイムアップ。なお、久保は試合終了間際の時間稼ぎの交代としてピッチサイドで投入を待っていたが、ピッチに入ることは叶わなかった。
得意とするヘタフェ相手に勝ち切れなかったアトレティコは、今節の結果次第で2位バルセロナとの勝ち点差が4ポイントに詰まる可能性が出てきた。また、来週のチェルシー戦に向けても攻撃陣に不安を残す結果となった。
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